GD seminar 2022

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その他、総合商社、広告代理店等

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入社後も使えるスキルアップ
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講師陣は多才なビジネスプロフェッショナル
織田一彰
・外資系戦略コンサルティングファーム出身
・起業＆売却経験ありの現役投資家
北村貴寛
・総合商社出身
伊藤豊
・外資IT
・ベンチャー起業家(スローガン代表)
その他
・元マッキンゼーコンサルタント兼ケース面接官
・某国内独立系コンサルティングファームコンサルタント

8
スローガン株式会社共同創業者＆Executive Fellow
ケイ・コンサルティング代表取締役
名古屋大学客員教授
バンドン工科大学客員講師
アンダーセン・コンサルティング（現アクセンチュア）にて、上場企業を中心に
多くの企業に対してコンサルティングをおこなう。
その後独立し、多くのネットベンチャー企業の立ち上げにかかわる。
いくつもの事業を立上げ、買収または売却し、電通グループの
上場企業の役員を経て、現在もいくつかの会社の経営をおこなっている。
E-mail : oda@slogan.jp
Facebook：http://facebook.com/kazuaki.oda
織田一彰（ODA、Kazuaki）
講師プロフィール

Lectures in ITB (2012)
DAY1 Personal Business Career in Uncertain Age
DAY2 Business Development Process
(Case study of Internet Business)

National University of Singapore

Indian Institute of Technology
Kharagpur

Indian Institute of Science
(IISc) Bangalore

Indian Institute of Technology
Hyderabad

Indian Institute of
Management Bangalore

Indian Institute of Science
Bangalore(IISc)

Headstart Startup Event
in T-Hub and IIIT(Hyderabad)

Headstart Startup Event
@IIIT Hyderabad

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アジェンダ
Ⅲ. グループディスカッション実践②
Ⅱ. 問題解決の方法論
Ⅰ. グループディスカッション実践①
Ⅳ. グループワークの方法論
Ⅴ.グループディスカッション実践③

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GD実践①
まずは一度体験してみよう

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＜過去にGDで出題されたテーマ（例）＞
・「十年後に日本の金メダルを倍にするためにはどうすればよいか？」
（外資系コンサルティングファーム）
・「大学の食堂の売上市場規模はいくらか？またそれを2倍にするにはどうす
ればよいか？」（コンサルティングファーム）
・「某コンビニ、某喫茶店、某ハンバーガー店から一つ選んで、その会社の新
規事業戦略を立案しなさい」（国内大手シンクタンク）
・「社員がいきいきと働くことができる会社をつくるために重要だと思う理念を3
つ考えなさい」（政府系金融機関）
・「女性顧客向けの新しいお酒を考えてください。製品の名前とコンセプト、特
徴、価格を決めてください」（国内大手飲料メーカー）

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ウォームアップ課題
大学生の読書離れを改善する施策を考えなさい。
（10分）

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問題解決の残念な例
定義や前提にこだわりすぎる
言葉の定義や共通理解は当然、必要であるが、そこにこだわりすぎるのは無駄。
問題の矮小化
定義を小さくして考えやすくしてしまう。出題者側の意図を汲めていない。
結論へのこだわりがない
結論へのこだわりがなく、一般論や抽象論でつまらない結論で満足してしまってはいけない。
論点ずれが起こっている
本来答えるべき問いとは違う問いを勝手に立てている。話がすりかわっている。
「１００をつくる言葉」(枠組み)を意識したりグルーピングして、全体像をおさえて議論する。
思いつきばかりで全体感がない

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グループディスカッションに必要なスキル
会議の目的達成に必要な2つの要素
成果
+
納得度

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問題解決の方法論
Techniques of Problem Solving

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問題解決の手法は主に、場面の明確化・原因分析・施策立案
の３つのフェーズに分けれられる。
場面の明確化原因分析施策立案
問題解決の手順
ロジカル
シンキング
クリエイティ
ビティー

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目標
現状
①理想形は？
何を目標としているのか
②現状分析
誰の立場に立って考えているか？
外部/内部の影響する因子は？
登場人物が置かれている状況と利害を意識
③問題の定義
目標とする姿と現在の姿の乖離している部分が課題
GAP
＝問題
場面の明確化
場面の
明確化
原因分析施策立案

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④原因分析
どのような要因で目標と現状が乖離しているかを考える
原因1 原因2 原因3
問題
なぜ？
なぜ？これがホント
の原因！
原因
3-1
原因
3-2
原因
3-3
原因分析フェーズ
Five Why’s アプローチ
「なぜ？」を5回繰り返し、真の原因を特定する
分解時の注意点
• MECEに原因を分解
• 情報を使えるような切り口を選択
場面の
明確化

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施策1 施策2 施策3
原因3-3
どうやる？
⑤解決策のブレスト
• 独自性
• 多面的アプローチ
• 常識からの離脱
施策立案フェーズ
場面の
明確化

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GD実践②
学んだことを実践してみよう

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グループディスカッション実践 No.2
自らの市場価値を高めるために、
どのような企業に入るべきか答えなさい。
(10分)

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グループワークの残念な例
人の意見に対するツッコミがない
相手の顔色を伺いすぎる。肯定し合うだけでは価値のあるアウトプットは出ない。
意見を出すだけで、収束しない
思いつきを共有するだけで、結論が出ない。全員が納得のいく結論に辿り着かない。
過度な役割分担
時間を測るだけ、板書をするだけではバリューを出しているとは言えない。
よく見せようとしすぎる
エゴはグループとしてのアウトプット最大化を阻害してしまう。対立の原因にもなる。
話していた人だけが満足する結論になっている。アウトプットの最大化もできていない。
一部の人ばかり話している

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場面の明確化
議論の前に目線を揃えよう
市場価値とは？
いつ頃の市場価値なのか？

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技術動向
政治動向社会動向
経済動向
・働き方改革(生産性への意識、副業の解禁)
・ハラスメント禁止
・金融緩和
・移民受け入れ
・米国がHUAWEIに関税
・リーマンショック後のボルカールール制定
・中国の台頭
・日本のGDPランキングが3位に下降
・日本トップ企業のトヨタが、100年に一度の改革期
・損保ジャパンが、介護職に4000人配置転換
・オリンピック特需
・アベノミクス
・少子高齢化(4人に1人が高齢者)
・国内人口が下降トレンドに(ピークは2008年)
・都市への人口集中
・プログラミングの必修化
・終身雇用や年功序列の崩壊
・スマートフォンの誕生
・音声認識技術の進化
・情報量の増加で、信用や価値が可視化
・ Skype、SNSの登場などで、人同士のアクセスが容易に
・Xtechやクラウド化による、ビジネスモデルの変化
・AIやRPAの台頭
世の中の動向からニーズを推測する

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求められるスキルをまとめる
ビジネスにおける人種・
業界・国の境目がなくなる多様な人材をまとめあげる
マネジメントスキル
これから成長する領域で
新しい事業を作るスキル
激しい社会変化に伴う、
既得権益の衰退と新たな
ニーズの誕生
急激な技術進歩
働き方の多様化

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中小企業
Large
成長企業
（ベンチャーも含む）
内需依存型
既得権益型
外部牽引型
グローバル企業 Growth
Rate
Low/Minus High
Small
Scale
そのようなスキルが身につけられる企業とは

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グループワークの方法論

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・全員が議論に参加
・個々のバリューの最大化
・多次元での議論
会議を成功に導くには・・・
グループワークの原則

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個々のバリューの最大化
グループワークでのバリューの出し方一覧
・他人と異なる意見を言う
・多数の頭脳を使う
・発散と収束のバランスを取る
・議論を先に進める
・論点ズレを指摘する
・発言できていない人を巻き込む
・掘り下げるような問いかけをする
・議論の内容を構造化・視覚化する

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多次元での議論
多次元での議論
例えば…
• 「こういう観点が抜けてないだろうか？」
• 「なんでこの施策は実践してないんだろうか？」
• 「この施策だと、こんなデメリットがないかな？」
• 「この施策って新規性がないのではないか？」
議論の良し悪し
→「本当にその視点で正しいのか」という検証

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よくある失敗例と対策
深掘りすべき論点を見極められていない
小さな論点の深掘りに時間を使う前に、全体像の把握に時間を使う。
細部にこだわりすぎて、時間不足になる。
パレートの法則『物事の8割はその重要な2割の部分が決めている』に従う。
見ている景色の違いによって対立が生じる
専門性や知識量の差は常にある。自分の発言が何を前提としているのかを意識する。
あるべき姿・目的の解釈に違いがある
特に抽象的なお題では、目的の認識に解離が生じる場合がある。解釈の余地を無くそう。
解決策の良い点・悪い点を整理する。複数ある評価軸のうち、何が一番重視されるのかを考える。
解決策の違いによって対立が生じる

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クラッシャーの対処法は？
ファクトベースの客観的な議論に持ち込む。民主主義の原理を使う。
どうやって発言していない人を巻き込むの？
質問を振ろう。スコープを絞って質問をすることで、答えやすくすることも有効。
どのように意見を発言をするべき？
必ず発言には理由付けをする。『 I think…because…』が基本。
リーダーシップは必要なのか？
強いリーダーシップは不要。様々な形のリーダーシップを、色々な人が役割を変えながら果たす。
まずは肯定から入る。『Yes, but…』が基本。
相手の感情に配慮した否定の方法は？
よくある質問集（FAQ）

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GD実践③
本日最後の力試し！

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グループディスカッション実践③
ある大手コンビニチェーンL社が
「都市圏の売上を3年以内に2倍にする」
ための方法を提案せよ。

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解説
①客数×単価
→△：この分解だと課題が見えてこないので不
適切である可能性が高い
②市場全体を俯瞰する
→◎：a 個人消費額自体の向上×ｂ個人消費額
に占めるシェアの向上
a→コンビニ業界が取り組むのは無理
b→OK。どこの市場を狙うのか？

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まとめ
フレームワークをあてはめて使うのは簡単。
でも「なんとなく分解してMECEになっている」では不十分。
どう問題を分解するか（切り口の妥当性）が大事。

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