Agile Japan 2014神戸サテライトでの資料です。 よく分からんところ、不明点がありましたら、フィードバックいただけますとうれしいです。

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はじめてみよう、アジャイル！
Agile Japan ２０１４ 神戸サテライト
http://en.wikipedia.org/wiki/Mountain_goat

2. AgileJapan
2014きた
で！
http://en.wikipedia.org/wiki/Mountain_goat

3. 自己紹介
•開原隆弘(かいはら たかひろ)
•業務系Webアプリ開発部隊のマネージャー
•スクラムがお気に入り
•あまり人の話を聞けない病気
•スクラム道関西所属(ニワトリ担当)
It's All About Common Sense

4. アジャイル開発やってます？

5. 会社の中では
どんな役割ですか？

6. お客さんとの距離は近いですか？

7. 今日は参加されている皆さん
全員が「Agile開発をやってみ
たい！でも、こわい！」と
思っているという前提で「ど
うやってAgile開発をはじめる
か」について、私が体験した
こと、思いついたことをあり
のまま話すぜ！

8. その前に、魔法のことば

9. 「コンテキストに依存します…」
かいはら は じゅもんを となえた

10. 「やってみる」で挫折する割合
※出典[開原隆弘]
やってみない
やってみた

11. 「継続」で挫折する割合
一発屋
継続できた
※数値はすべてねつ造

12. 「やってみて」
「継続」するのは至難のわざ

13. なぜアジャイル？
ところで...
という話をします

14. • 最初に入った会社はブラック企業
• 毎日終電。毎日ノー残業代デー
• 土曜日も強制労働。
• 素人のいきあたりばったり手作りシステム
• 仕様書？手書きのがFAXで送られてくるよ
• そして、奴がやってきた…
さかのぼること…2000年初頭

15. さかのぼること…2000年初頭
15

16. さかのぼること…2000年初頭
16
デスマ進行中にも
関わらず

17. さかのぼること…2000年初頭
17
難易度の高い
案件を投入してくる
バカ社長

18. さかのぼること…2000年初頭
18
デスマがデスマを呼ぶ
『デスマコンボ』

19. さかのぼること…2000年初頭
19
まともな人から
戦線離脱

20. さかのぼること…2000年初頭
20
逃げ遅れた奴には…

21. さかのぼること…2000年初頭
21
給料未払いの刑！！！！

22. さかのぼること…2000年初頭
22
そうして

23. 世の中のブラック企業とデスマを
心から憎む、単に憎むだけのモンス
ターがこの世に生まれたのである

24.  気を取り直して、IT技術者派遣の
会社へ就職
 我流から世のシステム開発を知る
 そして、衝撃的な出会い。奴が来た！
そんな感じで

25. エクストリーム
プログラミング
XP
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0
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26. 「カイハラ、XPって知ってるか！？
ペアでプログラミングするんやで！」
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休憩所で先輩が話しかけてきた

27. (プログラミングって孤独な戦いや！と思っていた私は)
わくわくした！
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28. でも
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29. 私の現場には
XPは、やってこなかった
29

30. その後
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31. さかのぼること…2000年初頭
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32. その後
• 相変わらず、デスマ的な日々
‒ 「ここはそうゆうとこか？」
• デスマが縁で転職
• 業務系Webアプリ開発を細々を行う部署へ
• 2007年ごろ、再び衝撃的な出会い
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33. さかのぼること…2000年初頭
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34. 34http://www.scrumprimer.org/jp/anime
Scrum!
対デスマの切り札と
なりうるのか！
チームを守れるのか！

35. で、なぜアジャイル？
1.デスマには二度と関わりたくない
2.組織を生き残らせるため
アジャイルに過大な期待

36. はじめてみよう！編

37. 今までのやり方を変えるのは、
たくさんのパワーがいります
いろいろ衝突したり、
面倒なことだってあります
うまくいく保証はありません
はじめてみよう！

38. でも、コツはありまぁす!!
はじめてみよう！

39. 効果がありそうで、出来そうなことは
片っ端からやってみる
チャンスが来たら見逃してはいけませ
ん。全力で喰らいつきましょう
ただし…
はじめてみよう！
とっかかりが重要です。
小さくても良いので、火を消さないように、
拡大しつつも続けていくのがコツです

40.  最初の方は、XP系のプラクティスを取り入れる
のがよいかもしれません
 理由として、スクラムはフレームワークとして設計されているため、
一部だけを取り入れると、効果が思ったほど出なかったり、バランス
が崩れチームがピンチにおちいる可能性があるからです
 プラクティスの意義・背景を理解し適用するのが安全です
 やってみたらチームや顧客の様子・作用をしっかりと観察しましょう
 うまくいったと思っても、調子に乗ったり油断してはいけませぬ！
(体験談)
研修に参加したり、勉強会・コミュニティなどで情
報を収集しておいた方がよいです
予算的に余裕があるのであれば、開発コーチに支援
してもらうのが安全です
はじめてみよう！

41. 環境がすべて
はじめてみるのと、つづけてみるのは

42.  仲間・理解者
 顧客との関係
 空間・雰囲気
 組織文化
 組織のビジョン
こういった環境をじっくり
整えていく必要があります
環境？

43. 1.仲間・理解者
上司や経営層をロックオン

44. 若手をロックオン
1.仲間・理解者

45. 1.仲間・理解者
● 仲間がいないと、継続するのは困難です
● 自分の直属の上司に理解者になってもらい
ましょう
● 経営層やその他の部門の人にも、アプロー
チしてみましょう
● 色々な人の話を聞いてみましょう

46.  自席にアジャイル関連の書籍をシレっと並べる
 シレっと上司の目に触れるところにアジャイル関
連の情報を置いておく
日経コンピュータとか上司が知ってそうな
雑誌だと信頼度高し！
 アジャイル系の研修やセミナーがあったら、参加
させてもらう
上司といっしょに行けるとなお良し
 その他、「カイゼン」「ジコソシキカ」を会話の
はしばしにはさむなど、あの手この手をつかいま
す
みんなに興味を持ってもらいましょう
例えば...

47. ザ・他力本願
社外の人を招いて
社内でセミナー/研修を開催
1.仲間・理解者(番外編)

48. ひとりひとり説明しなくてすみます！
理解者・仲間を見つけることができます
顧客にも参加してもらえると良いです
こんな人におすすめ
コミュ障
説明している途中で心が折れる人
人に説明すると高確率で、
話をこじらせるヤヤコシイ人
1.仲間・理解者
社内でセミナー/研修を開催

49. 2.顧客との関係
● 信頼関係がないと難易度高い
● アジャイル開発の進め方の理解・ルールを顧
客としっかり共有しましょう
● 顧客と直接コンタクト取れないなど、顧客と
の距離が「遠い」場合、フィードバックを得
たり、提案がしにくいため不利です
● 顧客と交渉できる勇気と能力が結構重要
● 顧客に本気出してもらわないといけません。
これが難しいです

50. 3.空間・雰囲気
● 仕事場の雰囲気はとても大切です
● タスクボードやXFDを活用すると、チーム
がその気になったりします
● 貼物などは最初、抵抗がありますがやって
みると意外と受け入れられたりします
● 継続的に変化を進めると、「変化が日常」
になります
● そうすると「自分でもちょっとやってみよ
うかな？」と思う人がでてきたりします

51. 3.空間・雰囲気

52. 3.空間・雰囲気

53. 3.空間・雰囲気

54. 4.組織のビジョン
組織としてどのような道を進むのか、組織の
方向性にあった、チーム作りができると幸せ
です
組織のビジョンがなければ…
ある意味、幸運？
組織のビジョンとあってなければ…
考えましょう…

55. 5.組織の文化
変化に拒否反応がないこと
失敗について寛容であること
失敗が許されない雰囲気は、
成長の芽を摘む
人を労働力ではなく、知的財産とみなす風土

56. その他 編

57. ザ・他力本願
開発コーチ導入
理解を深めるために
社外の力をかりる

58. 開発コーチ導入の効果
実案件をベースにアジャイル指導
なんて怖くない！

59. 開発コーチ導入のメリット
• コーチング・ファシリテーション技術の伝授
というかお手本いるよね？
• チームの成長にあわせた指導
• 硬直気味なチームをかき混ぜ、新たな視点での気づき
を与えたり・改善意識を醸成
• 推進者の良き相談相手
• 「環境」作りがスピードアップ
みんな社外の人の言うことはよく聞く

60. 観察してわかった
開発コーチのすごさ

61. やさしさ

62. と

63. 奇跡のハーモニー
鬼ヒゲ
お金を払って、いじられる倒錯感

64. やればやるほど
突きつけられる問題
へこたれない

65. 山を越えても、
目の前がまた山
たまに崖
道のりは遠い
へこたれない

66. おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
へこたれないスキル大事

67. コミュニティ/勉強会
などのつながり大事
へこたれない

68. いろいろやってきましたが

69. やりすぎは
気持ち悪がられる
やで
http://en.wikipedia.org/wiki/Mountain_goat

70. というわけで、もし、
その気になってきたなら！

71. はじめてみよう、アジャイル！

72. 失敗しても
大丈夫やで！
http://en.wikipedia.org/wiki/Mountain_goat

73. 失敗しても、新しいスプリント
がやってきます！
スクラム
なら！

74. それでも「はじめるの」は
むずかしい？

76. はじめかたは
いろいろありまぁす！
はじめようとする人を
助けてあげてください！

77. Fearless Change
アジャイルに効く アイデアを組織に
広めるための48のパターン
組織を味方につけるには?
抵抗を乗り越えるには?
新しいアイデアを組織に導入しようと
試みているすべての人に
おすすめ図書
アイデアがちっとも浮かんで
こない人におすすめ！
はじめる＆継続のおともに！

78. 人を動かす三原則
✔批判も非難もしない。苦情も言わない
・・・・・・
人を説得する十二原則
✔議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける
✔相手に思いつかせる
・・・・・・
おすすめ図書
喧嘩っぱやい人におすすめ
実践できれば、人生が
少しだけイージーモードに！

79. 79
スクラムナイト#4
次回は2014年7月か8月くらいに開催するで
http://www.flickr.com/photos/span112/4041683905/
Coming Soon!!

80. ご清聴ありがとうございました
新しいスプリントが待ってるぜ！
New Sprint has come!