Ainori
- 5. 学生さんをターゲットに選んだわけ
行き先の設定がシンプル
• 基本区間: 自宅←→学校
毎週の行動パターンが規則的
• 月曜は2限から、サークルやったら帰る。
• 火曜は3限から、4限おわったら帰る。
• 金曜は1限から、どこかに飲みに行く。
田舎・郊外にキャンパスを移したところが多く、車通学が多い
• 広大な駐車場があって、多くの学生が車で通う。
• 車がない学生は大変。バスは朝と夕だけ。電車こない。
• 車がある学生はひとり1台づつ車で通学する。なんというムダ。
• ガソリン代が負担になる。
車の数を減らすアプローチは見当たらない。
• 車がある人とない人をマッチングするサービスはあるんだけどね…
4
- 8. 学生さんのカーCO2 排出量
http://www.stat.go.jp/naruhodo/c1data/19_01_stt.htm から算出
都道府県大学生の数
車
ムリ
県ごとの
普及率
学生が持つ
車の数
CO2 排出量(t/年)
(10km/日と仮定)
全国2,893,489 534,106 183,732
東京732,543 100% 0% 0 0
大阪227,928 100% 0% 0 0
神奈川206,703 100% 0% 0 0
愛知191,609 50% 25% 47,902 16,478
京都161,299 100% 0% 0 0
兵庫126,484 50% 25% 10,878
埼玉125,422 50% 25% 10,786
福岡123,738 50% 25% 10,641
千葉118,490 50% 25% 10,190
北海道91,397 0% 50% 31,621 15,720
広島60,828 50% 7
25% 31,356 5,231
- 9. CO2削減目標
現状183,732 t/年
究極目標45,933 t/年
時期規模普及率
フェーズ1 2014~2016 2~3校目標15%
フェーズ2 2017~2019 20~30校目標15%
フェーズ3 2020~2022 200~775校目標15%
フェーズ4 2023~2025 775校目標30%
フェーズ5 2026~2028 775校目標50%
25,000
20,000
15,000
10,000
5,000
0
CO2削減量(t/年)
2016 2019 2022 2025 2028
8
- 20. フェーズ1 ~ 初期開発フェーズ
モデル校をいくつか選ぶ
学生さんチームを募って開発してもらう
そのチームを起点に、ゆるくエコ通学を広める
普及率が10%超あたりから、地域の他大学にもエコ通学が広まる
→ フェーズ2 へ
時期規模普及率
フェーズ1 2014~2016 2~3校目標15%
フェーズ2 2017~2019 20~30校目標15%
フェーズ3 2020~2022 200~775校目標15%
フェーズ4 2023~2025 775校目標30%
フェーズ5 2026~2028 775校目標50%
1年目はキックオフ
• 4~5人・5日・バイト代= 20万円
2, 3年目は追加開発を加えつつ、普及の起点にも
• 4~5チーム・2~3人・5日・バイト代= 50万円
19
- 21. フェーズ2 ~ 地域拡散フェーズ
モデル校の近所の他大学への拡散
近所の他大学の学生さんたちも交え、広域開発への課題解決
アフィリエイトなどのアプリ収入の仕組み
市区町村の大学にエコ通学が広まってくると、拡散も加速
→ フェーズ3 へ
時期規模普及率
フェーズ1 2014~2016 2~3校目標15%
フェーズ2 2017~2019 20~30校目標15%
フェーズ3 2020~2022 200~775校目標15%
フェーズ4 2023~2025 775校目標30%
フェーズ5 2026~2028 775校目標50%
追加開発&普及の起点のため、チーム数を増やす
• 5~10チーム・2~3人・5日・バイト代= 100万円
アプリ収入を100/人・年とすると
バイト代がまかなえる!
¥2,000,000
¥1,800,000
¥1,600,000
¥1,400,000
¥1,200,000
¥1,000,000
¥800,000
¥600,000
¥400,000
¥200,000
¥0
アプリ収支
2016 2019 2022 2025 2028
20
- 22. フェーズ3 ~ 全国制覇フェーズ
全国の大学への拡散
github など活用してバラバラに開発
国内どこでも使えるよう、汎用性を高める
全国にエコ通学が広まると、目標シフト: 規模から普及率へ
→ フェーズ4 へ
時期規模普及率
フェーズ1 2014~2016 2~3校目標15%
フェーズ2 2017~2019 20~30校目標15%
フェーズ3 2020~2022 200~775校目標15%
フェーズ4 2023~2025 775校目標30%
フェーズ5 2026~2028 775校目標50%
体制の転換: チーム開発&バイト代→ コミット対価制
• 1万円/1コミット× 100 コミット= 100万円
あとはフェーズ4 に向けた体制づくり
広報・サポート
¥50,000,000
¥45,000,000
¥40,000,000
¥35,000,000
¥30,000,000
¥25,000,000
¥20,000,000
¥15,000,000
¥10,000,000
¥5,000,000
¥0
アプリ収支
2016 2019 2022 2025 2028
21
- 23. フェーズ4 ~ 全国浸透フェーズ
全国の大学で、多くのひとに拡散
github など活用してバラバラに開発
全国だれでも使えるよう、さらに汎用性を高める
学生への普及が進むと、最終フェーズへ
→ フェーズ5 へ
時期規模普及率
フェーズ1 2014~2016 2~3校目標15%
フェーズ2 2017~2019 20~30校目標15%
フェーズ3 2020~2022 200~775校目標15%
フェーズ4 2023~2025 775校目標30%
フェーズ5 2026~2028 775校目標50%
アプリからの収入で自立
スポンサー様への恩返し
¥100,000,000
¥90,000,000
¥80,000,000
¥70,000,000
¥60,000,000
¥50,000,000
¥40,000,000
¥30,000,000
¥20,000,000
¥10,000,000
¥0
アプリ収支
2016 2019 2022 2025 2028
22
- 24. フェーズ5 ~ その先へ
さらなる学生さんへの普及率アップ
国外への拡散も視野に入れて
学生さん以外への普及も視野に入れよう
時期規模普及率
フェーズ1 2014~2016 2~3校目標15%
フェーズ2 2017~2019 20~30校目標15%
フェーズ3 2020~2022 200~775校目標15%
フェーズ4 2023~2025 775校目標30%
フェーズ5 2026~2028 775校目標50%
¥140,000,000
¥120,000,000
¥100,000,000
¥80,000,000
¥60,000,000
¥40,000,000
¥20,000,000
¥0
アプリ収支
2016 2019 2022 2025 2028
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