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貧困を解決するには?.pdf

  1. 貧困を解決するには? My Question 藤野杏 湯本優衣
  2. ゴミを分別、回収し、お金になるプラスチックなどを売って生計を立てている。 生活の貧しさは家族が三食食べるのもままならないほどだという。 夏休み、フィリピンのセブ島にあるゴミ山に行った。 My Story 本当の貧困を 目の当たりにした気がした。 ーそこに住むグレースさんの話ー
  3. フィリピンってどんな国? 貧富の差が激しい。 300年間の植民地時代
  4. 寄付だけでは根本的な 貧困の解決にはならないの では、、? 自分には何もできない というもどかしさ フィリピンでの寄付について 日本から持って行った 服、帽子、文具 現地で買った お米 確かに喜ばれたけど、どこかモヤモヤする気持ちが残った
  5. Research 貧困とは、 「教育、仕事、食料、 保健医療、飲料水、住居、エネルギーなど最も基本 的な物・ サービスを手に入れられない状態のこと」ー国連開発計画(UNDP) 貧困の削減を主要な優先事項とするUNDPの活動は、 ・食糧安全保障を強化すること ・雇用の機会を創出すること ・人々が土地や融資、技術、訓練、市場にアクセスできるようにすること ・住居や基本サービスの提供を改善すること ・人々が自分たちの生活を形成する政治に参加できるようにすること など
  6. つまり国連のUNDPが行っているのは、 「貧しい人々に一方的に支援」 ではなく 「貧しい人々の能力を向上させる活動」 支援はやはり 根本的な貧困の解決にはならない、、、? Research
  7. 支援をするときに大切にするべき考え方 ニーズ(needs) と ウォンツ(wants) スポイル(spoil) と ジェラシー(jealousy) Research 現地の人が必要としているものを知る。 現地の人が欲しいと思っているものを知る。 甘やかして支援へ依存しないようにする。 支援の差による嫉妬が必ず生まれる。
  8. 工房=プラウ トートバックを製作、販売。 日本のスタッフが裁縫技術などを教え、 今はアドバイザー。分からないところは村人 の間で話し合う習慣も出てきた。 カンボジアでの事例(share the wind) カンボジアのリエンポン村。生活のためにタイへ出稼ぎに行く。 子どもたちも家族のために働くのは当たり前だった。 Role model 『教育』 カンボジア人が自ら考え、運営 『工房』 『農業』 進学率は半分以下で、当時先 生一名で2学年40名を担当して いた。現地のスタッフも交えて新しく 学校を建設。現在は、先生も 生徒も3,4倍に増えた。 キュウリやオクラなどを育て、販売。 勉強会を通して、市場での野菜価 格、栽培の管理、スケジュール立てな ど自分たちで考え、運営していく力を 育成。
  9. 作り手である女性たちに適正な賃金が支払われるよう、 フェアな価格での取引を大事に Role model 「Coco&K.」代表 井上伸子さん 「街をきれいにする」「女性の収入源を作る」 という2つの目標のもと 本来廃棄されるジュースパックからアップサイクルバッグを作っているフィリピンのNGO 「Kilus Foundation」 井上さんはKilus Foundationと総代理店契約を結び、 その製品を扱う日本で唯一のブランドとして、商品のデザインと販売を行っている。
  10. 寄付などの支援は、私たち誰もが世界に対してできることの一つ。 確かに貧困の根本的な解決にはならないかもしれないけれど、 少しでも解決につながるきっかけを与えたい。 そもそも、何を持って貧困は「解決した」と言えるのか? 貧困を解決するとはどういうことか そして、そのきっかけとなる支援のあり方とは? My Output Theme
  11. 安定した収入がない ← 安定した職につけない ↓ ↑ 生活(衣食住)の余裕がない → 十分な教育を受けられない ー自分たちの経験からー ・フィリピンのような発展途上国には、以下のような貧困の連鎖があると思った。 My Idea ・ゴミ山で出会ったお母さんから感じられたのは、 悲壮や絶望の中にある、子どもたちに幸せになってほしいという覚悟
  12. 私たちの考える貧困の解決とは、 貧困の負の連鎖を断ち切ること。 彼らが将来ーつまり彼らの子どもたちの世代ーに対して 感じている不安感を取り除くこと。 そのために My Idea
  13. 「ウベ」を単なる食料としての支援を超えた 収入源とするために、、 フィリピンにはない「干し芋」の文化を広める! My Idea ウベとはフィリピン語でだいじょ(紅山芋)のこと。 紅芋よりも粘りがあり鮮やかな紫色とまろやかな風味が特徴的な味わい 私たちの考える具体的な支援策 それは、 フィリピンの特産品である「ウベ」 × 日本の食文化「干し芋」
  14. ウベ農家 現地の人々 My Idea ウベ加工工場 市場 店に持ち込み、 売る ウベを安く 仕入れて 最初は私たちが現地で買ったウベを干し芋にして作り方と共に寄付。 その後は、以下のようにゴミ山の人々が主体となった売買をしてもらう。 寄付をきっかけに新たな収入源を
  15. ここを断ち切る! 安定した収入がない ← 安定した職につけない ↓ ↑ 生活(衣食住)の余裕がない → 十分な教育を受けられない My Idea 回収したゴミを売って生計を立てている人々(=スカベンジャー)に、 安定した収入を得る手段を新たに見つけてもらう。 ゴミ山だけでなくフィリピンの他のスラムにも、 また、品物を変えて他の国の貧困地域にも応用することが最終的な目標
  16. 相手のことを考えた支援になるように。 一方的な善意の押し付けとならないように。
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