1. 近年の MARCH 出題傾向（柴野君用）
マーク 筆記対応箇所 設問数 制限時間 大問１ 大問２ 大問３ 大問４ 大問５ 大問６ 大問７ 大問８ 大問９
明治大学 動詞の活用、英作文、下線部和訳 3 60 超長文（８） 超長文（７） 会話文
法政大学 ○ なし 4 90 語法・文法 語法・文法 長文（７） 長文（７）
立教大学 空欄補充 5 60 超長文（８） 超長文（１４） 語法・文法 語法・文法 空欄補充
青山学院大学 下線部和訳２、反意語 6 90 長文（３） 長文（３） 語法・文法 誤文訂正 会話文 整序
中央大学 下線部和訳2題、英作文1題 9 90 単語 語法・文法 類文 類文 整序 会話文 超長文（１４） 超長文（８） 英作文
明治大学と中央大学の出題形式は特異。明治大学はやや長めの長文が２題と会話文１題で制限時間が６０分ということもあり、適宜パラグラ
フリーディングを取り入れ、読解の効率化をはかる必要性がある。中央大学は大問形式９題であり、単語から英作文まで様々な問題を問わせ
ながら、やや長めの長文も用意されている。安定した語法・文法力が必要である。語法・文法は得点源であるので、両大学比較した場合、明
治の方が「やや難」と思われる。法政大学と青山大学は比較的似ているが、特異なのは立教大学。空欄補充問題は高度な語法・文法力を要求
しているため、注意が必要。
今後の視座
読解の効率化と安定した語法・文法力がキーワードです。
現代文と同レベルの読解が要求されますので、(形容詞句・節) [名詞句・節] <副詞句・節> と文型（sv,svc,svoo,svo,倒置）を日々使いこ
なしながら、英文解釈能力を高めていきましょう。そしてその英文を何十回も音読しましょう。
語法・文法力の養成に今井の英文法（1・2）や厚めの文法書を適宜使用してきましたが、今後もそこを追求していきましょう。立教の空欄補
充を突破できるような語法・文法力は間違いなく、文法書の勉強に付きます。
整序問題は文法遊び、パズルのそういった類ですが、英作文は自らのボキャブラリーで組み立てなければなりません。対策としては音読でカ
バーできません。良い英文の暗記にあると思われます。
元暴走族の吉野敬介古文講師は４カ月で国語の偏差値を 25 から 85 に上げたというのは有名な話だけど、あと 2 カ月もあるから伸びるだけ
伸びる。がんばろう。