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Ministry of Land, Infrastructure, Transport and TourismGeospatial Information Authority of JapanGeospatial Information Authority of Japan
国土交通省国土地理院
地理空間情報部情報普及課
小島 脩平
平成30年11月4日(日)
FOSS4G 2018 Okayama
1
自己紹介
• 地理院地図担当は通算4年半ほど
(途中1年間防災に関する情報整備を担当)
• 出身は関西(兵庫県神戸市→豊岡市)
現在は茨城県つくば市在住
2
本日の主な話題
1.地理院地図の概要と改良(H30.3.8)
2.データの充実
 赤色立体地図公開(H30.6.6)
 陰影起伏図(全球版)公開(H30.6.6)
 森林(国有林)の空中写真を公開(H30.10.3)
 (参考)指定緊急避難場所のcsvデータDL可能に
 (参考)国土交通省ハザードマップポータル
3.「平成30年7月豪雨」「平成30年北海道胆振東部地震」の際
の地理院地図を通した情報提供
4.地理院タイルの活用を推進するための取り組み
5.ベクトルタイルの取組について
3
本日の主な話題
1.地理院地図の概要と改良(H30.3.8)
2.データの充実
 赤色立体地図公開(H30.6.6)
 陰影起伏図(全球版)公開(H30.6.6)
 森林(国有林)の空中写真を公開(H30.10.3)
 (参考)指定緊急避難場所のcsvデータDL可能に
 (参考)国土交通省ハザードマップポータル
3.「平成30年7月豪雨」「平成30年北海道胆振東部地震」の際
の地理院地図を通した情報提供
4.地理院タイルの活用を推進するための取り組み
5.ベクトルタイルの取組について
4
国土地理院とは 5
• 国土交通省の特別の機関
• 本院は茨城県つくば市
• 仕事は「測る」「描く」「守る」
• 定員671名(平成30年4月1日時点)
国土地理院をおにぎり屋に例えたら 6
田んぼの整備
↓
測量・観測
米の生産・具の調理
↓
地図の整備
おにぎりを売り出す
↓
地図の提供
担当業務
基盤となる地図データ層の中でも、特
に基盤地図情報や地理院タイルなど
の活用を推進するための環境を整え
ることが必要
世界最先端IT国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画
国土地理院が整備・提供するデータの位置づけ
(平成29年5月30日閣議決定)
7
国土地理院の地理空間情報の提供 8
ウェブによる提供 ウェブ地図
測量法に基づく提供 → 誰でもアクセス可能な形で
地理空間情報活用推進基本法に基づく活用推進 → 活用しやすい形で
政府のオープンデータ戦略 → 官民協働の推進、行政の効率化等につながる形で
空中写真 地形図 主題図 災害情報 標高
国の基盤となる地理空間情報の整備
地理院地図とは 9
国土地理院が整備した地形図、写真、標高、地形分類、災害情報
など、日本の国土の様子を発信するウェブ地図です。
地理院地図
https://maps.gsi.go.jp/
パソコンやスマホから
アクセス!
パソコンやスマホから
アクセス!
1. 最新の道路や鉄道が載っている!
2. 地形や災害リスクがわかる地図・写真が
見られる!
3. 昔の写真が見られる!
4. どこでも標高がわかる!
5. 3Dでも見られる!
1. 最新の道路や鉄道が載っている!
2. 地形や災害リスクがわかる地図・写真が
見られる!
3. 昔の写真が見られる!
4. どこでも標高がわかる!
5. 3Dでも見られる!
地理院地図:5つのポイント 10
主要な道路や鉄道は、
供用開始日に地図に反映しています。
主要な道路や鉄道は、
供用開始日に地図に反映しています。
施設整備・管理者からの情報 地図に反映
例:2018/04/28
中部横断自動車道
(八千穂高原IC~佐久南IC)
2018/04/27 2018/04/28
【ポイント1】最新の道路や鉄道が載っている! 11
【ポイント2】地形や災害リスクがわかる地図・写真が見られる!
指定緊急避難場所指定緊急避難場所地形図地形図
浸水時の写真や
推定浸水範囲
浸水時の写真や
推定浸水範囲
土地の成り立ちや
自然災害リスク
(土地条件図)
土地の成り立ちや
自然災害リスク
(土地条件図)
地形図、写真、土地条件、災害情報など、
2,000以上の情報が収録されています。
地形図、写真、土地条件、災害情報など、
2,000以上の情報が収録されています。
12
全て「地理院地図」で見ることができます
地形図 写真
土地条件図火山土地条件図火山基本図 治水地形分類図活断層図
明治期の低湿地湖沼図
色別標高図
過去~現在まで 標高を段彩と陰影で表現した
地形が分かりやすい地図
火山の精密な地形や登山道
などを示した地図
過去の噴出物の分布や防災
関連施設などを示した地図
湖底地形、水中植物や湖沼利用
に関連する施設などの地図
活断層と地形分類を示した
地図
山地・丘陵、台地・段丘、低地水部、
人工地形等の地形分類を示した地図
扇状地、自然堤防、旧河道など
の詳細な地形分類を示した地図
明治期に作成された地図から
当時の低湿地を抽出した地図
地形を形態、成り立ち、性質などによって区
分したもの(地図上でワンクリックで確認)
【国土の基本情報】 【国土の地形】
【火山関連】 【地震関連】
【湖沼の地形】
【水害関連】
【土地の成り立ちと自然災害リスク】
災害時にも撮影 赤青メガネで立体的に
見える地図
アナグリフ
北西方向から地表に当てた
光と影で地形を表現した地図
陰影起伏図
地形分類
【過去の湿地分布】【命を守るために避難する場所】
指定緊急避難場所
災害対策基本法に基づく指
定緊急避難場所の地図
全
国
図
作
成
地
域
国土地理院が発信する地図や写真 13
【ポイント3】昔の写真が見られる!
1936年(昭和11年)頃の東京駅周辺
東京駅東側に外濠が確認できる
2009年(平成21年)の東京駅周辺
現在は道路として利用されている
戦前~戦後復興期~高度経済成長期
~現在に至る土地の変遷を見ることができます。
戦前~戦後復興期~高度経済成長期
~現在に至る土地の変遷を見ることができます。
14
【ポイント4】どこでも標高が分かる!
洪水や津波等の災害対策に役立ちます。洪水や津波等の災害対策に役立ちます。
画面に標高が表示されます 任意の経路で断面図を作れます
15
【ポイント5】 3Dでも見られる!
様々な情報を3Dにして見ることができます。様々な情報を3Dにして見ることができます。
写真 色別標高図
災害情報 海外の地形
16
地理院地図の主な改良(H30.3.8公開)
① 断面図の表示
② 自分で作る色別標高図
③ 地図の2画面表示
④ レイヤの検索
⑤ 計測機能、作図・ファイル機能の改良
⑥ 等距圏と方位線の表示
⑦ QRコードの発行
⑧ 外部タイルの読込
17
①断面図の表示
地図上で指定した経路の断面図を表示します
操作手順:【機能】-【断面図】
・指定した経路は保存、読込(kml、geojson形式)が可能です
・地理院地図で読めるラインデータ(kml、geojson形式)でも断面図を作成できます
・グラフは指定した経路の始点終点間を300等分して描かれ、
png形式の画像又はcsv形式(緯度、経度、標高)で保存できます
18
①「機能」をクリック
②「断面図」をクリック
④地形断面図が表示される
③地図上でクリックして
経路を指定
②自分で作る色別標高図
ユーザがブラウザ上で閾値や色を自由に変更することができます
操作手順:【情報】-【起伏を示した地図】-【自分で作る色別標高図】
・設定した閾値や色は保存、読み込むことができます(txt形式)。
・グラデーションや陰影(既存の陰影起伏図との合成)をつけることができます。
19
①「情報」をクリック
②「起伏を示した
地図」をクリック
③「自分で作る色別
標高図」をクリック
起伏を示した地図
④「標高値」により色を自由に設定
標高値を細かく設定できる
不要となった段階層を削
除できる
より詳細な段階層を作るた
め層を追加できる
色を個別に自由に
変更できる
配色が固定されており、
小さな高低差の判読が困難
小さな高低差も分かる地図の作成が可能渋谷駅付近
これまでの色別標高図
③地図の2画面表示
地図を2画面にして別の情報を表示することができます
操作手順:【機能】-【ツール】-【2画面表示】
・デフォルトは2画面が連動しますが、連動をOFFにすることもできます。
・表示状態はURLに反映されるので、URLを共有したり、リンク先に指定することが可能です。
20
代々木公園周辺の空中写真の比較
2007年~ 1945~1950年
連動“ON”で2画面
が連動します
①「機能」
クリック
②「ツール」
クリック
③「2画面表示」
クリック
④レイヤの検索
例:地図 / 写真 / 地震
検索ワードを入力することでレイヤを検索することができます
操作手順:【情報】-情報リストウィンドウの検索バーに検索ワードを入力
・検索ワードが名称に含まれるレイヤまたはフォルダを検索結果として表示します。
21
⑤計測機能、作図・ファイル機能の改良
計測、作図で表示される直線、多角形の辺が回転楕円体を考慮した最短距離の
線になりました
操作手順:【機能】-【ツール】-【作図・ファイル】or【計測】
22
⑥等距圏と方位線の表示
等距圏と方位線を表示することができます
操作手順:【機能】-【設定】-【等距圏】or【方位線】
・中心位置はドラッグすると動かすことができます。
・等距圏はラインをクリックすると中心位置からの距離がポップアップ表示されます
・方位線は4、8、16方向から選択できます
方位線の例
等距圏の例
23
⑦QRコードの発行
現在表示されている地図の状態をQRコードで共有することができます
操作手順:【機能】-【ツール】-【共有】-【QRコード】
24
⑧外部タイルの読込み
外部タイルのURLを指定して地理院地図で表示することができます
操作手順:【機能】-【ツール】-【外部タイル読込】
外部タイルサーバ
http://XXX.XX.jp/{z}/{x}/{y}.png
外部タイルの例
・20万分1日本シームレス地質図:産総研
https://gbank.gsj.jp/seamless/tilemap/basic/g/{z}/{y}/{x}.png
・強震断層モデル:
https://tile.geospatial.jp/nankaitrough/sindobunpu/{z}/{x}/{y}.png
「内閣府 南海トラフの巨大地震モデル検討会」資料よりG空間情報センター作成
20万分1日本シームレス地質図の重ね合わせ例
地理院タイルとタイル仕様が若干異なる(※)ので注意
(※){z}/{x}/{y}でなく{z}/{y}/{x}
地理院タイルとタイル仕様が若干異なる(※)ので注意
(※){z}/{x}/{y}でなく{z}/{y}/{x}
25
成果はGitHubで公開しています
改良後の地理院地図及びGlobeのソースは、もちろんGitHubで公開しています。
https://github.com/gsi-cyberjapan/gsimaps
26
本日の主な話題
1.地理院地図の概要と改良(H30.3.8)
2.データの充実
 赤色立体地図公開(H30.6.6)
 陰影起伏図(全球版)公開(H30.6.6)
 森林(国有林)の空中写真を公開(H30.10.3)
 (参考)指定緊急避難場所のcsvデータDL可能に
 (参考)国土交通省ハザードマップポータル
3.「平成30年7月豪雨」「平成30年北海道胆振東部地震」の際
の地理院地図を通した情報提供
4.地理院タイルの活用を推進するための取り組み
5.ベクトルタイルの取組について
27
赤色立体地図を公開(H30.6.6)
火山などの地形の凹凸が直感的にわかります
※赤色立体地図はアジア航測株式会社の特許(第3670274号等)を使用して作成したものです。赤色立体地図を利
用される場合は、アジア航測株式会社の許諾条件を確認してご利用下さい。
新燃岳
28
陰影起伏図(全球版)を公開(H30.6.6)
日本の陰影起伏図に加えて、全球版も公開しました
地球全体の地形がよくわかります
29
森林(国有林)の空中写真を公開(H30.10.3) 30
※林野庁が2011年~2015年に整備した森林(国有林)の空中写真をウェブ上で閲覧できるように加工したものです。
新しい山間部の写真をより広範囲でご覧いただけます
その他にも様々なデータを新規公開・更新しています
湖沼データ
(H30.2.28)
地形分類(H30.3.26)
西之島の空中写真(H30.2.2) 火山基本図データ(H30.1.31)
全国最新写真
(H30.5.1)
31
(参考)指定緊急避難場所のCSVがDL可能に 32
(参考)国土交通省ハザードマップポータルサイト
〇 災害から命を守るためには、身のまわりにどんな災害が起きる危険性があるのか、どこへ避難すればよいのか、事前に備えておく
ことが重要。
○ 国土地理院では、防災に役立つ様々なリスク情報や全国の市町村が作成したハザードマップを、より便利により簡単に活用
できるようにするため、ハザードマップポータルサイトを公開中(主なコンテンツは下図の通り)。
○ 重ねるハザードマップの洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域をタイルデータとして提供を実施。
(他のリスク情報の提供や機械判読可能な形式(ベクトルタイル)で提供するための検討を実施中)
国土交通省ハザードマップポータルサイトhttps://disaportal.gsi.go.jp/ 検 索検 索ハザードマップハザードマップ
わがまちハザードマップ重ねるハザードマップ (平成19年4月~)(平成26年6月~)
全国各市町村のハザードマップを検索防災に役立つ様々なリスク情報を1つの地図上に重ねて表示
洪水ハザードマップ
土砂災害ハザードマップ
①市区町村名を選択
津波ハザードマップ
高潮ハザードマップ
火山防災マップ
②ハザードマップの
種類を選択
洪水浸水想定
土砂災害警戒区域等
津波浸水想定
ピクトグラム
から選択
洪水浸水想定+津波浸水想定
重ねたい情報を
パネルから選択
災害リスク情報をオープンデータで提供
33
(参考)配信データの入手方法 34
データの利用方法
各データのURLが
掲載されています
各データのURLが
掲載されていますトップページの「関連情報」から
「データ配信について」をクリック
トップページの「関連情報」から
「データ配信について」をクリック
重ねるハザードマップから配信されているデータ
アプリ開発による災害リスク情報(オープンデータ)の利活用イメージ
洪水浸水想定区域 土砂災害警戒区域
各データのURLからリアルタイムに読み込み、アプリ等でご利用いただけます
。
重ねるハザードマップで閲覧できるタイルデータ(PNG形式)を配信しています
(参考)配信データの活用促進 35
活用事例集のイメージ
災害リスク情報の活用事例集を作成・周知(~3月)
災害リスク情報の活用推進のため、重ねるハザ
ードマップから配信される情報をはじめとした災害
リスク情報を有効に活用している事例を収集し、
事例集の作成・周知を実施する。
【掲載する事例(案)】
重ねるハザードマップから配信される情報をはじ
めとした災害リスク情報を有効に活用した事例
重ねるハザードマップから配信される災害リスク情報を
活用した事例(アプリ、サイト等)がありましたら情報
提供をお願いいたします!
【連絡先】 gsi-portal@ml.mlit.go.jp
災害リスク情報の活用事例集(仮)
本日の主な話題
1.地理院地図の概要と改良(H30.3.8)
2.データの充実
 赤色立体地図公開(H30.6.6)
 陰影起伏図(全球版)公開(H30.6.6)
 森林(国有林)の空中写真を公開(H30.10.3)
 (参考)指定緊急避難場所のcsvデータDL可能に
 (参考)国土交通省ハザードマップポータル
3.「平成30年7月豪雨」「平成30年北海道胆振東部地震」の際
の地理院地図を通した情報提供
4.地理院タイルの活用を推進するための取り組み
5.ベクトルタイルの取組について
36
国土地理院の災害に関する情報の提供 37
ここに最近の災害に関した国土地理院が提供した情報がまとまっています。
平成30年7月豪雨 38
全て地理院地図から公開しています!!
被災前後の比較(空中写真) 39
岡山県倉敷市真備町付近
平成30年7月9日撮影 平成19年10月撮影
2画面表示機能を用いて、被災前後の写真を掲載
クリックすると、地理院地図で表示
崩壊地等分布図、崩壊地等分布図(ライン) 40
崩壊地等分布図(ライン)(広島県坂町付近)
崩壊地等分布図(広島地区)
国土地理院が撮影した空中写真から、崩壊地や土石流で生じた地形変化
発生箇所を判読して掲載
推定浸水範囲、浸水推定段彩図 41
動画や国土地理院が撮影した空中写真から判読した、
浸水範囲や推定浸水深を掲載
浸水推定段彩図(岡山県倉敷市真備町付近)
推定浸水範囲(岡山県倉敷市真備町付近)
平成30年(2018年)北海道胆振東部地震 42
概ね地理院地図から公開しています!!
震源断層モデル 43
SAR(だいち2号)およびGNSSで観測された地殻変動を基に推定した震
源断層モデルを地理院地図3Dに掲載
震源断層モデルの概念図
地理院地図3Dに掲載
被災前後の比較(空中写真) 44
2画面表示機能を用いて、被災前後の写真を掲載
北海道厚真町吉野付近
平成30年9月6日撮影 平成23年撮影
斜面崩壊・堆積分布図 45
北海道厚真町周辺
国土地理院が撮影した空中写真から、平成30年北海道胆振東部地震に
よって生じたと考えられる斜面崩壊・堆積範囲を判読して掲載
本日の主な話題
1.地理院地図の概要と改良(H30.3.8)
2.データの充実
 赤色立体地図公開(H30.6.6)
 陰影起伏図(全球版)公開(H30.6.6)
 森林(国有林)の空中写真を公開(H30.10.3)
 (参考)指定緊急避難場所のcsvデータDL可能に
 (参考)国土交通省ハザードマップポータル
3.「平成30年7月豪雨」「平成30年北海道胆振東部地震」の際
の地理院地図を通した情報提供
4.地理院タイルの活用を推進するための取り組み
5.ベクトルタイルの取組について
46
「地理院地図」と「地理院タイル」の違い 47
地理院地図(サイト)
地理院タイル(データ)
地理院をおにぎり屋に例えたら(復習) 48
田んぼの整備
↓
測量・観測
米の生産・具の調理
↓
地図の整備
おにぎりを売り出す
↓
地図の提供
地理院地図地理院タイル
地理院はデータ屋→「地理院タイル」売り! 49
地理院タイル
↓
ウェブ地図用
データデータを
使って
もらいたい
地理院タイルの利用の様々な形
国土地理院 別のアプリ等ユーザ
地理院地図 地理院タイル
HTML
JavaScript
CSS
地理院地図サーバ
インターネット
50
地理院地図ユーザ
更新・管理
別サーバ
サイトサイト
アプリ
ソフト
アプリ
ソフト
地理院タイル活用促進のために 51
①オープンデータ施策
政府のオープンデータ戦略に基づき、データを使いやすく提供
 「政府標準利用規約(第2.0版)」に基づく「国土地理院コンテンツ利用規約」
 ファイル形式は、ウェブ地図で一般的な形式を採用(仕様もウェブで公開)
②オープンソース施策
ウェブ地図をオープンソースとして公開し、データの活用を推進
 オープンソースを活用して地理院タイルのショーケース「地理院地図」を開発
 「地理院地図」のソースを、オープンソースとして「GitHub(※)」で公開
③オープンイノベーション施策
産学官連携を積極活用し、イノベーティブな成果を追求
 地理院地図パートナーネットワーク
※GitHub: 数多くのオープンソースプロジェクトや企業が技術情報を公開している技術者向けのSNS
3つのオープン施策
①オープンデータ施策
52
出典明示だけで自由に利用可能(…な場合が多い) 53
地理院タイルは「国土地理院コンテンツ利用規約」に基づいて利用可能
http://www.gsi.go.jp/kikakuchousei/kikakuchousei40182.html
※標準地図等の”基本測量成果”については、測量法に基づき、申請等が必要に
なることがある。
国土地理院のウェブサイトで公開している情報は、別の利用ルール(※)が適用され
るものを除き、複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等、
自由に利用できます。また、商用利用も可能です。
→出典の記載により利用可能!
2 / 1 / 1
2 / 0 / 2
2 / 0 / 3 2 / 1 / 3 2 / 2 / 3 2 / 3 / 3
2 / 3 / 2
2 / 3 / 1
2 / 3 / 02 / 2 / 0
2 / 2 / 1
2 / 2 / 22 / 1 / 2
2 / 1 / 0
2 / 0 / 1
1 / 0 / 1 1 / 1 / 1
1 / 1 / 01 / 0 / 0
0 / 0 / 0
タイル座標
{z}/{x}/{y}
Z=0
Z=1
Z=2
X
Zoom
Level
Y
地理院タイル仕様 54
画面に表示するときに
必要な地図画像だけ
ダウンロードする
→ 表示が高速に行える!
サーバ
クライアント
表示に必要な
タイルをリクエスト
リクエストされた
タイルのみを
配信
表示倍率
地理院タイルのデータ形式はXYZ形式
→ 多くのウェブ地図APIやスマホアプリ、GISソフトが対応している
地図データとして一般的な形式
東西軸
南
北
軸
https://maps.gsi.go.jp/{t}/{z}/{x}/{y}.{拡張子}
{t}:タイルID、{z}:ズームレベル、{x}:X座標、{y}:Y座標
https://maps.gsi.go.jp/{t}/{z}/{x}/{y}.{拡張子}
{t}:タイルID、{z}:ズームレベル、{x}:X座標、{y}:Y座標
ズームレベル
は18まで
一般的な形式だと良いことたくさん
地理院地図
システムファイル
地理院タイル
HTML
JavaScript
CSS
地理院地図サーバ
https://leafletjs.com/
https://cesiumjs.org/
「地理院タイル」をウェブ
地図として動かすため
のプログラム
一般的な形式だと利用できる
“オープンソース”ソフトウェアがたくさん
■地理院地図でも利用
Google Maps, Yahoo!地図ほか
ほとんどのウェブ地図が「タイル」
「地理院タイル」のための
特別な勉強不要
55
②オープンソース施策
56
2.オープンソース施策
地理院地図
システムファイル
地理院タイル
HTML
JavaScript
CSS
地理院地図サーバ
①オープンソースを利用し
て地理院地図を開発し、
②地理院地図自体も
オープンソースにする。 http://leafletjs.com/
http://cesiumjs.org/
■地理院地図利用している
オープンソースソフトウェア(OSS)
57
2.オープンソース施策 58
地理院地図のソース一式
https://github.com/gsi-cyberjapan/gsimaps
https://github.com/gsi-cyberjapan
地理院地図のソースをオープンソースとして
技術者向けSNSであるGitHubに公開
誰でもダウンロードして
自分のウェブサーバにおけば
地理院地図のような
ウェブ地図ができる
カスタマイズも自由
2.オープンソース提供の効果
他の技術者が、地理院地図を参考に、独自のウェブ地図を構築
地理院地図のオープンソースを活用したサイト
(http://www.map.pref.mie.lg.jp/) (http://2525map.github.io/gsimaps/)
59
2.オープンソース施策:日本OSS奨励賞受賞(H27.10.24) 60
過去1年間にOSS(オープンソースソフトウェ
ア)の開発や普及に顕著な活躍をした個人
又はグループを表彰するもの
<受賞理由>
国土地理院が提供する地理空間情報につ
いて、より高い公共性を確保すべく
オープンデータとしての利用 及び サービス
のオープンソース化を推進した。
特に、ウェブ地図方式の地理空間情報「地
理院タイル」をOSSで利用しやすい方式で提
供して利活用を推進している。
さらに、最新OSS技術を取り込んでウェブ地
図「地理院地図」を提供し、そのソースコード
をOSS公開して地理空間情報の活用を推
進している。
<主催>
日本OSS推進フォーラム
http://ossforum.jp/ossaward
2.オープンソース施策:勝手表彰 優秀賞ほか2賞受賞(H28.3.11) 61
VLED(一般社団法人オープン&ビッグデータ活
用・地方創生推進機構)がオープンデータに関
する優れた取り組みを、勝手に選んで勝手に表
彰するもの。
国土地理院は、3つの賞を受賞。
 優秀賞
 Open Knowledge賞(一般社団法人オープン・
ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン)
 全国地質調査業協会連合会賞
<受賞理由>
国土地理院ではGitHubを用いてオープンデータ
及び情報の提供をしており、GitHubがサンフラン
シスコで開催した開発者向けイベントにおいて活
用事例の一つとして紹介され、会場の注目を集
めた。
<主催>
VLED(一般社団法人オープン&ビッグデータ活
用・地方創生推進機構)
利活用・普及委員会
http://www.vled.or.jp/news/1602/160229_
001362.php
ウェブ記事にもなりました 62
2018年7月5日 GeekOut
https://geek-out.jp/column/entry/2018/07/05/110000
③オープンイノベーション施策
63
地理院地図パートナーネットワーク 64
100者 69者
(H30.10.30現在)
発注者・
エンドユーザ
具体的な活用をカタログ化した
「地理院地図パートナーリスト」
地理院タイルを活用した
受託開発
国土地理院
地理院タイルの提供
受託
開発者
地理院タイルの活用力を持つ外部技術者(受託開発者、ツール提供者)を
パートナーとし、地理空間情報活用のオープンイノベーション
を目指す情報共有・意見交換の場
地理院タイルを活用した
ツール開発
ツール
提供者
地理院地図パートナーネットワーク会議の様子
サイトURL: https://maps.gsi.go.jp/pn/
→パートナーリスト、過去の会議資料等を掲載
地理院地図パートナーネットワークをきっかけに多様な分野でのシステム・サービスが創出
3.オープンイノベーション施策 「地理院地図パートナーネットワーク」 65
地理院地図パートナーネットワーク会議
(情報共有・意見交換)
国土地理院・パートナーによるプレゼン パートナーによるデモ・ハンズオン
・国土地理院からの技術情報の提供にあわせ、弊社製品の改良を行った。
・他のパートナーの活動を知ることができ、非常に有意義。
・地理教育の課題について問題意識を抱くよい機会になりました。
(地理院地図パートナーネットワーク・アンケートより)
CIMCIM
防災防災
気象気象
自治体GIS自治体GIS
除雪管理除雪管理
山林管理山林管理
地質地質
アプリ開発アプリ開発
教育教育
地理院タイル アクセス数の推移
地理院タイルのアクセス状況(月間)地理院タイルのアクセス状況(月間)
66
0
5
10
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2014/4
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2017/6
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2017/10
2017/12
2018/2
2018/4
2018/6
2018/8
2018/10
2018/12
億アクセス/月
平
成
27
年
9
月
関
東
・
東
北
豪
雨
平
成
28
年
4
月
熊
本
地
震 平
成
28
年
8
月
台
風
11
号
及
び
9
号
・
10
号
平
成
29
年
7
月
九
州
北
部
豪
雨
平
成
26
年
8
月
豪
雨
(
広
島
等
)
平
成
26
年
9
月
27
日
御
嶽
山
噴
火
アクセス数は右肩上がりで増加中
2018年7月は42億タイル以上を配信。
平
成
26
年
4
月
平
成
30
年
6
月
大
阪
北
部
地
震
平
成
30
年
7
月
豪
雨
― タイルアクセス総数 ■ 内訳:地理院地図以外から
平
成
30
年
北
海
道
胆
振
東
部
地
震
月間約40億タイルって? 67
 A4地図 約3億枚分に相当
 毎日、約980万人がA4地図を利用した場合に相当
地理院地図
サーバ
68
サーバは限りあるみんなの資源
大切に使いましょう!
国土地理院のサーバにアクセスして表示
するのはタダだから、使い放題?
69
(申請が必要な場合はありますが)
地理院タイルをご自身のサーバに格納し
ご自身のデータと合わせて利用できます
<参考>
国土地理院情報普及課のGitHubに
地理院タイル目録(※)ベースの地理院タイルダウンローダーqdltcをCC0で公開
https://github.com/gsi-cyberjapan/qdltc
地理院タイル一枚一枚の所在情報を記述したファイル
(※)地理院タイル目録
地理院タイル一枚一枚の所在情報を記述したファイルで詳細仕様は以下のとおり
https://github.com/gsi-cyberjapan/mokuroku-spec
地理院地図サーバ ご自身のサーバ
独自のサイト独自のサイト
更新されたタイルだけを
定期的にコピー
ユーザー
独自の
データ
独自の
データ
本日の主な話題 70
1.地理院地図の概要と改良(H30.3.8)
2.データの充実
 赤色立体地図公開(H30.6.6)
 陰影起伏図(全球版)公開(H30.6.6)
 森林(国有林)の空中写真を公開(H30.10.3)
 (参考)指定緊急避難場所のcsvデータDL可能に
 (参考)国土交通省ハザードマップポータル
3.「平成30年7月豪雨」「平成30年北海道胆振東部地震」の際
の地理院地図を通した情報提供
4.地理院タイルの活用を推進するための取り組み
5.ベクトルタイルの取組について
地理院タイル 71
画像タイル(これまでの形式)
× 地図の内容(図形の形状、属性等)
の機械判読は困難
(人間の目では内容の認識が可能)
○ 地図の内容の機械判読が容易
→表示スタイルの変更が可能
{ "type": "FeatureCollection","features": [
{ "type": "Feature","geometry": {"type": "Point",
"coordinates":[140.086039,36.104928]},"properties
":"class":"NRPt","rID":"","giid":"","lfSpanFr":"2
013-03-22","lfSpanTo":"","orgGILvl":"25000",
"type":"大字・町・丁目","admCode":"08220","prename
":"茨城県","citName":"つくば市","name":"北郷",
"preN_kana":"いばらきけん","citN_kana":"つくばし
","kana":"きたさと","tobichiFlg":"0","gaijiFlg
":"0"}},{……(中略)……"type":"大字・町・丁目
","admCode":"08220","preName":"茨城県","citName
":"つくば市","name":"西原","preN_kana":"いばらき
けん","citN_kana":"つくばし","kana":"にしはら
","tobichiFlg":"0","gaijiFlg":"0"}},……(後略)
……
ベクトルタイル(提供実験中)
平成31年度からの
提供事業化を目指す
平成31年度からの
提供事業化を目指す
(1)国民参加・官民協働の推進を通じた諸課題の解決、
経済活性化
(2)行政の高度化・効率化
(3)透明性・信頼の向上
① 営利目的、非営利目的を問わず
二次利用可能なルールが適用されたもの
② 機械判読に適したもの
③ 無償で利用できるもの
(1)公開するデータの範囲・・・各府省庁が保有するデータは、原則オープンデータとして公開。公開することが適当でない公共データは、公開できない
理由を原則公開するとともに、限定的な関係者間での共有を図る「限定公開」といった手法も積極的に活用。
(2)公開データの二次利用に関するルール・・・ 原則、政府標準利用規約を適用。
(3)公開環境・・・特にニーズが高いと想定されるデータは、一括ダウンロードを可能とする仕組みの導入や、APIを通じた提供を推進。
(4)公開データの形式等・・・機械判読に適した構造及びデータ形式で掲載することを原則。法人情報を含むデータは、法人番号を併記。
(5)公開済みデータの更新・・・可能な限り迅速に公開するとともに適時適切な更新。
(1)相談窓口の設置・・・総合的な相談窓口(内閣官房
IT総合戦略室)・相談窓口(各府省庁)の設置
(2)推進体制・・・内閣官房IT総合戦略室は、政府全体の
オープンデータに関する企画立案・総合調整、各施策の
レビュー、フォローアップを実施等
1.オープンデータの意義 2.オープンデータの定義
5.推進体制
3.オープンデータに関する基本的ルール
4.オープンデータの公開・活用を促す仕組み
(1)オープンデータ・バイ・デザインの推進・・・行政手続き及び情報システムの企画・設計段階から必要な措置
(2)利用者ニーズの反映・・・各府省庁の保有データとその公開状況を整理したリストを公開→利用者ニーズを把握の上、ニーズに即した形での公開
地方公共団体・・・官民データ法の趣旨及び本基本指針を踏まえて推進。
独立行政法人・・・国費によって運営されていること又は実施している事業や
研究があることに鑑み、基本指針に準拠して取組を推進することが望ましい。
公益事業分野の事業者・・・その公益性に鑑み、本基本指針及び利用者
ニーズを踏まえて推進することが望ましい。
6.地方公共団体、独法、事業者における取組
平成28年12月14日に公布・施行された「官民データ活用推進基本法」において、国、地方公共団体、事業者が保有する官民データ
の容易な利用等について規定された。本文書は、これまでの取組を踏まえ、オープンデータ・バイ・デザイン(注)の考えに基づき、国、地方
公共団体、事業者が公共データの公開及び活用に取り組む上での基本方針をまとめたものである。
本基本指針の位置づけ
(注)公共データについて、オープンデータを前提として情報システムや業務プロセス全体の企画、整備及び運用を行うこと。
平成29年5月30日 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部・官民データ活用推進戦略会議決定 に加筆
オープンデータ基本指針 概要 72
<これまでのデータ形式:画像タイル>
地図情報の中に属性情報(経度・緯度、種類、名
称等)が含まれておらず、属性情報の機械判読が
困難。地図表現(線の太さ・色等)が固定。
× 情報の把握(処理)に時間・人手がかかる
× 情報の抽出・組み合わせ、地図加工が困難
個人
地理院地図
パートナーネットワーク
(情報共有)
NPO企業
教育
被災状況図の作成支援
【新しい形式のデータ活用例】
ドローンの最適飛行ルート抽出支援
○経度・緯度 " 140.084618528,36.104638083 "
○種 類 "建物(国の機関)"
○名 称 "国土地理院"
属性情報(例)
<新しいデータ形式:ベクトルタイル>
地図情報の中に属性情報が含まれており、
機械判読が可能。
地図表現を自由に設定可能。
○地図作成・データ処理に係る生産性が向上
○ニーズに応じた新たな地図活用用途が創出
クリックすると解説が
表示され凡例不要で迅
速に読解可能
<多様な分野への拡大>
オープン化した新しい形式の
データの活用を産学官により促進
画像のピクセル毎の色
情報しか有しておらず、
地図表現が固定
ベクトルタイルがあれば、家屋の存
在状況などを機械が認識できるため、
民間事業者等が所有する建物の高さ
情報などと組み合わせ、飛行ルート
選定システムを構築することで、最適
な飛行ルート抽出サービスなどを提
供できる。
従来は特定項目の強調表示に時間を
要していたが、ベクトルタイルがあれば、
効率的に作成可能。例えば、上記のよ
うに国道のみ抽出して線を太くする強調
表示などが可能。
H
H
最短経路には
家屋が密集
家などがない
経路を自動選定
国道のみ強調表示
国土地理院が提供するWeb地図データを機械判読可能な形式としてオープン化することで、ニーズに応じた地図作成が容易
化し、多様な分野への地図活用を促進します。
Web地図データのオープン化による地図活用ビジネスの拡大
平成30年度予算案:地理空間情報の整備・活用等の推進に必要な経費(34億円)の内数
地理空間情報を機械判読可能な形式(ベクトルタイル)で配信する手法を確立する。
社会における地理空間情報活用を推進し、イノベーティブな成果創出を支援。
国土交通フォーカス2018 - 陸・海のデータ活用・オープン化の推進
73
ベクトルタイル提供実験
• 今年度の検討事項(予定)
– ベクトルタイルの作成手法と整備項目について
– ベクトルタイルを用いて最適な背景地図を描画する技術について
ベクトルタイル提供実験では、事業化に向けた検討を進めるため、
随時、みなさまのご意見、活用事例の紹介を受け付けています。
※ベクトルタイル提供実験サイト(GitHub)
https://github.com/gsi-cyberjapan/vector-tile-experiment
今ココ
74
ベクトルタイル提供実験 これまでの提供項目
提供開始日 提供項目
平成26年8月 【新潟、つくば】数値地図(国土基本情報) 道路中心線【線】
平成26年10月 【新潟、つくば】基盤地図情報(数値標高モデル)【点】
平成26年11月 【新潟、つくば】基盤地図情報基本項目【点、線】
平成27年6月 【全国】数値地図(国土基本情報) 地図情報(注記)【点】
平成27年8月 【全国】数値地図(国土基本情報) 道路中心線【線】
平成27年8月 【全国】数値地図(国土基本情報) 河川中心線【線】
平成27年8月 【全国】数値地図(国土基本情報) 鉄道中心線【線】
平成27年10月 【全国】基盤地図情報基本項目【点・線】
(測量の基準点,標高点,街区の代表点,町字の代表点,行政区画代表点,海岸線,等高線,水部構造
物線,水涯線,道路縁,道路構成線,軌道の中心線,建築物の外周線,街区線,町字界線,行政区画界
線)
平成27年10月 【全国】基盤地図情報(数値標高モデル)10mメッシュ【点】
平成27年11月 【全国】基盤地図情報(数値標高モデル)5mメッシュ【点】
平成28年3月 【全国】地形分類【面】
平成28年3月 【全国】空港等の周辺空域(航空局)【線・面】
平成29年2月 【全国】指定緊急避難場所【点】
平成29年8月 【全国】電子国土基本図(地名情報)の居住地名、自然地名、公共施設、住居表示住所【点】
75
ベクトルタイルの表示についての課題 76
【線】道路中心線、鉄道中心線、河川中心線
【点】居住地名、自然地名、公共施設名 を表示
【面】地形分類(自然地形) を表示
【課題】「建物」などのデータ量の大きい面データの表示をどうするか?
 ベクトルタイルのデータフォーマットは何が良いか?
 ベースとなるWeb地図ライブラリ(JavaScript)は何が良いのか?
基本的には、線と点 面は軽いデータのみ
提供実験で現在提供しているデータ
ベクトルタイルのデータフォーマットとWeb地図ライブラリ 77
○データフォーマット :GeoJSON
→ファイルサイズが大きい
○地図ライブラリ :Leaflet
→単独では、重い面データの表示に難あり
→プラグインのTangram JSを開発していたMapzen社が閉鎖・・・
○データフォーマット :Mapbox Vector Tile
→ファイルサイズが小さい
○地図ライブラリ :Mapbox GL JS
→重い面データでもそれなりに表示できそう
これまで
以下の方向について検討中
開発状況 78
○ ベクトルタイルデータ
→ 表示速度なども勘案しながら、 「標準地図」と同じデータから作成したベクト
ルタイルのデータ仕様(地物に何の属性情報を持たせるかなど)を検討中
○ Webサイト
→ 各種地図表現や描画速度などについて確認中
第10回地理院地図パートナーネットワーク会議で、
最新の開発状況をご紹介する予定!
【告知】第10回地理院地図パートナーネットワーク会議 79
1.日時
平成30年11月15日(木)10:30~17:00(10:00開場)
2.場所
日本科学未来館 7F コンファレンスルーム土星(東京都江東区青海2-3-6)
3.プログラム
○午前の部 初心者ユーザ向けプログラム
○午後の部 技術者向けプログラム
① 国土地理院、地方公共団体及び教育機関からの情報提供(ベクトルタイルの詳細も!)
② 地理院地図パートナーからの地理院タイルの利用事例紹介
4.参加申込み(事前登録制)
参加を希望される方はccpn@omc.co.jpまでメールでご連絡ください。空席があれば当日参加も可です。
5.その他
当日の会議の模様はインターネットで全国にライブ配信いたします。URLは追って公開!
今回はG空間Expoの中で開催します
ぜひ、ご参加ください!!
詳細はウェブサイトで(https://maps.gsi.go.jp/pn/)
おわりに 80
地理院地図の運用
地理院地図(https://maps.gsi.go.jp/)は
みなさまとのコラボレーションを
歓迎しています。
公式ツイッター @gsi_cyberjapan
公式GitHub https://github.com/gsi-cyberjapan
地理院タイルの配信
フォロワー数
13,000人突破!!
(H30.10現在)
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