退院計画、継続看護

1. 対象と家族介護者、退院調整、
継続看護
2016/10/11
担当：栗原律子
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2. １．看護の対象としての家族
１）家族援助の視点と看護
＜復習＞
・在宅看護の対象者は療養者と家族
・在宅看護が行われる場・・・
療養者と家族が生活する場
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3. ＊家族援助の目的：家族のセルフケア能力を
高め、家族のQOLが向上
すること
＊家族援助の視点とは：
家族をひとつの単位として「援助の
対象」としてみること
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4. ２）家族のみかた
・家族の特性と期待
ケア機能・介護を担う役割期待
・システム
家族システムの理論、家族として1単位
・家族の歴史と価値観
家族特有の歴史がある
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5. ３）家族支援が求められる背景
・家族機能の変化および介護者の状況
世帯の変化：一人暮らし、高齢者世帯⬆
女性の就労⬆
医療的ケアを必要とする在宅療養者⬆
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6. 6
平成25年国民生活基礎調査の概況、P.30、厚生労働省
(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/)

7. 7
平成25年国民生活基礎調査の概況、P.33、厚生労働省
(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/)

8. 8
内閣府編：平成28年度版 高齢社会白書、P.29.

9. 9
内閣府編：平成28年度版 高齢社会白書、P.26.

10. 10
平成25年国民生活基礎調査の概況、P.35、厚生労働省
(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/)

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平成25年国民生活基礎調査の概況、P.35、厚生労働省
(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/)

12. 12
内閣府編：平成28年度版 高齢社会白書、P.29.

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内閣府編：平成28年度版 高齢社会白書、P.26.

14. ＊介護受容過程への看護
＊家族が介護にうまく適応していけるように
看護師として何ができるのか？
いつから： 介護が必要になる前、入院中から
何を： 介護に対する思い、受け止め、経済状況、
家族役割、家族関係 等・・・
どうする： アセスメントし、必要な準備をしておく
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15. ４）支援ネットワークづくり
＊介護者同士の出会いを促す・・・
ピアカウンセリング
＊セルフヘルプグループ・・・ 患者会
家族会
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16. ２．退院支援
◆退院支援の必要性とその背景◆
＊社会状況
超高齢社会の到来に備え、在宅ケア推進
在院日数の短縮化、ケアハウスなどの急増
一定の成果はあがっているが、・・・一方では
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17. ＊現状 ①高齢者が退院するときの状況
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高齢者の特徴：慢性疾患や複数の疾患を抱え
ている
継続的な治療やケアが必要
そのため・・・
自宅退院が困難となり、療養病床や施設へ
転院となる場合いが少なくない

18. しかし・・・
②自宅退院となった時の状況
介護力の問題など
施設入所を希望しても・・・待機
社会的入院の問題など
つまり・・・
高齢者の受け皿が少ない、十分整ってるとはい
えない

19. ◆退院計画とは・・・
個々の患者・家族の状況に応じて適切な退院
先を確保して、その後の療養生活を安定させ
るために、患者・家族への教育指導や諸サー
ビスの適切な活用を援助するように病院にお
いてシステム化された活動・プログラム
（手島陸久他：退院計画-病院と地域を結ぶ新しいシステム．中央法規出版．P.10．1996．）
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20. ３．継続看護
◆継続看護とは：
看護の対象である人々の生活が、病棟や外
来から地域へと拡大されたり、あるいは逆に
地域から病棟へと療養の場が変化しても、
その人への看護が途切れることなく継続し
てはたらきかけること
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21. 21
厚生労働省：平成25年国民生活基礎調査の概況
(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/)
内閣府編：平成28年度版 高齢社会白書、平成28年7月.
木下由美子編著：新版在宅看護論．医歯薬出版株式会社．2009.
〜 参考文献リスト 〜