More Related Content
More from Yutaka Kamioka (11)
Editor's Notes
- 自己紹介
エコロジーオンラインというNPOの代表なのに
なぜFacebookのセミナーなのか。
- 防草発電シートは、集約しますと「太陽電池付きの防草シート」です。
- 平成24年7月より再生可能エネルギー固定価格買取制度がスタートし、これまで屋根が主流であった太陽光発電が全国各地の屋根以外の場所に多く設置されてきました。すでに2年近くが経過しようとしている訳ですが、維持管理の面で課題も見えてきました。中でも「雑草対策」が注目の課題です。・・・
- この雑草対策といたしまして、代表的な物は、草刈り機での除草作業のほか・・・
日の長い夏場に多く発電して欲しいんですが、結晶シリコン太陽電池は熱に弱いんです。
地面をコンクリートやアスファルトで覆ってしまうとその反射熱によりパネルの出力が低下してしまうデメリットがあります。最近では、雑草対策のために、羊やヤギ、エミュー、ダチョウなどを野放しにして雑草を食べさせる取組みがニュースなどで話題です。非常に面白い取組みで興味をそそられますが、課題もありそうです。例えば糞尿の問題、本当に伸びきった雑草を斑なく食べてくれるだろうか、また生き物ですから病気の懸念などまだまだ解決すべき問題も多くありそうです。
また、平地ならともかく小面積な場所、急な斜面ではこうした取組みも有効な手段とは言えませんし、なかなか難しいでしょう。
- そこで、お勧めしたいのがこの「防草発電シート」です。
- 国内で防草シートが開発されてから約18年。公共工事では、道路脇や斜面で多くの実績を持っており、その性能は高く評価されています。
防草発電シートに使っております防草シートは、草を殺し、強制的に押さえ込むのではなく、遮光して光合成をさせないことで、植物の生長を止めてしまいます。
シートは水を通す構造となっていますので、地盤を乾燥させず、土質の粘着力を低下させることはありません。
もちろん撤去すれば、現状復帰が容易に行えます。
- レジメ
- レジメ
- ここで、防草発電シートについた太陽電池の良いところをいくつかご紹介いたします。まずは・・・
- 幅広い波長に対して収集効率を高めることに成功しています。
- 太陽電池は高温になると水素結合が外れ、一般的に20%程度出力が低下すると言われています。
防草発電シートのアモルファスシリコンは、アニール効果により水素結合を修復する性能を有しています。ですから、夏場や高温地域でも、年間を通じて安定した出力を発揮してくれます。
- フィルム状のソーラーモジュールは、フッ素樹脂にエンボスをかけたラミネートとなっています。
光の吸収性を高めるとともに、光の正反射率を従来の1/100以下に落としています。
反射光による「反射光害」いわゆる「光の害」の心配はありません。
- 耐候性は20年以上、さらに製造工程で1平米あたり10tの圧力をかけて製造していることから、それだけの耐圧「能力」を有しているということになります。
- 防草発電シートに使われているフルム状薄膜太陽電池ですが、防草発電シート以外でも、そのパネルが持つ性能の良さから、あらゆるシーンで活躍しています。
- 防草発電シートは架台が不要なので、その工程をそっくり省くことができます。
- こちらは、結晶系パネルを曲がった法面に設置した事例です。曲がった法面へのパネル設置は架台の長さが1本ずつ異なるなど、施工も非常に困難です。
- それに対して「防草発電シート」なら、湾曲した斜面でもご覧のようにスッキリ設置することができます。
- こちらは、福島県川俣町での設置事例ですが、・・・
上に桜の木陰が入っていますが、太陽電池の性能のおかげでご覧のような斜面でも安定した出力を得ることが可能です。
- こちらは、福島県川内村での設置事例です。放射能汚染により耕作できない被災農地です。雑草はセシウムを多く吸収してしますので、定期的に草刈りを含めた除染作業が必要です。
奥に雑草の繁茂した土地があるのをご確認いただけると思います。防草発電シートならこのような草刈りを大幅に低減することが可能です。
- 地域により差はありますが、ご覧のように、農業収益を落とすことのない農地畦畔などであれば、農地転用せずに設置することも可能です。
- こちらは当社の研究圃場で設置した事例です。4kWの余剰配線ですが、こちらの斜面、8分(50度)の急斜面です。南向き斜面ではありますが、前には建物があり、さらに両サイドを樹木で覆われており、多くの陰がありますが、こういった場所にも「防草発電シート」の長所を活かして設置して頂けます。
- 防草発電シートは、素材が柔らかく、地面に直接設置しますので、台風や突風、ひょう、大雪など、自然災害の影響を受けにくく、万一めくれが発生しても、柔らかいモジュールは壊れにくいので、簡単に修復することができます。
- 防草発電シートは、素材が柔らかく、地面に直接設置しますので、台風や突風、ひょう、大雪など、自然災害の影響を受けにくく、万一めくれが発生しても、柔らかいモジュールは壊れにくいので、簡単に修復することができます。
- 日本の国土には…
- また、結晶シリコンパネルとの併設もご検討いただけると思います。太陽光発電の設置場所は、屋根や広大な平地だけではありません。
この防草発電シートでその空いたスペースを是非有効にご活用いただきたいと思います。
草刈りなど維持管理にお困りの場所はありませんでしょうか?
この防草発電シートは遊休地を遊ばせません。