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「集団傷病者のトリアージと評価」
1. トリアージの目的
2. トリアージの方法
3. START法
4. トリアージタグの記入
5. 二次トリアージと災害時カルテ
2013/4/25
4
トリアージの目的
 
 災害時に
 限りある医療資源を
 重症患者の救命のために
 効率よく
 分配する
  
5
圧倒的多数が対象
=迅速性が求められる
  
6
トリアージは繰り返し行う必要がある
重症度評価は今のままでいいのか?
 ・歩いてくる腹腔内出血
 ・今は落ち着いているが、これから
命が脅かされるかもしれない
 ・刻々と変化する患者の病態 
中京病院で行うトリアージ
• 一次トリアージ(ふるい分け):START*
   (Simple Triage and Rapid Treatment)
• 二次トリアージ(集積と精度向上):
  災害時カルテに沿って⾏う。
  より詳細な⽣理学的評価
       解剖学的評価
*START変法
本邦における
トリアージ区分
区分 I(緊急治療群)
区分 II(非緊急治療群)
区分 III(治療不要もしくは軽処置群)
区分 0(治療対象外*)
重症
中等症
軽症
*死亡もしくは救命困難群
9
赤:区分I(緊急治療群)
バイタルサインに異常がある
救命処置が必要
2013/4/25
黄:区分II(非緊急治療群)
治療の遅延が⽣命危機に直接つながらないもの
歩⾏不能
11
緑:区分III
(治療不要もしくは 軽処置群)
歩⾏可能
必ずしも専門医の治療を必要としないもの
一般に、災害時に最大数となりうる
*軽症群とされても、そのまま帰宅させるのではなく、
一ヶ所に集積し、アンダートリアージや容態の変化を確認する。
12
黒:区分 0
(治療対象外)
死亡しているもの
心肺蘇⽣を施しても蘇⽣の可能性の低い
もの
*本区分は「死亡診断」とは必ずしも同義ではない。
13
一次トリアージ START
呼吸、循環、意識の
   3つの簡便な⽣理学的評価を⽤い、
        30秒程度で迅速に評価する
((((SSSSimpleimpleimpleimple TTTTriageriageriageriage aaaandndndnd RRRRapidapidapidapid TTTTreatmentreatmentreatmentreatment))))
14
START*
歩⾏可能?
はい
呼吸(気道開放にて) 
呼吸なし
呼吸数
9回/分↓、30回/分↑
10-29回/分
橈骨動脈の触知またはCRT
意識:従命反応
なし
あり
脈触知せず or CRT>2秒
緑
⿊
赤
赤
赤
⻩
いいえ
はい
はい
脈触知あり   CRT≦2     
呼吸あり
* Modified START
15
START
(1) 歩⾏可能な患者を
(2) 歩けない患者のABCDを評価し、
Airway 気道
Breathing 呼吸
Circulation 循環
Dysfunction of CNS 意識
に区分する。
に区分する。
(3) 処置は⾏わない。例外は気道確保、圧迫⽌血。
16
二次トリアージ
生理学的解剖学的評価
(Physiological and Anatomical Triage: PAT法)
(1) 第一段階:バイタルサインの測定
(2)第二段階:全身の観察による解剖学的評価
(1)、(2)で該当する異常があれば最緊急治療群 赤
(3)第三段階:受傷機転による評価
(4)災害弱者への配慮
 ⼩児、⾼齢者、基礎疾患、妊婦、外国⼈、旅⾏者
17
災害時カルテを使います
2013/4/25
意識 JCS2桁↑、GCS8↓
呼吸 30/分↑、9/分↓
脈拍 120/分↑、50/分↓
血圧 sBP90↓、200↑
SpO2 90%↓
その他 ショック症状
低体温(35度↓)
第1段階:⽣理学的評価
いずれかに該当すれば          赤
19
二次トリアージ
生理学的解剖学的評価
(Physiological and Anatomical Triage: PAT)
(開放性)頭蓋骨骨折
頭蓋底骨折
顔面、気道熱傷
緊張性気胸、気管・気道損傷
心タンポナーデ、緊張性気胸
緊張性気胸、気管損傷
気胸、血気胸、フレイルチェスト
開放性気胸
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骨盤骨折
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上位脊髄損傷(四肢麻痺)
デグロービング損傷
クラッシュ症候群
重要臓器・大血管損傷に至る穿通外傷
専門医の治療を要する切断肢
専門医の治療を要する重症熱傷
第2段階:解剖学的評価
転帰の記載
あとで練習します
22
第3段階 受傷機転による対応
*特に第三段階の受傷機転で重症の可能性があれば一⾒軽症のようであっ
ても待機的治療群(Ⅱ)以上の分類を考慮する
体幹部の挟圧
1肢以上の挟圧(4時間以上)
爆発
⾼所墜落
異常温度環境
有毒ガス発⽣
汚染(NBC)
23
第4段階 災害弱者の扱い
   ⼩児
   ⾼齢者
   妊婦
   基礎疾患のある傷病者
   旅⾏者
   外国⼈
      は、必要に応じて待機的治療群(Ⅱ)
   
24
二次トリアージで評価すべきABCDEの異常と
それに続く安定化(処置)
異常 対応する主な処置
A(気道) 気道確保、気管挿管、外科的気道確保
B(呼吸)
酸素投与、緊急脱気・胸腔ドレナージ、⼈
工呼吸、気管挿管
C(循環)
⽌血、骨盤簡易固定(シーツラッピング)、 
静脈路確保、輸液、薬剤投与、気管挿管
D(中枢神経)
酸素投与、気道確保(気管挿管)、薬剤投
与
E(体温、体表) 体温管理など
Cr(圧挫症候群) 大量輸液など
25
トリアージを行うチーム編成について
判定者と記録者の2名一組が原則
当院では医師・看護師の2名一組
26
トリアージタッグの役割
当院ではトリアージポストで新規タッグを付けるルール
災害現場のカルテ(当院では受付⽤紙に相当)になりうる
(1) 迅速(START 30秒程度)に⾏うために
           原則としてタッグは補助者が記載
(2) 実施時刻、実施者の名前
(3)トリアージ区分とその根拠
(4) トリアージの反復による変更・追記
(5) 簡潔かつ明瞭な情報
27裏表表表表
収容医療機関用
搬送機関用
災害現場用
トリアージタッグ
トリアージポストで
回収
↓
災害対策本部へ
救護所入り口で
回収
↓
災害カルテ
傷病者リスト へ
28
トリアージタッグ記載例(表)
No.
年齢 性別
住所 電話
トリアージ日時
トリアージ実施者
トリアージ実施場所
トリアージ実施機関 医 師
救急救命士
看護師
その他
傷病名
トリアージ区分
実施場所ごとに通し番号
氏名
不明の場合は「不詳」
数字に○をする
トリアージタッグ記載(裏)
特記事項
バイタルサインの変化
既往症
処置内容
発⾒状況
留意事項
その他の応急措置の状況等
治療内容記載
負傷部位・処置部位図示
30
記載に関するコツと注意
 事前に記載できるところはあらかじめ記載
 (機関ごとの通しNo.、実施日、実施場所、実施機関、実施者など)
 加筆修正⽤に空きを残す
 個⼈情報は必要最少限で可
 裏⾯は根拠となる所⾒を簡潔に記載
 不明事項は空欄
 訂正ならびに追記にも記載時間と記載者名を記載
する
 ⿊い油性ボールペンで強い筆圧で記入
 最終的に救護所において記載を完成させる
31
傷病者へのタグ装着
右手首に装着(原則)
 損傷・切断などの場合、 
 
衣服・靴等への装着はしない
① ②
③ ④
⑤
左手首→右足首→左足首→首の順
 ・各施設の通し番号 →テーブル毎に調整
 ・トリアージ実施者氏名 →
 ・実施機関、職種 →
 ・トリアージ施⾏日 →本日
 ・実施場所 →トリアージポスト
トリアージタッグの記載練習-1
余震が落ち着き、トリアージポストに配属されました。   
時前に記載できる事項を記載してください。
33
ご自分で書かれたタグを
時計回転方向に隣の⼈に渡してください
34
トリアージタッグの記載練習-2
<<<<一次トリアージ 一次トリアージ 一次トリアージ 一次トリアージ START>START>START>START>
氏名 中京 三郎  40 歳 男
状況:自宅より救出された(⻑時間下肢が挟まれて
いた)
(観察結果)
 寝かされている、歩けない
 呼吸やや早い(24回/分)
CRT 1秒
会話可能
 倒壊した家屋内でタンスに⻑い時間足を挟まれて
いたという患者が救急⾞で搬送されて来ました。 
 以下の傷病者をトリアージし、タッグに記載して
ください。
35
各テーブルでメンバーの書き方を
確認して下さい。
36
まとめ
トリアージは原則として、実施者、補助者
(記載)の2名で⾏う。
トリアージタッグを短時間に記載するための
準備やコツがある。
実施者名、実施時刻、トリアージ区分だけは
忘れないようにする。
37

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