1. Eucalyptus
開発グループ
菊池 大輔 @d_hero

2. 「Eucalyptus」とは
コアラやパンダが好きな「アレ」の学名

3. 「Eucalyptus」を使うと
プログラム可能な「プライベートクラウド」が作れる！
前もってマシンイメージを登録しておき・・・
自分が使いたいマシンイメージを用いて，必要な分だけ仮想
マシンを用意・・・
仮想マシンの起動するタイミングをカスタムできる
余ったPCが再利用できる！
スペックが低くてもある程度利用可能
社内の使われなくなったデスクトップPC，等

4. Eucalyptus
- プライベートクラウド -
開発グループ
菊池 大輔 @d_hero

5. クラウド
コンピュータ資源利用者に
資源の位置を意識させない利用形態(資源の所有→利用)
（一般的には）使った分だけコストがかかる
利用形態：SaaS，PaaS，IaaS

6. 「Public」と「Private」
クラウドを構成する物理マシンが
インターネットにあるか
イントラネットにあるか

7. 「Eucalyptus」とは
Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)
Amazon S3(Simple Storage Service)
とAPI互換のあるオープンソースクラウド基盤
(IaaS)
Amazon EC2/S3：パブリッククラウド
Eucalyptus：プライベートクラウド前提(課金機能がない)

8. 利用方法
クラウド
この環境を使いたい！
ネットワーク経
由で
環境を提供
仮想マシ
ン自動起
動

9. Eucalyptusの動作環境
Linuxディストリビューション
仮想化技術として，以下のいずれかを用いる
Xen
KVM(Kernel-based Virtual Machine)
(KVMの場合はIntel VT-xまたはAMD-Vが必要)

10. XenとKVM
Linux上で仮想マシンを作成するためのソフトウェ
ア
ハイパーバイザとして動作する
Amazon EC2ではXenを用いて仮想マシンを作成
する

11. Eucalyptusの構成要素
Cloud Controller(CLC)：クラウド全体の管理
ユーザにAPIやWeb管理
画面を提供
Cluster Controller(CC)： Node Controllerの管理
VMのN/Wを管理
Storage Controller(SC)：VMのデータを保存(EBS)
Node Controller(NC)： VMが動作するノード
ハイパーバイザにVM起
動を要求
Walrus： Amazon S3互換のAPIを提供

12. Eucalyptusの構成
CLC
Walrus
CCSC
NC

13. 最小構成
CLC, CC, SC, Walrus NC

14. こんなことに使える？
開発環境
それぞれのPCに開発環境を入れる必要がなくなる
ちょっとしたお試し環境を容易に作成できる
要調査ですが・・・
EucalyptusのVMをAmazon EC2に移行できる、らしい
サイト無停止でのデプロイが可能になるかも？

15. 参考
Eucalyptus 入門
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/column/eucalyptus/201
00924_394058.html
OSSのクラウド基盤「Eucalyptus」を使う（1）
http://builder.japan.zdnet.com/virtualization/sp_09-personal-
cloud/20394582/1/
Eucalyptusではじめるプライベートクラウド構築(本)
羽深 修，志田 隆弘, 田中智文
ISBN-13: 978-4844330257