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110714 学術情報流通の倫理的側面: 出版倫理・研究倫理・教育倫理・図書館倫理

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\title{学術情報流通の倫理的側面\\{\small 出版倫理・研究倫理・教育倫理・図書館倫理}}
\author{土屋俊}
\institute[NIAD-UE]{大学評価・学位授与機構}
\date[2014年11月7日]{2014年11月7日\\第16回図書館総合展@パシフィコ横浜}

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110714 学術情報流通の倫理的側面: 出版倫理・研究倫理・教育倫理・図書館倫理

  1. 1. 学術情報流通の倫理的側面 出版倫理・研究倫理・教育倫理・図書館倫理 土屋俊 大学評価・学位授与機構 2014 年 11 月 7 日 第 16 回図書館総合展@パシフィコ横浜
  2. 2. アウトライン 1. あの象徴的事件 2. 「倫理」とは何か 3. 研究倫理 (research ethics) 4. 出版倫理 (publication ethics) 5. 教育倫理 (education ethics?) 6. 図書館倫理 (library ethics?) 7. 学術 (≈ 高等教育) コミュニティの自律と社会的責任 科学者は人間である 教師も人間である 学生も人間である 人の世には倫理がある 2014 年 11 月 7 日 2/15
  3. 3. あの象徴的事件の諸要素 FFP の 3 点セット データの捏造 (fabrication) 画像の改竄 (falsification) 他の論文からの引き写し (plagiarism) 関連する背景 出版への古典的圧力 (“Publish or perish”) 出版への現代的圧力 ((現代版 “Big Science” ⇒ ファン ディング) 出版者への圧力 1(「インパクトファクター」、インパク ト、ビブリオ メトリクス) 影響の範囲 データ保存の重要性 「博士」学位とは何を担保するのか 「インパクト」にこだわるべきなのか Whistleblowing(公益通報) 組織としての取組の必要性 (大学、学会) 2014 年 11 月 7 日 3/15
  4. 4. その他の有名ないくつかの事件 東京大学加藤茂明元教授事件: 主に画像操作で 30 編近 くの論文を撤回 (分子生物学) 東邦大学藤井善隆元准教授事件: 主にデータ捏造で 183 編の論文 (1993 年から 2011 年まで) を撤回 (麻酔学。 この分野は撤回が多いようだ) Diederik Alexander Stapel 事件: 「混乱に対応するため に類型化、差別が生じる」「肉食者のほうが利己的であ る」などの内容を含む 55 論文が問題とされる (社会心 理学。この分野もかなり多い) もっともっと数えきれないほどの事件が起きている。 とはいえ所詮人の世の常にすぎないのでは? たとえば、以下を見る ejournal.jp/Links/StandardsCodes/Ethics/Cases.htm 2014 年 11 月 7 日 4/15
  5. 5. Stapel の発言 (英訳) I failed as a scientist. I adapted research data and fabricated research. Not once, but several times, not for a short period, but over a longer period of time. I realize that I shocked and angered my colleagues, because of my behavior. I put my field, social psychology in a bad light. I am ashamed of it and I deeply regret it. ... I think it is important to emphasize that I never informed my colleagues of my inappropriate behavior. I offer my colleagues, my PhD students, and the complete academic community my sincere apologies. I am aware of the suffering and sorrow that I caused to them. ... I did not withstand the pressure to score, to publish, the pressure to get better in time. I wanted too much, too fast. In a system where there are few checks and balances, where people work alone, I took the wrong turn. I want to emphasize that the mistakes that I made were not born out of selfish ends. 2014 年 11 月 7 日 5/15
  6. 6. 非倫理的行動を倫理的には抑制できない。ましてや、心 掛けや教育では抑制できない。しかし法律にはしたくな い そもそも倫理とは何か 倫理とは、個人または集団の行動の決定に関する個人 または集団の原則である。倫理学とは、その原則と原 則の適用およびそれらの葛藤とその解決に関する理論 的考察である。 それらの原則のなかには、功利主義、義務論、徳倫理 学などのものがあり、時代、社会、集団、状況に依存 して適用と葛藤とが議論される。 これらの研究の結果を、経験的に検証することはでき ない。なせならば、行動の決定に関しては実現してい ない原則があり得るからである。しかし、それらの原 則の可能性と必然性については議論することが可能で あり、それがこの講演のテーマである。 2014 年 11 月 7 日 6/15
  7. 7. 職能倫理としての学術 (情報流通) 倫理 研究、出版、教育、図書館に関わる倫理とは、これら の脈絡において適用される行動の原則 (とその研究) それらの原則は、規範として表現としてされるが、規 範には、法律、慣習、宗教・習俗、道徳、モラル、マ ナー等があるが、倫理的規範はそれらから、集団との 関係、「制裁」との関係について区別される。 これらの分野は職能倫理 (professional ethics) として議 論され、職能団体の倫理綱領として表現され、メイン テナンスされてきた この講演の脈絡では、研究者集団、出版業界、高等教 育業界、図書館業界であり、広くは、学術 (情報流通) 関係者 出版業界は大丈夫そう (商業的だから?)。「研究者」の 職能集団、大学教員は面倒くさいが、雇用関係、資金 助成関係があるので一部では実現。図書館業界におけ る法令遵守は、人に規則を守らせるという発想が主流 にみえる2014 年 11 月 7 日 7/15
  8. 8. Committee on Publication Ethics 2014 年 11 月 7 日 8/15
  9. 9. 倫理綱領によるアプローチ: EUI の例 1. 学術研究における優良実践 1.1 学問の自由、誠実性、責任、その価値 1.2 組織の責任 1.3 訓練 1.4 出版と著者性 2. 倫理委員会 2.1 その任務 2.2 委員会の構成 3. 学術研究における不正 3.1 不正の定義 3.2 優良実践への抵触のレベルの特定 3.3 調査 3.4 調査報告および勧告 4. 制裁 2014 年 11 月 7 日 9/15
  10. 10. 研究者側から法律化を求めはじめている ⇒ 自律の放棄? 2014 年 11 月 7 日 10/15
  11. 11. 高等教育にかかわる倫理的問題 学生の倫理 カンニング 「誓約」⇒ 「制裁」 教員・職員の倫理 教育から学習へ 倫理を強いる側から倫理性が問われる側へ 組織の倫理 成績評価の原則 ⇒ 公正性 個人情報管理 ⇒ 米国だと FERPA 等 スポーツ選手優遇等々 「学生の経験」の向上という観点からさまざまな改善 はみられている。「入学試験における健康診断の原則廃 止」「ハラスメント相談」 学習情報分析 ⇒ プライバシー問題へ 2014 年 11 月 7 日 11/15
  12. 12. 図書館にかかわる倫理的問題 公共図書館には、それなりの問題があるが、大学では 著作権 プライバシー ⇒ 一応は、本人承諾ですむはずだが 利用情報分析 ⇒ プライバシー問題へ 政府機関と民間では、規制が異なる TSUTAYA 問題は、この観点から面倒 – 功用だけでは 決められないことがある 2014 年 11 月 7 日 12/15
  13. 13. プライバシーは難しい プライバシーの侵害が、権利の侵害であるかは定かで ない。 “Let alone” 権 自己情報コントロール権 「覗かれる」「知られる」ことによって、どのような権 利が侵害されているのを明確にできない場合は多い。 ただの恐れであれば、「価値」の問題ではないかもしれ ない 自己情報を他人に教えることと、それによって得る利 便との関係を衡量する必要があるけれども、すべての 可能性を考えて比較することはできない 2014 年 11 月 7 日 13/15
  14. 14. 練習問題 テニュア・トラック教員 (一定期間の教育研究の成果次第で テニュア (終身在職権) を得ることが約束された身分) で あったとして、あと 1 本論文を発表することでテニュアを とれるところまできている。査読が早いとされている雑誌 に論文を投稿したら案の定 2 週間で採択の通知が来た。 ちょっと早すぎると思って、少し調べてみたらいわゆる Predatory OA Journal のリストにのっているではないか。 つまり、ちゃんと査読されていないということだが、国際 雑誌だし、それだけならば問題はないともいえるし、そう しないとテニュアがとれない。さて、ここで出版するべき であろうか、断念すべきであろうか。(着想: 2010 年アラバ マ大学ハンツヴィル校学科会議乱射事件 http://en.wikipedia.org/ wiki/2010 University of Alabama in Huntsville shooting) 2014 年 11 月 7 日 14/15
  15. 15. 練習問題 2 2014 年 11 月 7 日 15/15

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