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情報教育における7つのネット・リテラシー

  1. 情報教育における 7つのネット・リテラシー 2004 / 10 / 17 株式会社キューズ 佐伯 達也
  2. 情報教育とは? • 「情報」の専門家が「情報処理」の専門家でなければならない必然性は ない (野村 夫 「インフォア ツ論」 P.90) (野村一夫 「インフォアーツ論」 P 90) • 一つの目安として、日本経済新聞に載る情報関係の記事は全部読んでわ かるように・・・ かるように (立花隆 「サーバーユニバーシティの試み」 P.80) ユーザー至上主義/顧客中心志向 「文系」の学問領域として考えることが重要 Copyright Q'z Co., Ltd. 2
  3. IT(情報)社会では 文系・理系のバランスをとり、 文系 系 と 知らなくても困らないことを見極める 情報を加工するために必要なツールや 記録しておく場所・サービスを準備しておく オンラインやオフラインの人間関係を大切にし、 誰にどんな形で連絡をとればいいか?配慮する インターネット空間での土地感をつかみ、 どこに行けばどんなものがあるか?把握しておく Copyright Q'z Co., Ltd. 3
  4. 7つのネット・リテラシー • 調べる:検索エンジンの限界 • 発信する:コミュニケーション・スキル 発信する:コミュニケ ション スキル • 配慮する:プライバシーとセキュリティ • 活用する/創造する:コモンズとイノベーション • 支援させる:セマンテックWeb • 判断する:情報の信用と価値 • 交流する:インタラクティブとコミュニティ Copyright Q'z Co., Ltd. 4
  5. 検索エンジンの限界 • インターネット上にあるものしかない ネ 上に • アーカイブとインデックス・ファイル – 時系列にして古い文献に当たりたいときの不便 – 形態素解析のアルゴリズムの制約を受けるインデック ス・ファイル • ディレクトリ検索とロボット検索 – 人手をかけたカテゴリ分け – 機械的な全ページ・クローリング Copyright Q'z Co., Ltd. 「調べる」 5
  6. 情報の真偽と価値 • 情報の客観性・正確性 – ドメインのブランディング – 複数ソースの照合 – 格付けに基づく客観的判断 • 評判システム – AmazonやYahooオークション • 口コミ・噂 – 2ちゃんねる/Web日記/Blog / / g Copyright Q'z Co., Ltd. 「判断する」 6
  7. クリエイティブ・コモンズ • コモンズ(共有地) モンズ(共有地) – インターネット – オ プンソ ス cf. E レイモンド「伽藍とバザ ル オープンソース f E.レイモンド「伽藍とバザール」 – 知的所有権 • クリエイティブ・コモンズ – http://www creativecommons jp/ http://www.creativecommons.jp/ – 法学者ローレンス・レッシグらが提唱 – 著作権の一部または全てを放棄し 著作権の一部または全てを放棄し、 より革新的な創造性を発揮できる 「共有地」を作っていく運動 「創造する」 Copyright Q'z Co., Ltd. 7
  8. セマンテック Web “Semantic Web (意味をも • “ (意味をもつWeb)” )” – WWWの発明者ティム・バーナーズ=リーが提唱 • 「Webの未来形」 – コンピュータが直接認識できるデータ形式のWeb • アプリケーション機能をネット上から調達 – Webサービス – ASPサービス Copyright Q'z Co., Ltd. 「最適化・最大化する」8
  9. プライバシ とセキュリティ プライバシーとセキュリティ • プライバシ プライバシー=個人情報のコントロール 個人情報の ント ル – 個人情報保護法 – プライバシ プライバシーマーク制度 ク制度 • ネットのセキ リテ ネットのセキュリティ: – システム・リスク管理(狭義) cf. ISO/IEC15408 • 情報セキュリティ: – 技術的管理と組織的管理 – ISMS(情報システムマネジメントシステム) – BS7799 1(ISO/IEC17799) BS7799-1(ISO/IEC17799) 「配慮する」 Copyright Q'z Co., Ltd. 9
  10. ユ ザビリティ&アクセシビリティ ユーザビリティ&アクセシビリティ • 情報ア キテクチ 情報アーキテクチャ – 情報の階層構造、まとめ方、その誘導の仕方など – 主に構造に関するロジック • Webユーザビリティ – 「使 勝手 に関する 「使い勝手」に関するユーザー中心の設計思想 ザ 中心 設計思想 – インターフェイス・デザインを中心に • Webアクセシビリティ – さまざまなユーザーへの配慮(高齢者・障害者 などを含む) – JIS X8341「高齢者・障害者等配慮設計指針ー 情報通信における機器、ソフトウェア及びサー ビス 第三部 ウ ブ ンテンツ」 ビスー第三部:ウェブコンテンツ」 「発信する」 Copyright Q'z Co., Ltd. 10
  11. コミュニティ • 3つのC 5つのC 3つのC、5つのC – Context コンテクスト(文脈) – Content コンテンツ(内容) – Community コミュニティ(人脈) – Commerce コマース – Connectivity コネクテ ビテ C ti it コネクティビティ – Convenience コンビニエンス • コンテンツを適切なコンテクストの中に • コミュニティ – インタラクティブな情報交換の場 Copyright Q'z Co., Ltd. 11 「交流する」
  12. 情報を使いこなす能力 コンピュータ/インターネットの利用から コンピ タ/インタ ネットの利用から 電子情報の活用・編集へ • 大事なのは、知識そのものよりも、それがどこにあるか、だれが持っている か、どうすればその情報に接触できるか、そしてそれらの素材をどう再構成 すればいいかという編集技術だというわけだ。 すればいいかという編集技術だというわけだ (矢野直明「情報編集の技術」P.5) • 長年、コンピュータ講座のカリキュラムを考案してきたアン・ソロントンは、 「(中略)・・・これから必要なのは、情報を吟味する力やテーマに即した 情報をいかに効果的に得ることができるのかというより高度な利用者教育が 必要になっている」と言う。 (菅谷明子「未来をつくる図書館」P.202) Copyright Q'z Co., Ltd. 12
  13. Q&A Copyright Q'z Co., Ltd. 13
  14. 【参考】7つの優先順位 •調べる:検索エンジンの限界 •配慮する:プライバシーとセキュリティ 配慮する プライバシ とセキ リテ •発信する:ユーザビリティ&アクセシビリティ •判断する:情報の真偽と価値 •交流する:コミュニティ •創造する:著作権への配慮とオープンソース等の活用 創造する:著作権への配慮とオ プンソ ス等の活用 •最適化・最大化する:ASPサービス、Webサービス等 Copyright Q'z Co., Ltd. 14
  15. 【参考】 『先生のための教科「情報」 マニュアル』目次 • 情報化教育法 • モデル化とシミュレー • 職業指導概論 ション • 情報化と社会 • 情報検索とデータベース の概要 • コンピュータ概論 • ネットワークの基礎 • 情報活用の基礎 • コンピュータデザインの • 情報発信の基礎 基礎 • アルゴリズムの基礎 ズ • 図形と画像処理 • 情報システムの概要 • マルチメディアの基礎 • 総合実習 (日本文教出版、2000年、非売品、研修用テキストとして約1万部配布) (日本文教出版 2000年 非売品 研修用テキストとして約1万部配布) Copyright Q'z Co., Ltd. 15
  16. 【参考】教職課程高校普通科 「情報」担当教員の修得科目 「情報 担当教員の修得科目 情報社会および情報倫理 情報通信ネットワーク コンピュータおよび情報処理 マルチメディア表現および技術 情報システム 情報と職業 Copyright Q'z Co., Ltd. 16
  17. 【参考】 Webマスター養成コース カリキュラム • 企業サイトの進化とIT活用の基本 • コミュニケーションツールの活用 • Webプロジェクトにおけるマネジメン • Webサイトの分析と評価―ウェブ ト ユーザビリティ― • ネットワ クとサ ネットワークとサーバーの基礎 の基礎 • インターネットとセキュリティ • ネットワーク技術の利用方法 • デジタル時代の知的所有権 • Web制作の実際 • 課題最終発表 • 課題中間発表 • HTML基礎 • HTML応用とスタイルシート (アーク都市塾 2002年4月-9月 第28期) Copyright Q'z Co., Ltd. 17
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