マネージドKubernetes、「Kubernetes Service Hatoba」を使ってみよう

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富士通クラウドテクノロジーズ株式会社
世良迪夫
マネージドKubernetes
「Kubernetes Service Hatoba」を使ってみよう

自己紹介
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◼ 世良迪夫（SERA Michio）
• 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社
• 昔はニフティって名前の会社でした
• Software Developer
• ニフクラ Hatoba開発リーダーなど
• CKA
• 書籍
• 解体kubeadm

DevOpsとKubernetes
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今回のテーマでオススメの書籍
https://www.oreilly.co.jp/books/9784873119014/
◼ DevOpsの文脈でもKubernetesは業界標準
• デプロイが容易
• デプロイにかかる時間が短縮
• 誰でも同じ方法でデプロイできる（属人化しない）
• 高度な冗長化
• 障害があっても自動で復旧
• 無停止でリリース
• 自動化されたオペレーション
• 複雑なアップグレードやネットワーク設定等を自動化

クラウドネイティブDevOpsとは？
クラウドネイティブな方法で
DevOpsすること
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クラウドネイティブとは？
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◼ CNCFによる定義
https://github.com/cncf/toc/blob/main/DEFINITION.md
クラウドネイティブ技術は、パブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッド
クラウドなどの近代的でダイナミックな環境において、スケーラブルなアプリケーション
を構築および実行するための能力を組織にもたらします。このアプローチの代表例に、コ
ンテナ、サービスメッシュ、マイクロサービス、イミュータブルインフラストラクチャ、
および宣言型APIがあります。
これらの手法により、回復性、管理力、および可観測性のある疎結合システムが実現しま
す。これらを堅牢な自動化と組み合わせることで、エンジニアはインパクトのある変更を
最小限の労力で頻繁かつ予測どおりに行うことができます。

クラウドネイティブをかみ砕くと…
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◼ 運用自動化
• 障害修復や設定管理など、エンジニアが必要な運用作業が必要最小限になっている
• たとえば、設定ファイルをGitリポジトリ上で更新するだけでシステムに反映できる
◼ 高度な冗長化と疎結合
• システムが分散化され疎結合な状態になっている
• 部分的な改修が容易で、システム無停止でリリースができる（＝頻繁にリリース可能）
• 障害が発生してもユーザーへの影響がない（または少ない）
◼ 可観測
• 分散化され複雑なシステムになる代わりに、容易に全体の状況がわかるようになっている
• たとえば、ダッシュボードを見たり、少し検索するだけでシステムの状況調査ができる
他にも「Kubernetesで実践するクラウドネイティブDevOps」での解釈もわかりやすいのでオススメです

クラウドネイティブの近道はKubernetes
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◼ 必ずしもクラウドネイティブ＝Kubernetesではない
• Kubernetesはあくまで手段の一つ
◼ ただ、Kubernetesはクラウドネイティブなシステムを実現するための機能
が備わっており、事実上のスタンダードとなっている
◼ 既に多くの企業でKubernetesが導入されクラウドネイティブDevOpsが実
現されている
• ≒ その企業のバリューを高速かつ最大限に出せるようになっている

Kubernetes難しい…
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◼ Kubernetesを導入するには専門チームが必要になるぐらいには難しい
• Kubernetesの技術は日進月歩
• 高度で複雑な分散システム
◼ 専門チームを用意するほどの余裕がない企業も多い…
◼ マネージドKubernetesを使うのが一番オススメ
• Kubernetesの難しい部分の大半をマネージド側でいい感じにやってくれる
• ニフクラなら…「Kubernetes Service Hatoba」

ニフクラ Kubernetes Service Hatoba
◼ クラスターを簡単に作成・管理
◼ ニフクラ上のサービスと連携可能
◼ 運用に便利な機能が実装済み
• ファイアウォール
• スナップショット
• アップグレード
• 自動修復
• など
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ニフクラにおけるKubernetes as a Service

ファイアウォールグループ作成（1/2）
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ファイアウォールグループ作成（2/2）
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◼ IPアドレスによるアクセス制御が簡単に設定可能

クラスター作成（1/3）
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◼ ノードプールと呼ばれる単位でスペックやノード数を設定

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クレデンシャル表示
◼ 表示された内容を設定することで、kubectl等から操作可能
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kubectl
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$ kubectl get nodes
NAME STATUS ROLES AGE VERSION
pool01-n0n2x Ready <none> 101m v1.20.1
pool01-rwhla Ready <none> 101m v1.20.1
pool01-uehwn Ready <none> 101m v1.20.1
◼ kubectl等でKubernetes標準に従った操作が可能
• Kubernetes標準の仕組みで好きなアプリケーションをデプロイし放題
今回の導入はKubernetes Service Hatobaの「クイックスタート」にも詳細に記載されています。
https://pfs.nifcloud.com/guide/kubernetes-service-hatoba/quickstart.htm

便利な機能の紹介
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◼ スナップショット
• クラスターの状態（manifest）をスナップショットとして保存・復元が可能
• もしもの時のバックアップが作れる
◼ アップグレード
• クラスターのKubernetesバージョンを設定変更するだけでアップグレード
• 3～4ヶ月で新バージョンが出るKubernetesに対して簡単に追従できる
◼ 自動修復
• ノードに何らかの問題が発生した時に、自動的に再起動やノード再作成を実施
• 複雑な設定なしに自動的にノード障害に対処できる

まとめ
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◼ クラウドネイティブなDevOpsの実現にはKubernetesの活用が近道
◼ Kubernetesを活用するにはマネージドKubernetesがオススメ
◼ ニフクラなら「Kubernetes Service Hatoba」
• Kubernetesサービスを作りたい開発者はぜひ弊社に！We are hiring!!

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