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SQuBOK読破会_まとめスライド
- 6. 2.2.1 S-KA: ライフサイクルモデル
(2/3)
• ISO/IEC 12207
– ソフトウェアを開発し、運⽤するための標準
プロセスを提供
– プロジェクトプロセス、ソフトウェア実装プ
ロセスといった 7つのカテゴリに分類され、
43個のプロセスを包含する
– IPAの出している共有フレームが、12207のJIS
版(JIS X 0160)を参照している
– https://www.ipa.go.jp/files/000005372.pdf
2017/10/11 SQuBOK V2復習会 6
- 7. 2.2.1 S-KA: ライフサイクルモデル
(3/3)
• ISO/IEC 15288
– システムを開発し、運⽤するための標準プロ
セスを提供
– システムの要求定義から設計、実装、運⽤、
保守、処分までの25個のプロセスと関連⽤語
を包含する
2017/10/11 SQuBOK V2復習会 7
- 13. 2.2.2 S-KA: セーフティ・クリティカ
ル・ライフサイクルモデル(6/12)
• 機能安全(IEC 61508)
– 電気・電⼦・プログラマブル電⼦技術を⽤いた安
全関連システムによって機能安全を達成するため
の標準プロセス
– 機能安全マネジメントの実施、その結果に基づく
安全性評価、組織の機能安全能⼒審査、安全評価
者の独⽴性及び従事者の資質の確保
– SIL: 故障の発⽣確率により等級化した定量化尺度
2017/10/11 SQuBOK V2復習会 13
- 15. 2.2.2 S-KA: セーフティ・クリティカ
ル・ライフサイクルモデル(8/12)
• ⾃動⾞電⼦制御の機能安全(ISO 26262)
– ⾃動⾞向けの機能安全規格
– ⾞載電⼦機器として搭載されるシステム、
ハードウェア、ソフトウェアの故障や内在す
る障害に起因した危害の発⽣を低減すること
を⽬的とする
– ASIL: Automotive Safety Integrity Level
2017/10/11 SQuBOK V2復習会 15
- 20. 2.2.3 S-KA: プロセスモデル(1/7)
• キーワード
– ウォーターフォールモデル
– 反復型開発プロセス
– プロトタイピング
– スパイラルモデル
– アジャイル開発→次回
– プロダクトライン開発→次回
– 派⽣開発(XDDP) →次回
2017/10/11 SQuBOK V2復習会 20
- 21. 2.2.3 S-KA: プロセスモデル(2/7)
• ウォーターフォールモデル
– ⾔わずとも知れたプロセスモデルの⼀つ
– 要求が確定している場合に有⽤なモデル
– ロイスが提案した⽅法論では、逐次的なアプ
ローチと同時にフィードバックループを考慮し
ている(ウォーターフォールモデルに対する誤
解)
2017/10/11 SQuBOK V2復習会 21
- 22. 2.2.3 S-KA: プロセスモデル(3/7)
• 反復型開発プロセス
– 要求定義〜テストまでの⼀連の作業を「反復」
または「イテレーション」と呼ぶ。これを複数
回繰り返すことでソフトウェアを少しずつ完成
させる
– 機能を段階的に追加:インクリメンタルモデル
– 順次完成度を⾼めていく:イテレーティブモデ
ル
2017/10/11 SQuBOK V2復習会 22
- 24. 2.2.3 S-KA: プロセスモデル(5/7)
• 反復型開発プロセス
– 部分的に完成させていくので、顧客の要求を
取り⼊れやすい
– 単独機能ではなく⼀括して稼働するのが必要
な場合、機能単位に分割して開発するのはあ
まり意味のない場合がある
2017/10/11 SQuBOK V2復習会 24
- 25. 2.2.3 S-KA: プロセスモデル(6/7)
• プロトタイピング
– 要求が明らかでない部分、要素技術検証が⼗
分でない場合に検証できる
– 使⽤性向上のために⽤いられることもある
– ペーパープロトタイピング:ソフトウェアの
実装を伴わない
2017/10/11 SQuBOK V2復習会 25
- 26. 2.2.3 S-KA: プロセスモデル(7/7)
• スパイラルモデル
– スパイラル:渦巻き
– 少しずつソフトウェアの定義と実装を拡⼤、
詳細化する
– 反復型のプロトタイピングモデルとウォー
ターフォールモデルを結合させた進化型プロ
セスモデル
– リスク削減の⼿段としてプロトタイピングを
使⽤する
2017/10/11 SQuBOK V2復習会 26