「サービスの利用者がどんなユーザーで構成されているのか」を問われた経験はありませんか? サービス利用者の構成がわかれば、サービスのテイスト、広告の訴求内容、商品の品揃え、改善施策の検討など、各種戦略に活かすことが出来るのでサービス運営者としては知っておきたい重要な要素です。 前半では「サービスの利用者がどんなユーザーで構成されているのか」を問われセグメントを作成する際に、どのような切り口や手順があるのかを紹介します。セグメントを効果的に作成することで、今まで気づかなかった視点が得られます。 後半では、機会学習の手段を用いたサービスの改善について見ていきます。 前半の基礎集計により導かれたユーザーの分類をサービスの改善に活かすには、様々な手法が考えられます。その中の一つ「ABテスト」を題材にして、サイト改善についての考察とクラスタリングを用いたABテストの手法について紹介します。 本講演では、「サービスの利用者がどんなユーザーで構成されているのか」を紐解き、改善に活かすために得意分野が異なる2名をお招きし、SQLを用いたアプローチ、機械学習を用いたアプローチについて、それぞれ解説していただきます。 冒頭で触れている通り、ユーザーを分類することにより、情報の出し分け、ターゲティング、内部施策の検討など、幅広い用途で活用が可能になります。本講演がサービス運営に携わる方々にとって、良いヒントとなり、サービスの改善に繋がることを願います。