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【完結編】総売り上げ:35,400円
受託エンジニアが自社サービスのPO
をやって学んだこと。
Total sales: 35,400 yen ~ What the contract
engineer learned from the experience of
Product Owner Regional Scrum Gathering Tokyo 2020
Yukio Okajima
1
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自己紹介 About me
2
岡島 幸男
Yukio Okajima
© Copyright 2020, ESM, Inc.
ESM,inc History
3
1980’s
1990’s
2000’s
2010’s
Join
Establish
金融
Finance
金融
Finance
医療
Medical
金融
Finance
医療
Medical
組み込み
Embeded
Spin off
OOD
金融
Finance
医療
Medical
組み込み
Embeded
Ruby
Agile
受託開発を生業に、柱となる事業領域をインクリメンタルに増やしてきた
Our livelihood is contract development.
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2013年の危機感 Sense of crisis in 2013
Mission
● 次の柱を作る New business
● 全社最適 Company-wide optimization
● 成果を出す “You must win”
4
停滞気味なビジネスに再びエネルギーを与えるようなチャレンジが必要
We need a challenge to reactivate our business.
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もちろん仲間もいました
Awesome team members
・各部署からの精鋭
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部署横断での新規事業開発リーダーに The chosen one
5
岡島 幸男
Why me? (my thought)
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● 生え抜き Elite worker
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その後、新設の事業部門の一員としてミッションを継続 My Journey
6
● どんな仕事でも
やった Work hard &
do anything.
● 初心は忘れなかっ
た Never forget my
mission.
● 仲間を増やした
Increase co-worker.
Aug. 2013 Aug. 2014
Mar. 2016Apr. 2017
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そしてチャンスはやってきた
Chance has come
7
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積み上げた実績 Step by step
8
Google (G Suite) の代理店ビジネスから始め受託開発、そして自社サービスへの流れ
Google’s agency first ,then contract development, at last our company’s service.
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開発現場から生まれたビジネスモデル Business model from “GEMBA”
9
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まっとうなアジャイル開発 Of course, we used the Scrum Framework!
10
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My roll was a Product Owner. My team member is excellent.
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確かな手応え Responding to success
11
Google Cloud Partner Summit Japan ‘17 のピッチコンテストで Partner Contest Winner
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事業計画への組み込み Expectation from organization
12
事業計画書の一部
Part of business plan of my division.
投資を回収し事業を軌道に乗せるのは当然の期待
It is a natural expectation to recover the investment and get the business on track.
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大々的なリリース News release
13
全社的なバックアップを得て、様々な機会での発表とアピール
We appealed our service any place,any way.
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終焉 Farewell
14
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サービスの生まれてから死ぬまで From birth to death
15
企画からサービス終了まで、 2年とちょっとでした。 2 years life.
構想・企画
2017年 2018年 2019年
開発①
β
リリース
開発②
正式
リリース
正式サービス
サービス
終了
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ROI
35,400JPY
16
20,000,000JPY
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後始末
After the festival
17
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● そもそも投資案件が簡単に成功するも
のではないという経営陣の理解。
Management knew the reality.
● 人件費はスポンサーであるインキュ
ベート部門から出ており事業部門とし
ての損は少ない。
Minimal financial damage.
● POは本件以外にも受託の仕事があ
り、そちらでは貢献できていた。
PO earns elsewhere.
粛々としたものであった Quietly leave
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だからこそ、
何が悪かったのか納得できなければ
自分が次に進めない
For my next challenge,I must figure out
what was wrong.
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ということで、
犯人捜し≒自分との対話
Let’s fight against myself.
20
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被告:プロダクトオーナー Defendant : PO
「プロダクトオーナーは、開発チームから生み出されるプロダクトの価値の
最大化に責任を持つ。」 スクラムガイド
“The Product Owner is responsible for maximizing the value of the
product resulting from work of the Development Team.” Scrum Guide
21
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「業務上アウトカムでなくアウトプットを重視」容疑
Suspicion: Focus on output, not outcome
22
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罪状 Charge
23
被告POは当該サービスにニーズが無いことに早々に気
が付きながら、みだりにピボットを遅らせ、結果的にサー
ビスを失敗に終わらせたのではないか?これは、ROIに
責任があるPOとして罪である。
Did you quickly realize that there was no need for the service, but
delayed the pivot unreasonably, resulting in the failure of the
service? This is a crime as a PO responsible for the ROI.
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証拠
Evidence
24
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証拠その1 Evidence #1 You realized the service has few need.
25
2017年8月1日時点で、「実は
ニーズがないのでは?」って気
が付いているのでは。正式リ
リース前に、なぜ、手を打たな
かったのですか。
証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P22」
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証拠その1 Evidence #1 You could had pivot earlier.
26
遅くとも2017年の7月末時点でピ
ボットできた可能性ありますよね。
その後の「開発②」フェーズでの
人件費は、もっと別の使い道も
あったのでは。
© Copyright 2020, ESM, Inc.
証拠その2 Evidence #2 You ignored valuable feedbacks.
27
2018年1月15日に営業担当が
実施したアンケートによると、機
能以外のフィードバックがあり
ます。機能を増やす前にやるべ
きことがあったのでは。 証拠品:「HIKKOSHIクラウド for Excel ご検討者様向けアンケート」
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証拠その3 Evidence #3 Agile development itself becomes the goal.
28
2017年2月28日作成の計画書に
ゴールに「アジャイルによる実現」
とあります。アジャイル開発そのも
のが目的となってしまう危険性あ
りますね。
証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P2」
© Copyright 2020, ESM, Inc.
証拠その4 Evidence #4 To keep your team member up and running.
29
同じ報告書によると、アジャイ
ルなのに、チームメンバーの役
割を主にテストに固定していま
すね。彼らの稼働を維持する作
業量が欲しかったのではありま
せんか。
証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P10」
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・・・。
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動機(根本原因)を探る
Root cause analysis
31
© Copyright 2020, ESM, Inc.
動機(根本原因)その1 Root cause #1
1. 成功体験に培われた強固な「受託メンタルモデル」
“Contract Developer’s mental model”
32
© Copyright 2020, ESM, Inc.
メンタルモデル The Mental Model
33
メンタルモデル
出来事
行動パターン
構造
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受託開発25年に培われたメンタルモデル My mental model
34
メンタルモデル
基本的価値観 問題・課題解決で「目の前のお客様をハッピーに」
運営スタイル プロジェクト志向(目的達成志向)
ステークホルダ対応 一点集中、「太陽とひまわり」
コミュニケーション フェイス2フェイス重視、階層的
営業拡大 「点から面」
KPI 要員稼働率、一人当たり付加価値
リーダーシップ 兄貴(コマンド&コントロール的)
コミュニティ 社内から外に広がる
育成 社内で純粋培養
ただし、メンタルモデルそれ自体に良し悪しはない
However, there is nothing wrong with the mental model itself
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成功体験が生み出したメンタルモデル Success experience
受託開発組織で成功するための秘訣
To success as a contract developer.
● 目の前のお客様を最高に満足させる
Customer satisfaction first.
● 稼働を埋める。人件費 > 広告宣伝費
Keep developers up and running.
● 組織全体のゴール達成に貢献できるバランスあるリーダーシップ。
Well balanced leadership.
35
これらは結果的に、「ニーズが無いことに薄々気が付きながら、プロジェクトに人を抱え、開発を継続
する方向の選択」をしてしまった下地になっている。
The success experience as a contract developer might has led to a wrong choice as a PO.
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動機(根本原因)その2 Root cause #2
1. 成功体験に培われた強固な「受託メンタルモデル」
“Contract Developer’s mental model”
2. 「あれは私が創った」と言いたいエゴ
The Ego “I created that service.”
36
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誰が創りましたか? Who is the creator?
37
© Copyright 2020, ESM, Inc.
こう思うのは私だけでしょうか? My thought
38
「受託脳」の持ち主は、実は一
番「あれは自分で創った」と言
いたい願望持っている説
Developer who has a “Contract
Developer’s mental model”
should want to be a creator.
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さらに私の場合 In my case...
39
仲間に成功の証として形あるもの
を見せたかった…
I wanted to show my product as
successful proof to my team members.
それぞエゴです!
It is a perfect ego!
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判決 Judgment
● 被告は、受託開発のプロであるがゆえに、ニーズがない可能性に気が付き
ながら適切にピボットしたり予算を人件費以外に振り分けることを怠った可
能性がある。
He may have neglected to pivot properly or allocate budgets other than personnel expenses
while noticing that there may not be any needs, because he was an excellent contract
developer.
● また、「自分のサービス」への過度とも言えるこだわり(エゴ)も、それに拍
車をかけたのであろう。
In addition, the excessive commitment ( almost ego ) to your service may have spurred it.
● 一方組織は、被告の報告等の怪しい兆候を見てみぬふりをした可能性が
あるが、当該サービスを含め事業全体としては非常に良い結果を出す健
全なポートフォリオが組めており、責任はない。
The organization would has no guilty.
40
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それから~
失敗から学び成長するために
What I did to learn by failure
41
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その後おきた環境の変化 Afterwards
● 会社が本社に「アジャイル拠点」を作ることを決め、そこの責任
者を任されることになった。
Company names me head of new Agile organization.
○ 拠点のコンセプト、名前、デザイン Concept,Naming,Design
○ そこで提供するサービスの組み立て Service Design
○ プロモーション、マーケティング Marketing
● 経営職から技術職にクラスチェンジした。
Changed from manager to technical.
○ いち技術者として何ができるか考える時間ができた
More time to think about what you can do as a technician.
42
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やってみたこと What I did.
1. メンタルモデルのアップデートを図る。
Try to update mental model.
○ 事実を洗いふりかえる。Retrospect the fact.
○ メンタルモデルを書き出してみる。Write out mental model.
○ インプットもアウトプットも増やす。More input and output.
○ フィードバックをもらう機会を増やす。More feedback.
2. エゴを自覚し向き合う。
Understand you ego.
43
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メンタルモデルをアップデートし続ける Keep updating your mental model.
44
今まで これから
基本的価値観 問題・課題解決で「目の前のお客様をハッピーに」 問題・課題を発見し「まだ見ぬお客様もハッピーに」
運営スタイル プロジェクト志向(目的達成志向) コミュニティ志向(持続志向)
ステークホルダ対応 一点集中、「太陽とひまわり」 同時並行、「Win-Win or No-deal」
コミュニケーション フェイス2フェイス重視、階層的 オンライン活用、フラット
営業拡大 「点から面」 「点から線」
KPI 要員稼働率、一人当たり付加価値 活動あたりのROI
リーダーシップ 兄貴(コマンド&コントロール的) バディ(サーバント的)
コミュニティ 社内から外に広がる 社内外の境界があいまいに
育成 社内で純粋培養 社外の知見も活用
新しい気持ちで新しい役割をこなすために
To play a new role with a new feeling.
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エゴを自覚し向き合い、健全さを保つ努力を続ける Keep facing to your ego.
● エゴは簡単に消せないしその必要もない。 Ego never die
● エゴを健全な形で保ち、アウトカムを出す活動に活かせるように考
え続ける。 “Healthy ego” leads to outcome
45
「自分があれを創った!」と言いたいな。。
でも、会社の力、メンバーの協力あってだよ
なぁ。。
そもそも、私のこんなエゴも含め、期待して任し
てくれたんだよな。。
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組織と私の関係の理想形 Me in the organization.
46
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いっしょに「共生進化」する Symbiotic evolution with an organization.
47
1. 一体化している Empathy first.
2. 独立した遺伝子を持っている Independent DNA.
3. 成果だけでなくエネルギーも提供する
Not only outcome but also energy supplement.
4. 改善や大胆な変革を促す Triggers Apoptosis.
5. あちこちに同じ性質の仲間がいる Friends anywhere.
組織と共に成長・進化する「ミトコンドリア式」な行動様式“Mitochondria way”
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現在
Now
48
© Copyright 2020, ESM, Inc. 49
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いきいきと働ける場所 Lively work place
50
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リモートでもアジャイルできる場所 The place for remote agile development
51
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お客さまと共創するための場所 The place for Co-Creation
52
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お客さまと共に学ぶ場所 The place for Co-Education
53
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アジャイルについて語る場所 The place to discuss about Agile
54
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未来のエンジニアの学ぶ場所 The place for students
55
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コミュニティのための場所 The place for developer’s community
56
福井サテライト
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このような場所を作ることができた
That’s our outcome
57
© Copyright 2020, ESM, Inc.
皆と一緒にできた We made it real.
58
● 「ディレクター」という肩書は
あるが、部下がいるわけで
はない。
I have a title “Director”,
But no subordinate
● 組織の価値をあげることを
なんでもやる。
Do anything for value up our
team
● 組織能力の高まりを実感し
ている。
I realize that organizational
capabilities are growing
© Copyright 2020, ESM, Inc.
皆で育んだ組織能力 Organizational Capability 3 + 1 Loop
59
Service
Creation
Training &
Transformation
Operation
Mng
● Planning
● Marketing
● Community
● Sales
● Design & Code
● Support
● Internship
● Bootcamp
● Modernize
● Strategy
● Hiring
● Care
より上手に・より速く回れるよう独立して
動くダイナミックな3+1の活動
Loose combined activity
組織階層とは無関係(デュアル OS)
“Dual OS” model
© Copyright 2020, ESM, Inc.
今、仲間と取り組んでいること The work i am working with workmates.
60
「このような場所を創ることができる組織能力」
をサービス化すること
Selling Organizational Capability as a Service
© Copyright 2020, ESM, Inc.
見学お待ちしております。
We look forward to your visit.
61
「アジャイルスタジオ福井」
Agile Studio Fukui

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【完結編】総売り上げ:35,400円 _ 受託エンジニアが自社サービスのPOをやって学んだこと

  • 1. © Copyright 2020, ESM, Inc. 【完結編】総売り上げ:35,400円 受託エンジニアが自社サービスのPO をやって学んだこと。 Total sales: 35,400 yen ~ What the contract engineer learned from the experience of Product Owner Regional Scrum Gathering Tokyo 2020 Yukio Okajima 1
  • 2. © Copyright 2020, ESM, Inc. 自己紹介 About me 2 岡島 幸男 Yukio Okajima
  • 3. © Copyright 2020, ESM, Inc. ESM,inc History 3 1980’s 1990’s 2000’s 2010’s Join Establish 金融 Finance 金融 Finance 医療 Medical 金融 Finance 医療 Medical 組み込み Embeded Spin off OOD 金融 Finance 医療 Medical 組み込み Embeded Ruby Agile 受託開発を生業に、柱となる事業領域をインクリメンタルに増やしてきた Our livelihood is contract development.
  • 4. © Copyright 2020, ESM, Inc. 2013年の危機感 Sense of crisis in 2013 Mission ● 次の柱を作る New business ● 全社最適 Company-wide optimization ● 成果を出す “You must win” 4 停滞気味なビジネスに再びエネルギーを与えるようなチャレンジが必要 We need a challenge to reactivate our business.
  • 5. © Copyright 2020, ESM, Inc. もちろん仲間もいました Awesome team members ・各部署からの精鋭 ・高いモチベーション 部署横断での新規事業開発リーダーに The chosen one 5 岡島 幸男 Why me? (my thought) ● ベテラン Veteran ● 生え抜き Elite worker ● マネージャ経験 Management experiment ● いくつかの成功 Some result ● いくつかの失敗 Some failure ● ちょっとした有名人A little celevility
  • 6. © Copyright 2020, ESM, Inc. その後、新設の事業部門の一員としてミッションを継続 My Journey 6 ● どんな仕事でも やった Work hard & do anything. ● 初心は忘れなかっ た Never forget my mission. ● 仲間を増やした Increase co-worker. Aug. 2013 Aug. 2014 Mar. 2016Apr. 2017
  • 7. © Copyright 2020, ESM, Inc. そしてチャンスはやってきた Chance has come 7
  • 8. © Copyright 2020, ESM, Inc. 積み上げた実績 Step by step 8 Google (G Suite) の代理店ビジネスから始め受託開発、そして自社サービスへの流れ Google’s agency first ,then contract development, at last our company’s service.
  • 9. © Copyright 2020, ESM, Inc. 開発現場から生まれたビジネスモデル Business model from “GEMBA” 9
  • 10. © Copyright 2020, ESM, Inc. まっとうなアジャイル開発 Of course, we used the Scrum Framework! 10 Scrum による開発。岡島がプロダクトオーナーに。一番優秀なエンジニアを確保 My roll was a Product Owner. My team member is excellent.
  • 11. © Copyright 2020, ESM, Inc. 確かな手応え Responding to success 11 Google Cloud Partner Summit Japan ‘17 のピッチコンテストで Partner Contest Winner
  • 12. © Copyright 2020, ESM, Inc. 事業計画への組み込み Expectation from organization 12 事業計画書の一部 Part of business plan of my division. 投資を回収し事業を軌道に乗せるのは当然の期待 It is a natural expectation to recover the investment and get the business on track.
  • 13. © Copyright 2020, ESM, Inc. 大々的なリリース News release 13 全社的なバックアップを得て、様々な機会での発表とアピール We appealed our service any place,any way.
  • 14. © Copyright 2020, ESM, Inc. 終焉 Farewell 14
  • 15. © Copyright 2020, ESM, Inc. サービスの生まれてから死ぬまで From birth to death 15 企画からサービス終了まで、 2年とちょっとでした。 2 years life. 構想・企画 2017年 2018年 2019年 開発① β リリース 開発② 正式 リリース 正式サービス サービス 終了
  • 16. © Copyright 2020, ESM, Inc. ROI 35,400JPY 16 20,000,000JPY
  • 17. © Copyright 2020, ESM, Inc. 後始末 After the festival 17
  • 18. © Copyright 2020, ESM, Inc. ● そもそも投資案件が簡単に成功するも のではないという経営陣の理解。 Management knew the reality. ● 人件費はスポンサーであるインキュ ベート部門から出ており事業部門とし ての損は少ない。 Minimal financial damage. ● POは本件以外にも受託の仕事があ り、そちらでは貢献できていた。 PO earns elsewhere. 粛々としたものであった Quietly leave 18
  • 19. © Copyright 2020, ESM, Inc. だからこそ、 何が悪かったのか納得できなければ 自分が次に進めない For my next challenge,I must figure out what was wrong. 19
  • 20. © Copyright 2020, ESM, Inc. ということで、 犯人捜し≒自分との対話 Let’s fight against myself. 20
  • 21. © Copyright 2020, ESM, Inc. 被告:プロダクトオーナー Defendant : PO 「プロダクトオーナーは、開発チームから生み出されるプロダクトの価値の 最大化に責任を持つ。」 スクラムガイド “The Product Owner is responsible for maximizing the value of the product resulting from work of the Development Team.” Scrum Guide 21
  • 22. © Copyright 2020, ESM, Inc. 「業務上アウトカムでなくアウトプットを重視」容疑 Suspicion: Focus on output, not outcome 22
  • 23. © Copyright 2020, ESM, Inc. 罪状 Charge 23 被告POは当該サービスにニーズが無いことに早々に気 が付きながら、みだりにピボットを遅らせ、結果的にサー ビスを失敗に終わらせたのではないか?これは、ROIに 責任があるPOとして罪である。 Did you quickly realize that there was no need for the service, but delayed the pivot unreasonably, resulting in the failure of the service? This is a crime as a PO responsible for the ROI.
  • 24. © Copyright 2020, ESM, Inc. 証拠 Evidence 24
  • 25. © Copyright 2020, ESM, Inc. 証拠その1 Evidence #1 You realized the service has few need. 25 2017年8月1日時点で、「実は ニーズがないのでは?」って気 が付いているのでは。正式リ リース前に、なぜ、手を打たな かったのですか。 証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P22」
  • 26. © Copyright 2020, ESM, Inc. 証拠その1 Evidence #1 You could had pivot earlier. 26 遅くとも2017年の7月末時点でピ ボットできた可能性ありますよね。 その後の「開発②」フェーズでの 人件費は、もっと別の使い道も あったのでは。
  • 27. © Copyright 2020, ESM, Inc. 証拠その2 Evidence #2 You ignored valuable feedbacks. 27 2018年1月15日に営業担当が 実施したアンケートによると、機 能以外のフィードバックがあり ます。機能を増やす前にやるべ きことがあったのでは。 証拠品:「HIKKOSHIクラウド for Excel ご検討者様向けアンケート」
  • 28. © Copyright 2020, ESM, Inc. 証拠その3 Evidence #3 Agile development itself becomes the goal. 28 2017年2月28日作成の計画書に ゴールに「アジャイルによる実現」 とあります。アジャイル開発そのも のが目的となってしまう危険性あ りますね。 証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P2」
  • 29. © Copyright 2020, ESM, Inc. 証拠その4 Evidence #4 To keep your team member up and running. 29 同じ報告書によると、アジャイ ルなのに、チームメンバーの役 割を主にテストに固定していま すね。彼らの稼働を維持する作 業量が欲しかったのではありま せんか。 証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P10」
  • 30. © Copyright 2020, ESM, Inc. 30 ・・・。
  • 31. © Copyright 2020, ESM, Inc. 動機(根本原因)を探る Root cause analysis 31
  • 32. © Copyright 2020, ESM, Inc. 動機(根本原因)その1 Root cause #1 1. 成功体験に培われた強固な「受託メンタルモデル」 “Contract Developer’s mental model” 32
  • 33. © Copyright 2020, ESM, Inc. メンタルモデル The Mental Model 33 メンタルモデル 出来事 行動パターン 構造
  • 34. © Copyright 2020, ESM, Inc. 受託開発25年に培われたメンタルモデル My mental model 34 メンタルモデル 基本的価値観 問題・課題解決で「目の前のお客様をハッピーに」 運営スタイル プロジェクト志向(目的達成志向) ステークホルダ対応 一点集中、「太陽とひまわり」 コミュニケーション フェイス2フェイス重視、階層的 営業拡大 「点から面」 KPI 要員稼働率、一人当たり付加価値 リーダーシップ 兄貴(コマンド&コントロール的) コミュニティ 社内から外に広がる 育成 社内で純粋培養 ただし、メンタルモデルそれ自体に良し悪しはない However, there is nothing wrong with the mental model itself
  • 35. © Copyright 2020, ESM, Inc. 成功体験が生み出したメンタルモデル Success experience 受託開発組織で成功するための秘訣 To success as a contract developer. ● 目の前のお客様を最高に満足させる Customer satisfaction first. ● 稼働を埋める。人件費 > 広告宣伝費 Keep developers up and running. ● 組織全体のゴール達成に貢献できるバランスあるリーダーシップ。 Well balanced leadership. 35 これらは結果的に、「ニーズが無いことに薄々気が付きながら、プロジェクトに人を抱え、開発を継続 する方向の選択」をしてしまった下地になっている。 The success experience as a contract developer might has led to a wrong choice as a PO.
  • 36. © Copyright 2020, ESM, Inc. 動機(根本原因)その2 Root cause #2 1. 成功体験に培われた強固な「受託メンタルモデル」 “Contract Developer’s mental model” 2. 「あれは私が創った」と言いたいエゴ The Ego “I created that service.” 36
  • 37. © Copyright 2020, ESM, Inc. 誰が創りましたか? Who is the creator? 37
  • 38. © Copyright 2020, ESM, Inc. こう思うのは私だけでしょうか? My thought 38 「受託脳」の持ち主は、実は一 番「あれは自分で創った」と言 いたい願望持っている説 Developer who has a “Contract Developer’s mental model” should want to be a creator.
  • 39. © Copyright 2020, ESM, Inc. さらに私の場合 In my case... 39 仲間に成功の証として形あるもの を見せたかった… I wanted to show my product as successful proof to my team members. それぞエゴです! It is a perfect ego!
  • 40. © Copyright 2020, ESM, Inc. 判決 Judgment ● 被告は、受託開発のプロであるがゆえに、ニーズがない可能性に気が付き ながら適切にピボットしたり予算を人件費以外に振り分けることを怠った可 能性がある。 He may have neglected to pivot properly or allocate budgets other than personnel expenses while noticing that there may not be any needs, because he was an excellent contract developer. ● また、「自分のサービス」への過度とも言えるこだわり(エゴ)も、それに拍 車をかけたのであろう。 In addition, the excessive commitment ( almost ego ) to your service may have spurred it. ● 一方組織は、被告の報告等の怪しい兆候を見てみぬふりをした可能性が あるが、当該サービスを含め事業全体としては非常に良い結果を出す健 全なポートフォリオが組めており、責任はない。 The organization would has no guilty. 40
  • 41. © Copyright 2020, ESM, Inc. それから~ 失敗から学び成長するために What I did to learn by failure 41
  • 42. © Copyright 2020, ESM, Inc. その後おきた環境の変化 Afterwards ● 会社が本社に「アジャイル拠点」を作ることを決め、そこの責任 者を任されることになった。 Company names me head of new Agile organization. ○ 拠点のコンセプト、名前、デザイン Concept,Naming,Design ○ そこで提供するサービスの組み立て Service Design ○ プロモーション、マーケティング Marketing ● 経営職から技術職にクラスチェンジした。 Changed from manager to technical. ○ いち技術者として何ができるか考える時間ができた More time to think about what you can do as a technician. 42
  • 43. © Copyright 2020, ESM, Inc. やってみたこと What I did. 1. メンタルモデルのアップデートを図る。 Try to update mental model. ○ 事実を洗いふりかえる。Retrospect the fact. ○ メンタルモデルを書き出してみる。Write out mental model. ○ インプットもアウトプットも増やす。More input and output. ○ フィードバックをもらう機会を増やす。More feedback. 2. エゴを自覚し向き合う。 Understand you ego. 43
  • 44. © Copyright 2020, ESM, Inc. メンタルモデルをアップデートし続ける Keep updating your mental model. 44 今まで これから 基本的価値観 問題・課題解決で「目の前のお客様をハッピーに」 問題・課題を発見し「まだ見ぬお客様もハッピーに」 運営スタイル プロジェクト志向(目的達成志向) コミュニティ志向(持続志向) ステークホルダ対応 一点集中、「太陽とひまわり」 同時並行、「Win-Win or No-deal」 コミュニケーション フェイス2フェイス重視、階層的 オンライン活用、フラット 営業拡大 「点から面」 「点から線」 KPI 要員稼働率、一人当たり付加価値 活動あたりのROI リーダーシップ 兄貴(コマンド&コントロール的) バディ(サーバント的) コミュニティ 社内から外に広がる 社内外の境界があいまいに 育成 社内で純粋培養 社外の知見も活用 新しい気持ちで新しい役割をこなすために To play a new role with a new feeling.
  • 45. © Copyright 2020, ESM, Inc. エゴを自覚し向き合い、健全さを保つ努力を続ける Keep facing to your ego. ● エゴは簡単に消せないしその必要もない。 Ego never die ● エゴを健全な形で保ち、アウトカムを出す活動に活かせるように考 え続ける。 “Healthy ego” leads to outcome 45 「自分があれを創った!」と言いたいな。。 でも、会社の力、メンバーの協力あってだよ なぁ。。 そもそも、私のこんなエゴも含め、期待して任し てくれたんだよな。。
  • 46. © Copyright 2020, ESM, Inc. 組織と私の関係の理想形 Me in the organization. 46
  • 47. © Copyright 2020, ESM, Inc. いっしょに「共生進化」する Symbiotic evolution with an organization. 47 1. 一体化している Empathy first. 2. 独立した遺伝子を持っている Independent DNA. 3. 成果だけでなくエネルギーも提供する Not only outcome but also energy supplement. 4. 改善や大胆な変革を促す Triggers Apoptosis. 5. あちこちに同じ性質の仲間がいる Friends anywhere. 組織と共に成長・進化する「ミトコンドリア式」な行動様式“Mitochondria way”
  • 48. © Copyright 2020, ESM, Inc. 現在 Now 48
  • 49. © Copyright 2020, ESM, Inc. 49
  • 50. © Copyright 2020, ESM, Inc. いきいきと働ける場所 Lively work place 50
  • 51. © Copyright 2020, ESM, Inc. リモートでもアジャイルできる場所 The place for remote agile development 51
  • 52. © Copyright 2020, ESM, Inc. お客さまと共創するための場所 The place for Co-Creation 52
  • 53. © Copyright 2020, ESM, Inc. お客さまと共に学ぶ場所 The place for Co-Education 53
  • 54. © Copyright 2020, ESM, Inc. アジャイルについて語る場所 The place to discuss about Agile 54
  • 55. © Copyright 2020, ESM, Inc. 未来のエンジニアの学ぶ場所 The place for students 55
  • 56. © Copyright 2020, ESM, Inc. コミュニティのための場所 The place for developer’s community 56 福井サテライト
  • 57. © Copyright 2020, ESM, Inc. このような場所を作ることができた That’s our outcome 57
  • 58. © Copyright 2020, ESM, Inc. 皆と一緒にできた We made it real. 58 ● 「ディレクター」という肩書は あるが、部下がいるわけで はない。 I have a title “Director”, But no subordinate ● 組織の価値をあげることを なんでもやる。 Do anything for value up our team ● 組織能力の高まりを実感し ている。 I realize that organizational capabilities are growing
  • 59. © Copyright 2020, ESM, Inc. 皆で育んだ組織能力 Organizational Capability 3 + 1 Loop 59 Service Creation Training & Transformation Operation Mng ● Planning ● Marketing ● Community ● Sales ● Design & Code ● Support ● Internship ● Bootcamp ● Modernize ● Strategy ● Hiring ● Care より上手に・より速く回れるよう独立して 動くダイナミックな3+1の活動 Loose combined activity 組織階層とは無関係(デュアル OS) “Dual OS” model
  • 60. © Copyright 2020, ESM, Inc. 今、仲間と取り組んでいること The work i am working with workmates. 60 「このような場所を創ることができる組織能力」 をサービス化すること Selling Organizational Capability as a Service
  • 61. © Copyright 2020, ESM, Inc. 見学お待ちしております。 We look forward to your visit. 61 「アジャイルスタジオ福井」 Agile Studio Fukui