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TA研修会 講演資料

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これからTAになる人に向けた20分講演の資料です.
心構えからTIPSまで4年間の知見を詰め込みました.
CC-BY-NC下で自由にお使い頂けます.

挿絵はモスーさんという友人に描いてもらいました.
また,内容に関して色々なコメントをくれた教育学専攻の友人Mに感謝します.

Veröffentlicht in: Bildung
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TA研修会 講演資料

  1. 1. スライド 枚 筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科 池田 光雪 mitsu@klis.tsukuba.ac.jp # 本スライドは http://www.slideshare.net/lumely/ にて公開 TF / TA研修会 ~心構えから六つ道具,話し方まで 2015/04/08 (水) 23
  2. 2. 私のこれまでの経験 池田 光雪|Ikeda Kosetsu / D3・求職中 おそらく本研究科では最もTA / TFをやった人 TA(Teaching Assistant) – 情報基礎実習(2期) – 知識情報演習I – プログラミング演習I(2期) – プログラミング演習II(2期) TF(Teaching Fellow)- 非常勤講師相当の権限付与 – 情報基礎実習(3期目, 2015年度採用) 2 232015/04/08 (水)
  3. 3. TAの心構え TAの対価 / TAとは何者か / 求められる鈍感力 3 232015/04/08 (水)
  4. 4. TAに掛ける時間と対価  準備や採点などに時間を掛ければ掛けるほど 質や”満足度”は上がる  熱意を持って取り組んだとしても受講生全員が それに応えてくれるわけではない ≒給料以外の見返りは明らかでない – レポートの書き方を春にいくら教えても 夏期休暇明けには大体忘れている  今回は掛けるコストは同じでも 質をより高める各手法を 中心に紹介 – その前にいくつか心構えを…… 4 232015/04/08 (水)
  5. 5. TAは学生である  TA業務にのめり込み過ぎて 本業である研究が疎かにならないこと – TAをいくら頑張っても研究上の業績にはならない – JASSO奨学金返還免除申請の材料にもまずならない  業務が何であるか,どこまですべきなのかは 担当教員とよく相談した上で授業に臨むこと – 「それは本来であれば担当教員の業務では?」 5 232015/04/08 (水)
  6. 6. TAは先生である  受講生(特に学部1年生)は TAとTF,教員間の区別がついていない – 我々TAが(おそらく)職階の違いによる教員間の 職務内容の差がわからないのと同様  したがって,たとえTAであろうとも 受講生にとっては先生ということを意識する – 「先生」に質問したのに 『わからない.自分で考えて』と言われたら?  先輩として親しみを 持ってもらうのもよいが, 舐められてはいけない 6 232015/04/08 (水)
  7. 7. TAは有名人である  私含め数人のTAの経験として,授業以外で 接点のない受講生に各所での目撃情報を Twitterに許諾なしで投稿されたことがある – 「龍郎でTAが飯食べてたwwww」 – 「ゲーセンでTFが廃プレーしてた」  日常生活において 真似されて困ることはしない 7 232015/04/08 (水)
  8. 8. 鈍感力を鍛える  多くの受講生が居ると,TAに対して良い印象を 持たない者・過剰な要求をする者も出てくる  一部の受講生の不満に引き摺られてモチベーショ ンが下がらないように鈍感力を鍛える – 実際に言われた,書かれた事例  「TFの話し方が気持ち悪い」  「情報基礎実習とかクソ教科すぎて行く気なくす」  「(質問のため)手を上げている間 作業ができない,疲れる」 8 232015/04/08 (水)
  9. 9. TIPS・TA六つ道具 出欠確認の方法 / 訂正の方法 / 課題再提出の方法 / TA六つ道具 9 232015/04/08 (水)
  10. 10. 出欠確認は正確に 印刷した名簿などにペンで記録を取る場合  早さより正確さを優先する – 誰でも同じことが読み取れるように書く  7と1などに注意  チェックの印はおそらく✓より○の方が 抜けの見落としや書き損じが起こりにくい  学籍番号を尋ね記載位置を特定し, 名前を読み上げながら記載する ことで記入間違いのミスは防げる 10 232015/04/08 (水) ○ ✓ ○ ○ 天瀬 石動 古賀 天瀬 石動 古賀
  11. 11. 訂正は訂正前/後がわかるように  出欠確認,採点などにおける訂正は 訂正前/後が誰にでもわかるように注意する  塗りつぶし取り消し線を使って打ち消し, 隣に新しい記述をする  塗りつぶしによる訂正や修正テープ, 修正ペンの使用は避ける 11 232015/04/08 (水)
  12. 12. 課題の再確認は同じ人が行う 演習内課題の再提出を命じる際は 「前の提出物も持参し」「同じ確認者に」 再確認をお願いするよう指示する – 修正前/後の提出物を並べることで 確認作業がより迅速になる – 「あの人とこの人で言っていることが違う」という 問題を回避する  判断基準はできる限りすり合わせるべきだが, 専門や知識の差によりどうしても起こりがち 12 232015/04/08 (水)
  13. 13. TA六つ道具 無くて困ることはあるが,あって困ることはない  ボールペン – 赤とそれ以外の色.複数のTA間で区別が付くように  ステープラー – これを忘れレポートを綴じないで出す人も多い  USBフラッシュメモリ – ファイルの受け渡しが 必要なことも 13 232015/04/08 (水)
  14. 14. TA六つ道具 cont’d  クリップボード – 出欠確認などで重宝する.100円ショップで買える  裏紙 – 書いて説明するとわかりやすい  はんこ – 出勤簿への押印は忘れずに! 14 232015/04/08 (水)
  15. 15. 教え方,話し方 十人十色な受講生 / 魚ではなく釣り方を / 大事なことは繰り返し言う / トピックを絞る / 話し方に気をつける 15 232015/04/08 (水)
  16. 16. 質問する受講生,しない受講生  よく質問する受講生は1クラスに最低数人いる  逆に全く質問せず,1人で悩む受講生もいる  特定の受講生にかかり切りにならない – 他に助けを求める人がいるのであれば 一度話を切るなどの工夫も必要 – 「やってみて上手くいかなかったらまた呼んでね」  1人で悩む受講生を放置しない – 演習の場合,進み具合を見れば大体分かる – 「洋服屋の店員」になる 16 232015/04/08 (水)
  17. 17. 魚の釣り方を教える  答えのみを教えてしまうと応用ができなくなる  基本的には答えではなく答えの求め方を教える – 例えば「作ったプログラムが動きません」に対しては エラーメッセージの読み方とエラーの原因を教える  エラーメッセージの読み方がわかれば 他のエラーにも応用できる – 参考文献を提示する  「テキストのここに書いてあるよ」 17 232015/04/08 (水)
  18. 18. 大事なことは繰り返し言う  アナウンスなどを聞き漏らす人は必ず出る – 作業に集中していた – 別の作業や私語に夢中だった,etc…  重要なことは繰り返し何度も言う – 例えば呼び出しでも複数回言うべき  ×「学籍番号558,560,570…」  ○「学籍番号558の池田さん, 558の池田さん,…」 – 演習であればスライドにして ループ再生するなども効果的 18 232015/04/08 (水)
  19. 19. トピックを絞る  「一回のプレゼンで伝わることは高々3つ」[2] – トピックは多くとも3つまでに絞り込む – 後輩には色々と教えたくなってくることもあるが, ぐっとこらえる  重要なことと瑣末なことを同列に扱ってしまうと 重要なことが埋もれて忘れやすくなる – 特に最近は片っ端からメモを取るような 真面目な受講生が多い  要点を絞り込むのが苦手? 19 232015/04/08 (水) 2. 本研究科の森嶋厚行先生提唱?
  20. 20. 話し方に気をつける  聞き取りやすい話し方を意識的に真似てみよう  経験上良いと思う7つのすべきこと – マイクが使える場合は必ずマイクを使う – 大きな声で話す – ゆっくり話す – 間を置く – 手を口に当てたまま喋らない – 聴衆の方を向いて話す  聴衆の目を見て話す 20 232015/04/08 (水)
  21. 21. まとめ・おわりに TAをきっかけとして交流を 21 232015/04/08 (水)
  22. 22. まとめ 特に覚えておいて欲しい3点  TAは学生であり,かつ先生でもある. 本業の研究は疎かにせず, 受講生の規範となるような行動を取ろう  質問に対しては答えそのものを教えるのではなく 答えの求め方を教えよう  受講生は十人十色.ときには 演習の進み具合を見てこちらから声を掛けよう – 「洋服屋の店員」の真似をする 22 232015/04/08 (水)
  23. 23. 日頃から交流を  気晴らしも兼ねてボードゲームでもしながら TA/TF間で相談などができればいいね  ボードゲーム仲間募集中 – すぐ終わる2-7人用ゲーム中心 – 1ゲーム 5-20分くらい  Skype mitsu1_  Twitter @lumely  e-mail mitsu@klis.tsukuba.ac.jp 23 232015/04/08 (水)

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