1. 企画術
刺激的で感情を揺さぶる
「テレビ的スパイス」
企画とは〜アイディア集め

2. はじめに

3. はじめに
「企画する」
アイディアをあつめ、カタチにする

4. はじめに
アイディアはとっても身近なもの

5. はじめに
アイディアをどうやって集め、
それをどう活かすのかという「発想術」まで
すなわち『アイディア力』をお伝えします

6. はじめに
アイディア力とは
「ふつうのこと」を「特別なこと」に
変身させる、魔法のようなものです

7. 自己紹介：岩井喆聖とは
注１：そんな僕は
魔法使いではありません。
「舞台、映画、そしてテレビ（制作）」
そういったエンタメの世界を約１０年間
走り続けた、いたって普通の 「好青年」
です。w

8. フジテレビの「とくダネ！」で５年間働いていたのは事実で、
さらには「視聴率の怪物」こと王東順さんの下で日々精進していました。

9. 企画術
刺激的で感情を揺さぶる
「テレビ的スパイス」
企画とは〜アイディア集め

10. 企画とは

11. 企画とは
「ふつうのこと」を「特別なこと」に
変身させる、魔法のようなもの
[ アイディアをあつめ → カタチにすること ]
そのプロセスすべてが楽しい。
そしてその結果、自分のアイディアが世に
出る喜びを得たならば、それは何ものにも
変えられない感動となる。

12. 企画とは
「何もないところからアイディアを生み出す
才能があるからこそ、企画をつくる仕事に
ついているんじゃないか。」

13. 企画とは
ゼロから企画を生み出すなんて到底できない。
×
０→１
企画とは
「ひらめく」ものではなくて「搾り出す」もの。
どれだけ考えることを積み重ねてきたか

14. 企画とは
実は企画の元になるものは「身の回りのものごと」や
「すでにあるアイディア」の中に潜んでいる。
１→１ → １００

15. 企画とは
企画をつくるのは楽しい！！

16. いい企画とは

17. いい企画とは
企画をたてるということは、
自分の芸術作品をつくることではない。
企画とはお客さまのニーズに応えることが
そのベースにある！

18. いい企画とは
つまり企画をたてるシゴトとは
「サービス業」なのである。

19. いい企画とは
「お客さまに喜ばれるもの」とは、
具体的にどういうものか？

20. いい企画とは
Short！（ショート）＝ 簡潔で
Sharp！（シャープ）＝ 鋭くて
Shock！（ショック）＝ 衝撃的

21. いい企画とは
Short！（ショート）＝ 簡潔で
Sharp！（シャープ）＝ 鋭くて
Shock！（ショック）＝ 衝撃的
・人の心を揺さぶり
・人を引き寄せ
・他と差別化し
・競争で優位に立つ

22. いい企画とは
人はなぜお金を払うのか？
人は何に対してお金を払うのか？
何らかの刺激や感情の揺さぶりが
あるからこそ、お金を払うのである。

23. いい企画とは
「お客づくりはファンづくり」
人を怒らせては金にならないが、
人を喜ばせると金になる。

24. アイディアを集める

25. アイディアを集める
アングルを変える

26. アイディアを集める
アングルを変える
→

27. アイディアを集める：アングルを変える
アイディアが豊富な人というのは、
特別な日常を送っているわけじゃない。
日常を楽しむその「面白がり量」の差が、
「アイディアの量」の差となる。

28. アイディアを集める
観察をクセにする

29. アイディアを集める：観察をクセにする
新車 →
新しい →
イベント

30. アイディアを集める：観察をクセにする
そのモノごとに結びつくかどうかは意識せず、
とにかく身の回りのモノごとから
興味深いことをどんどん見つけてほしい。

31. アイディアを集める：観察をクセにする
企画づくりというものは、
企画立案を目的とした「特別な観察」の上に
成り立つものというよりも、「普段使いの観察」、
つまり単純に面白いもの、興味深いと感じるもの
をベースにそこに特別な観察を加えて成り立つもの
だと思います。

32. アイディアを集める
□ 自分の「感情・行動」を観る
→ 説得力ある企画が生まれやすい
□ 無意識の動きを観る
→ これらを見つけられれば、そこに
新しいアイディアが生まれる余地がある

33. アイディアを集める
□ 「誰か」になってみる
□ 疑問をつくる
□ 「そういうもの」 を疑う
（常識）

34. アイディアを集める：常識を疑う

35. アイディアを集める：常識を疑う

36. アイディアを集める
□ 「ツッコミ」上手になる

37. アイディアを集める：ワークショップ
□ 「ツッコミ」上手になる
→ ツッコミとは、ものごとが抱えている問題点を
明らかにする行為。
そのツッコミで明らかになった問題点について
「どうすれば改善できるのか？」という疑問を
つくっていけば、新しい商品やサービスに関する
アイディアにたどりつくことができる。

38. アイディアを集める：ワークショップ
□ 「ツッコミ」上手になる
お題
タクシーの運転手にツッコんでみよう！

39. アイディアを集める：ワークショップ
□ 「ツッコミ」上手になる
「タクシーの運転手に突っ込んで…
いやいや、ツッコんでみよう！」
「こっちが疲れてるときは話しかけないで！」
《《 ではどうすれば、そのイヤなことが防げるのか 》》
→ 運転手の後頭部に「無口ですシール」
→ 無口タクシー株式会社
→ ボタンひとつで前と後ろを遮断するツイタテが出てくる …等

40. アイディアを集める
メモをとる

41. アイディアを集める
メモをとる
いつなにを思いつくかわからない。
その思いつきはすぐに記録しないと忘れてしまって、
もう二度と思いつかないかもしれない
だから、アイディアを記すためのノートや手帳を
常に持ち歩こう！

42. アイディアを集める：メモをとる
興味深いネーミング
シチュエーション
コンセプト
方法論
改善策

43. アイディアを集める：メモをとる
こうしたキーワードが組み合わさり
思わぬアイディアへ活かすことができる。
＝「メモをとる」ということは
クリエイティブを生む大事な作業
見つけたアイディアはいわば「素材」
企画に料理するとき、
何が重要になるかはわかならい！

44. アイディアを集める：メモをとる
発見したアイディアを差別せず
すべて書き残していくという方法

45. おまけ

46. ネーミング術
ネーミング
「ネーミング」は
その企画を印象づける大きなポイント
いわば企画にお化粧するようなもの

47. ネーミング術
１、コンセプト体現型 ： 「トイレその後に」
２、話し言葉型 ： 「おーいお茶」
３、ゴロで覚えさせる型： 「じゃがりこ」
４、ダジャレ型 ： 「写ルンです」「湯名人」
５、流行言葉型 ： 「鼻セレブ」
６、新語感覚型 ： 「トリビアの泉」

48. ネーミング術：みんなで考えよう！
防虫剤
↓
ムシューダ

49. ネーミング術：みんなで考えよう！
目覚まし時計
↓
非情ベル

50. ネーミング術：みんなで考えよう！
非情ベル

51. ネーミング術：みんなで考えよう！
電子英単帳
↓
受験SAY

52. ネーミング術：みんなで考えよう！
冷やし中華
↓
そのまんま冷やし

53. ネーミング術：みんなで考えよう！
洗濯機
↓

54. ネーミング術：みんなで考えよう！

55. ネーミング術：みんなで考えよう！
お掃除ロボット
↓
ロボモップ

56. ネーミング術：みんなで考えよう！

57. 最後に…

58. 最後に…
いい企画というのは、
「従来の常識の範囲内でいい企画」をいう
一方、すごい企画というのは、
「従来のものさしでは測りきれない、
常識の枠組みを越えた企画」をいう

59. 最後に…
ヒット４本より、
ホームラン１本の効果を狙う。

60. 最後に…
企画づくりの楽しさとは？
・みんなに喜ばれそうなことを、
あれこれ考えることそのものが楽しい！
・そうして考えたことが現実になり
大勢の人の心に響いたなら、なお楽しい！

61. 最後に…
自分が楽しんでる先に
スゴイ企画がある！
・この企画がうまくいったらどうなる？
・世の中はどんなことになっちゃう？

62. 参考文献
「企画術の教科書」古舘プロジェクト編-アングル- (著)
出版社: インデックス・コミュニケーションズ
「企画の王道」 王 東順 (著), 品川 裕香 (著)
出版社: カンゼン
「エンタテイメントシンキング」王 東順 (著), 梶山 妙子 (編集)
出版社: 三恵社

63. ご あ
ざ り
い が
ま と
し う
た