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2019.02.19 Tue.
丸善雄松堂株式会社
増井尊久
「コンテンツの消費」から「創造と編集」の学びへ:
事例とトレンドから見るFabの教育的意義
0
本日のアジェンダ
1
1. Fabとは何か?
2. ファブスペースで何ができるのか?
3. 教育(あるいは学び)のトレンドとFab
4. 大学図書館の事例
5. 公共図書館の事例
2
自己紹介
• もともと雄松堂書店の開発部でデジタル
アーカイブ事業に従事
• その後、旧丸善との統合と同時に「図書
館サービス事業部(現アカデミック・プロセ
ス・ソリューション事業部)」に配属
• 2012年頃(?)から図書館総合展運
営委員
• 図書館総合展運営委員会と丸善雄松
堂が共催する「海外図書館研修」にて、
英語圏における通訳として同行
• このほか、ウィキペィディア界隈でもちょろち
ょろと活動中
増井尊久(あるいはEdward Masui)
丸善雄松堂 Research & Innovation本部 ソリューション開発部
3
本日お伝えしたいこと
利用者
コミュニティー
のニーズ
図書館の
従来の役割
Fab
4
Fabとは何か?
5
語源
Fabrication
Fabulous
製作、製造
素晴らしい、愉快な
6
ファブスペースといえば…
1998年、マサチューセッツ工科大学Center for Bits and Atoms
(CBA)のNeil Gershenfeld所長が“How to make (almost)
anything”というクラスをスタート
当初、主に工学系の学生が参加すると想定していたが…
実際には、工学系に交じって建築系や芸術系などさまざまな学生が参加した
2002年、Gershenfeld氏が中心となり、インドの田舎に
初のファブラボ(Fab Lab)を立ち上げた。
現在、世界中に約1,600カ所のファブラボが存在する
日本では2011年にFabLab KamakuraとFabLab Tsukubaが
オープンし、現在日本全国に19カ所のファブラボが存在する
(※移転のための休業中のラボを含む)
Fab Lab
7
そのほかのファブスペース
「パーソナルファブリケーション」
を核とし、ファブラボ憲章に則っ
てデジタルファブリケーション機
器がそろえられた空間
Fab Lab
Makerspace
Hackerspace
デジタルテクノロジー
に限定しない、さま
ざまなメイカーたちが
集う空間
コンピューターや情報
テクノロジーに重点が
置かれ、主にプログラ
マーやウェブデザイナー
が集う空間
ここでは、(便宜上)総称してファブスペースと呼びます
※ただし、北米ではMakerspaceが総称として使われることが多いです。
8
日本におけるファブスペースの数
fabcrossのウェブサイト(https://fabcross.jp/topics/research/dmln53000009a49x-att/dmln53000009a4h8.pdf)から抜粋
9
ファブスペースの定義
• 学びと教育に重点が置かれ、学習者を知の消費者から生成者に
変える
• 人びとが集まり、リソースや知識を共有し、プロジェクトに取り組み、
コミュニティーを形成する場
• 空間そのものやその場に置いてある機材から生まれるものではなく、
「利用者同士のパートナーシップ」「コラボレーション」「クリエーション」
のマインドセットから生まれる
ファブスペースは
“Wang, F., Wang, W., Wilson, S., & Ahmed, N. (2016). The state of library
makerspaces. International Journal of Librarianship, 1(1), 2-16.“より抜粋
Fab≠ものづくり
10
Fab City Global Initiative
中央集約の大量生産から
自律分散型の地域生産へのシフト?
モノの分散化、教育の分散化、エネルギーの分散化、物流の分散化…などなど
ローカルに生産し、グローバルにつながっている都市へ
Fab ≒
https://fab.city/より
11
Fab City Global Initiative
1. 環境主義
2. 包摂的
3. グローカリズム
4. 自主参加
5. 経済の成長と雇用
6. ローカル生産
7. 人間中心
8. 全体論的アプローチ
9. オープンソース主義
10.実験的な姿勢
Fab Cityの10原則
https://fab.city/uploads/Manifesto.pdf
12
Fab City Global Initiative
https://fab.city/より
13
Fab City Global Initiative
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kisya/data/2018/20180717.htmlより
14
くどいようですが…
Fab≠ものづくり
Fab=マインドセット、ムーブメント、
ファブ=空間、機材
vs.
活動…
15
2. ファブスペースで
何ができるのか?
デジタルファブリケーション機器が動いているところを見てみましょう
3D プリンター レーザーカッター
CNCミリングマシン デジタル刺しゅうミシン
※この画像はリンク先の動画のスクリーンショットを組み合わせたものです。
利用事例1:Scream Body
https://www.youtube.com/watch?v=yU2KUMKsGNIより
利用事例 2:手ルミン
演奏の様子はこちらから→
https://fabble.cc/namekawahiro/teruminnより
https://www.youtube.com/watch?v=zgcxH8Qliacより
利用事例 3:KULUSKA OBAMA SLIPPER
20
3. 教育のトレンドとFab
(あるいは学び)
世界における教育のトレンド
21
1. 学習の個別最適化(EdTech, Learning Analytics, etc)
2. PBL (Project Based Learning)
教科学習
PBL
(PBLって具体的にイメージできない…)
北米における教育のトレンド:高等教育編
22https://library.educause.edu/~/media/files/library/2018/8/2018horizonreport.pdfより抜粋
NMC Horizon Report: 2018 Higher Education Edition
高等教育におけるテクノロジーの重要なトレンドより
北米における教育のトレンド:初等~中等教育編
23https://cdn.nmc.org/media/2017-nmc-cosn-horizon-report-k12-EN.pdfより抜粋
NMC/CoSN Horizon Report: 2017 K-12より
初等、中等教育におけるテクノロジーの重要なトレンド
ファブスペースの効果
24
コミュニティーの形成
テクノロジーへの
平等なアクセス
• 機器取扱い技能の習得
• 職業訓練の一環
• 異なるレベルの利用者による教え合い
• 「ものづくり」をきっかけとしたコミュニティー
• 地域の工場、工房、学校等との連携
21世紀型スキルの養成
• デザイン思考、プロトタイピング
• 情報リテラシー
• 問題解決力
利用者の課題解決
利用者の学習支援
• 3D出力したモデル等を活用
することによる理解の深化
• インフォーマルラーニングや
生涯学習の場の提供
地域振興・社会貢献
• スタートアップ企業の製品開発支援
• 地域の素材・技術をつかったイベント実施
• 地域の文化財の活用、博物館との連携
Fab • 就業支援
• 障害のある利用者の支援
25
Empathize Define Ideate Prototype Test
Review Refine
Design Thinking
Prototyping
定義の再考
テストを通して新たなアイデアが生まれる
試作を通して新たなアイデアを得る
デジタルファブリケーション機器により
アイデアを形にする敷居が低くなる
テストを通してユーザーをよりよく知る
失敗する可能性が
織り込まれたプロセス
「失敗して当然」
「とりあえずやってみよう」
というマインドセットの醸成
プロトタイピングの
スピードが速くなる
観察/共感 問題定義 アイデア創出 プロトタイピング 検証
改善評価
Fabが醸成するマインドセット
地域社会におけるFab―事例
学生が3Dプリンタを使って伝統的なお面を複製、
視覚障害者にもアクセスを提供
• 和歌山県立博物館と協力し産業デ
ザイン科の生徒が、県指定文化財の
能面など仮面のレプリカ6点を作製
• レプリカは博物館に展示され、視覚障
害者などが、自由に文化財を指先で
触れて鑑賞することができる
• 同高校ではほかにも、県立博物館の
「お身代わり仏像プロジェクト」に協力
(出典:https://mainichi.jp/articles/20180305/k00/00e/040/184000c)
地域振興・社会貢献利用者の課題解決
(出典:http://makezine.jp/blog/2016/11/problem-bank-education-3d-printing.html)
和歌山県立和歌山工業高校
27
日本においてはどうか? 関係省庁の見解 教育機関編-1(※適宜抜粋)
今後取り組むべき教育政策の方向性
1. 「公正に個別最適化された学び」を実現する多様な学習機会と場の提供
2. 基礎的読解力、数学的思考力などの基盤的な学力や情報活用能力をすべての児童
生徒が習得
3. 文理分断からの脱却
例えば、大学の場合:
“STEAM やデザイン思考などの教育が十分に提供できるよう、大学による教育プログラム
の見直しを促進する。具体的には、学生が共通的に学ぶリベラルアーツと学生が選択す
る人社系、STEAM 系、保健系等の専門分野について、学部を超えて提供される構造へ
と変える。”
文部科学省
「Society 5.0に向けた人材育成 ~ 社会が変わる、学びが変わる ~ 」
新たな社会を牽引する人材
• 技術革新や価値創造の源となる飛躍知を発見・創造する人材
• 技術革新と社会課題をつなげ、プラットフォームを創造する人材
• 様々な分野においてAIやデータの力を最大限活用し展開できる人材 等
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/06/06/1405844_002.pdf より抜粋
28
日本においてはどうか?関係省庁の見解 教育機関編-2(※適宜抜粋)
経済産業省
「 『未来の教室』と EdTech 研究会 第1次提言」
日本社会と教育の課題=「創造的な課題発見・解決力」(の欠落)
1. 50センチ革命
自己肯定感や自己効力感、圧倒的な当事者意識、他者への共感力、課題の発見力、
(勝算や成否を恐れず)最初の一歩を踏み出す力
2. 越境
自らの思考の軸になる専門性のほか異分野の視点や知見を理解する力(本来の基礎
学力)、多様性の受容力、タテ割りや対立を溶かす対話力、巻き込む力
3. 試行錯誤
遊び心、創造性、正解なき中での思考力、リフレクション(省察)、失敗からの回復力
今後、必要となる人材=チェンジメーカー
チェンジ・メイカーとは、「過去の成功パターンを頼りにできない環境で課題の本質を見極
め、様々な分野の個人・組織の力を集め、試行錯誤を繰り返し、状況を変える」人材
http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/data/pdf/20180628001_1.pdfより抜粋
29
※第20回図書館総合展「学びのインフラとしてのFabとIoT〜新たな情報環境の到来と図書館が切り拓く未来〜」 柴田氏(経産省)の発表スライドから抜粋
日本においてはどうか?関係省庁の見解 教育機関編-3
日本においてはどうか? 関係省庁の見解 社会教育編-1(※適宜抜粋)
30
「人生100年時代」の「働き方」と「生き抜く力」
• 「人生100年時代」において、キャリア・オーナーシップや「成果」を出すマインド、そのための
社会人基礎力は必要不可⽋な⼟台。
• 付加価値を発揮し続けるためには、「一億総学び」社会の下で、絶えず学び直しを通じたアッ
プデートや新たなスキルの獲得が必要不可⽋。
経済産業省
「『人生100年時代の社会人基礎力』と『リカレント教育』について」
http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/data/pdf/20180319001_3.pdfより抜粋
文部科学省
「人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育に関する現状」
日本においてはどうか? 関係省庁の見解 社会教育編-2(※適宜抜粋)
31
社会教育に期待される役割と方向性
• 地域コミュニティーの維持、活性化への貢献(学びの成果を活かした地域づくり)
• 社会的包摂への寄与(高齢者、障害者、外国人、困難を抱える人々など、住民が孤
立せず社会参加)
• 社会の変化に対応した学習機会の提供(長寿化、社会変動の中、求められる能力の
変化への対応)
新しい「学びの場」と社会環境の変化に対応した社会教育施設の運営・整備
• 公民館、図書館、博物館
(出典:http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/siryou/__icsFiles/afieldfile/2018/03/23/1402576_2.pdf)
32
図書館×Fabの事例紹介
33
• 「大学図書館×Fab」については、ARL(北米図書館
協会)やNMC(New Media Center)が発行した
レポートをもとに全体的なトレンドを整理しています
• 設置の背景や意義をより明確にするために、各館の中
長期計画や全体の方針の中でファブスペースと関連性
がある部分を抜粋しています
• 雰囲気を味わっていただくために動画を多めにしています
• どんな機材があって…などの詳細は割愛しています
事例紹介のポイント
34
4. 大学図書館×Fab
大学図書館における6つのトレンド
35
6. Valuing the User Experience
“NMC Horizon Report: 2017 Library Edition”に見る
1. Cross-Institutional Collaboration
2. Evolving Nature of the Scholarly Record
3. Patrons as Creators
4. Rethinking Library Spaces
5. Research Data Management
大学図書館の6つのトレンド
機関横断型コラボレーション
クリエーターとしての利用者
学術情報の進化
図書館スペースの再考
リサーチ・データ・マネジメント
ユーザーエクスペリエンスの重要性
※レポートはこちらから→ http://cdn.nmc.org/media/2017-nmc-horizon-report-library-EN.pdf
36
OLD
コンテンツの消費を通しての学び ものづくりと創造を通しての学び
学び方のシフト
Learning by consuming contents Learning by making and creating
NEW
※ARL(Association of Research Libraries, 北米研究図書館協会)の報告書より抜粋
SPEC Kit 348: Rapid Fabrication/Makerspace Services (September 2015):https://doi.org/10.29242/spec.348
館内でファブスペースを提供している、
計画している、あるいは試験段階
ファブスペースの導入を検討している
ファブスペースの導入を検討していない
アンケートに回答した大学図書館
の約8割がファブスペースを肯定的
に捉えている
利用者をクリエーターとして捉える
ARL(北米研究図書館協会)が提示するFabと大学図書館の可能性
37
戦略的関連性(strategic relevance)
※https://publications.arl.org/Rapid-Fabrication-Makerspace-Services-SPEC-Kit-348/より抜粋
1. 図書館のスペースの再考
2. リサーチデータマネージメント
3. 研究のライフサイクル
ファブスペースを補完する大学図書館のコアコンピタンス
1. 情報全般(の拡張)
2. データマネジメント
3. リテラシーの向上
4. 研究支援
5. 公共スペース
• 新たな情報形式と向き合う必要性(紙→.txt→mp3, mp4→???)
• ファブ施設で生成されるデザインやモデル、3Dデータなどのデータ
は今後学術情報の一部となる
• 新たな情報流通スキームのハブとなる可能性=Fab Library
Network(仮)
38
新たな情報環境との向き合い方を学ぶ場としての図書館
• デジタルファブリケーション機器などのテクノロジーに関するリテラシー
• デザイン、科学、工学、アート、数学など基礎的リテラシー
• 著作権やオープンデータ、製造物責任に関する情報リテラシー
学術情報の集積所としての図書館
リテラシーの向上
データマネジメント
情報(の拡張)
情報のライフサイクルの延長
• ファブリケーションは情報をモノに、モノを情報に変える
• 情報とモノとの境界線が曖昧になる
Fabと大学図書館のコアコンピタンス-1
39
パブリックスペースとしての図書館
• 全学(あるいは地域)に開かれたアクセス→多様性を担保
• 学部横断型の活動を支援公共性
一系、一分野に収まらない研究を支える図書館
• Fabにはデザイン、科学、工学、芸術、数学などさまざまな
分野の知識が必要(研究者が一人でカバーするのは極
めて難しい)
• 研究結果やプロセスのアーカイブ・管理の必要性
研究支援
Fabと大学図書館のコアコンピタンス-2
• 人材
• ローカルの情報マネージメント
• “レファレンス”に関するグローバルな知識
• ロケーション
• 空間設計
• 導入されるハード・ソフト
このほか、(図書館での)ファブスペースの成功は下記の6要素による
現場からの声
40
• イノベーションの触媒になる
• 学術コミュニケーションの一環
• 参加型共同学習のハブ
• 学術的活動の視覚化とアクティブラーニングの次のステップ
• クリエイティビティを醸成する
• 実践(“doing”)を通した調査、研究、学習を可能にする
• そのテクノロジーの応用の幅の広さから、複数の学部を横断する中心的な場
所にあるべきで、図書館にファブスペースを設置すればこのテクノロジーを利用
者コミュニティー(≒学校)全体に提供することが可能となる
…など
図書館のファブスペースを運営する現場スタッフによると、
ファブスペースは…
ジョージタウン大学ウェブサイトより
https://www.library.georgetown.edu/about/mission/strategic-initiatives
ジョージタウン大学図書館: Maker Hub at Mann Library-1
Georgetown University Libraryの
「2015-2020 中期計画」より
• 教育、学習、研究の触媒として学術プロセスにかかわる
• 利用者中心のイノベーションとコラボレーションを通して知の創造を培う
• 図書館の空間を学術活動、研究、省察、そしてコラボレーションのための
場所に変革する
• キャンパスおよびコミュニティエンゲージメントの拡張を通して共通善を推進する
• 質の高い図書館サービス、蔵書、空間が提供できる、多様で能力の高い職員
をリクルート、育成、維持する
41
5つのイニシアティブ
ジョージタウン大学ウェブサイトより
https://www.library.georgetown.edu/about/mission/strategic-initiatives
ジョージタウン大学図書館: Maker Hub at Mann Library-2
Georgetown University Libraryの
「 2015-2020 中期計画」より
利用者中心のイノベーションとコラボレーションを通して知の創造を培う
42
図書館の空間を学術活動、研究、省察、そしてコラボレーションのための
場所に変革する
• イノベーティブなテクノロジーの推進、クリエイティブなツールの提供、共同的な
パートナーシップを通して教育と学習の質を高め、利用者が知識を生成、流通、
そして共有できるようにする
• 学習、コラボレーション、イノベーションを促す魅力的な空間を、図書館の空間
基本計画 (Master Space Plan)に即した形で提供する
• 大学全体の教育と研究ニーズの変化、および図書館の利用者コミュニティーの
多様性と彼(女)らの幅広い期待値をサービスに反映させる
43
1.メディアセンターで提供してきたデジタルメディア機器、ソフトウェア、
ハードウェア、および専門知識へのアクセスをさらに拡大するために、
2016年に図書館に設置した。
2.アイデアラボとメイカーハブの2つの空間で構成される
ビジョンより
「…Maker Hubは、学生は情報の消費だけでなく生成すべきという
新たな教育理論におけるエキサイティングな時代のシンボルである」
概要
ジョージタウン大学ウェブサイトより
https://www.library.georgetown.edu/makerhub/about
ジョージタウン大学図書館: Maker Hub at Mann Library-3
Maker Hubの様子
North Carolina State Universityウェブサイトより
https://www.lib.ncsu.edu/sites/default/files/files/images/NCSU_Libraries_Strategic_Plan_FY17-FY20-062916FINAL.pdf
NC State University Libraryの
2016-2019 四カ年計画より
図書館は本学のコミュニティーとそのパートナーにとって知への入り口である。情
報サービスと蔵書の最先端を定義することで、大学のミッションの支援を世界の
知の生成、向上に寄与する
44
図書館は本学にとって競争的優位性であり、大学全体を向上させる
ビジョン
ミッション
ノースカロライナ州立大学: Makerspace at D. H. Hill Library-1
North Carolina State Universityウェブサイトより
https://www.lib.ncsu.edu/sites/default/files/files/images/NCSU_Libraries_Strategic_Plan_FY17-FY20-062916FINAL.pdf
ノースカロライナ州立大学: Makerspace at D. H. Hill Library-2
NC State University Libraryの
2016-2019 四カ年計画より
• 学生の成功に寄与する
• 研究インフラに戦略的に投資する
• 学際的な活動を涵養し、社会の課題を解決する
• 組織としての質の向上に努める
• 戦略的なパートナーシップを構築する
45
ミッションを実現するためのゴール
North Carolina State Universityウェブサイトより
https://www.lib.ncsu.edu/sites/default/files/files/images/NCSU_Libraries_Strategic_Plan_FY17-FY20-
062916FINAL.pdf
• 学生の成功に寄与する
– 教員およびそのほかの部署との連携を通して、ファブスペースのツールやテクノロジーへのアクセスを
民主化するプログラムやサービスを提供する
• 学際的な活動を涵養し、社会の課題を解決する
– Hunt Libraryの先進的なテクノロジーおよび空間、そしてD. H. Hill Libraryの
Visualizationの好評価と成功をベースに、クリエイティブなプログラムとアウトリーチ活動を通して
学際的な学術活動をさらに推進する
46
ミッションを実現するためのゴール
ノースカロライナ州立大学: Makerspace at D. H. Hill Library-3
NC State University Libraryの
2016-2019 四カ年計画より
47
ノースカロライナ大学図書館ウェブサイトより
https://www.lib.ncsu.edu/spaces/d-h-hill-makerspace
どんなものが作られているのか?
ノースカロライナ州立大学: Makerspace at D. H. Hill Library-4
48
ライアソン大学ウェブサイトより
https://library.ryerson.ca/wp-content/uploads/RULAEnvironmentalScanReport-Nov2014.pdf
ライアソン大学: Digital Media Experience Lab-1
Ryerson University Libraries and Archives
2014年環境分析より
昨今の教育理論の発展は、体験学習と実践を通しての学び
(learning by doing)の重要性を示唆している。例えば、ファブ
スペースは同じような興味を持つコミュニティーのメンバーが集い、知識や
情報源を共有しながらものづくりする場になっている。大学図書館のフ
ァブスペースは、体験型の探究や参加型学習を可能にする資材、機
材、そしてテクノロジーを提供する場である。
テクノロジーの進化
49
Ryerson University Libraries and Archives
2014年-2019年 五カ年計画より
図書館は学習、教育、研究、そしてクリエイティブな活動に不可⽋である。
我々は必要な情報源を収集、整理、保存することで、情報へのアクセスを
可能にし、我々のサービスは知識の創造を支援することに重きを置く。
学生、教員、そしてコミュニティーとのエンゲージメントを通して、批判的思考者
と生涯学習者の育成に寄与する。
From Repository to Collaboratory:
Investing in Connections, Content, and Communities
ミッション
ライアソン大学ウェブサイトより
https://library.ryerson.ca/wp-content/uploads/2014-2019-Strategic-Plan-PDF.pdf
リポジトリーからコラボラトリーへ:
つながり、コンテンツ、コミュニティーへの投資
ライアソン大学: Digital Media Experience Lab-2
五カ年計画のタイトル
50
Ryerson University Libraries and Archives
2014年-2019年 五カ年計画より
4つの施策
ライアソン大学ウェブサイトより
https://library.ryerson.ca/wp-content/uploads/2014-2019-Strategic-Plan-PDF.pdf
1. 学生に対するエンゲージメントと体験型学習を通した成功体験を向上させる
2. SRC (Scholarly 学術, Research 研究, Creative 創造)活動の質、量、
そしてインパクトを向上させる
3. イノベーティブな生態系を創造する
4. コミュニティーエンゲージメントと地域連携を拡張する
ライアソン大学: Digital Media Experience Lab-3
51
Ryerson University Libraries and Archives
2014年-2019年 五カ年計画より
ライアソン大学ウェブサイトより
https://library.ryerson.ca/wp-content/uploads/2014-2019-Strategic-Plan-PDF.pdf
学生に対するエンゲージメントと体験型学習を通した成功体験を向上させる
“…学生がコラボレーション、研究、あるいは学習する上で触発的 (inspiring) な空間が
提供できるように物理的なインフラを見直す…”
“…図書館は学生センターに設置された学習ラボのような新しい空間のテクノロジーに関する
ニーズに対応する必要性がある…”
イノベーティブな生態系を創造する
ライアソン大学: Digital Media Experience Lab-4
52
ライアソン大学ウェブサイトより
https://library.ryerson.ca/wp-content/uploads/2014-2019-Strategic-Plan-PDF.pdf
DME= “デジタルリテラシー体験型学習ラボ”
• Ryerson University & Archivesの延長として2015年、
Student Learning Centerにオープン
• Library Information Technology Servicesの部長曰く、
「従来、学生は書架が提供するセレンディピティについてよく話を
していたけど、DME Labはデジタル時代におけるセレンディピティ
の場所なのです。」
ライアソン大学: Digital Media Experience Lab-5
53
ビクトリア大学ウェブサイトより
http://maker.uvic.ca/
どんな活動が行われているのか?
【おまけ】ビクトリア大学:Uvic’s Maker Lab in the Humanities
Fab×人文学
• 2012年9月にオープン
• “…MLabは、フィジカル・コンピューティング*、デジタルファブリケーション、および
展示を研究の優先領域として持ち、文化批評と実験的プロトタイピング、そし
て電子工学を横断する…” *主にデジタルと物理的なモノが交錯する際に生み出されるデータを
研究対象とする
54
5. 公共図書館×Fab
公共図書館におけるファブスペースの意義
55
テクノロジーへの
平等なアクセスを担保 コミュニティ
エンゲージメントの一環
生涯学習
就職支援
ジョージタウン大学ウェブサイトより
https://www.library.georgetown.edu/about/mission/strategic-initiatives
シカゴ公共図書館
シカゴ公共図書館の「2015-2019 中期計画」より
1. NURTURE LEARNING
学びを醸成する
2. SUPPORT ECONOMIC ADVANCEMENT
経済的活性化を支援する
3. STRENGTHEN COMMUNITIES
コミュニティーを強化する
56
「STEAM」という言葉が
14回登場
戦略的優先事項 (Strategic priorities)
ジョージタウン大学ウェブサイトより
https://www.library.georgetown.edu/about/mission/strategic-initiatives
シカゴ公共図書館:Maker Lab-1
シカゴ公共図書館の「2015-2019 中期計画」より
1.NURTURE LEARNING
学びを醸成する
57
“…リテラシーやそのほかの21世紀型スキル、創造性とイノベーション、
批判的思考と課題解決、デジタル、文化、情報リテラシー、コミュニケー
ションやコラボレーションの構築…”
“…STEAMに対する学習意欲を向上させる…”
“…利用者の3Dデザインやファブリケーションに対するアクセスを提供す
るMaker Lab…”
Maker Labの中間報告より
https://d4804za1f1gw.cloudfront.net/wp-
content/uploads/sites/3/2018/06/28104254/cpl-maker-lab-making-to-learn.pdf
シカゴ公共図書館
「戦略的優先事項」を達成するための
具体的なKey Outcomeを実現するためのMaker Lab
58
• Build Basic Literacy
基礎的リテラシーの構築
• Build Digital, Information, and Cultural Literacy
デジタル、情報、文化のリテラシーの構築
• Advance Critical Thinking and Problem Solving
批判的思考と課題解決の促進
• Advance Creativity and Innovation
クリエイティビティとイノベーションの促進
• Foster Communication and Collaboration
コミュニケーションとコラボレーション
Maker Labの中間報告より
https://d4804za1f1gw.cloudfront.net/wp-
content/uploads/sites/3/2018/06/28104254/cpl-maker-lab-making-to-learn.pdf
シカゴ公共図書館
Maker Lab 中間報告より
59
2013年に実証実験的に、半年限定でオープン。
その間に30,000人の利用者があり、そこから継続することが決定
アンケート結果(一部)
• 93%がプログラムの内容に「満足」か「大変満足」
• 96%が「ほかの人に勧める」と回答
• 「プログラムの内容あるいは機材について資料を読むなど、さらに学びたいと思うか?」
という質問に対し、87%が「思う」あるいは「強く思う」と回答。
• プログラム参加者の66%が女性(→女性のSTEM進出へ寄与)
• コラボレーションが頻出:87%のプログラム講師が「利用者同士のコラボレーションが
発生している」と回答
• そのほか、回答者の多数がデジタルリテラシーやクリエイティビティスキル
(デザインスキルや実際のメイキング)の向上を報告
シカゴ公共図書館
60
Maker Hubの様子
シカゴ公共図書館-おまけ
61
YOUMediaの様子
※ https://www.chipublib.org/youmedia-teens/
ヒューストン公共図書館
62
ヒューストン公共図書館のウェブサイトより
http://houstonlibrary.org/about-hpl
HPL is a vital member of a dynamic and diverse local, national and
global community.
ヒューストン公共図書館は多様でダイナミックなローカル、国家、グローバルコミュニティ
ーの中核的メンバーである
We Link people to the world.
人々を世界へつなげる
• 就労支援
• テクノロジーへの平等なアクセスの担保
• 生涯教育支援
• 文化、芸術、コミュニティーへの寄与
ビジョン
ミッション
図書館の役割
ヒューストン公共図書館
63
※ヒューストン公共図書館(HPL)のTECHLinkについては、
昨年の「ALA・米国図書館研修2018」でHPLを訪問した際
にいただいた先方の資料「Japan Library
Delegation_Transformative Plan 」を一部抜粋して説
明いたしましたので、公開用からは割愛させていただきます。
そんなTECKLinkの様子はこちらから→
Oodi ヘルシンキ中央図書館
64
Public Libraries Act (1492/2016)より
(1) 本法令の目的は下記の通り。
1. 教育と文化への平等なアクセスの提供
2. 情報の提供と利活用促進
3. 読書文化の推進と多様なリテラシー向上
4. 生涯学習の機会とコンピテンシーの育成
5. 活動的な市民活動、民主主義、言論の自由の推進
(2) 上記の目的の実装はコミュニティーの意識、多元的共存、
および文化的多様性の原則のもとに行われる
Section 2
Oodi ヘルシンキ中央図書館
65
Public Libraries Act (1492/2016)より
(1) 公共図書館の役割は下記の通り。
1. 資料、情報、文化的コンテンツへのアクセスの提供
2. 多様で最新の蔵書の維持
3. 読書と文学の推進
4. 情報の享受、利活用、そして多様なリテラシーに関する情報サービス、
ガイダンスおよび支援の提供
5. 学習、リクリエーション、仕事および文化的活動のための空間の確保
6. 社会的、文化的対話の推進
Section 2
Oodi ヘルシンキ中央図書館
66
Oodi Helsinki Central Libraryの背景—Library 10の存在
Library 10とは?
• 2005年4月に開館
• 800平米の比較的小さな空間
• 利用者層
• 主に20代から40代と活動的なシニア層
• 資料の貸出を行うのは25%
• 市民の新しいニーズに対し、どのようなサービスを図書館が
提供すべきかを検証する場、実証実験の場として位置づけられている
• メディアクリエーターとしての利用者
• パフォーマーあるいはイベント主催者としての利用者
• デジタル市民としての利用者…など
• ミュージックスタジオ、ファブスペース、コワーキングスペース、ミーティングルー
ムがあるほか、利用者に対するワークショップを数多く提供
• 昨年の新館開館に伴い、閉鎖
Oodi ヘルシンキ中央図書館
67
Oodi Helsinki Central Library
https://www.oodihelsinki.fi/en/
Oodi ヘルシンキ中央図書館
68
Oodi Helsinki Central Libraryの役割
(※Oodiウェブサイトから適宜抜粋)
https://www.oodihelsinki.fi/en/
“Oodiは利用者に知識、新しいスキル、そして物語を提供しながら、学習、物
語への没入 (story immersion)、仕事、リラクゼーションのための場所になり
ます。本館は新しい時代の図書館であり、万人に開かれた機能的なミーティン
グプレースです。”
全体像はこちらから→
• 非商業的なオープンスペース
• 機能的な社会にするためにきちんと情報リテラシーを身に着ける
• 市民自らが作り上げるリッチは都市体験
• 本に新しい息吹(命)を与える
• 知的な生活を支援する
• 五感すべてが使われる図書館を目指す
Library 10の担当者のお話ではさらに…
Oodi ヘルシンキ中央図書館-おまけ
69
昨年の8月、「北欧図書館研修」の一環でOodiの工事現場へ!
まとめに代えて-Fabの活動サイクル
70
つくる
伝える学ぶ
Share
Make
Learn
新しい
アイディア
新しい
気づき
「学ぶ」「つくる」「伝える」のサイクルを通して、さまざまなスキルやノウハウを
涵養しながら、地域および世界のファブコミュニティーとつながります
まとめに代えて-Fabの活動サイクル
71
つくる
伝える学ぶ
Share
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アイディア
新しい
気づき
「学ぶ」「つくる」「伝える」のサイクルを通して、さまざまなスキルやノウハウを
涵養しながら、地域および世界のファブコミュニティーとつながります
72
• ファブ機器の利用がそれぞれの個人のプロジェクトに有用かどうかの判断
• 既存のデータやモデル、デザインの検索
• 既存のデータの修正、スキャンあるいはデザインによる新規データの作成
• ファブ機器の利用
• データマネジメント
• データの配信やアーカイブ
利用者に対する支援が必要な領域
• ファブ人材の確保
• SD研修
図書館にとっての課題
丸善雄松堂は、ファブ地球社会コンソーシアムに企業会員として参加して
「高等教育におけるファブ人材あるいは情報のスペシャリスト」を育成する
ためのプログラムの構築に着手しています。
まとめに代えて-ファブスペースを導入するにあたって
ファブ地球社会コンソーシアム
73
ファブ地球社会コンソーシアム
Consortium for the Global Society with Planetary Fabbing
ファブ地球社会コンソーシアムとは?
「ファブ地球社会」とは、3Dプリンタをはじめとするデジタルファブリケーション技術によって「モノ(物質)」と「データ
(情報)」が相互変換可能となり、「メーカー」と「ユーザー」が対等に共創し価値を生み出すことで、21世紀型
の新しいコラボレーションが実現される社会で、文部科学省も「革新的イノベーション創出プログラム」として支援し
ています。
本コンソーシアムは、このような社会において発現するであろう課題をいち早く発見し、「より応用に近い『現場』サ
イドで問題となっている社会的な論点を深めながら、新しいビジネスモデルを発案するなど、オープンな共創の場と
して『ファブ地球社会』の実現に向けて貢献」することをミッションとしています。
実施体制
ファブ地球社会コンソーシアム
ナーシング・メディ
カルケアWG
高大連携教育
WG
ファブ社会ビジョ
ン出版PJ
標準化PJ デジタル流通PJ ドローン個体登
録認証管理PJ
看護・介護・福祉領
域における3Dプリンタ
の導入と安全な取り
扱い
中高生教育における
プログラミング教育とフ
ァブリケーション
エンゲージメント中心
社会における創造的
生活者像とビジネスモ
デルの提言
3Dプリンタを活用する
ために必要な産業標
準を策定・提案
IoT技術による流通
問題解決策の検討
ユニバーサルな個体識
別番号によるドローン
の安全運用基盤の開
発

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