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Unity ネイティブプラグインの作成について
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Tatsuhiko Yamamura
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Unity ネイティブプラグインの作成について
1.
Unity ネイティブプラグインの 作成について
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2.
言葉あわせ
1
3.
アセット。C#やらテクスチャ等、ゲームを構成する資産の総称
4.
DLL。C#を(ソース隠蔽の目的で)DLLに変換したもので、特に制限はない。 C++のプラグインもDLLなのでややこしい
5.
プラグイン。正しくはネイティブプラグイン。今日のお題
6.
ネイティブプラグインとは何ぞや
2
7.
UnityとiOSやらAndroid(あとPC)を連動させる機能
8.
あとUnityからC/C++で作ったソースコードを使用する機能
9.
例えば、アプリに好きなアドサービスを導入したり、 例えば、アプリ内課金を実装したり 例えば、上の2つを概ねコピペで実装したり
10.
例えば、WebViewを動かしたり、 例えば、日本語フォントを利用したり、 例えば、Androidの特殊なデバイスにアクセスしたり.
11.
Androidの動作イメージ
12.
iOSの動作イメージ
13.
ちなみに、Unity Web Playerでは動作しない。
14.
ネイティブプラグインをアプリにインス トール
3
15.
プラグイン諸々(DLLやら.hやら.mm) を「Plugins/iOS」フォルダに入れる。
必要なフレームワーク等は ビルドした後の途中成果物を編集 iOS環境で動かすために必要なプラグインをインストール
16.
プラグイン(.jar)のソースコード諸々 を「Plugins/Android」フォルダに入れ
る。 AndroidManifest.xmlをプラグインが動く ように書き換える iOS環境で動かすために必要な操作を行う
17.
AndroidManifest.xmlのひな形は PlaybackEngines/AndroidPlayerにある
もしくはAndroidビルド時に Temp/StagingArea下に生成される マニフェストファイルが無い場合は、適当な箇所からコピーしてきて、Plugins/Androidにポイ。 このファイルは競合し上書きされる可能性が滅法高いので、バックアップは忘れずに。
18.
後はPluginsにあるプラグインにアクセスするC#のコードから、プラグインにアクセス
19.
必要に応じて、対応プラットフォーム用の途中成果物のソースコードを書き換える時もある
20.
PostprocessBuildPlayerで、この作業を自動化できるらしい
21.
プラグインを作るために必要なもの
4
22.
対応OSのライセンス。PC版の場合はProライセンス (絶対必要ではないが、無いと動作確認できない)
23.
対応するプラットフォームのアプリを構築できる知識 対応するプラットフォームのネイティブアプリを構築できる環境 対応するプラットフォームが実行できるデバイス
24.
Orz 折れない心
25.
Unity→プラグインの連携
5
26.
Activity/UIViewControllerを改造し、
勝手に開始してもらう UnityのC#からプラグインを呼び出す プラグインを呼び出す方法は概ね2通り 基本的には後者でやるべき
27.
UnityPlayerActivityを継承したクラスを
eclipseあたりで作成する (ビルドにはclasses.jarをビルドパスに含める、 Unityフォルダ下のPlaybackEngines/AndroidPlayer/binにある またAndroidの機能を使うなら、それもインポートする) 上で作成したクラスをjarにエクスポート して、Plugins/Androidフォルダに配置 AndroidManifest.xmlの UnityPlayerProxyActivityと書かれている 箇所を、作成したクラス名に書き換える 前者のActivityを改造して実行する方法。 Activityを改造して実行するプラグインは、他のActivityを改造して実行するプラグインと競合する UnityPlayerNativeActivityのほうが早いが、古いAndroidでは動作しないらしい
28.
resやassetsはPlugins/Androidフォルダ
に入れておくと、自動でインポート namespaceの問題で、resを使っているプラグインは動かない時がある。 resでnamespaceを固定するか(そんな方法はあるのか?)、プラグインのRが 使っているnamespaceをアプリのbunleIDと合わせると動作する resやassetも使えるが、R.classのnamespacecがbundleId依存なので注意
29.
Unity4からまさかのEclipse出力機能が登場 UnityPlayerActivityを直接編集できるかも(ActivityとNativeActivityを継承したクラス等)
30.
AndroidJavaClassで
Javaのコードを呼び出す C#のコード Javaのコード Androidのプラグイン連携その2。他にもJNIとかJNIHelper等があるが、これが一番楽 C#はPluginsフォルダに入れておく Javaのコードはjarに変換してPlugins/Androidへ
31.
DllImport(“__Internal”)で、
Objective-Cのコードを呼び出す C#のコード Objective-Cのコード Pluginsフォルダ下に置いたC#は、Plugins/iOS下に置いたObjective-CやCの関 数を呼べる iOSの場合。 C#のコードはPlugins下にでも置いておく。Javaと違い、コードのままビルド可能
32.
直接DLLを呼ぶこともできる
33.
プラグイン→Unityの連携
6
34.
UnityのSendMessageと同じ感じで使える Pluginsを処理の起点にできるが、 届くのに1Fかかる SendMessageは戻り値が使えない ●
SendMessageを使う
35.
Android向け
iOS向け ● 戻り値(return)を使う
36.
SQLite
PlayerPrefs等 ● I/Oに書き込む
37.
プラグインを作る上での注意
7
38.
Unityからプラグインの呼び出しは 重い処理 Androidの場合は関数をキャッシュする
1フレームに何回も呼ぶ事は避けて、 データをキャッシュしていくべきらしい Unityからプラグインを呼び出す処理は基本的に重いので、乱発は避けるべき
39.
Unityのゲームが終了しているのに、 プラグインの処理が継続する的な事が たまにある。
困る場合は戻り値ではなく 結果をI/Oにでも入れて、 Unity側から承認プロセスを用意 プラグインは色々なところで面倒くさい
40.
iOSビルドはARCがOFFなので、 自分で開放してやらないと大惨事 さり気なくメモリリークを起こしてる
プラグインが稀によくある String型のみMono側で開放するので 開放は不要らしい(ドキュメント談) メモリの開放も自己責任。プロファイラーでよくよく確認する。
41.
プラグインのコードは 端末の影響をモロに受けるかもしれない (HTMLを使用したりする場合等) プラットフォームの細分化に注意(主にAndroid)
42.
実機で動かさないと動作しない (iphoneシミュレータ等では動かない) プラグインの動作検証は毎回ビルドして実機確認
43.
その他
8
44.
プラグインの構造は可能な限りシンプル に 機能は最小限にして実装しとくと管理が楽
45.
Platform Dependent Compilationで
プラットフォーム毎に機能わけると楽 (こうしないと、iphoneビルド時にAndroidJavaClassがエラーになる) エディター上で動作している時に仮デー タを入れておくと、ゲームが作りやすい プラグインを呼び出すコードは、PlatformDependentCompilationで管理
46.
iOSはconst char*stringで渡された時、
Stringを使用する場合はUTF8に変換する iosに投げた文字をそのまま使うと文字化けするかも
47.
Ad等の描画やUIに関わる処理は
UIThreadから呼び出す UnityのActivityは UnityPlayer.currentActivityで取得可能 Androidのルールがけっこう面倒くさいので注意
48.
プラグイン配布の際、
package形式を使うと フォルダ構成等を簡単にインポート (あとファイルサイズが減る事がある 出力は必要なファイルのみ選択してAssets>Export Package) ただしファイルがすでにある場合は上書きするので、 AndroidManifest.xml等は含めない方が良いかも プラグインはpackage形式で保持しとくと、導入が超楽になる
49.
デバッグログは iOSならXcodeのロガー、 AndroidならLogcatでチェック
パフォーマンスの確認は iOSならXcodeのアナライザ Androidは…まあ頑張ろう デバッグは各プラットフォームのデバッガで行う
Hinweis der Redaktion
Android の例 ・アプリ内課金 ・アドネットワーク ・他社サービス(ネットワークのランキング機能) ・アプリ内蔵ブラウザ ・その他 Android に出来ること ・サンプルコードの一部はコピペで使用可能
iOS の例 ・他社のアドサービス ・アプリ内課金 ・ネットワークソリューション ・データベースを使う ・システムフォントの使用 ・アプリ内蔵ブラウザ ・サンプルコードは概ねコピペで使用可能
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