FOSS4G 2017 TOKYO / KANSAIでの懇親会ライトニングトーク発表資料

1. 古地図関連技術をサーバレスアーキ
テクチャのみでなんとかし隊 (1)
大塚恒平 (Kohei Otsuka)
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2. Self-introduction
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3. • 大塚恒平 (Kohei Otsuka)
• エンターテイメント分野で位置情報業界14年
• Mapion社 - 位置情報ゲーム「ケータイ国盗り合戦」立ち上げに参加
企画開発双方のディレクション、シナリオ作成、プログラム実装
• ATR-Promotions (現Stroly社) - 古地図アプリ「ちずぶらり」シリーズ立ち上げ
に参加
企画開発双方のディレクション、プログラム実装、特許開発
• 現在は本業はHERE Technologies社で地図コンテンツ/プラットフォーム双方
の技術サポート業務
• Code for NARA横浜支部所属の元、Maplatを始めとしてCode4XMap、地蔵プ
ロジェクトなどを私的に運営
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4. Q: なぜサーバレス?
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5. A: 管理メンドイから
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6. • サーバの面倒に人張り付けられる余裕あるなら、サーバの面倒見てあ
げるのも悪くないが…
• ずっと起動しっぱなしでずっと課金
• ずっと状態監視、不調起こしたら即座に対応
• 片手間でしかサーバお守りに人割けない状況ではコスパが悪すぎる
• Stroly時代からサーバレス志向でシステム設計
• 少ない人手でインフラに人割いていられない
• 地図データ、地図タイルの配信は全て静的配信、URLベースのデータ検索
でAWSのS3をフル活用
• 個人の余暇開発に移ってからさらに拍車
• 1人でそのうえ本業の時間割けないのに、インフラ管理までやってられる
か
• 静的配信だけでなく、動的処理も全部サーバレス化じゃ 6

7. Stroly時代
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8. データ配信は静的、編集はサー
バ利用 8
Amazon EC2
Amazon S3
地図コンテンツ
提供者
対応点編集、
地図画像アップロード
対応点KML化、
地図タイル化、
S3アップロード
地図KML、
地図タイル配信
地図の検索は
アプリ上
© Stroly

9. 編集もサーバレスにしたい!
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10. 対応点編集は普通にできそう 10
Azure BLOB
Storage
地図コンテンツ
提供者
対応点編集 (REST API)
KML発行
Azure CosmosDB
対応点蓄積
Azure Functions

11. なぜ突然にAzure?
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12. CosmosDBが(・∀・)ｲｲ!!
(DynamoDB比)
• 当然、データストアもサーバレス目指すので、RDS等ではな
くDynamoDB的なものを使うわけですが…
• AzureはCosmosDBがとても良すぎる
• まだ十分試せてませんが、確認した限りでは
• スキーマレスでドキュメントオブジェクトぶっこめる
• それに対しSQLライクな自由度の高い検索かけられる
• 空間検索に普通に対応
• EC2/S3日本上陸直後から10年このかたAWS一筋な私ですが、
これはAzureに浮気したくなる
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13. 地図タイル化どうするよ?
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14. タイル化も再帰的呼出でできそう 14
Azure BLOB Storage
(処理用バケット)
地図コンテンツ
提供者
地図画像
アップロード
関数
起動
元画像を256ピクセ
ル四方以下に縮小
Azure BLOB
Storage
(配信用
バケット)
タイルとして蓄積元画像
256px以下?
END
元画像を4分割
4分割画像を
バケット登録
元画像を削除
Azure Functions

15. 編集はサーバレス化できそう!
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16. Webアプリ化で検索はどうする?
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17. スマホアプリの時代 17
Amazon S3
地図KML、
地図タイル配信
地図一覧の保持、
地図の検索は
アプリ上
© Stroly

18. Webアプリの時代? 18
Amazon S3
地図アプリ、
地図KML、
地図タイル配信
© Stroly
Amazon EC2
地図検索結果
(REST API)
ここ何とかしたい…
• お守り大変だし
• 障害でアプリ止まるし
• お財布に厳しいし
• ダサいし
Amazon RDS
地図検索

19. 単純にサーバレス化もいいけど… 19
Azure BLOB
Storage
地図アプリ、
地図KML、
地図タイル配信
© Stroly
Azure Functions
地図検索結果
(REST API)
Azure CosmosDB
地図検索

20. もっと静的に!
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21. ところで古地図の検索って?
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22. ユーザの今の注視点を含む古地
図の検索 22
• 地図UIの中心経緯度が検索対象地図範囲に含まれ
るかで検索
• 検索結果のソート方法にはいくつかの考え方
• 小さい地図順に並べる
• 検索UI地図側の表示スケールに近い順に並べる
• 参考記事：
• ちずぶらりHackers『来るべき?MapStoreの時代、最適
な地図のリコメンデーションを提供する技術案』
http://blog.chizuburari.jp/entry/20121118/1353201401
© Stroly

23. 注視点を含むデータの静的検索?
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24. UTFGridが使えるじゃないか! 24
• UTFGrid
• タイルベースでピクセル毎にデータ検索結果を配信する技術
• 参考記事：
• 『タッチデバイスでのhover的簡易高速検索UIの可能性とUTFGridの優位性について』
https://togetter.com/li/406536
• 古地図範囲の変換結果をUTFGridに変換して保存すれば静的検索可能
この変換結果ポリゴンを
UTFGrid化すれば、静的に
この地図の検索可能

25. UTFGridが使えるじゃないか! 25
• UTFGrid
• タイルベースでピクセル毎にデータ検索結果を配信する技術
• 参考記事：
• 『タッチデバイスでのhover的簡易高速検索UIの可能性とUTFGridの優位性について』
https://togetter.com/li/406536
• 古地図範囲の変換結果をUTFGridに変換して保存すれば静的検索可能
この変換結果ポリゴンを
UTFGrid化すれば、静的に
この地図の検索可能バイナリベクトルファイルの方がよ
さそうだ! (FOSS4G TOKYO 2017による洗脳)

26. 応用
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27. バイナリベクトルタイルを
用いた分散型古地図リポジトリ 27
地図コンテンツ
提供者
自サイトから
古地図発信
地図の
存在をping
地図リポジトリ
登録API
地図リポジトリ
登録をトリガに
バイナリベクトル
タイル更新
バイナリベクトル
タイル配信
© Stroly
アプリユーザ:
バイナリベクトル
タイルから近隣の
古地図を探し、
配信先にアクセス
分散型古地図リポジトリ

28. 今回の発表はアイデアレベルなの
で、次回以降Maplatでの実施結果
をレポートします!
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29. 29

30. しまったFOSS4G関連の内容がな
かった => MaplatをFOSS4Gと考え
てくだしあ
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