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盛り上がる高円寺の四季を彩る
夏の「東京高円寺阿波おどり」
春の「高円寺びっくり大道芸」
秋の「高円寺フェス」
冬の「高円寺演芸まつり」
この他にもいろいろな行事やイベントが盛りだくさん用意
されている。山手の下町とも、中央線のインドとの呼ばれ
ているこの地が、住んで良かった街の NO.2 にランクされ
るなど人気のある街になってきた。この街の様子と魅力を
阿波おどりを中心とした祭りを切り口に探って見ます。
3. 高円寺というソフトを
活かすには…
1. 高円寺の紹介
2. 東京高円寺阿波おどりの歴史
3. 新たな連携
4. 阿波踊りを仲立ちとした展開
5. 参考:杉並区人口の年代分布図
杉並区人口合計
0~12歳-2529人
49,176人
3% 5% 13~26歳-7340人
10%
16%
9% 27~40歳-14565人
41~54歳-12154人
55~68歳-6761人
26%
31%
69~82歳-4459人
83~96歳-1368人
2010.7.1 現在 住民基本台帳 杉並区調べ
7. (3) 街の特徴
高円寺駅を中心に放射状に商店街が延
び、その数は14。
大規模小売店舗がなく多数の小規模店舗
が林立して商店街が発展していること
が特徴である。但し、各商店街に従来か
らあった店舗の多くが廃業し、新たに
様々な業種のテナントが出店している。
商店街から一歩は入ると、戸建住居と共
に学生向けのアパートやワンルームマン
ションなども多く、独り暮らしの若者に
人気がある。2011年の東京ウォーカーの
調査で住んでよかった街の2位(1位は中
出典:東京ウォーカー調べ
野、3位は吉祥寺、にランク付けられるほ
ど人気を博す街になった。
12. ①改革の検討会を実施 ②理念の明確化
東京都中小企業振興公社の支 「人と人」、「人と地域」を結び
援の下に、資金の流れの透明 つける絆を視点に、高円寺阿波お
化と組織体を明確にすること どりの健全なる発展と普及を通じ
を求め、NPO法人化を目指し て、地域社会の繁栄をはかるとと
た。 もに、諸外国及び国内諸地域との
文化交流に寄与することを目的と
(2) 改善を目指しての する。
組織改革 ③組織を再構築
組織の正会員を地元商店会、
町会、連とする
地元(商店街・町会)、踊り
手、観客が支える
正会員からは年会費(15,000
円)、共催地元商店街からは
分担金、参加連からは参加
費、観客は協賛費で支える
13. ④協賛者の募集
桟敷席を協賛者席として1口
5,000円で募集
⑤常勤の事務局長を雇用
(3) 外部の力の導入 ②学生ボランティア
各会場の担当者の高齢化と人手不足
①顧問・評議員 解消のために、平成16年より杉並区
に校舎を持つ専門学校に学生の派遣
弁護士、演出家、プランン を依頼。事前に説明会を開催。
ナーなどの高い専門の知識
しかし当日の動きが明確に伝わって
を有する人たちが就任。専
おらずに、また実行委員の認識不足
門性を発揮してのて協力体
もあり成果を上げることができな
制を構築している。
かった。
16. (1) 地域連携
① 杉並区の交流自治体への派遣・交流
② 徳島県(市)との連携
③ 各商店街との連携
④ 各阿波踊り開催地との連携
⑤ 関東圏での祭り団体との連携
(2) 新たな連携
① サンライズスタジオと「アクセルワールド」を通じての連携
② 近隣の学校・企業との連携
踊り手としてだけではなく、スタッフとしての参加も働きかける。
③ 他の行事への波及効果
阿波おどりの実施ノウハウを他の行事にも応用することが出来る。