第2回 Alteryx User Group 資料

1. Inspire 2017 参加報告
Alteryx で始める空間分析⼊⾨
2017年7⽉3⽇ ⼤場 裕喜

2. 2⽬次
・⾃⼰紹介
・Alteryx Inspire 2017 トレーニング
・Introduction To Spatial Analytics
・Demo
・さいごに

3. 3⾃⼰紹介
⼤場 裕喜 (⼭形出⾝)
• 32歳
• 2014年2⽉ クラスメソッド⼊社（4年⽬）
• 営業部
• AWS, CS アナリティクス、Tableau、Alteryx の営業

4. 4Inspireに参加するべき7つの理由
#1: NEW Alteryx ACE トラック
#2: MORE カスタマーセッション
#3: MORE プロダクトトレーニング
#4: UPDATE "Grand Prix"
#5: ソリューションセンター
#6: キーノート
#7: 貴重すぎるほどの出会い

5. 5プロダクトトレーニング
Designer
初⼼者
コース
Designer
中級者
コース
分析上級
コース
サーバー
管理者
コース
4つのコースから選択可能

6. 6プロダクトトレーニングクラス：全25セッション

7. 7プロダクトトレーニングクラス：⼤場が受けたセッション

8. 8プロダクトトレーニングクラス：今回のお話
ここのお話を

9. 9トレーニングで使うファイル①
Inspire 前にトレーニングの案内メールがとどきました。
トレーニングで使⽤すると思われるファイル⼀式がダウンロードできました。

10. 10トレーニングで使うファイル②
トレーニングで使⽤するワークフロー、データファイルが含まれていました。

11. 11ワークフローをみてみると…
途中までのワークフロー3つの問題⽂
事前情報が提供されるので
しっかり予習をして望むことができました

12. 12
Introduction To Spatial Analytics

13. 13会場の雰囲気

14. 14Introduction to Spatial Analytics 概要
• トレーニングパス: Beginning Designer User
• 講師: Anthony Johnson
• セッション: Introduction to Spatial Analytics
• セッション概要:
How close are competing locations to my customers? Does my trade area overlap with a
competitor's? In this session, answer seemingly complex questions like these using very simple and
easy to understand tools."

15. 15トレーニングのアジェンダ
•イントロダクション：Alteryx の歴史
•Spatial データレビュー
•ポイントを作成して、もっとも近い位置を求めましょう
• Exercise1：店舗から近い50⼈の顧客は？
•距離を求めましょう
• Exercise2：顧客から店舗までの平均距離は？
•Trade Areas, Spatial Info, Matching を構築してみましょう
• Exercise3：店舗から12マイル圏内にいる顧客は何⼈か
※ レポートを書きましたので御覧ください
http://dev.classmethod.jp/business/business-analytics/alteryx-inspire-2017-introduction_to_spatial_analytics/

16. 16ツールのご紹介：Create Point
• ポイントの Spatial Object Type を作成
• ユーザは X フィールド（経度）、Y フィールド（緯度）を定義して使⽤
• ⼊⼒されるフィールド名は変更可能
• 出⼒されるデータストリームは、Centroid と呼ばれる新しいフィールドとして作成され、
• マップ上の各レコードを表す空間オブジェクトを含む

17. 17ツールのご紹介：Trade Area
• 指定のポイントオブジェクトのまわりに、半径, ドーナツ or 運転時間のポリゴンを定義
• Radius or Radii：シングル値あるいはカンマで区切られたあたいを⼊れられる（Value = 1, 2,5 画像参照）
• 複数のポリゴンを重ねることができる
• ドーナツは距離を記載してそれらをハイフンでつなぐことで表現
• 運転時間のポリゴンは3rd party のパッケージをインストールして利⽤可能

18. 18ツールのご紹介：Spatial Match
• ポイント、ライン、ポリゴンのタイプの２つの Spatial Object 間の Spatial リレーションシップを識別
• 例えば...
• Target（T）： 顧客の Spatial Object ポイント
• Universe（U）： 店舗の Spatial Object の Trade Area
• 結果：
• Matched（M）： Trade Area 内にふくまれる顧客
• Unmatched（U）： Trade Area 外の顧客

19. Demo

20. 20Demo
トレーニングで教わってきたことを参考に
以下のようなことをやってみようとおもいます。
• 岩本町イトーピアから⼀番近いコンビニはどこ？
• 岩本町イトーピアから半径2Km圏内にセブンイレブンはいくつある？

21. 21⼿順：データの準備
• コンビニの緯度経度情報を準備
→ 公益財団法⼈統計情報研究開発センター からダウンロード
http://www.sinfonica.or.jp/kanko/estrela/refer/s29/index.html
• 岩本町イトーピアの緯度経度情報を準備
→ Google マップから取得

22. 22⼿順：ワークフローの作成
こんな感じのワークフローになりました。

23. アイコン ツール名 概要
Input tool
ファイルを選択するかデータベースに接続して（もしくはクエリを使⽤し
て）モジュールにデータをインプットします。
Browse tool
データストリームに1つまたは複数のポイントを追加して、データを確認お
よび検証します。
Text input tool
モジュールに保存するデータを⼿動で追加します。
Select tool
選択、選択解除、並べ替え、名前の変更、フィールドのタイプやサイズの
変更、および説明の割り当て。
Formula tool
1つまたは複数の式を使⽤してフィールドを作成、更新して、さまざまな計
算および操作を実⾏します。
Filter tool
データを正（条件を満たすレコード）、誤（存在しないレコード）に分け
て照会します。
Union tool
フィールド名またはポジションに基づいて、類似の構造を持つ2つ以上のス
トリームを結合します。 出⼒には、各列に各⼊⼒のデータを含みます。
23ツールの紹介①

24. アイコン ツール名 概要
Create Point tool
数値座標フィールドを使⽤してデータストリームに空間点を作成します。
Trade Area tool
特定の点を中⼼とした半径（重ならない点を含む）またはドライブタイム
ポリゴンを定義します。
Spatial Match tool
２つの空間オブジェクトのセット間の関係に基づいてデータストリームを
結合し、オブジェクトの交わりの有無を判断し、相互に含まれているか接
触しているか判別します。
24ツールの紹介②

25. 25
ではやってみます。

26. 26さいごに
• Spatial Tool を使うと簡単に空間情報を扱うことができました。
• Alteryx は、空間情報処理を成り⽴ちとしていることから
他にも有効な機能がたくさんあるようなので今後も触ってみたいと
思います。
• もし、事例にご興味がある⽅がいらっしゃれば以下を参考にしてい
ただければと思います。Spatial Analytics で検索できます。
https://www.alteryx.com/resources

27. 27
Inspire 2018
June 4-7
アナハイム, カリフォルニア