社内読書会でTAPL読んでみたので、それについて社内でLTしたやつ

1. TAPL読書会やってみた
2014/12/18(木)
@flada_auxv

2. TAPLとは
● Types and Programming Languages（通称TAPL）
● 「型」の教科書
● 型システムの歴史、何が出来るのか、言語設計との関わり
● 第一章 はサンプルとして読める

3. 開催の経緯
● @muryoimpl の歓迎会(2014/09/26)にて、Mパイセンに購入を迫られる
● その場で “読書会やっぞ！” ってなる

4. 参加してる人たち
Idobata ルーム
● @takkanm
o 既に読んだことあるっぽい？一番理解できてる感あって、すごい。
● @emattsan
o 数学的知識から補ってくれる。予習復習ちゃんとしてて、すごい。
● @hrysd
o カレンダー飛ばしてくれて、すごい。
● @flada_auxv
o 唯一のPDF版所持者、すごい。

5. 入門書の為の入門書紹介
TAPLの邦訳版タイトルは「型システム実践入門」だけど、易しい訳では全く
無いので適宜副読本を用意して補う。
● 論理学
o 入門！論理学
● Ocaml
o プログラミングの基礎
● λ計算
o 計算論 計算可能性とラムダ計算 自分には難しすぎた…

6. これまでにやったこと
以下の言語・体系について、構文や意味論(構文がどう評価されるか)、あるい
はその実装について学んできた。
● 型無し算術式とそのML実装
o 数とブール値のみの言語
● 型無しラムダ計算
o 関数定義と関数適用のみの世界

7. ● 第0部
o 第1章 はじめに
o 第2章 数学的準備
● 第1部 型無しの計算体系
o 第3章 型無し算術式
o 第4章 算術式のML実装
o 第5章 型無しラムダ計算
o 第6章 項の名無し表現
o 第7章 ラムダ計算の ML 実装
● 第2部 単純型
● 第3部 部分型付け
● 第4部 再帰型
● 第5部 多相性
● 第6部 高階の型システム
第5章(p.47)まで読み進めた。
しかし、型はまだ出てきてない…
10/6から、毎週1回の計8回くらい開催。
進捗、47ページ / 492ページ です。

8. TAPL読書会、TAPL読むのやめるってよ
● とにかく進みが悪い
o たくさんある演習問題をその場で解いている。理解度の低い参加者が
救われる一方で、ひたすら時間が掛かってしまう…
o 毎週開催で予習してくるには負荷が高い(言い訳
もうちょっと難易度を下げても良いのでは…

10. これから
● アンダースタンディングコンピュテーションを読む
o 意味論、ラムダ計算などTAPLでかじった内容を含んでいる
o Ruby(俺達のホームグラウンド！)
● 新しく参加したい人は絶好のタイミングかも
o 年明け始動の予定ですぞ
o 参加してる人に適当に声掛けたら良いかも