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2019-06-28 成人式・三十路式タウンミーティング「成人式大改造!!劇的ビフォーアフター」

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2019-06-28 成人式・三十路式タウンミーティング「成人式大改造!!劇的ビフォーアフター」

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若者にとっての人生の節目に行われる成人式等を、転出者にUターンを訴求する重要な機会と位置づけ、官民連携によりその企画・運営を組織的に強化する。

若者にとっての人生の節目に行われる成人式等を、転出者にUターンを訴求する重要な機会と位置づけ、官民連携によりその企画・運営を組織的に強化する。

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2019-06-28 成人式・三十路式タウンミーティング「成人式大改造!!劇的ビフォーアフター」

  1. 1. 官民共同チーム「匠」 山本 泰弘/髙宮 和香/岸 陽太/髙橋 昌寛 成 人 式 大 改 造 !! 劇 的 ビ フ ォ ア フ タ
  2. 2. 目次 ①現状分析 ②主提案「成人式大改造」 ③副提案「25歳同窓会」 「成人式・同窓会・三十路式学会」 2 本案は… 山形県の人口減少問題に 対する施策提案
  3. 3. 山形県の総人口の推移 ①現状分析 [転出数]-[転入数] =[社会減]が、 人口減少に 拍車をかける …その内訳は? 3 [社会減]
  4. 4. 山形県の将来人口推計 ①現状分析 4 社会減が 多いのは 15~24歳 ≒進学・就職時 単なる人口でなく 将来の 「稼ぎ手」を 失っている!
  5. 5. 山形県の年齢別県外転入・転出者数 老年率↑ 生産年齢率↓ ⇒経済力↓ 県外で 学業・経験を 積んだ若者を Uターンさせる 施策が必要。 ①現状分析 5 山形市 酒田市 鶴岡市 ※2010年=100
  6. 6. 7.5% 2.9% 5.5% 2.6% 13.3% 6.7% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 ◎地元以外へ進学した就活生が、 地元企業への就職活動の障害として 「地元企業の情報不足」と答えた割合 若者が県内就職を希望しない理由は? Uターン就職しない予定の大学生に聞きました (複数回答のうち上位) ◎地元就職を希望しない理由 「志望する企業が無いから」 37.6% ◎実現すれば地元就職するかもしれないもの 「働きたいと思う企業が多くできる」 45.1% 「給料がよい就職先が多くできる」 38.6% ◎地元就職で最も障害に感じていること 「地元までの交通費」 29.5% 「地元企業の数が少ない」 17.9% (出典:「2019年卒マイナビ大学生Uターン・地元就職に関する調査」) 6 ①現状分析
  7. 7. 山形に仕事がないのか? 有効求人倍率1.62倍(2018年6月現在) 正社員不足の企業49.6% (2018年4月㈱帝国データバンク調査) 山形に仕事が無いわけではない。 さらに、 山形に特化した求人・移住情報サイトや 県・市町村のUターン促進窓口等があり、 支援サービスが無いわけではない。 掲載先 掲載企業数 掲載求人数 ハローワーク (山形県全域・一般(フルタイム)) 9,750 山形転職 416 416 山形県就職情報サイト 354 310 山形未来Lab 22 22 合計 792 10,498 ①現状分析 既存の就職・転職情報サイト ※ 2018年8月30日時点での各HP掲載数 就活・新人の時期に、 Uターンの選択肢が明確にならず、 なんとなく流されて都会にとどまっている? 7
  8. 8. 対策の方針 人口減少が進む のみならず、 識見の広い人材が 不足し地域経済力が 落ちていく 県外転出者に対し、 Uターン就職・転職の 選択肢をアピール 県外転出中の学生等 1 県外転出後、人生の節目を 迎えた25歳・30歳 2 ◎ターゲット◎やるべきこと◎現行シナリオ ②事業提案 8
  9. 9. 県外転出中の学生等 1学生または若手社会人のうちにアピールできれば、 就職・離転職・結婚などの節目で Uターンを選択する若者が増えるはず しかしながら現状は… 特にUターンを考えていない県外転出者に アプローチする機会がほとんど無い。 (あるのは"Uターン希望者向けの"説明会→) 9 ターゲットへのアプローチ方法 ②事業提案 県外転出後、人生の節目を 迎えた25歳・30歳 2
  10. 10. 県外転出中の学生等 そこで、多くの地元出身者が一堂に会する 「成人式」に注目! 10 提案①:成人式大改造 ②事業提案 1 20歳前後は一般に… 大学2,3年→就活直前 高卒2,3年→離職多数 これらの若者に アピールできる 最大のチャンス! 10 しかし現実は… 一時の感傷(←刹那的)と 内輪の思い出(←後ろ向き)に 浸るだけのイベント 高校生へのヒアリング結果 Q.成人式で大切だと思うことは? 「大人になる自覚」(30%) 「親や周りの人への感謝」(30%) 「友人との再会」(20%) 「晴れ着を着ること」(5%)
  11. 11. 実態①:県内市町村の成人式を報じる記事(2018年8月16日山形新聞) 市長祝辞、成人代表の誓い、市町村民歌斉唱… ⇒ユニークな取り組みほぼ無し。前例踏襲主義 実態②:自治体担当者アンケート(抽出、2013年10月㈱アナザーブレイン) 成人式を開催する目的に「経済振興政策のため」を含む… 0/87自治体 「地域づくりに参加させるきっかけ」を含む… 14/87自治体 ⇒運営に地域生存戦略が欠如 実態③:地元企業採用担当者の声 “就活戦線はますます早期化。大学3年時にインターンするのが当たり前。 大手企業は広告費を潤沢に投じてインターン募集(≒青田買い)している。” ⇒地元企業が成人式にコミットするインセンティブは高い 成人式・就活の実態 11
  12. 12. 2018年8月12日 酒田市三十路式(同市初) 発案・主導:地元イベント会社 後援:酒田市、酒田商工会議所、酒田青年会議所 (地元企業への就職やUターン支援施策をPR) 協賛:地元企業約40社 (豚肉やハム、メロン、せんべいなどを現物支給し、開催を支援) このイベントを、開催決定から2か月弱の準備期間で実現 ⇒地元企業にはそれだけの危機感と行動力がある (出典:2018年8月14日荘内日報) 参考事例 12
  13. 13. 会場:体育館+パイプ椅子 内容:市長祝辞、成人代表の誓い、 恩師登場、記念撮影 →解散 “やれやれやっと終わった-д-” 事後:二次会(幹事に重責) 飲み食いするだけ “あーたのしかった”(何も残らない) 数月後:“大手就活サイトで就活だ” (地元のことは忘れ、都会志向に) 十数年後:思い返せば地元のほうがよかった… (後の祭り) 会場:ホテルや結婚式場 内容:地元で働き暮らす若者のドキュメント映像、 地元企業の採用プロモーション、 住宅・車・式場のプロモーション、 上記に登場した若者も交えた 立食パーティー(地元産ドリンク・食材) “地元にはこんな暮らし方があるんだ…*゜ω゜*” 事後:二次会(成人式事務局が肩入れ) “みんな将来どうする?” 数月後:就職は都会かなー 地元もなくはないけど 【定期的に地元転職&暮らし方情報が届く】 数年後:やっぱりUターンするか…! 旧来型成人式 新型成人式 大改造案:当事者視点 ②事業提案 13
  14. 14. 運営:市町村担当課(生涯学習担当等) +新成人の実行委員会(調整が面倒) 姿勢:【前例踏襲】 生涯学習なのでUターンへの意識なし 一応地元PR資料配布→大半は見ず 業務:役場職員みずから企画・調整・発注 ↑イベント運営の素人 “未来ある若者のために…!” ↑謎のやりがい 事後:個人情報保護の観点から アフターフォローできない 運営:イベントのプロを中心とした事務局 (市町村から委託。市町村は対象者を招待) 姿勢:【生存戦略】 将来の人材・顧客獲得の最大のチャンス! 地元企業が全力を挙げて歓待 業務:プロ集団が華麗にさばく 地元企業からの協力が続々 役場はその背景に回り、業務縮減 事後:本人の同意を得て連絡先を収集 →折々に、各種情報を届ける (就職・転職、イベント、 Uターン者の声…) 旧来型成人式 大改造案:運営側視点 ②事業提案 新型成人式 14
  15. 15. 提案②:「25歳同窓会」の開催 ②事業提案 25歳同窓会 (水戸市、豊岡市等で事例あり) ・25歳は生き方を模索する時期 (以降は生き方が徐々に固まってくる) ・都市での仕事・生活にミスマッチを感じる人も ・離職・転職に抵抗が小さい(離職率が高い) ・多くが未婚であり、身軽 ・取り組み事例が少ない ⇒費用対効果が見込まれ、 政策として実施すべき 三十路式 (酒田市、遊佐町等多数事例あり) ・生き方が固まっている人が多い (ミスマッチでも辛抱・順化) ・生き方の多様性の幅が大きい (未婚・既婚、子どもいる・いない、 都会志向・地元志向) ・有志団体や市町村の動きが活発 ⇒自発的な拡散が見込まれ、 それらを支援すべき 県外転出後、人生の節目を 迎えた25歳・30歳 2 15
  16. 16. 10代 ・高校生を対象とした体験型プログラム(実施中) 20歳(成人式)以降 ・大学2,3年:就職活動目前、高卒2,3年:離職可能性あり →地元企業紹介、アルバイト・インターン募集、OBOG訪問支援、 Uターン就職者の声、面接交通費補助の紹介 25歳(同窓会)前後 ・就職から数年:仕事・生活にミスマッチを感じる人も →地元企業の経験者求人情報、Uターン転職者の声、 出身者向けイベント招待、車・家・家族のある暮らし方のアピール 30歳(三十路式)前後 ・中堅社会人に:家族と地に足をつけた暮らしを模索する人も →起業環境のアピール、Uターン起業者の声、 子育て・教育環境のアピール、婚活イベント招待 情報供給 成人式事務局 ライフステージに 合わせた情報を 提供 連絡先登録 長期的視野 ②事業提案 16
  17. 17. 全国各地のユニークな成人式・同窓会・三十路式等の取り組みを報告し、 事例に学んで、より効果的な式のあり方を追求する。 モデル:地域課題解決全国フォーラム (東北公益文科大学主催) ※「地域課題解決全国フォーラムには毎年全国から150人が参加」 (出典:荘内日報2017年11月4日) 全国の成人式等主催団体・実行委員、企業(イベント系、人材コンサル系)、 自治体の成人式・移住促進担当職員、首長・議員、研究者・学生、報道機関 等 期待する効果 県内企業・自治体の取り組み意欲向上、来訪者・滞在者獲得、 「成人式改革」・「三十路式」発祥の地としてのブランディング 参加者 目的 提案③:成人式・同窓会・三十路式学会 17
  18. 18. 市町村 ・成人式をゼロベースで見直し、Uターン者の獲得をその主目的とする。 ・成人式業務を、移住促進担当部門に移管する。 ・成人式事務局業務を民間企業(ホテル・ブライダル・イベント系)に委託し、企画運営させる。 ・「新成人による実行委員会形式」、「市長等祝辞」、「新成人の誓い」、「市町村民歌斉唱」を撤廃。 何をすれば良い? ②事業提案 民間企業 ・事務局企業を中心に、前例にとらわれない当事者第一の成人式を企画・実施する。 ・事務局企業が若者へのアクセスを求める民間企業を募集し、成人式に参画させる。 ・成人式に新成人の先輩として若手社員を参加させ、新成人と交流(企業説明含む)させる。 ・成人式のノウハウをもとに、県内主要5都市で「25歳同窓会」を企画・実施する。 県 ・市町村に対し、上記のことを提言し、同意させる。 ・上記スキームを活用した「25歳同窓会」を実施(民間委託)する。 ・地元大学と連携して「成人式・同窓会・三十路式学会」を開催し、全国の知見を結集する。 18
  19. 19. 関係者の反応 19 ◇A市長 「さっそく部長会議で共有しました。本市でも成人式のあり方を考えてみたい」 ◇B市副市長 「十分採択しうるアイディアと思いました」 ◇転職支援企業C社長 「なんでこんなおもしろいこと思いつくの!」 ◇シンクタンクD研究員 「たいへん面白い企画だと思います。社会実験するなら協力します」 ◇公務員養成校E講師 「20歳前後の学生達に紹介したところ、おもしろい!と言っていました」 ◇F市職員【戦略的助言】 「現実的な落とし所は、“教育委員会と移住促進担当課が成人式を共同企画”」
  20. 20. 御清聴ありがとうございました。 20 【重要参考文献】 ◇RESAS 将来人口推計/人口の社会増減/新卒者就職・進学 ◇山形県人口減少対策プロジェクトチーム 「『Ⅱ 人材の県内定着・県内回帰推進チーム』中間報告」、2014年。 ◇株式会社マイナビ「2019年卒 マイナビ大学生 Uターン・地元就職に関する調査」、2018年。 ◇株式会社アナザーブレイン「成人式に関するアンケート調査結果」、2013年。 【重要参考事例】 ◇酒田市三十路式(2018年8月12日、同実行委員会主催) ◇遊佐町三十路成人式(第10回:2018年8月11日、同実行委員会主催) ◇豊岡市25歳同窓会(2017年12月30日、同実行委員会・豊岡市・兵庫県但馬県民局主催)

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