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独習シリーズ⑩ | Citrix XenDesktop 5.6 [Remote PC & Personal vDisk]
Citrix XenDesktop 5.6
Step-by-Step 構築&操作ガイド
[Remote PC & Personal vDisk]
Page 2
ご注意
この資料は、お客様・パートナー様の動作検証や技術習得を支援するために作成されたものです。本資
料は弊社の正式な技術サポート文書ではありません。そのため、この文書の記述に関して、弊社技術部
門はお問い合わせをお受けかねますことを、予めご了承ください。
本書に記載されている事柄は予告なく変更される場合があります。
操作や機能の詳細につきましては、製品マニュアルをご覧下さい。
http://support.citrix.com/proddocs/topic/infocenter/nl/ja/ic-how-to-use.html?locale=ja
バージョン履歴
バージョン 作成/更新日 更新内容 作成者
1.0 2013/6/5 新規 Noriyuki Sato
Page 3
目次
ご注意........................................................................................................................................2
バージョン履歴 ........................................................................................................................2
はじめに....................................................................................................................................4
このハンズオンのゴール.........................................................................................................4
本ハンズオン実施に際しての注意事項(重要) ..................................................................5
本ハンズオン環境に必要なコンポーネント(重要)...........................................................6
XenDesktop のモジュールおよび用語について ....................................................................8
使用するマシン および ネットワーク環境について.............................................................9
インストール手順 ...................................................................................................................11
DHCP サーバーおよび、Active Directory の設定 .................................................................................. 111
仮想マシンの準備(リモート PC 用マシンの作成) ......................................................................... 162
仮想マシンの準備(Personal vDisk 用マシンの作成)....................................................................... 233
リモート PC へ Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール.......................................................... 314
XenDesktop コントローラーへリモートPCサービスのインストール ........................................... 375
リモートPC仮想クライアントへの接続確認.................................................................................... 426
Personal vDisk と Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール ....................................................... 457
Personal vDisk 仮想デスクトップのカタログとデスクトップグループ作成 ................................... 528
Personal vDisk 仮想デスクトップへの接続確認................................................................................... 579
Page 4
はじめに
この資料では、独習シリーズ②『Citrix XenDesktop 5.6 [Basic]』でセットアップした環境を利用し、仮想
デスクトップを配信方式の 1 つである『Remote PC』および、Machine Creation Services(MCS)を利用し
た『Personal vDisk』のセットアップ手順を解説します。
「Remote PC」の仮想デスクトップ形式は、物理環境(例:自席の PC 等)へ接続し、仮想デスクトップ
として接続します。「Personal vDisk」は管理者が管理するベースイメージ VM を維持しながら、ログオ
フおよび、再起動で仮想デスクトップ環境がリフレッシュ(初期化)されない環境を提供します。これ
は「Personal vDisk」領域に、ユーザーが個別でインストールしたアプリケーションが維持され、パーソ
ナルな仮想デスクトップ環境が提供されるからです。「Personal vDisk」を利用すると Pool 形式の仮想デ
スクトップ配信でも、パーソナライズされた仮想デスクトップ環境を提供出来ます。
このハンズオンのゴール
XenDesktop を構成する仮想マシンを 4 台作成し、下記の用途に使用します
Active Directory をインストールしたサーバーに DHCP サーバー機能を追加します
XenDesktop がインストールされたサーバーを1台利用します
Windows7 仮想デスクトップマシンを 2 台作成します
Page 5
本ハンズオン実施に際しての注意事項(重要)
 本ハンズオンを実施するには、下記のハンズオンを終了している必要があります。
 『XenServer 6.1 Step-by-Step ガイド』
 『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』
本ハンズオンは上記の 2 つのガイドで構築済の環境を前提に進めて行きます。
本ハンズオンを実施する前に、上記のガイドに準じて構築した環境の準備および、確認をお願いします。
ハンズオン環境に必要なハイパーバイザーのスペック等は、『XenServer 6.1 Step-by-Step ガイド』
を参照して下さい。
本ハンズオンで使用するユーザーアカウントは、展開された仮想デスクトップ VM 以外は、
『ドメインアドミニストレーターのユーザーを利用』しています。本ハンズオンを順調に進める為に、
ドメインに参加した後の各 VM へのログインは、ドメインアドミニストレーターのユーザーを利用する
事を推奨します。
本ハンズオンでは『Remote PC』としての接続先として、XenServer 上に仮想クライアントとして配
置しています。
Page 6
本ハンズオン環境に必要なコンポーネント(重要)
・ 『Citrix XenDesktop 5.6 Feature Pack 1』インストールメディア
「Citrix XenServer、Citrix XenDesktop」と同じ Download サイトから入手可能です。
※評価用インストールメディアは、My Account を作成してからダウンロード可能になるまで数日のタ
イムラグが発生します。お急ぎの方は下記の Citrix パートナー各社様より入手してください。
・シトリックスのパートナーを選ぶ
http://www.citrix.co.jp/partners/find.html
・ 『XenDesktop 5.6 Feature Pack 1 Enterprise』もしくは、『XenDesktop 5.6 Feature Pack 1
Platinum』のリンクをクリックします。リンク先の下記のファイルをダウンロードします。ダウン
ロード後は、Zip ファイルを解凍しておいて下さい。
 Virtual Desktop Agent 5.6 FP1
 Remote PC Services
Page 7
・ 『Personal vDisk』アップデートメディア
・ リンク先の下記のファイルをダウンロードします。ダウンロード後は、Zip ファイルを解凍してお
いて下さい。
 Personal vDisk
Page 8
XenDesktop のモジュールおよび用語について
・このガイドにおける各コンポーネントの関係図 (物理マシンはクライアント端末と XenServer の 2 台)
デスクトップコントローラー
・ユーザー認証、仮想デスクトップの配信制御、Hypervisor の制御
SQL データベース
・XenDesktop 環境の構成や設定情報といった静的な情報を保持するデータベース
Web Interface
・仮想デスクトップ接続時のユーザー認証インターフェイスを提供
ライセンスサーバー
・Citrix 製品のライセンス管理、デスクトップコントローラーの依頼でライセンス発行
Virtual Desktop Agent
・Windows クライアント OS にインストールし、仮想デスクトップとして
使用するためのサービスコンポーネント
Citrix Receiver
・クライアントソフトウェア
ドメインコントローラー
・Active Directory のアカウント情報を使用して XenDesktop の利用権限を
ユーザーに割り当てる
Page 9
使用するマシン および ネットワーク環境について
このハンズオンでは以下のマシンおよびネットワーク環境を使用します。
① XenServer (ホスト名: xs01)
用途:各コンポーネントを動作させる基盤となるハイパーバイザー
IP アドレス:____________________(例:192.168.10.101)
OS:Citrix XenServer 6.1
ドメイン名:____________________(例:training.lab)
管理者アカウント: root パスワード: ____________________(例:Citrix123)
② 管理端末兼クライアント端末 (ホスト名: Win7AdminPC)
用途:Citrix XenCenter を使用する管理端末兼 XenDesktop へアクセスするクライアント端末
IP アドレス:____________________(例:192.168.10.100)
OS:Windows 7 など
③ ドメインコントローラー (ホスト名: AD)
用途:ActiveDirectory サービスの提供および DNS サーバー
IP アドレス:____________________(例:192.168.10.11)
OS:Windows Server 2008 R2 SP1
管理者アカウント: administrator パスワード: ___________________(例:Citrix123)
④ デスクトップコントローラー (ホスト名: XD1)
用途:Desktop Controller、Web Interface、データベース、Citrix ライセンスサーバー
IP アドレス:____________________(例:192.168.10.30)
OS:Windows Server 2008 R2 SP1
⑤ 仮想デスクトップマシン (ホスト名: Win7RemotePC)
用途:リモート PC 接続先としての仮想クライアント
IP アドレス:DHCP で取得
OS:Windows 7 Professional SP1
Page 10
⑥ 仮想デスクトップマシン (ホスト名: Win7MCSPvD)
用途:Personal vDisk が設定された MCS 仮想デスクトップのマスターイメージ
IP アドレス:DHCP で取得
OS:Windows 7 Professional SP1
⑦ その他のネットワーク環境
DHCP IP アドレス配信範囲:____________________~____________________
(例:192.168.10.40~192.168.10.80)
※ 本ガイドでは新たに DHCP サーバーをセットアップして仮想デスクトップの配信に使用します。
競合を防ぐため、既存の DHCP サーバーが存在しない環境をご用意いただくことをお勧めします。
Page 11
インストール手順
DHCP サーバーおよび、Active Directory の設定1
Active Directory が設定されている VM で設定を行います。『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド
[Basic]』を終了している環境では、VM 名:[AD]で設定を行います。
※『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Machine Creation Services]』を終了している環境では、
1 項~18 項の設定は必要ありません。「2.仮想マシンの準備(リモート PC 用マシンの作成)」に進
んで下さい。
画面 手順
1 administrator アカウントでログオンし、管理ツ
ールよりサーバーマネージャーを起動します。
表示されたら、[役割]をクリックし、右側ウィン
ドウより[役割の追加]をクリックします。
2 [役割の追加ウィザード]が起動します。
[次へ]をクリックします。
3 [DHCP サーバー]にチェックを入れて、[次へ]をク
リックします。
Page 12
画面 手順
4 そのまま[次へ]をクリックします。
5 そのまま[次へ]をクリックします。
6 [優先する DNS サーバーの IPv4 アドレス]に、DNS
サーバーの IP アドレスを入力します。
[例:192.168.10.11]
※本ハンズオンでは、DNS サーバーを Active
Directory サーバーの[AD]に同居しています。
[次へ]をクリックします。
7 そのまま[次へ]をクリックします。
Page 13
画面 手順
8 [追加]をクリックします。
9 スコープ情報等を入力します。
[例:各画面項目へハンズオン環境に合わせ、必
要な情報を入力します]
入力後、[OK]をクリックします。
10 [次へ]をクリックします。
11 そのまま[次へ]をクリックします。
12 そのまま[次へ]をクリックします。
Page 14
画面 手順
13 そのまま[次へ]をクリックします。
14 [インストール]をクリックします。
15 [閉じる]をクリックします。
16 MCS で展開された仮想デスクトップのマシンを
格納する「組織単位(OU)」を作成します。
[役割]-[Active Directory ドメインサービス]-
[Active Directory ユーザーとコンピューター]の
順に展開します。
[training.lab]を右クリックし、[新規作成]-[組織単
位(OU)]を選択します。
Page 15
画面 手順
17 組織単位(OU)名を入力します。
[例:MCS]
[OK]をクリックします。
18 項目 17.で入力された、組織単位(OU)が表示
されています。
Page 16
仮想マシンの準備(リモート PC 用マシンの作成)2
Windows7 マシンテンプレートから仮想マシンを作成します。
ここで作成する Windows7 マシンは、リモート PC としての接続先になる仮想クライアントになります。
画面 手順
1 テンプレートから、仮想デスクトップ用
Windows 7 仮想マシンを作成します。
先のハンズオンにて作成したテンプレート右ク
リックし、[新規 VM 作成ウィザード]を選択しま
す。
2 テンプレートが選択されているのを確認し、
[次へ]をクリックします。
3 仮想マシンの名前は[Win7RemotePC]とします。
4 そのまま[次へ]をクリックします。
Page 17
画面 手順
5 ホームサーバーは、環境に応じて選択します。
[次へ]をクリックします。
6 仮想 CPU やメモリはテンプレート作成時と同じ
サイズを割り当てます。
[次へ]をクリックします。
7 仮想ディスクも同様にテンプレート同サイズと
します。
[ストレージレベルの高速ディスククローンを使
用する]のチェックを外して、[次へ]をクリック
します。
8 ネットワークは、環境に応じて選択します。
[次へ]をクリックします。
9 [作成]をクリックします。
Page 18
画面 手順
10 しばらく待つと仮想マシンが作成されます。
11 テンプレート作成時に[sysprep]を実行していた
為、Windows 7 の初期設定を再度おこないます。
言語等はデフォルトのまま、[次へ]をクリックし
ます。
12 新規のアカウントを作成します。
[ 例:ctxRemotePC]
※[ admin ]はテンプレート作成時に使用した為、
使えません
[次へ]をクリックします。
13 パスワードを設定します。
[ 例:Citrix123 ]
[次へ]をクリックします。
Page 19
画面 手順
14 お手持ちのプロダクトキーを入力します。
※Windows7 をセットアップした ISO イメージに
より、こちらの画面は表示されない場合があり
ます。
[次へ]をクリックします。
15 [ライセンス条項に同意します]にチェックを入
れ、[次へ]をクリックします。
16 コンピューターの保護の設定は、[後で確認しま
す]を選択します。
17 そのまま[次へ]をクリックします。
Page 20
画面 手順
18 接続先ネットワークは[社内ネットワーク]を選択
します。
以上で初期設定は完了です。
19 次にコンピューター名を変更します。
[コントロールパネル]を開きます。
20 右上の[カテゴリ]から、[大きいアイコン]を選ん
で表示を切り替えます。
21 [システム]を開きます。
Page 21
画面 手順
22 [設定の変更]をクリックします。
23 [変更]をクリックします。
24 [コンピューター名]を入力します。
[例:Win7RemotePC]
[ドメイン]にチェックを入れ、入力フィールドに
ドメイン名を入力します。
[ 例:training.lab ]
入力したら、[OK]をクリックします。
25 ドメインの管理者アカウントを聞かれますの
で、administrator / パスワード (Citrix123)を入力
し、[OK]をクリックします。
26 少し待つと、左のポップアップが表示されま
す。[OK]をクリックします。
Page 22
画面 手順
27 もう一度[OK]をクリックします。
28 そのまま[閉じる]をクリックします。
再度、再起動を促されますので、そのまま仮想
マシンを再起動します。
29 操作画面を[AD]に切り替えます。
サーバーマネージャーを開き[役割]-[Active
Directory ドメインサービス]-[Active Directory
ユーザーとコンピューター]-[ドメイン名
(training.lab)]-[Computers]の順に開き、
右側にコンピューターアカウント
[例:Win7RemotePC]が登録されていることを
確認します。
30 次に DNS サーバーに登録されていることも確認
します。
[DNS サーバー]-[DNS]-[サーバー名(AD)]-[前方参照
ゾーン]-[FQDN(training.lab)]の順に開き、右側に
[例:Win7RemotePC]が登録されていることを確
認します。
Page 23
仮想マシンの準備(Personal vDisk 用マシンの作成)3
Windows7 マシンテンプレートから仮想マシンを作成します。
ここで作成する Windows7 マシンは、MCS で Personal vDisk を展開するマスターイメージになります。
※ここでの手順は、「2.仮想マシンの準備(リモート PC 用マシンの作成)」とほぼ同じです。
画面 手順
1 続けて、テンプレートから仮想デスクトップ用
Windows 7 仮想マシンを作成します。
先のハンズオンにて作成したテンプレート右ク
リックし、[新規 VM 作成ウィザード]を選択しま
す。
2 テンプレートが選択されているのを確認し、
[次へ]をクリックします。
3 仮想マシンの名前は[Win7MCSPvD]とします。
Page 24
画面 手順
4 そのまま[次へ]をクリックします。
5 ホームサーバーは、環境に応じて選択します。
[次へ]をクリックします。
6 仮想 CPU やメモリはテンプレート作成時と同じ
サイズを割り当てます。
[次へ]をクリックします。
7 仮想ディスクも同様にテンプレート同サイズと
します。
[ストレージレベルの高速ディスククローンを使
用する]のチェックを外して、[次へ]をクリック
します。
8 ネットワークは、環境に応じて選択します。
[次へ]をクリックします。
Page 25
画面 手順
9 [作成]をクリックします。
10 しばらく待つと仮想マシンが作成されます。
11 テンプレート作成時に[sysprep]を実行していた
為、Windows 7 の初期設定を再度おこないます。
言語等はデフォルトのまま、[次へ]をクリックし
ます。
12 新規のアカウントを作成します。
[ 例:ctxMCSPvD]
※[ admin ]はテンプレート作成時に使用した為、
使えません
[次へ]をクリックします。
Page 26
画面 手順
13 パスワードを設定します。
[ 例:Citrix123 ]
[次へ]をクリックします。
14 お手持ちのプロダクトキーを入力します。
※Windows7 をセットアップした ISO イメージに
より、こちらの画面は表示されない場合があり
ます。
[次へ]をクリックします。
15 [ライセンス条項に同意します]にチェックを入
れ、[次へ]をクリックします。
16 コンピューターの保護の設定は、[後で確認しま
す]を選択します。
Page 27
画面 手順
17 そのまま[次へ]をクリックします。
18 接続先ネットワークは[社内ネットワーク]を選択
します。
以上で初期設定は完了です。
19 次にコンピューター名を変更します。
[コントロールパネル]を開きます。
20 右上の[カテゴリ]から、[大きいアイコン]を選ん
で表示を切り替えます。
Page 28
画面 手順
21 [システム]を開きます。
22 [設定の変更]をクリックします。
23 [変更]をクリックします。
24 [コンピューター名]を入力します。
[例:Win7MCSPvD]
[ドメイン]にチェックを入れ、入力フィールドに
ドメイン名を入力します。
[ 例:training.lab ]
入力したら、[OK]をクリックします。
Page 29
画面 手順
25 ドメインの管理者アカウントを聞かれますの
で、administrator / パスワード (Citrix123)を入力
し、[OK]をクリックします。
26 少し待つと、左のポップアップが表示されま
す。[OK]をクリックします。
27 もう一度[OK]をクリックします。
28 そのまま[閉じる]をクリックします。
再度、再起動を促されますので、そのまま仮想
マシンを再起動します。
29 操作画面を[AD]に切り替えます。
サーバーマネージャーを開き[役割]-[Active
Directory ドメインサービス]-[Active Directory
ユーザーとコンピューター]-[ドメイン名
(training.lab)]-[Computers]の順に開き、
右側にコンピューターアカウント
[例:Win7MCSPvD]が登録されていることを確
認します。
Page 30
画面 手順
30 次に DNS サーバーに登録されていることも確認
します。
[DNS サーバー]-[DNS]-[サーバー名(AD)]-[前方参照
ゾーン]-[FQDN(training.lab)]の順に開き、右側に
[例:Win7MCSPvD]が登録されていることを確認
します。
Page 31
リモート PC へ Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール4
リモート PC で接続する仮想クライアントへ Virtual Desktop Agent(VDA)をインストールします。
ここでは、P.6 でダウンロードした「Virtual Desktop Agent 5.6 FP1」を追加インストールします。
画面 手順
1 仮想マシンのコンソールを[Win7RemotePC]に
切り替えます。コンソール画面上部の DVD ドラ
イブより、[XenDesktop5.6.iso]インストール
メディアをマウントします。
2 Win7RemotePC イメージへドメインの
Administrator アカウントでログオンします
[例:trainingadministrator / Citrix123]
3 [コンピューター]を開き、CD ドライブをダブル
クリックして、XenDesktop のインストーラーを
起動します。
※起動まで少し時間が掛かります。
4 Windows 7 上で XenDesktop インストーラーを起
動すると、仮想デスクトップ用インストールメ
ニューが表示されます。
[Virtual Desktop Agent のインストール]をクリック
します。
Page 32
画面 手順
5 [カスタムインストール]をクリックします。
※[簡易展開]はデスクトップコントローラーの初
期設定ウィザード[簡易展開]と対になる設定で
す。※今回は使用しません
6 [ライセンス契約書に同意する]にチェックを入
れ、[次へ]をクリックします。
7 [Virtual Desktop Agent]を選択して、[次へ]をクリ
ックします。
8 インストールするコンポーネントを選択しま
す。[Citrix Receiver]のチェックを外し、[次へ]を
クリックします。
Page 33
画面 手順
9 Personal vDisk 構成を選択します。リモート PC で
は Personal vDisk は使用出来ません。
[いいえ、Personal vDisk をすぐには有効にしませ
ん]を選択して、[次へ]をクリックします。
10 次にデスクトップコントローラーの場所を指定
します。[コントローラーの場所を手動で入力す
る]にチェックを入れます。デスクトップコント
ローラーの FQDN [例:XD1.training.lab]を入力し
て、[チェック]をクリックします。
11 名前解決が正常に出来た場合は、左図のポップ
アップが表示されます。エラーになった場合は
DNS の設定を確認してください。
12 Windows OS を仮想デスクトップとして使用する
際の最適化設定を自動で行います。すべての項
目にチェックを入れた状態で、[次へ]をクリック
します。
※変更される OS の設定は以下の KB を参照して
ください。
http://support.citrix.com/article/CTX125875
13 インストール内容の確認画面です。確認後、[イ
ンストール]をクリックします。
Page 34
画面 手順
14 インストール完了までしばらく待ちます。完了
すると左図のウィンドウが表示されますので、
[マシンを再起動する]にチェックを入れた状態で
[閉じる]をクリックします。
15 再起動完了です。
※[イジェクト]をクリックし、マウントした
DVD ドライブをアンマウントしておきます。
16 Win7RemotePC イメージへドメインの
Administrator アカウントでログオンします
[例:trainingadministrator / Citrix123]
Page 35
17 「Virtual Desktop Agent 5.6 FP1」を追加インスト
ールします。
ダウンロードした[VDA_5.6FP1.zip]ファイルを
解凍し、デスクトップ等へコピーします。
コピーした[XdsAgent_x##]をクリックします。
※[x86]フォルダーは 32bit 版用、[x64]フォルダー
は 64bit 用です。利用しているシステムの種類に
よって、適用するファイルを使い分けて下さ
い。インストール後は、コピーした[VDA_5.6FP1]
フォルダーおよび、フォルダー内のファイルを
削除して問題ありません。
使用するシステムの種類に該当するフォルダー
内にある「XdsAgent_x##」を使用します。
※[##]には、[86]もしくは、[64]になります。
18 [使用許諾契約書に同意します]にチェックを入
れ、[インストール]をクリックします。
19 [OK]をクリックします。
Page 36
20 [完了]をクリックします。
21 [はい]をクリック、Win7RemotePC イメージを再
起動します。
Page 37
XenDesktop コントローラーへリモートPCサービスのインストール5
XenDesktop コントローラーへリモートPCサービスをインストールします。
『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』を終了している環境では、VM 名:[XenDesktop]で設
定を行います。
ここでインストールするサービスは、P.6 でダウンロードした「CitrixRemotePCService」を使用します。
画面 手順
1 XenDesktop イメージへドメインの
Administrator アカウントでログオンします
[例:trainingadministrator / Citrix123]
2 XenDesktop サーバーのデスクトップ上で開いて
いるアプリケーションウィンドウを全て閉じま
す。
「Desktop Studio」、「Desktop Director」、
「PowerShell」等、開いているアプリケーション
ウィンドウを全て閉じます。
※左画面のような状態にします。
Page 38
3 ダウンロードした[CitrixRemotePCService]ファイル
を、デスクトップ等へコピーします。
コピーした[CitrixRemotePCService]をクリックしま
す。
※インストールウィザード画面は一切表示され
ません。
元の画面に戻ったら、インストール終了です。
インストール後は、コピーした
[CitrixRemotePCServices]ファイルを削除して問題
ありません。
4 [C:¥Program Files(x86)¥Citrix¥Remote PC Service]
フォルダーに移動します。
5 [RemotePCAccessConfig]を右クリックし、[プログ
ラムから開く]-[メモ帳]をクリックします。
6 下記の記述を検索します。
 <Enable>False</Enable> ※12 行目
 <MachineExecluded>*</MachineExeclu
ded> ※33 行目
※まずは、上記の項目を検索します。
Page 39
7 検索した項目を修正します。
 <Enable>True</Enable> ※12 行目
※「True」に変更します。
 <MachineExecluded></MachineExeclud
ed> ※33 行目
※「*」を削除します。
8 [ファイル]-[上書き保存]をクリックします。
[×]ボタンをクリックして、メモ帳を終了しま
す。
9 [スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]
-[サービス]の順にポイントし、[サービス]をク
リックします。
10 サービス一覧から、[Citrix Remote PC Access
Service]をクリックします。
上段にある「 」(再起動)をクリックし、
サービスを再起動します。
※再起動の状態ウィンドウが表示されます。
Page 40
11 [スタート]-[すべてのプログラム]-[Citrix]-
[Desktop Studio]の順にポイントし、[Desktop
Studio]をクリックします。
12 左メニューの「割り当て」をクリックします。
中側ウィンドウに、「RemotePCs」デスクトップ
グループが自動作成されています。
13 左メニュー「割り当て」-「RemotePCs」(中側
ウィンドウ)をクリックします。
右メニューにある「マシンの表示」をクリック
します。
14 「TRAININGWIN7REMOTE-PC」(中側ウィンド
ウ)をクリックします。
右メニューにある「ユーザーの変更」をクリッ
クします。
※リモート PC へ、接続ユーザーを事前に割り当
てます。
15 [追加]をクリックします。
Page 41
16 選択するオブジェクト名を入力します。
[例:User1]
[名前の確認]をクリックします。
17 Users1 (user1@training.lab) のようにアンダーラ
インが入ります。
[OK]をクリックします。
18 [OK]をクリックします。
Page 42
リモートPC仮想クライアントへの接続確認6
クライアント端末(管理用 PC)からリモートPC仮想クライアントへ接続します。
画面 手順
1 管理 PC の Internet Explorer を起動し、デスクト
ップコントローラー上の Web Interface サイトに
アクセスします。
アドレスバーに[ http://XD1 ]と入力し、Enter キ
ーを押します。
2 あとのアドレスは Web Interface によって自動的
に補完され、ログオンページにリダイレクトさ
れます。
この時、ブラウザ上部にイントラネット設定に
関する警告が表示されます。これはデフォルト
設定では ActiveX コントロールが実行できないた
めに表示されています。イントラネット設定を
有効にし、ActiveX コントロールを実行可能にし
ます。
※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』
を完了していれば、本メッセージは表示されま
せん。
3 上部の警告バーをクリックし、[イントラネット
設定を有効]を選択します。
※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』
を完了していれば、本操作は必要ありません。
Page 43
画面 手順
4 [はい]をクリックします。
※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』
を完了していれば、本操作は必要ありません。
5 Web Interface のログオン画面が表示されまし
た。
6 ユーザー名、パスワードを入力して[ログオン]を
クリックします。
[例] ユーザー名:user1
パスワード:Citrix123
ドメイン:training
7 ログオンしました。
デフォルトではログオンユーザーに割り当てら
れたデスクトップグループが 1 つだけの場合
は、そのデスクトップグループの仮想デスクト
ップへ自動的に接続されます。
※リモート PC で展開されたディスプレイ型のア
イコンをクリックします。
8 仮想デスクトップ上での Windows ログオンが完
了後、デスクトップ画面が表示されます。
Page 44
画面 手順
9 仮想デスクトップ画面上部のツマミを引き出す
と、デスクトップツールバーが表示されます。
このツールバーでは複数デスクトップの切替え
や画面サイズの変更などがおこなえます。
Page 45
Personal vDisk と Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール7
MCS で展開する仮想デスクトップへ Virtual Desktop Agent(VDA)をインストールします。同時に
Personal vDisk 機能を利用可能に設定します。
ここでは、P.7 でダウンロードした「Personal vDisk(アップデートモジュール)」を追加インストール
します。
画面 手順
1 仮想マシンのコンソールを[Win7MCSPvD]に切
り替えます。コンソール画面上部の DVD ドライ
ブより、[XenDesktop5.6.iso]インストールメ
ディアをマウントします。
2 Win7MCSPvD イメージへドメインの
Administrator アカウントでログオンします
[例:trainingadministrator / Citrix123]
3 [コンピューター]を開き、CD ドライブをダブル
クリックして、XenDesktop のインストーラーを
起動します。
※起動まで少し時間が掛かります。
4 Windows 7 上で XenDesktop インストーラーを起
動すると、仮想デスクトップ用インストールメ
ニューが表示されます。
[Virtual Desktop Agent のインストール]をクリック
します。
Page 46
画面 手順
5 [カスタムインストール]をクリックします。
※[簡易展開]はデスクトップコントローラーの初
期設定ウィザード[簡易展開]と対になる設定で
す。※今回は使用しません
6 [ライセンス契約書に同意する]にチェックを入
れ、[次へ]をクリックします。
7 [Virtual Desktop Agent]を選択して、[次へ]をクリ
ックします。
8 インストールするコンポーネントを選択しま
す。[Citrix Receiver]のチェックを外し、[次へ]を
クリックします。
Page 47
画面 手順
9 Personal vDisk 構成を選択します。
[はい、Personal vDisk を有効にします]を選択して
[次へ]をクリックします。
10 次にデスクトップコントローラーの場所を指定
します。[コントローラーの場所を手動で入力す
る]にチェックを入れます。デスクトップコント
ローラーの FQDN [例:XD1.training.lab]を入力し
て、[チェック]をクリックします。
11 名前解決が正常に出来た場合は、左図のポップ
アップが表示されます。エラーになった場合は
DNS の設定を確認してください。
12 Windows OS を仮想デスクトップとして使用する
際の最適化設定を自動で行います。すべての項
目にチェックを入れた状態で、[次へ]をクリック
します。
※変更される OS の設定は以下の KB を参照して
ください。
http://support.citrix.com/article/CTX125875
13 インストール内容の確認画面です。確認後、[イ
ンストール]をクリックします。
Page 48
画面 手順
14 インストール完了までしばらく待ちます。完了
すると左図のウィンドウが表示されますので、
[マシンを再起動する]にチェックを入れた状態で
[閉じる]をクリックします。
15 再起動完了です。
※[イジェクト]をクリックし、マウントした
DVD ドライブをアンマウントしておきます。
16 Win7MCSPvD イメージへドメインの
Administrator アカウントでログオンします
[例:trainingadministrator / Citrix123]
Page 49
17 「Personal vDisk(アップデートモジュール)」
を追加インストールします。
ダウンロードした[PersonalvDisk56##.zip]ファイル
を解凍し、デスクトップ等へコピーします。
コピーした[PersonalvDisk_x##]アップデートモジ
ュールをクリックします。
※[##]は、ダウンロードした Personal vDisk アッ
プデートモジュールのバージョンになります。
※[PersonalvDisk_x86]ファイルは 32bit 版用、
[PersonalvDisk_x64]ファイルは 64bit 用です。利用
しているシステムの種類によって、適用するフ
ァイルを使い分けて下さい。インストール後
は、コピーしたファイルを削除して問題ありま
せん。
18 [次へ]をクリックします。
19 「同意する」にチェックを入れ、[次へ]をクリッ
クします。
Page 50
20 [次へ]をクリックします。
21 [閉じる]をクリックします。
22 [はい]ボタンをクリックします。
※このメッセージが表示されなかった場合、手
動で再起動を実施します。
23 Win7MCSPvD イメージへドメインの
Administrator アカウントでログオンします
[例:trainingadministrator / Citrix123]
Page 51
24 [スタート]ー[すべてのプログラム]ー[Citrix]ー
[Personal vDisk の更新]の順にポイントし、
[Personal vDisk の更新]をクリックします。
25 インベントリ更新が終了すると、Win7Master
は自動的にシャットダウンされます。
※自動的にシャットダウンされるまで、環境に
よりますが、3 分~5 分位かかります。
Page 52
Personal vDisk 仮想デスクトップのカタログとデスクトップグループ作成8
デスクトップコントローラーに Personal vDisk 仮想デスクトップを登録し、ユーザーに割り当てます。
『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』を終了している環境では、VM 名:[XenDesktop]で設
定を行います。
画面 手順
1 [XenDesktop]のコンソール画面に切り替えて作業
します。
Desktop Studio 左メニュー[マシン]をクリック
後、右メニューの[カタログ作成]をクリックしま
す。
2 [マシンの種類]プルダウンメニューから、
[プール(Personal vDisk あり)]を選択します。
[次へ]をクリックします。
3 [Win7MCSPvD]を選択して、[次へ]をクリックし
ます。
Page 53
4 [作成する仮想マシンの数]および、[vCPU]、[メモ
リ]、[Personal vDisk サイズ]、[ドライブ文字]を設
定します。
[例:作成する仮想マシン数:2 or 3]
引き続き、[新しいアカウントを作成する]を選択
し、[次へ]をクリックします。
5 [コンピューターアカウントに対する Active
Directory の場所]では、[MCS]を選択します。
引き続き、[アカウント名前付けスキーム]を入力
します。
[例:Win7MCSPvD-###]
※[###]は作成させる仮想デスクトップ数によ
り、自動的にカウントアップされます。
[次へ]をクリックします。
6 そのまま[次へ]をクリックします。
7 カタログ名を設定します。
[カタログ]フィールドに名前を入力します。
[例:Win7MCSPvD]
入力後[完了]をクリックします。
Page 54
8 カタログ作成中の、Desktop Studio 画面です。
作成中のステータスバーが動きます。
9 作成が終了すると、作成中のステータスバーが
消えます。
10 XenServer 上には、Personal vDisk 用に作成された
仮想デスクトップが表示されます。画面では、
2 つの新しい VM が作成された状況です。
11 作成された VM の[ストレージ]タブをクリックし
ます。Personal vDisk 用に追加された領域が確認
出来ます。
12 作成したカタログに利用するユーザーを割り当
てます。
Desktop Studio 左メニュー[割り当て]をクリック
後、右メニューの[デスクトップグループ作成]を
クリックします。
Page 55
13 [割り当て用のマシンを選択]から[Win7MCSPvD]を
選択し、[マシンの追加]へ使用する仮想デスクト
ップ数を入力します。
[例:2]
[次へ]をクリックします。
14 割り当てるユーザーもしくはグループを選択し
ます。
[追加]をクリックします。
15 オブジェクトの検索画面が表示されました。
16 選択するオブジェクト名の欄に[ Domain Users ]と
入力し、[名前の確認]をクリックします。
入力した名前の確認が取れ下線が引かれたら、
[OK]をクリックします。
17 Domain Users グループが追加されました。
ユーザーごとのデスクトップ数は、デフォルト
の[1]のまま、[次へ]をクリックします。
Page 56
18 そのまま[次へ]をクリックします。
19 表示名とデスクトップグループ名を設定しま
す。表示名は接続する利用者側に表示される名
前となります。別々の名前を設定することも可
能です。
ここではどちらも同じ名前を入力しています。
[例:Win7MCSPvDGR]
[完了]をクリックします。
20 Personal vDisk 機能付きで展開された仮想デスク
トップが、ユーザーに割り当てられました。
※ユーザーに提供する仮想デスクトップが起動
してきます。1~2 分位待ち、次の接続確認を行
います。
Page 57
Personal vDisk 仮想デスクトップへの接続確認9
クライアント端末(管理用 PC)から Personal vDisk 仮想デスクトップへ接続します。
画面 手順
1 管理 PC の Internet Explorer を起動し、デスクト
ップコントローラー上の Web Interface サイトに
アクセスします。
アドレスバーに[ http://XD1 ]と入力し、Enter キ
ーを押します。
2 あとのアドレスは Web Interface によって自動的
に補完され、ログオンページにリダイレクトさ
れます。
この時、ブラウザ上部にイントラネット設定に
関する警告が表示されます。これはデフォルト
設定では ActiveX コントロールが実行できないた
めに表示されています。イントラネット設定を
有効にし、ActiveX コントロールを実行可能にし
ます。
※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』
を完了していれば、本メッセージは表示されま
せん。
3 上部の警告バーをクリックし、[イントラネット
設定を有効]を選択します。
※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』
を完了していれば、本操作は必要ありません。
4 [はい]をクリックします。
※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』
を完了していれば、本操作は必要ありません。
Page 58
画面 手順
5 Web Interface のログオン画面が表示されまし
た。
6 ユーザー名、パスワードを入力して[ログオン]を
クリックします。
[例] ユーザー名:user1
パスワード:Citrix123
ドメイン:training
7 ログオンしました。
デフォルトではログオンユーザーに割り当てら
れたデスクトップグループが 1 つだけの場合
は、そのデスクトップグループの仮想デスクト
ップへ自動的に接続されます。
※Personal vDisk 付の仮想デスクトップで展開さ
れたディスプレイ型のアイコンをクリックしま
す。
8 仮想デスクトップ上での Windows ログオンが完
了後、デスクトップ画面が表示されます。
Page 59
9 仮想デスクトップ画面上部のツマミを引き出す
と、デスクトップツールバーが表示されます。
このツールバーでは複数デスクトップの切替え
や画面サイズの変更などがおこなえます。
10 【仮想デスクトップ内で操作します】
仮想デスクトップ内の、[スタート]-[すべての
プログラム]-[コンピューター]の順にポイント
し、[コンピューター]をクリックします。
11 【仮想デスクトップ内で操作します】
Personal vDisk 領域である、[Citrix Personal vDisk
(P:)]が表示されています。
確認後、[×]ボタンをクリックして、ウィンド
ウ画面を閉じます。
(任意のアプリケーションをインストール)
FireFox や Chrome 等の任意のアプリケーション
をインストールして下さい。インストールされ
たアプリケーション情報(レジストリ情報等)
は、Personal vDisk ドライブ[例:Pドライブ]に
同期され、保持されます。ログオフや再起動後
に再度仮想デスクトップへ接続しても、インス
トールされたアプリケーションはそのまま利用
可能で残っています。
以上で Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step 構築&操作ガイド Remote PC & Personal vDisk 編は完了です。

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Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

  • 1. 独習シリーズ⑩ | Citrix XenDesktop 5.6 [Remote PC & Personal vDisk] Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step 構築&操作ガイド [Remote PC & Personal vDisk]
  • 3. Page 3 目次 ご注意........................................................................................................................................2 バージョン履歴 ........................................................................................................................2 はじめに....................................................................................................................................4 このハンズオンのゴール.........................................................................................................4 本ハンズオン実施に際しての注意事項(重要) ..................................................................5 本ハンズオン環境に必要なコンポーネント(重要)...........................................................6 XenDesktop のモジュールおよび用語について ....................................................................8 使用するマシン および ネットワーク環境について.............................................................9 インストール手順 ...................................................................................................................11 DHCP サーバーおよび、Active Directory の設定 .................................................................................. 111 仮想マシンの準備(リモート PC 用マシンの作成) ......................................................................... 162 仮想マシンの準備(Personal vDisk 用マシンの作成)....................................................................... 233 リモート PC へ Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール.......................................................... 314 XenDesktop コントローラーへリモートPCサービスのインストール ........................................... 375 リモートPC仮想クライアントへの接続確認.................................................................................... 426 Personal vDisk と Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール ....................................................... 457 Personal vDisk 仮想デスクトップのカタログとデスクトップグループ作成 ................................... 528 Personal vDisk 仮想デスクトップへの接続確認................................................................................... 579
  • 4. Page 4 はじめに この資料では、独習シリーズ②『Citrix XenDesktop 5.6 [Basic]』でセットアップした環境を利用し、仮想 デスクトップを配信方式の 1 つである『Remote PC』および、Machine Creation Services(MCS)を利用し た『Personal vDisk』のセットアップ手順を解説します。 「Remote PC」の仮想デスクトップ形式は、物理環境(例:自席の PC 等)へ接続し、仮想デスクトップ として接続します。「Personal vDisk」は管理者が管理するベースイメージ VM を維持しながら、ログオ フおよび、再起動で仮想デスクトップ環境がリフレッシュ(初期化)されない環境を提供します。これ は「Personal vDisk」領域に、ユーザーが個別でインストールしたアプリケーションが維持され、パーソ ナルな仮想デスクトップ環境が提供されるからです。「Personal vDisk」を利用すると Pool 形式の仮想デ スクトップ配信でも、パーソナライズされた仮想デスクトップ環境を提供出来ます。 このハンズオンのゴール XenDesktop を構成する仮想マシンを 4 台作成し、下記の用途に使用します Active Directory をインストールしたサーバーに DHCP サーバー機能を追加します XenDesktop がインストールされたサーバーを1台利用します Windows7 仮想デスクトップマシンを 2 台作成します
  • 5. Page 5 本ハンズオン実施に際しての注意事項(重要)  本ハンズオンを実施するには、下記のハンズオンを終了している必要があります。  『XenServer 6.1 Step-by-Step ガイド』  『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』 本ハンズオンは上記の 2 つのガイドで構築済の環境を前提に進めて行きます。 本ハンズオンを実施する前に、上記のガイドに準じて構築した環境の準備および、確認をお願いします。 ハンズオン環境に必要なハイパーバイザーのスペック等は、『XenServer 6.1 Step-by-Step ガイド』 を参照して下さい。 本ハンズオンで使用するユーザーアカウントは、展開された仮想デスクトップ VM 以外は、 『ドメインアドミニストレーターのユーザーを利用』しています。本ハンズオンを順調に進める為に、 ドメインに参加した後の各 VM へのログインは、ドメインアドミニストレーターのユーザーを利用する 事を推奨します。 本ハンズオンでは『Remote PC』としての接続先として、XenServer 上に仮想クライアントとして配 置しています。
  • 6. Page 6 本ハンズオン環境に必要なコンポーネント(重要) ・ 『Citrix XenDesktop 5.6 Feature Pack 1』インストールメディア 「Citrix XenServer、Citrix XenDesktop」と同じ Download サイトから入手可能です。 ※評価用インストールメディアは、My Account を作成してからダウンロード可能になるまで数日のタ イムラグが発生します。お急ぎの方は下記の Citrix パートナー各社様より入手してください。 ・シトリックスのパートナーを選ぶ http://www.citrix.co.jp/partners/find.html ・ 『XenDesktop 5.6 Feature Pack 1 Enterprise』もしくは、『XenDesktop 5.6 Feature Pack 1 Platinum』のリンクをクリックします。リンク先の下記のファイルをダウンロードします。ダウン ロード後は、Zip ファイルを解凍しておいて下さい。  Virtual Desktop Agent 5.6 FP1  Remote PC Services
  • 7. Page 7 ・ 『Personal vDisk』アップデートメディア ・ リンク先の下記のファイルをダウンロードします。ダウンロード後は、Zip ファイルを解凍してお いて下さい。  Personal vDisk
  • 8. Page 8 XenDesktop のモジュールおよび用語について ・このガイドにおける各コンポーネントの関係図 (物理マシンはクライアント端末と XenServer の 2 台) デスクトップコントローラー ・ユーザー認証、仮想デスクトップの配信制御、Hypervisor の制御 SQL データベース ・XenDesktop 環境の構成や設定情報といった静的な情報を保持するデータベース Web Interface ・仮想デスクトップ接続時のユーザー認証インターフェイスを提供 ライセンスサーバー ・Citrix 製品のライセンス管理、デスクトップコントローラーの依頼でライセンス発行 Virtual Desktop Agent ・Windows クライアント OS にインストールし、仮想デスクトップとして 使用するためのサービスコンポーネント Citrix Receiver ・クライアントソフトウェア ドメインコントローラー ・Active Directory のアカウント情報を使用して XenDesktop の利用権限を ユーザーに割り当てる
  • 9. Page 9 使用するマシン および ネットワーク環境について このハンズオンでは以下のマシンおよびネットワーク環境を使用します。 ① XenServer (ホスト名: xs01) 用途:各コンポーネントを動作させる基盤となるハイパーバイザー IP アドレス:____________________(例:192.168.10.101) OS:Citrix XenServer 6.1 ドメイン名:____________________(例:training.lab) 管理者アカウント: root パスワード: ____________________(例:Citrix123) ② 管理端末兼クライアント端末 (ホスト名: Win7AdminPC) 用途:Citrix XenCenter を使用する管理端末兼 XenDesktop へアクセスするクライアント端末 IP アドレス:____________________(例:192.168.10.100) OS:Windows 7 など ③ ドメインコントローラー (ホスト名: AD) 用途:ActiveDirectory サービスの提供および DNS サーバー IP アドレス:____________________(例:192.168.10.11) OS:Windows Server 2008 R2 SP1 管理者アカウント: administrator パスワード: ___________________(例:Citrix123) ④ デスクトップコントローラー (ホスト名: XD1) 用途:Desktop Controller、Web Interface、データベース、Citrix ライセンスサーバー IP アドレス:____________________(例:192.168.10.30) OS:Windows Server 2008 R2 SP1 ⑤ 仮想デスクトップマシン (ホスト名: Win7RemotePC) 用途:リモート PC 接続先としての仮想クライアント IP アドレス:DHCP で取得 OS:Windows 7 Professional SP1
  • 10. Page 10 ⑥ 仮想デスクトップマシン (ホスト名: Win7MCSPvD) 用途:Personal vDisk が設定された MCS 仮想デスクトップのマスターイメージ IP アドレス:DHCP で取得 OS:Windows 7 Professional SP1 ⑦ その他のネットワーク環境 DHCP IP アドレス配信範囲:____________________~____________________ (例:192.168.10.40~192.168.10.80) ※ 本ガイドでは新たに DHCP サーバーをセットアップして仮想デスクトップの配信に使用します。 競合を防ぐため、既存の DHCP サーバーが存在しない環境をご用意いただくことをお勧めします。
  • 11. Page 11 インストール手順 DHCP サーバーおよび、Active Directory の設定1 Active Directory が設定されている VM で設定を行います。『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』を終了している環境では、VM 名:[AD]で設定を行います。 ※『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Machine Creation Services]』を終了している環境では、 1 項~18 項の設定は必要ありません。「2.仮想マシンの準備(リモート PC 用マシンの作成)」に進 んで下さい。 画面 手順 1 administrator アカウントでログオンし、管理ツ ールよりサーバーマネージャーを起動します。 表示されたら、[役割]をクリックし、右側ウィン ドウより[役割の追加]をクリックします。 2 [役割の追加ウィザード]が起動します。 [次へ]をクリックします。 3 [DHCP サーバー]にチェックを入れて、[次へ]をク リックします。
  • 12. Page 12 画面 手順 4 そのまま[次へ]をクリックします。 5 そのまま[次へ]をクリックします。 6 [優先する DNS サーバーの IPv4 アドレス]に、DNS サーバーの IP アドレスを入力します。 [例:192.168.10.11] ※本ハンズオンでは、DNS サーバーを Active Directory サーバーの[AD]に同居しています。 [次へ]をクリックします。 7 そのまま[次へ]をクリックします。
  • 13. Page 13 画面 手順 8 [追加]をクリックします。 9 スコープ情報等を入力します。 [例:各画面項目へハンズオン環境に合わせ、必 要な情報を入力します] 入力後、[OK]をクリックします。 10 [次へ]をクリックします。 11 そのまま[次へ]をクリックします。 12 そのまま[次へ]をクリックします。
  • 14. Page 14 画面 手順 13 そのまま[次へ]をクリックします。 14 [インストール]をクリックします。 15 [閉じる]をクリックします。 16 MCS で展開された仮想デスクトップのマシンを 格納する「組織単位(OU)」を作成します。 [役割]-[Active Directory ドメインサービス]- [Active Directory ユーザーとコンピューター]の 順に展開します。 [training.lab]を右クリックし、[新規作成]-[組織単 位(OU)]を選択します。
  • 15. Page 15 画面 手順 17 組織単位(OU)名を入力します。 [例:MCS] [OK]をクリックします。 18 項目 17.で入力された、組織単位(OU)が表示 されています。
  • 16. Page 16 仮想マシンの準備(リモート PC 用マシンの作成)2 Windows7 マシンテンプレートから仮想マシンを作成します。 ここで作成する Windows7 マシンは、リモート PC としての接続先になる仮想クライアントになります。 画面 手順 1 テンプレートから、仮想デスクトップ用 Windows 7 仮想マシンを作成します。 先のハンズオンにて作成したテンプレート右ク リックし、[新規 VM 作成ウィザード]を選択しま す。 2 テンプレートが選択されているのを確認し、 [次へ]をクリックします。 3 仮想マシンの名前は[Win7RemotePC]とします。 4 そのまま[次へ]をクリックします。
  • 17. Page 17 画面 手順 5 ホームサーバーは、環境に応じて選択します。 [次へ]をクリックします。 6 仮想 CPU やメモリはテンプレート作成時と同じ サイズを割り当てます。 [次へ]をクリックします。 7 仮想ディスクも同様にテンプレート同サイズと します。 [ストレージレベルの高速ディスククローンを使 用する]のチェックを外して、[次へ]をクリック します。 8 ネットワークは、環境に応じて選択します。 [次へ]をクリックします。 9 [作成]をクリックします。
  • 18. Page 18 画面 手順 10 しばらく待つと仮想マシンが作成されます。 11 テンプレート作成時に[sysprep]を実行していた 為、Windows 7 の初期設定を再度おこないます。 言語等はデフォルトのまま、[次へ]をクリックし ます。 12 新規のアカウントを作成します。 [ 例:ctxRemotePC] ※[ admin ]はテンプレート作成時に使用した為、 使えません [次へ]をクリックします。 13 パスワードを設定します。 [ 例:Citrix123 ] [次へ]をクリックします。
  • 19. Page 19 画面 手順 14 お手持ちのプロダクトキーを入力します。 ※Windows7 をセットアップした ISO イメージに より、こちらの画面は表示されない場合があり ます。 [次へ]をクリックします。 15 [ライセンス条項に同意します]にチェックを入 れ、[次へ]をクリックします。 16 コンピューターの保護の設定は、[後で確認しま す]を選択します。 17 そのまま[次へ]をクリックします。
  • 20. Page 20 画面 手順 18 接続先ネットワークは[社内ネットワーク]を選択 します。 以上で初期設定は完了です。 19 次にコンピューター名を変更します。 [コントロールパネル]を開きます。 20 右上の[カテゴリ]から、[大きいアイコン]を選ん で表示を切り替えます。 21 [システム]を開きます。
  • 21. Page 21 画面 手順 22 [設定の変更]をクリックします。 23 [変更]をクリックします。 24 [コンピューター名]を入力します。 [例:Win7RemotePC] [ドメイン]にチェックを入れ、入力フィールドに ドメイン名を入力します。 [ 例:training.lab ] 入力したら、[OK]をクリックします。 25 ドメインの管理者アカウントを聞かれますの で、administrator / パスワード (Citrix123)を入力 し、[OK]をクリックします。 26 少し待つと、左のポップアップが表示されま す。[OK]をクリックします。
  • 22. Page 22 画面 手順 27 もう一度[OK]をクリックします。 28 そのまま[閉じる]をクリックします。 再度、再起動を促されますので、そのまま仮想 マシンを再起動します。 29 操作画面を[AD]に切り替えます。 サーバーマネージャーを開き[役割]-[Active Directory ドメインサービス]-[Active Directory ユーザーとコンピューター]-[ドメイン名 (training.lab)]-[Computers]の順に開き、 右側にコンピューターアカウント [例:Win7RemotePC]が登録されていることを 確認します。 30 次に DNS サーバーに登録されていることも確認 します。 [DNS サーバー]-[DNS]-[サーバー名(AD)]-[前方参照 ゾーン]-[FQDN(training.lab)]の順に開き、右側に [例:Win7RemotePC]が登録されていることを確 認します。
  • 23. Page 23 仮想マシンの準備(Personal vDisk 用マシンの作成)3 Windows7 マシンテンプレートから仮想マシンを作成します。 ここで作成する Windows7 マシンは、MCS で Personal vDisk を展開するマスターイメージになります。 ※ここでの手順は、「2.仮想マシンの準備(リモート PC 用マシンの作成)」とほぼ同じです。 画面 手順 1 続けて、テンプレートから仮想デスクトップ用 Windows 7 仮想マシンを作成します。 先のハンズオンにて作成したテンプレート右ク リックし、[新規 VM 作成ウィザード]を選択しま す。 2 テンプレートが選択されているのを確認し、 [次へ]をクリックします。 3 仮想マシンの名前は[Win7MCSPvD]とします。
  • 24. Page 24 画面 手順 4 そのまま[次へ]をクリックします。 5 ホームサーバーは、環境に応じて選択します。 [次へ]をクリックします。 6 仮想 CPU やメモリはテンプレート作成時と同じ サイズを割り当てます。 [次へ]をクリックします。 7 仮想ディスクも同様にテンプレート同サイズと します。 [ストレージレベルの高速ディスククローンを使 用する]のチェックを外して、[次へ]をクリック します。 8 ネットワークは、環境に応じて選択します。 [次へ]をクリックします。
  • 25. Page 25 画面 手順 9 [作成]をクリックします。 10 しばらく待つと仮想マシンが作成されます。 11 テンプレート作成時に[sysprep]を実行していた 為、Windows 7 の初期設定を再度おこないます。 言語等はデフォルトのまま、[次へ]をクリックし ます。 12 新規のアカウントを作成します。 [ 例:ctxMCSPvD] ※[ admin ]はテンプレート作成時に使用した為、 使えません [次へ]をクリックします。
  • 26. Page 26 画面 手順 13 パスワードを設定します。 [ 例:Citrix123 ] [次へ]をクリックします。 14 お手持ちのプロダクトキーを入力します。 ※Windows7 をセットアップした ISO イメージに より、こちらの画面は表示されない場合があり ます。 [次へ]をクリックします。 15 [ライセンス条項に同意します]にチェックを入 れ、[次へ]をクリックします。 16 コンピューターの保護の設定は、[後で確認しま す]を選択します。
  • 27. Page 27 画面 手順 17 そのまま[次へ]をクリックします。 18 接続先ネットワークは[社内ネットワーク]を選択 します。 以上で初期設定は完了です。 19 次にコンピューター名を変更します。 [コントロールパネル]を開きます。 20 右上の[カテゴリ]から、[大きいアイコン]を選ん で表示を切り替えます。
  • 28. Page 28 画面 手順 21 [システム]を開きます。 22 [設定の変更]をクリックします。 23 [変更]をクリックします。 24 [コンピューター名]を入力します。 [例:Win7MCSPvD] [ドメイン]にチェックを入れ、入力フィールドに ドメイン名を入力します。 [ 例:training.lab ] 入力したら、[OK]をクリックします。
  • 29. Page 29 画面 手順 25 ドメインの管理者アカウントを聞かれますの で、administrator / パスワード (Citrix123)を入力 し、[OK]をクリックします。 26 少し待つと、左のポップアップが表示されま す。[OK]をクリックします。 27 もう一度[OK]をクリックします。 28 そのまま[閉じる]をクリックします。 再度、再起動を促されますので、そのまま仮想 マシンを再起動します。 29 操作画面を[AD]に切り替えます。 サーバーマネージャーを開き[役割]-[Active Directory ドメインサービス]-[Active Directory ユーザーとコンピューター]-[ドメイン名 (training.lab)]-[Computers]の順に開き、 右側にコンピューターアカウント [例:Win7MCSPvD]が登録されていることを確 認します。
  • 30. Page 30 画面 手順 30 次に DNS サーバーに登録されていることも確認 します。 [DNS サーバー]-[DNS]-[サーバー名(AD)]-[前方参照 ゾーン]-[FQDN(training.lab)]の順に開き、右側に [例:Win7MCSPvD]が登録されていることを確認 します。
  • 31. Page 31 リモート PC へ Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール4 リモート PC で接続する仮想クライアントへ Virtual Desktop Agent(VDA)をインストールします。 ここでは、P.6 でダウンロードした「Virtual Desktop Agent 5.6 FP1」を追加インストールします。 画面 手順 1 仮想マシンのコンソールを[Win7RemotePC]に 切り替えます。コンソール画面上部の DVD ドラ イブより、[XenDesktop5.6.iso]インストール メディアをマウントします。 2 Win7RemotePC イメージへドメインの Administrator アカウントでログオンします [例:trainingadministrator / Citrix123] 3 [コンピューター]を開き、CD ドライブをダブル クリックして、XenDesktop のインストーラーを 起動します。 ※起動まで少し時間が掛かります。 4 Windows 7 上で XenDesktop インストーラーを起 動すると、仮想デスクトップ用インストールメ ニューが表示されます。 [Virtual Desktop Agent のインストール]をクリック します。
  • 32. Page 32 画面 手順 5 [カスタムインストール]をクリックします。 ※[簡易展開]はデスクトップコントローラーの初 期設定ウィザード[簡易展開]と対になる設定で す。※今回は使用しません 6 [ライセンス契約書に同意する]にチェックを入 れ、[次へ]をクリックします。 7 [Virtual Desktop Agent]を選択して、[次へ]をクリ ックします。 8 インストールするコンポーネントを選択しま す。[Citrix Receiver]のチェックを外し、[次へ]を クリックします。
  • 33. Page 33 画面 手順 9 Personal vDisk 構成を選択します。リモート PC で は Personal vDisk は使用出来ません。 [いいえ、Personal vDisk をすぐには有効にしませ ん]を選択して、[次へ]をクリックします。 10 次にデスクトップコントローラーの場所を指定 します。[コントローラーの場所を手動で入力す る]にチェックを入れます。デスクトップコント ローラーの FQDN [例:XD1.training.lab]を入力し て、[チェック]をクリックします。 11 名前解決が正常に出来た場合は、左図のポップ アップが表示されます。エラーになった場合は DNS の設定を確認してください。 12 Windows OS を仮想デスクトップとして使用する 際の最適化設定を自動で行います。すべての項 目にチェックを入れた状態で、[次へ]をクリック します。 ※変更される OS の設定は以下の KB を参照して ください。 http://support.citrix.com/article/CTX125875 13 インストール内容の確認画面です。確認後、[イ ンストール]をクリックします。
  • 34. Page 34 画面 手順 14 インストール完了までしばらく待ちます。完了 すると左図のウィンドウが表示されますので、 [マシンを再起動する]にチェックを入れた状態で [閉じる]をクリックします。 15 再起動完了です。 ※[イジェクト]をクリックし、マウントした DVD ドライブをアンマウントしておきます。 16 Win7RemotePC イメージへドメインの Administrator アカウントでログオンします [例:trainingadministrator / Citrix123]
  • 35. Page 35 17 「Virtual Desktop Agent 5.6 FP1」を追加インスト ールします。 ダウンロードした[VDA_5.6FP1.zip]ファイルを 解凍し、デスクトップ等へコピーします。 コピーした[XdsAgent_x##]をクリックします。 ※[x86]フォルダーは 32bit 版用、[x64]フォルダー は 64bit 用です。利用しているシステムの種類に よって、適用するファイルを使い分けて下さ い。インストール後は、コピーした[VDA_5.6FP1] フォルダーおよび、フォルダー内のファイルを 削除して問題ありません。 使用するシステムの種類に該当するフォルダー 内にある「XdsAgent_x##」を使用します。 ※[##]には、[86]もしくは、[64]になります。 18 [使用許諾契約書に同意します]にチェックを入 れ、[インストール]をクリックします。 19 [OK]をクリックします。
  • 36. Page 36 20 [完了]をクリックします。 21 [はい]をクリック、Win7RemotePC イメージを再 起動します。
  • 37. Page 37 XenDesktop コントローラーへリモートPCサービスのインストール5 XenDesktop コントローラーへリモートPCサービスをインストールします。 『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』を終了している環境では、VM 名:[XenDesktop]で設 定を行います。 ここでインストールするサービスは、P.6 でダウンロードした「CitrixRemotePCService」を使用します。 画面 手順 1 XenDesktop イメージへドメインの Administrator アカウントでログオンします [例:trainingadministrator / Citrix123] 2 XenDesktop サーバーのデスクトップ上で開いて いるアプリケーションウィンドウを全て閉じま す。 「Desktop Studio」、「Desktop Director」、 「PowerShell」等、開いているアプリケーション ウィンドウを全て閉じます。 ※左画面のような状態にします。
  • 38. Page 38 3 ダウンロードした[CitrixRemotePCService]ファイル を、デスクトップ等へコピーします。 コピーした[CitrixRemotePCService]をクリックしま す。 ※インストールウィザード画面は一切表示され ません。 元の画面に戻ったら、インストール終了です。 インストール後は、コピーした [CitrixRemotePCServices]ファイルを削除して問題 ありません。 4 [C:¥Program Files(x86)¥Citrix¥Remote PC Service] フォルダーに移動します。 5 [RemotePCAccessConfig]を右クリックし、[プログ ラムから開く]-[メモ帳]をクリックします。 6 下記の記述を検索します。  <Enable>False</Enable> ※12 行目  <MachineExecluded>*</MachineExeclu ded> ※33 行目 ※まずは、上記の項目を検索します。
  • 39. Page 39 7 検索した項目を修正します。  <Enable>True</Enable> ※12 行目 ※「True」に変更します。  <MachineExecluded></MachineExeclud ed> ※33 行目 ※「*」を削除します。 8 [ファイル]-[上書き保存]をクリックします。 [×]ボタンをクリックして、メモ帳を終了しま す。 9 [スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール] -[サービス]の順にポイントし、[サービス]をク リックします。 10 サービス一覧から、[Citrix Remote PC Access Service]をクリックします。 上段にある「 」(再起動)をクリックし、 サービスを再起動します。 ※再起動の状態ウィンドウが表示されます。
  • 40. Page 40 11 [スタート]-[すべてのプログラム]-[Citrix]- [Desktop Studio]の順にポイントし、[Desktop Studio]をクリックします。 12 左メニューの「割り当て」をクリックします。 中側ウィンドウに、「RemotePCs」デスクトップ グループが自動作成されています。 13 左メニュー「割り当て」-「RemotePCs」(中側 ウィンドウ)をクリックします。 右メニューにある「マシンの表示」をクリック します。 14 「TRAININGWIN7REMOTE-PC」(中側ウィンド ウ)をクリックします。 右メニューにある「ユーザーの変更」をクリッ クします。 ※リモート PC へ、接続ユーザーを事前に割り当 てます。 15 [追加]をクリックします。
  • 41. Page 41 16 選択するオブジェクト名を入力します。 [例:User1] [名前の確認]をクリックします。 17 Users1 (user1@training.lab) のようにアンダーラ インが入ります。 [OK]をクリックします。 18 [OK]をクリックします。
  • 42. Page 42 リモートPC仮想クライアントへの接続確認6 クライアント端末(管理用 PC)からリモートPC仮想クライアントへ接続します。 画面 手順 1 管理 PC の Internet Explorer を起動し、デスクト ップコントローラー上の Web Interface サイトに アクセスします。 アドレスバーに[ http://XD1 ]と入力し、Enter キ ーを押します。 2 あとのアドレスは Web Interface によって自動的 に補完され、ログオンページにリダイレクトさ れます。 この時、ブラウザ上部にイントラネット設定に 関する警告が表示されます。これはデフォルト 設定では ActiveX コントロールが実行できないた めに表示されています。イントラネット設定を 有効にし、ActiveX コントロールを実行可能にし ます。 ※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』 を完了していれば、本メッセージは表示されま せん。 3 上部の警告バーをクリックし、[イントラネット 設定を有効]を選択します。 ※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』 を完了していれば、本操作は必要ありません。
  • 43. Page 43 画面 手順 4 [はい]をクリックします。 ※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』 を完了していれば、本操作は必要ありません。 5 Web Interface のログオン画面が表示されまし た。 6 ユーザー名、パスワードを入力して[ログオン]を クリックします。 [例] ユーザー名:user1 パスワード:Citrix123 ドメイン:training 7 ログオンしました。 デフォルトではログオンユーザーに割り当てら れたデスクトップグループが 1 つだけの場合 は、そのデスクトップグループの仮想デスクト ップへ自動的に接続されます。 ※リモート PC で展開されたディスプレイ型のア イコンをクリックします。 8 仮想デスクトップ上での Windows ログオンが完 了後、デスクトップ画面が表示されます。
  • 44. Page 44 画面 手順 9 仮想デスクトップ画面上部のツマミを引き出す と、デスクトップツールバーが表示されます。 このツールバーでは複数デスクトップの切替え や画面サイズの変更などがおこなえます。
  • 45. Page 45 Personal vDisk と Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール7 MCS で展開する仮想デスクトップへ Virtual Desktop Agent(VDA)をインストールします。同時に Personal vDisk 機能を利用可能に設定します。 ここでは、P.7 でダウンロードした「Personal vDisk(アップデートモジュール)」を追加インストール します。 画面 手順 1 仮想マシンのコンソールを[Win7MCSPvD]に切 り替えます。コンソール画面上部の DVD ドライ ブより、[XenDesktop5.6.iso]インストールメ ディアをマウントします。 2 Win7MCSPvD イメージへドメインの Administrator アカウントでログオンします [例:trainingadministrator / Citrix123] 3 [コンピューター]を開き、CD ドライブをダブル クリックして、XenDesktop のインストーラーを 起動します。 ※起動まで少し時間が掛かります。 4 Windows 7 上で XenDesktop インストーラーを起 動すると、仮想デスクトップ用インストールメ ニューが表示されます。 [Virtual Desktop Agent のインストール]をクリック します。
  • 46. Page 46 画面 手順 5 [カスタムインストール]をクリックします。 ※[簡易展開]はデスクトップコントローラーの初 期設定ウィザード[簡易展開]と対になる設定で す。※今回は使用しません 6 [ライセンス契約書に同意する]にチェックを入 れ、[次へ]をクリックします。 7 [Virtual Desktop Agent]を選択して、[次へ]をクリ ックします。 8 インストールするコンポーネントを選択しま す。[Citrix Receiver]のチェックを外し、[次へ]を クリックします。
  • 47. Page 47 画面 手順 9 Personal vDisk 構成を選択します。 [はい、Personal vDisk を有効にします]を選択して [次へ]をクリックします。 10 次にデスクトップコントローラーの場所を指定 します。[コントローラーの場所を手動で入力す る]にチェックを入れます。デスクトップコント ローラーの FQDN [例:XD1.training.lab]を入力し て、[チェック]をクリックします。 11 名前解決が正常に出来た場合は、左図のポップ アップが表示されます。エラーになった場合は DNS の設定を確認してください。 12 Windows OS を仮想デスクトップとして使用する 際の最適化設定を自動で行います。すべての項 目にチェックを入れた状態で、[次へ]をクリック します。 ※変更される OS の設定は以下の KB を参照して ください。 http://support.citrix.com/article/CTX125875 13 インストール内容の確認画面です。確認後、[イ ンストール]をクリックします。
  • 48. Page 48 画面 手順 14 インストール完了までしばらく待ちます。完了 すると左図のウィンドウが表示されますので、 [マシンを再起動する]にチェックを入れた状態で [閉じる]をクリックします。 15 再起動完了です。 ※[イジェクト]をクリックし、マウントした DVD ドライブをアンマウントしておきます。 16 Win7MCSPvD イメージへドメインの Administrator アカウントでログオンします [例:trainingadministrator / Citrix123]
  • 49. Page 49 17 「Personal vDisk(アップデートモジュール)」 を追加インストールします。 ダウンロードした[PersonalvDisk56##.zip]ファイル を解凍し、デスクトップ等へコピーします。 コピーした[PersonalvDisk_x##]アップデートモジ ュールをクリックします。 ※[##]は、ダウンロードした Personal vDisk アッ プデートモジュールのバージョンになります。 ※[PersonalvDisk_x86]ファイルは 32bit 版用、 [PersonalvDisk_x64]ファイルは 64bit 用です。利用 しているシステムの種類によって、適用するフ ァイルを使い分けて下さい。インストール後 は、コピーしたファイルを削除して問題ありま せん。 18 [次へ]をクリックします。 19 「同意する」にチェックを入れ、[次へ]をクリッ クします。
  • 50. Page 50 20 [次へ]をクリックします。 21 [閉じる]をクリックします。 22 [はい]ボタンをクリックします。 ※このメッセージが表示されなかった場合、手 動で再起動を実施します。 23 Win7MCSPvD イメージへドメインの Administrator アカウントでログオンします [例:trainingadministrator / Citrix123]
  • 51. Page 51 24 [スタート]ー[すべてのプログラム]ー[Citrix]ー [Personal vDisk の更新]の順にポイントし、 [Personal vDisk の更新]をクリックします。 25 インベントリ更新が終了すると、Win7Master は自動的にシャットダウンされます。 ※自動的にシャットダウンされるまで、環境に よりますが、3 分~5 分位かかります。
  • 52. Page 52 Personal vDisk 仮想デスクトップのカタログとデスクトップグループ作成8 デスクトップコントローラーに Personal vDisk 仮想デスクトップを登録し、ユーザーに割り当てます。 『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』を終了している環境では、VM 名:[XenDesktop]で設 定を行います。 画面 手順 1 [XenDesktop]のコンソール画面に切り替えて作業 します。 Desktop Studio 左メニュー[マシン]をクリック 後、右メニューの[カタログ作成]をクリックしま す。 2 [マシンの種類]プルダウンメニューから、 [プール(Personal vDisk あり)]を選択します。 [次へ]をクリックします。 3 [Win7MCSPvD]を選択して、[次へ]をクリックし ます。
  • 53. Page 53 4 [作成する仮想マシンの数]および、[vCPU]、[メモ リ]、[Personal vDisk サイズ]、[ドライブ文字]を設 定します。 [例:作成する仮想マシン数:2 or 3] 引き続き、[新しいアカウントを作成する]を選択 し、[次へ]をクリックします。 5 [コンピューターアカウントに対する Active Directory の場所]では、[MCS]を選択します。 引き続き、[アカウント名前付けスキーム]を入力 します。 [例:Win7MCSPvD-###] ※[###]は作成させる仮想デスクトップ数によ り、自動的にカウントアップされます。 [次へ]をクリックします。 6 そのまま[次へ]をクリックします。 7 カタログ名を設定します。 [カタログ]フィールドに名前を入力します。 [例:Win7MCSPvD] 入力後[完了]をクリックします。
  • 54. Page 54 8 カタログ作成中の、Desktop Studio 画面です。 作成中のステータスバーが動きます。 9 作成が終了すると、作成中のステータスバーが 消えます。 10 XenServer 上には、Personal vDisk 用に作成された 仮想デスクトップが表示されます。画面では、 2 つの新しい VM が作成された状況です。 11 作成された VM の[ストレージ]タブをクリックし ます。Personal vDisk 用に追加された領域が確認 出来ます。 12 作成したカタログに利用するユーザーを割り当 てます。 Desktop Studio 左メニュー[割り当て]をクリック 後、右メニューの[デスクトップグループ作成]を クリックします。
  • 55. Page 55 13 [割り当て用のマシンを選択]から[Win7MCSPvD]を 選択し、[マシンの追加]へ使用する仮想デスクト ップ数を入力します。 [例:2] [次へ]をクリックします。 14 割り当てるユーザーもしくはグループを選択し ます。 [追加]をクリックします。 15 オブジェクトの検索画面が表示されました。 16 選択するオブジェクト名の欄に[ Domain Users ]と 入力し、[名前の確認]をクリックします。 入力した名前の確認が取れ下線が引かれたら、 [OK]をクリックします。 17 Domain Users グループが追加されました。 ユーザーごとのデスクトップ数は、デフォルト の[1]のまま、[次へ]をクリックします。
  • 56. Page 56 18 そのまま[次へ]をクリックします。 19 表示名とデスクトップグループ名を設定しま す。表示名は接続する利用者側に表示される名 前となります。別々の名前を設定することも可 能です。 ここではどちらも同じ名前を入力しています。 [例:Win7MCSPvDGR] [完了]をクリックします。 20 Personal vDisk 機能付きで展開された仮想デスク トップが、ユーザーに割り当てられました。 ※ユーザーに提供する仮想デスクトップが起動 してきます。1~2 分位待ち、次の接続確認を行 います。
  • 57. Page 57 Personal vDisk 仮想デスクトップへの接続確認9 クライアント端末(管理用 PC)から Personal vDisk 仮想デスクトップへ接続します。 画面 手順 1 管理 PC の Internet Explorer を起動し、デスクト ップコントローラー上の Web Interface サイトに アクセスします。 アドレスバーに[ http://XD1 ]と入力し、Enter キ ーを押します。 2 あとのアドレスは Web Interface によって自動的 に補完され、ログオンページにリダイレクトさ れます。 この時、ブラウザ上部にイントラネット設定に 関する警告が表示されます。これはデフォルト 設定では ActiveX コントロールが実行できないた めに表示されています。イントラネット設定を 有効にし、ActiveX コントロールを実行可能にし ます。 ※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』 を完了していれば、本メッセージは表示されま せん。 3 上部の警告バーをクリックし、[イントラネット 設定を有効]を選択します。 ※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』 を完了していれば、本操作は必要ありません。 4 [はい]をクリックします。 ※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』 を完了していれば、本操作は必要ありません。
  • 58. Page 58 画面 手順 5 Web Interface のログオン画面が表示されまし た。 6 ユーザー名、パスワードを入力して[ログオン]を クリックします。 [例] ユーザー名:user1 パスワード:Citrix123 ドメイン:training 7 ログオンしました。 デフォルトではログオンユーザーに割り当てら れたデスクトップグループが 1 つだけの場合 は、そのデスクトップグループの仮想デスクト ップへ自動的に接続されます。 ※Personal vDisk 付の仮想デスクトップで展開さ れたディスプレイ型のアイコンをクリックしま す。 8 仮想デスクトップ上での Windows ログオンが完 了後、デスクトップ画面が表示されます。
  • 59. Page 59 9 仮想デスクトップ画面上部のツマミを引き出す と、デスクトップツールバーが表示されます。 このツールバーでは複数デスクトップの切替え や画面サイズの変更などがおこなえます。 10 【仮想デスクトップ内で操作します】 仮想デスクトップ内の、[スタート]-[すべての プログラム]-[コンピューター]の順にポイント し、[コンピューター]をクリックします。 11 【仮想デスクトップ内で操作します】 Personal vDisk 領域である、[Citrix Personal vDisk (P:)]が表示されています。 確認後、[×]ボタンをクリックして、ウィンド ウ画面を閉じます。 (任意のアプリケーションをインストール) FireFox や Chrome 等の任意のアプリケーション をインストールして下さい。インストールされ たアプリケーション情報(レジストリ情報等) は、Personal vDisk ドライブ[例:Pドライブ]に 同期され、保持されます。ログオフや再起動後 に再度仮想デスクトップへ接続しても、インス トールされたアプリケーションはそのまま利用 可能で残っています。 以上で Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step 構築&操作ガイド Remote PC & Personal vDisk 編は完了です。