たくさんの失敗事例から学んだ 素早くWebサービスを作るコツ
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サービスは作っても、売れるかどうかはわかりません。 ビジネス価値を検証するためにも動くものを素早く作ることは重要です。 たくさんの失敗事例から学んだ、よりよいサービスを素早く作るコツ教えます。
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- 3. 自己紹介 • 名前 – 増田 茂樹 • 所属 – シナジーマーケティング株式会社 • 経歴 – 2006年新卒で入社 – 受託開発、プロダクト開発、研究開発を経験 – 現在は0から1を生み出すための プロトタイプエンジニア • 住まい – 愛媛県今治市の大三島という島(2016/2移住) • 趣味 – 釣り、バイク、アウトドア
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- 7. アジェンダ • 売れないのは誰のせい？ • エンジニアとしてできること • スピードを高めるコツ • まとめ 7
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- 11. 作っても売れない • スキルは向上したが満たされない。 • 悔しい！ • 遊びで作ってるんじゃない • 作るからには使われるもの、 喜ばれるものを作りたい • アイディアが悪い？ • 市場に出すタイミングが悪い？ • 運が悪い？ • エンジニアとしてできることは…？ 11
- 12. プロトタイプエンジニアとは • アイディアが実現可能か検証する • 目的を達成するための手段を エンジニア目線で提案する • ビジネス価値があるか 検証するためのプロトタイプを素早く作る • 必要スキル – フルスタックの知識は必要 • 僕が得意とするのはアプリの心臓部の バックエンドとインフラのアーキテクチャ選び 12
- 13. プロトタイプで大事なこと • 競争力の源泉となることに集中 • 素早く試行錯誤を繰り返す • 変化を受け入れる • 作り込みすぎない 13
- 14. 競争力の源泉となることに集中する • 作らない提案をする – そのシステム(機能)本当に必要ですか？ – 類似サービスの提示する • 類似サービスからの学び 取り組む問題への関心度が高める 14
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- 17. 価値あることに集中する • あるものは使う – ライブラリの利用 • 選定基準を設け地雷を踏まない – 外部サービスの利用 • 実際触って感触を確かめる • 値段が内容に見合うか確かめる 限られたリソースの中で成果を出すために どうすればよいか考えるようになる 17
- 18. ライブラリ選定例 18
- 19. 素早く試行錯誤を繰り返すコツ１ • 実装に道筋を立ててコード書き始める – 出来た！後はコードを書くだけというイメージ • オレオレ実装しない – デファクトスタンダードに従う • 定期的に技術的負債と向き合う 手を動かすことが 価値につながるとは限らない 19
- 20. 素早く試行錯誤を繰り返すコツ２ • 俯瞰して考える – UX、セキュリティ、テスト、運用 • 動くものを見せてフィードバックを得る – 確認環境としてのHeroku – それぞれの視座で俯瞰できる環境を • プロダクトオーナー目線 • お客様目線 • 運用目線 – 事前に叩かれることで 美味しいおこぼれも 20
- 21. 試行錯誤に向かないもの • 試行錯誤しにくい部分はしっかり決める – データモデリング(ER図) – URL設計 • 事前学習 – セキュリティ – API設計のノウハウ – フレームワークの使い方 – 素振りをして引き出しを増やす 高リスク制約を抜き出して、 そこだけは、設計を十分に行え 知識は事前に身につけよ 21
- 22. 変化を受け入れる • 未来のことはわからない – 動いてみないとわからない – 必要かどうかわからない • 作り込みすぎない – YAGNI • フィードバックを得る場を設ける 22
- 23. よりよいサービスを素早く作るコツ まとめ • 原則としてあるものは使い、 競争力の源泉となる部分に注力 • 実装には道筋をたて、 けもの道を歩まない • 柔軟であれ • ビジネスの価値を早い段階で検証する 23
Hinweis der Redaktion
- 社内スタートアップ必見ということなので、 これからWebサービスを作ろうとしている方、実際に作って苦労されている方を対象としています。 売れすぎて困る！という方には眠たいパートになるかもしれませんが 約3年、新規プロダクト開発に関わったノウハウをお教えします
- 素早くサービスをつくるということで ぼくはYahooとSynergyが一緒になったことをきっかけに、新規プロダクトを生み出す部署に移籍しました。
- 日本一簡単にメールを送るシステムを目指したエクメルン
- いやいや。そうじゃない。 エンジニアとしてだって、できることはある。 もともと作るのが早かった私は、エンジニアとしてできることということで プロトタイプエンジニアと言う道を選びました。
- 僕の考えるプロトタイプエンジニアとはこんな感じです 次は、プロトタイプで大切なことについてです
- それぞれ見ていきましょう。
- ちびデータでは、多くの連携先やスマホアプリを出したが、使われることは少なかった。 エクメルンは徹底的にシンプルを貫いた製品で、HTMLを編集するWYSIWYGすらない。 中途半端なWYSIWYGは使われず、手慣れた手元のツールで作成するほうがユーザにとって幸せなのかもしれない。
- これは長年のプログラマの経験から得た知見です きっかけは新卒で入った頃、JavaでCsv生成のプログラムを作っていた。 車輪の再発明 ライブラリは、メンテされているものを選ぶ ライセンスに問題がないか確認する
- APIの事例で、オワコンな認証方法を挙げる
- 交流会で実演
- 高リスク制約を抜き出して、そこだけは、設計を十分に行え。 そうでない部分は変更可能性を保ち、アジャイルに進めるべし、ただし、高リスク制約は思ったよりも多くないぞよ。となる。 一昔前は、インフラも高リスク制約だったわけだが、今はクラウドでお手軽に環境を構築できるようになったので、対象外となった
- "You ain't gonna need it"[1]、縮めて YAGNI とは、本当に必要かどうか分からないようなものを あれこれ考えすぎて設計・実装したりするのはやめたほうがいい 、エクストリーム・プログラミングにおける原則である。
- 優先順位は常に考え、 仕様変更やフィードバックを受け入れる
- よりよい良いサービスが生まれ、便利な世の中になることを願っております。 ご静聴ありがとうございました。