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第2部
Windows XP ではできないことがあります
Windows デバイス による柔軟なワークスタイルの全体像
~ Flexible Workstyle を支えるテクノロジー



                                      日本マイクロソフト株式会社
                                           エバンジェリスト
                             安納 順一          (あんのう じゅんいち)
                               http://blogs.technet.com/junichia/
                           twitter: @junichia, facebook: junichia
Agenda
1.Business Ready Security
Business Ready Security
 リスク管理と利用環境の向上によりビジネスを拡大する




 全てを保護し,どこ                           全社レベルでのセキュ
 からでもアクセス                 Identity    リティの統合と浸透




                    安全性と相互運用性
                セキュリティとコンプライアンス
                      の管理をシンプルに
ユーザー セントリック


    ネットワーク               ホスト



              Access


      情報        ID     アプリケーション
Active Directory の役割
Identity の証明機関(Identity Provider)
                             認証
                             • ldap/kerberos/ntlm
                               /radius/nis/CA/802.1x
   AD DS            AD LDS   リポジトリ
                             • ユーザー/組織/グループ/ホスト
                             • 証明書
                             構成管理
                             • グループポリシー
           AD CS             証明書の発行、失効
           AD RMS
                             権限管理
                             • ライツマネジメントサービス
                             役割管理
           AD FS             • クレーム管理
                             • セキュリティトークン発行
Business Ready Security ソリューションの全体像


                  統合セキュリティ

     メッセージ保護        安全な         クライアント保護
                  コラボレーション




                    情報の保護


                 IDとアクセスの管理
(余談)
WINDOWS SERVER 2012 を迎えるにあたり
         覚えておきたいこと

 クレームベースセキュリティ
現実世界のクレームベースセキュリティ(例)

                  信頼
  日本国政府                          米国政府
                  本人




                                    信頼
         発        • 顔
         行        • 指紋
健保番号                               空港
/免許証番号        出   ビザ         入
/住民票              • 滞在可能期間
              国              国
     パスポート        入国申請書
     • 発行国        • 滞在期間
     • 氏名         • 滞在先
     • 有効期限
     • 旅券番号       パスポート
     • 写真         ・
     • 出国印        ・
現実世界のクレームベースセキュリティ(例)
   IdP/CP                             RP/SP
                      信頼              オーソリティ
  オーソリティ
   日本国政府                                米国政府
  (各種機関)             セキュリティトークン       (各種機関)
                主体     /アサーション
                       本人




                                                   信頼
            発          • クレーム
                         顔
            行          • クレーム
                         指紋
                                              空港
健保番号                  ビザ                      リ
/免許証番号          出     • クレーム
                         滞在期間     入           ソ
/住民票                              国           ー
                国      入国申請書                  ス
     パスポート             • クレーム
                         滞在期間
     • 発行国             • クレーム
                         滞在先
     • 氏名
     • 署名
       有効期限            パスポート
     • 旅券番号            ・ 署名
     • 写真              ・
     • 出国印
クレーム とは
セキュリティ トークン/アサーション



          セキュリティトークン/
            アサーション
クレームベースセキュリティ




          ③ 発行   セキュリティ   ④ 提示
  ②クレーム           トークン

                                 ⑤ セキュリティトークンの
                                 署名をチェック
                                 ⑥ ユーザーのクレームを取
                  利用者
                                 得
                                 ⑦ ユーザーのロールを決定
                                 ⑧ アクセスを認可
アイデンティティフェデレーションを使用した
  認証から承認までの流れ(Passive Web SSO の場合)

AD DS   : Active Directory Domain Service
AD FS   : Active Directory Federation Service
WIF     : Windows Identity Foundation
                                                                WIF           6

クラウド(SP/RP)
オンプレミス(IdP/CP)
                                                                      1       7
                                     4                          2
                                                            3             5
                    AD DS                       AD FS 2.0                     IE7以降
Passive Web SSO の流れ
 ①ブラウザを使用してアプリケーションにアクセス
 ②アプリケーションが信頼している CP にリダイレクト
 ③セキュリティトークン発行のために CP 側 で認証
 ④認証が完了するとクレームが収集され、ルールにのっとっ
  てロールを決定後、セキュリティトークンが生成される
 ⑤セキュリティトークンはブラウザーが送られ、ブラウザか
  らアプリケーションにリダイレクト
 ⑥セキュリティトークンがアプリケーション内で解析され、
  ユーザーのアクセス権が決定
 ⑦アプリケーションの画面がブラウザに送信
クレームベースセキュリティの課題
2.フレキシブル ワークスタイル シナリオ
フレキシブルワークスタイル ~ 3 つのシナリオ
シナリオ1
社内デバイスを社外から
シナリオ1:社内のデバイスを社外から

 キーワード: DiectAccess、Lync、Bitlocker

                        Hello              Exchange Server
                                           SharePoint Server
    Office 365                                  各種業務サーバー
                     Lync
                                                ファイル サーバー
                                    Firewall
  SkyDrive                      Direct Access




                            Bitlocker/Bitlocker to go
Windows 7 Enterprise
  法人向け上位エディション


■ セキュリティと              ■ PC 管理の合理化
  コンプライアンスの強化           イメージ展開
 BitLocker ドライブ暗号化      ネイティブ ブート VHD
 BitLocker To Go        多言語ユーザー インターフェース
 AppLocker              (MUI)
                        仮想 OS を 4 インスタンスまで
■ 様々な場所から情報にアクセス        無償で利用可能
 DirectAccess           デュアル ブート用 OS は無償で
 BranchCache            利用可能




                                             21
デスクトップの移行と最適化を支援
Microsoft Desktop Optimization Pack (MDOP)
デスクトップ展開の促進、管理性の向上
                             仮想アプリケーションの動的配信ソリューション

                             仮想デスクトップの管理ソリューション

                             アセット管理ソリューション

                             グループ ポリシーの拡張ソリューション

                             BitLocker の適用・状況把握・障害対応

                             デスクトップ障害を修復する強力なツール群
     Microsoft
     User Experience         ユーザー状態を異なるバージョンのOS間でローミング
     Virtualization (UE-V)
社外から社内にアクセス ~ Direct Access



                                                       社内ネットワーク




             INTERNET

                         Firewall    Direct Access              ドメインコントローラー
   Hotel                                Server



                    評価
                                    Network Access Protection
                                                                   業務サーバー
           検疫ネットワーク
MBAM サーバー

                      Web ポータル



  MBAM
クライアント
 の設定
         ・レポート機能
           - PC 紛失時の状態確認
          - 暗号化状況の可視化
         ・回復キーの参照
          - PIN 紛失時の対応
          - 参照履歴のレポート
         ・ワンタイムの回復キーを提供
Lync
Lync
シナリオ2
自分のデバイスから(BYOD)
シナリオ2:自分のデバイスから

 キーワード: VDI、Lync、Office 365
                             AD               Virtual
                    Hello                     Desktop
                                              Infrastructure

                  Lync                           File Server
                              Hyper-V & RDS
   Office 365


                            Gateway          リモート デスクトップ クライアン
                                             ト
                                      Firewall

                         リモート デスクトップ クライアント
個人デバイス利用(BYOD)の課題
 •   個人デバイスの安全性が社内環境に及ぼす影響
 •   個人デバイスを介した社内データの漏えい
 •   社外から社内リソースへのアクセス方法
 •   社内で使用しているOAアプリケーションやブラウザとの互換性
 •   社内で使用している個人環境の再現




                                     Active Directory

                                     Network Policy
                                     Service
要は、
•   個人デバイスの安全性が社内環境に影響を及ぼさない
•   個人デバイスを介して社内データが漏えいしない
•   社外から社内リソースにアクセスできる
•   社内で使用しているOAアプリケーションやブラウザと同じものが使える
•   社内で使用している個人環境を再現できる
こんな方法はどうでしょう?
リモート デスクトップを使用して社内 PC を操作
                       操作するだけ

  ※管理者側で、「持ち出せる」ように設定することは可能です
リモートデスクトップ
                                操作するだけ

• ローカル PC からの”セッション分離”を実現
                A       B
                    ち       こ

               遠隔操作


                画面転送
リモート デスクトップ プロトコル(RDP)


              キー入力/マウス入力




           RDP(Remote Desktop Protocol)




                     画面
セッション分離の重要性
• 社外への流出経路を遮断
• 企業内のデータを個人デバイスに複製することなく使用することができる




    企業ネットワーク             インターネット

               個人の行動範囲      世間
多人数を収容するには?
クライアントを”仮想化” する
クライアントの仮想化に必要な機能
VDI: Virtual Desktop Infrastructure

 クライアントを仮想化




                     RDP



                     RDP



                     RDP
クライアント OS 仮想化の課題
                   RDP &
                   RemoteFX




                   Dynamic Memory
                   Pooled Virtual Desktop

                   System Center シリーズ
                   Windows Intune
RemoteFX
RDP 7.1 のリダイレクト機能
個人環境の永続化について
 Personal Virtual Desktop
                  • 利用者専用の仮想クライアント
                 • 仮想デスクトップ上に行った変更(アプリケーションのイ
                   ンストール等)は永続化される(差分VHD)
                 • 利用者は仮想クライアントに対して管理権限を持つ

 Pooled Virtual Desktop
                          • 仮想クライアントは共有される
                          • ログオフすると別のユーザーに開放される
                          • 次回も同じクライアントにログオンできるとは限
                            らない
                          • 移動ユーザープロファイルを使用することで個人
                            環境の保存が可能
差分VHDによるユーザーステータスの永続化
 • どこからでも常に同じ環境が利用できる
 • 環境ごとにプロファイルを保存できる
(参考)クライアント PC(デスクトップ)を仮想化 ~ MED-V
環境の種別/世代管理

 (例)Hyper-V 上に複数の開発環境を用意る
アプリケーションの仮想化

 異なるバージョンのアプリケーションを同時に利用可能




                    RTSP

       RDP          RTP

                    RTCP
アプリケーション仮想化手法 その1:App-V



                   クライアント側のリソース


  配信されるもの
  • アプリケーション
    (設定情報含む)
  • ランタイム ライブラリ
     (JRE, VB, .NET など)
  • データベース アクセス
    モジュール
  • ブラウザ各種プラグイン
  • ブラウザ設定情報
アプリケーション仮想化手法 その2:RemoteApp


  あたかもクライアントで動作

               サーバー側のリソース          分離セッション



                   仮想アプリケーションに接続




                      アプリケーションの
   アプリケーションが          画面イメージを転送
   インストールされた RDS
ユーザーセントリックなアプリケーション配信




                  制
                  御
アプリ配信基盤が用意できない場合...ブラウザでアプリケーションを利用す
る
Office 365 + Office WebApps




                                            ブラウザで使用でき
 クラウドベースの     クラウドベースの        クラウドベースの      る
 電子メール &予定表   情報共有 & 共同作業     チャット & 遠隔会議   Office 2010
Office 365 の
        OU
     (組織単位)
              契約毎に OU が作成


              作成された OU 内に
              ユーザー ID を作成



                     初期ドメイン xxx.onmicrosoft.com の
                         xxx 部分が OU の名称になる




51
社内ネットワーク
                          AD FS 2.0
Active Directory の ID                      Office 365 の ID
       contosotakeuchi
                                      連携   takeuchi@contoso.com
シナリオ 3
スマートフォンから
シナリオ3:スマートフォンから

キーワード: Windows Phone 7.5、EAS、IRM
                     Hello      Active Directory
                                Exchange Server
                                 SharePoint Server
    Office 365     Lync
                                   業務サーバー
                             Firewall
  SkyDrive
ビジネスがスマートフォンに求める機能
Windows Phone の代表的な基本機能

          People Hub



          • Twitter や Facebook 等とも連携

          Office Hub
(参考)「ビジネス要件」と対応する機能~基本機能
ビジネス要件           実現するための機能、製品
電話               Windows Phone (au by KDDI)
インターネット ブラウザー    Internet Explorer 9
アドレス帳の管理         People Hub
電子メールの送受信        Outlook mobile (EAS/POP/IMAP)
スケジュール/タスク管理     Calendar
ドキュメントの参照と作成     Microsoft Office Mobile 2010 (Word/PowerPoint/Excel/OneNote)
ドキュメントの管理        Office Hub w/ SharePoint Workspace Mobile 2010
デバイスのスクリーン ロック   PIN (数字、英語大文字、英語小文字、記号)
紛失時の対応           リモート ワイプ、リモート ロック
マルウェア対策          Marketplace (アプリケーションの認可制)、バックグラウンド アプリの
                 制御、IE mobile のロックダウン、Windows Phone の Update
                 マネージド コード、Isolated Storage、IRM
保存されたデータの保護      Isolated Storage ※ IS12T には SD カードは搭載できない
                 データの暗号化
(参考) 「ビジネス要件」と対応する機能~アクセス

ビジネス要件            実現するための機能、製品
Wifi              Open, WEP, WPA (PSK, ENT) , WPA2 (PSK,    ENT)
                  プロキシ設定, プロキシ認証

Bluetooth         V2.1 (2007 年 3 月公開)、MS 製ドライバーのみ
ネットワーク            IPv4(DHCP)              Wifi の準備が必要
                  WinSockets (UDP, TCP)
                  HTTP/HTTPS (128-bit or 256-bit SSL)
証明書               . cer、. p7b、. pfx
認証                •   Basic 認証 over SSL (Exchange)
                  •   証明書ベース認証 over SSL (Exchange)
• ADドメインへの参加不可    •   PEAP-MSCHAPv2 (Wifi)
• アプリ間での資格情報交換    •   UAG (SharePoint Workspace Mobile)
  不可(SSO はできない)
                  •   Windows 統合認証
                      (IE、SharePoint Workspace Mobile、Outlook mobile)
(参考) 「ビジネス要件」と対応する機能~社内との連携
ビジネス要件               実現するための機能、製品
認証およびアクセス管理          •   Active Directory Domain Service (認証)
                     •   Active Directory Rights Management Service (権限管理)
                     •   Active Directory Federation Service (認可)
                     •   Active Directory Certification Service (証明書)
                     •   Windows Azure AppFabric Access Control Service
セキュリティ ポリシー管理        Exchange ActiveSync (EAS)
デバイスの統合的な構成管理        System Center Configuration Manager 2012 + EAS
ドキュメントの集中管理          SharePoint Server
保護されたメール/ドキュメントの参照   EAS + Information Rights Management (IRM)
OS の更新/セキュリティ パッチ    Zune
アプリケーションの配布/更新       Marketplace 経由、隠しURL
社外から社内リソースへのアクセス     Forefront UAG + Active Directory
オンライン ミーティング         Lync Server 2010 + Lync mobile
Windows Phone 7.5 で有効な EAS セキュリティポリシー
                                          Exchange 2007   Exchange 2010
 EAS Policy:          Exchange 2003 SP2
                                            (BPOS)        (Office 365)
 パスワードを要求する                 Yes               Yes             Yes
 パスワードの有効期限(日)               No               Yes             Yes
 パスワードリサイクルカウント              No               Yes             Yes
 簡易パスワードを許可                  No               Yes             Yes
 パスワードの最小桁数                  No               Yes             Yes
 アイドル状態になってからログオンが要
                             No               Yes             Yes
 求されるまでの時間 (分)
 デバイスをワイプする前にサインインに
                             No               Yes             Yes
 失敗した回数
 英数字のパスワードが必要                No               Yes             Yes
 パスワードに含めなければならない文字
                             No               Yes             Yes
 セットの数
System Center Configuration Manager 2012 による
デバイスの集中管理
 • 企業内デバイスの統合的な構成管理
 • Mobile Device Management 機能 を統合
    • デバイス セキュリティ ポリシーの統合管理
    • リモートワイプ                              Exchange 2010
                             SCCM 2012
    • レポート                                 Exchange Online

                             Exchange
                            Connector

                                                     Exchange
                                                     ActiveSync



                                        EAS をサポートしているデバイス
参考
マイクロソフト社員のワークスタイル
マイクロソフト社員のルール

    参加しなければ社内リソース
    にアクセスできない


•   PC は社内 ADドメインに参加すること
•   PC の HDD は暗号化すること(BitLocker)
•   PC は BIOS ロックすること
•   セキュリティ教育を受講しテストにパス
                      • オンライン トレーニン
                        グ
                      • 毎年期初に実施
                      • 必ず署名
社員が新しい PC を使い始めるには

 Step1: 社内 Active Directory ドメインに参加
       • 個人のユーザー ID とパスワードを使用 (入社時に支給)
 Step2: 検疫 (Network Access Protection)
       •   Windows Update の強制適用
       •   System Center Endpoint Security が強制インストール
       •   構成管理ソフトウェアが強制インストール
       •   セキュリティ レベルが満たされると Wifi にアクセス可能
       •   Bitlocker によるハードディスクの暗号化
 Step3: 必須ソフトウェアのセットアップ
       • WORD/EXCEL/PowerPoint 2010 (文書作成に必須)
       • Outlook 2010 (メール、スケジュール管理、暗号化メールの送受信)
       • Lync 2010 (内線、外線、オンライン ミーティングで必須)
ちなみに...こんな仕組みもあります

  • 有線で PC を接続すると、OS を自動セットアップ
  • 必須ソフトも自動インストール


                             構成管理サーバー
                      System Center Configuration Manager




   接続時にはユーザー
   ID とパスワード必須
セキュリティ ポリシー

 社内アクセスが可能な PC には、どこにいても強制的に適用
                    Direct Access による
持ち出した PC を社外から利用するには

                         Direct Access を
                             使うため

                                   一度は社内に持ち込
                                    む必要がある
   セットアップ ツールが自動的にインストールされる

                                           オンライン
ポリシーが満たされていないとアクセスが制限される
  • リアルタイムに判定




          Internet    企業内
                     ネットワーク
とある公共ネットワークでアクセスが制限された例

                原因はセキュリティパッチの適用状況
3 月 11 日 東日本大震災時の業務スタイル
 • 期間: 3 月 14 日~ 18 日
 • 社員は強制自宅待機
 • 9:00 Lync で点呼 (部署単位)
   |
   |在宅勤務
   |オンライン ミーティング
   |
 • 18:30 Lync で点呼 (部署単位)
ちなみに...在宅勤務に移行すると会社での電力消費量は 0 に
  家庭での電気料金例 850円/月          [想定条件]
                            ・Windows 7 ノートブック 1台
                             (平均消費電力量 16W)
                            ・稼働時間: 8時間 / 日
                            ・東京電力:      従量電灯B 30A
                                  使用量 5 kWh での試算



                                     89.8

                     53.4
                                                    47.7




      震災前平日平均   在宅期間中平日平均         通常業務後平日平均         休日平均
                             照明     コンセント      動力
(参考)省電力な Windows 7 ノートブック
 旧型デスクトップから最新ノートブックへの移行で電力消費量 約 84% 削減

         タイプ別 PC 1 台あたりの
                                           企業の 1か月の消費電力例
            平均消費電力量
                                       (PC 5,000 台、8時間 / 日 を想定)
 ※ XP: 2006 年, 7: 2010 年の売れ筋モデルで計測
  120
                                     Windows       全台       約 8 万
        XP
  100                                XP          デスクトップ        kWh
                                                   全台       約 3 万
  80
                                                 ノートブック        kWh

  60                                 Windows 7     全台       約 4 万
              7                                                kWh
        102                                      デスクトップ
  40                 XP                            全台       約 1 万
              52                                 ノートブック        kWh
  20                        7
                     36
                            16
   0
システム管理
IT 伏魔殿にうずまく欲望
    新しいソフトをテストしたい
                     運用を自動化したい


インシデント対応の進                セキュリティパッチの適用を強制したい
捗報告をしたい
                          パスワードポリシーを強化したい

業務にアクセス権
が欲しい
                               新しい開発環境が欲しい
ファイルサーバー
の容量を増やして                       アプリのパフォーマンス
ほしい                            を監視したい

新しいOfficeが使いたい

あの日の思い出を復元して!              ライセンスの利用状
                           況を一元管理したい

    自分のデバイスを
    使わせろ            リソースの利用状況レポートを見せろ
System Center 2012 or Windows Intune
System Center 2012 全体像   プライベートクラウド/
                         パブリッククラウド管理




                            エンドポイント
                             セキュリティ
System Center 2012 ラインナップ
                                                                                         システム管理コンポーネントの統合製品

                                   システム構成管理.ユーザー要求に基づいたアプリケーション配布やマルウエア対策ツールとの統合など、従来
                                   からの Windows クライアント/サーバーの構成管理機能をさらに強化。新たにiPhoneやAndroidなどのデバイス
                                   管理機能を本バージョンより搭載
                                   マルウェア対策機能(旧 Forefront Endpoint Protection) を System Center のコンポーネントとして提供、
                                   Configuration Manager を管理基盤とし、ウイルス検知状態の確認等を実施
                                   システム稼働監視. サーバーの稼働監視だけではなく、ネットワーク監視やアプリケーションの可用性や性能
                                   等の緻密な監視機能(旧AVICode)を搭載
                                   仮想環境管理. Hyper-V, VMware, Xen等の複数仮想化基盤に対応.物理/仮想サーバーの管理だけではなく、 ス
                                   トレージ, ネットワーク, アプリケーションの多岐にわたるリソースを統合管理することで、柔軟なプライ
                                   ベートクラウド環境を実現
                                   データ保護管理. アプリケーション, 仮想環境, サーバー, クライアントのデータをディスクやテープに対す
                                   るバックアップ/リカバリー機能を提供.BCP/DRといった遠隔地の環境を保護/復旧するシナリオに対応

                                   ITプロセス管理. システム運用管理にともなう様々なタスクをRunbook(作業フロー)としてデザイン、統合管理
                                   し、ITプロセスの自動化を実現 (旧 Opalis)
                                   ITサービス管理. CMDBを中心としたITILベースのインシデント管理, 問題管理等の機能を提供. さらにセルフ
                                   サービスポータル機能と、他のSystem Center製品と連携した総合的なITサービス管理基盤を提供
                                   プライベート&パブリッククラウドサービス管理. アプリケーション管理者にプライベートクラウドとパブ
                                   リッククラウド(Windows Azure)との統合的なセルフサービス管理ポータルを提供

     その他の System Center 製品群
     System Center Advisor                  : クラウドベースのサーバー管理サービス (Windows Server / SQL Server の SA 特
77   典)
     System Center 2012 Unified Installer   : System Center 製品の統合インストーラー
System Center Configuration Manager 2012
"デバイスの構成管理"から、"エンドユーザーサービスの管理"へ
ユーザーが使用する"デバイス"を構成管理・配布するのではなく、
"ユーザー向けサービス"を構成管理するツールに進化
  ユーザープロファイルに応じたアプリケーションの配布コントロール
  ユーザーの使用状況に応じたアプリケーション実行環境の自動選択
    通常のアプリケーション, 仮想アプリケーション(App-V), リモートアプリケーション(Remote App)

シンプルなサーバー構成と管理タスクの実現
  ロールベース設定による管理者権限構成をシンプル化
  サーバーロールの整理・統合による柔軟なサーバー配置とサーバー数の低減
  更新プログラム配布タスクの自動化
  構成チェック(DCM)と、問題の自動修復機能の提供



 "ユーザー中心の管理"                                                   自身の所有するクライアントマシン
 ユーザーのデバイス利用形態に応じた、柔軟なアプ                                       通常インストールアプリケーション
 リケーション配布管理を提供。
                                                               別部署の借りたクライアントマシン
 従来の"このデバイスにこのアプリケーションを配
 布する"、"このデバイスをこういう構成にする"と                                      App-Vでのテンポラリインストールで利用
 いう考え方からの脱却
                                                               レンタルマシン
                                                               リモートAppによる同一アプリケーションの提供

                                                               モバイル端末
                                                               専用アプリケーションをサービスパッケージとして
                     2012                                      管理提供
System Center Operations Manager 2012




           監査・監視・パフォーマンス
           データ収集とレポーティング                          .NET,WebSpehre, WebLogic,
                                                  JBOSS, Tomcat...
   管理パック                                 カスタム業務アプリケーションの
                                              稼働監視
                                                        ネットワーク監視
                                  アラートによる通知



                        Vicinity Dashboard や
                      カスタムビューによる全体監視
System Center Virtual Machine Manager 2012
 物理サーバー、ネットワーク、ストレージを統合的に管理
   クラウドコンピューティングに必要な構成要素を ”ファブリック” として統合的に管理
   Hyper-V, VMware ESX, XenServer の管理をサポート
   Dynamic Optimization により、仮想マシンを動的に再配置してサーバーリソースを最適化
 エンドユーザーによるプライベートクラウド環境を利用するための機能を提供
   利用者に対してプライベートクラウドの環境の管理権限を適切に委任
   個人や部門毎にプライベートクラウドとして使用できるリソースを制限
 プライベートクラウド環境のメンテナンスに必要な各種サービスを提供
   Server App-V 機能:プライベートクラウド環境に対して、App-V テクノロジーによって
   仮想化されたサーバーアプリケーションを動的に展開
   WSUS 連携:更新プログラム適用、電源管理 などの提供



 アプリケーション展開



 更新プログラム適用



     電源管理
                                                         一般利用者に    作成された
                 プライベートクラウドを構成する物理環境                      割り当て  プライベートクラウド環境
                      (ファブリック)                 一般利用者
System Center Data Protection Manager 2012




コンソールによる集中管理                               一次オペ    ヘルプ    エスカレー   テープ
                                           レータ     デスク    ション担当   管理者
                               ジョブと          Y        Y     Y           Y
                               アラート監視
                               レポートの         N        N     N           N
                               管理
                               バックアップの再実     N        Y     Y           Y
                               行
                               復旧            N        N     N           Y

 SCOM による DPMの集中監視とコンソール切り替え                     ロールベースの管理者権限
System Center Orchestrator 2012
 ITタスクの自動化・標準化を行うスケジューリング・タスク管理製品
   単純作業と手動作業の削減による管理コスト削減
   運用管理サービスの信頼性、パフォーマンス、可用性の向上
 自動化フローのデザインとテスト環境を提供
   個別処理コンポーネントをドラッグ&ドロップし、接続するだけでフローのデザインが可能
   プログラミングツールライクの、強力なデバッグ&テスト環境を提供
   他システム連携のための様々なコネクター群を提供 (以下は抜粋。プラン中のものも含む)
    • Microsoft                     • CA                    • BMC                   • HP
      ‣   Active Directory           ‣   CA Service Desk     ‣ BMC Atrium CMDB       ‣   HP Service Manager
      ‣   Configuration Manager      ‣   CA Unicenter NSM    ‣ BMC Event Manager     ‣   HP OVO – Windows
      ‣   Service Manager            ‣   CA Spectrum                                 ‣   HP iLO and OA
      ‣   Virtual Machine Manager    ‣   CA eHealth                                  ‣   HP Network Node Manager
      ‣   Data Protection Manager    ‣   CA AutoSys                                  ‣   HP Asset Manager
      ‣   Operations Manager                                                         ‣   HP OVO Unix – HPUX
                                                                                     ‣   HP OVO Unix - Solaris


様々な管理タスクの自動化                                                                       Runbook デザイナー                                ファイルサーバー
IT管理タスクの自動化 (例) パスワードリセット
                                                                                                                                    構成管理

                                                                                                                                      Hyper-V


初期障害対応の自動化 (例) 障害発生ホストへのPingテスト                                                                                                      ディレクトリ
                                                                                                                                     サービス
                                                                                                                                他社管理ツール

                                                                                                                   * 管理UIは英語版
System Center Services Manager 2012




                                                     変更管理
 インシデント&問題管理



               サービスポータル             運用ワークフロー


  オペレーション管理               リクエスト管理                        構成管理
               ナレッジ                      CMDB



                                                 その他の
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                          コネクタによる接続
System Center App Controller 2012




プライベート クラウド・パブリック クラウドのシームレスな管理
                                                  プライベート クラウド
   アプリケーション                      IT管理者
   オーナー         App Controller




 セルフサービスポータル

                                 デベロッパー           パブリック クラウド
         業務要求                       システム開発と運用管理    ITインフラ
WINDOWS INTUNE ARCHITECTURE




•   更新プログラムの管理
•   マルウェアからの PC の保護
•   プロアクティブな PC の監視
•   リモート アシスタンス
•   ハードウェアおよびソフトウェア インベントリの追跡
•   セキュリティ ポリシーの設定
USER CENTRIC MANAGEMENT -LOGICAL ARCHITECTURE
                         On-Prem                                Microsoft Cloud
                                                                                          Users


             Directory
            Synchroniz
                           Sync AD user data into the cloud       Azure Active
               ation                                               Directory




   Active                                                                  Sync user data to
  Directory                                                                 Windows Intune


                            Manage User device affinity


    Users                Publish software & policies to users
まとめ
フレキシブル ワークスタイルを実現するインフラの全体像




                     • Active Directory
                     • Direct Access
                     • Hyper-V+リモートデスクトップ

 リモート デスクトップ クライアン
 ト
まとめ
無償トレーニングのご案内
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                                                                                 Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation.
                                                                             MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.

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マイクロソフトのITコンシューマライゼーション2 - フレキシブルワークスタイルを支えるテクノロジー 第2版

  • 1. 第2部 Windows XP ではできないことがあります Windows デバイス による柔軟なワークスタイルの全体像 ~ Flexible Workstyle を支えるテクノロジー 日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト 安納 順一 (あんのう じゅんいち) http://blogs.technet.com/junichia/ twitter: @junichia, facebook: junichia
  • 4. Business Ready Security リスク管理と利用環境の向上によりビジネスを拡大する 全てを保護し,どこ 全社レベルでのセキュ からでもアクセス Identity リティの統合と浸透 安全性と相互運用性 セキュリティとコンプライアンス の管理をシンプルに
  • 5. ユーザー セントリック ネットワーク ホスト Access 情報 ID アプリケーション
  • 6. Active Directory の役割 Identity の証明機関(Identity Provider) 認証 • ldap/kerberos/ntlm /radius/nis/CA/802.1x AD DS AD LDS リポジトリ • ユーザー/組織/グループ/ホスト • 証明書 構成管理 • グループポリシー AD CS 証明書の発行、失効 AD RMS 権限管理 • ライツマネジメントサービス 役割管理 AD FS • クレーム管理 • セキュリティトークン発行
  • 7. Business Ready Security ソリューションの全体像 統合セキュリティ メッセージ保護 安全な クライアント保護 コラボレーション 情報の保護 IDとアクセスの管理
  • 8. (余談) WINDOWS SERVER 2012 を迎えるにあたり 覚えておきたいこと クレームベースセキュリティ
  • 9. 現実世界のクレームベースセキュリティ(例) 信頼 日本国政府 米国政府 本人 信頼 発 • 顔 行 • 指紋 健保番号 空港 /免許証番号 出 ビザ 入 /住民票 • 滞在可能期間 国 国 パスポート 入国申請書 • 発行国 • 滞在期間 • 氏名 • 滞在先 • 有効期限 • 旅券番号 パスポート • 写真 ・ • 出国印 ・
  • 10. 現実世界のクレームベースセキュリティ(例) IdP/CP RP/SP 信頼 オーソリティ オーソリティ 日本国政府 米国政府 (各種機関) セキュリティトークン (各種機関) 主体 /アサーション 本人 信頼 発 • クレーム 顔 行 • クレーム 指紋 空港 健保番号 ビザ リ /免許証番号 出 • クレーム 滞在期間 入 ソ /住民票 国 ー 国 入国申請書 ス パスポート • クレーム 滞在期間 • 発行国 • クレーム 滞在先 • 氏名 • 署名 有効期限 パスポート • 旅券番号 ・ 署名 • 写真 ・ • 出国印
  • 12. セキュリティ トークン/アサーション セキュリティトークン/ アサーション
  • 13. クレームベースセキュリティ ③ 発行 セキュリティ ④ 提示 ②クレーム トークン ⑤ セキュリティトークンの 署名をチェック ⑥ ユーザーのクレームを取 利用者 得 ⑦ ユーザーのロールを決定 ⑧ アクセスを認可
  • 14. アイデンティティフェデレーションを使用した 認証から承認までの流れ(Passive Web SSO の場合) AD DS : Active Directory Domain Service AD FS : Active Directory Federation Service WIF : Windows Identity Foundation WIF 6 クラウド(SP/RP) オンプレミス(IdP/CP) 1 7 4 2 3 5 AD DS AD FS 2.0 IE7以降
  • 15. Passive Web SSO の流れ ①ブラウザを使用してアプリケーションにアクセス ②アプリケーションが信頼している CP にリダイレクト ③セキュリティトークン発行のために CP 側 で認証 ④認証が完了するとクレームが収集され、ルールにのっとっ てロールを決定後、セキュリティトークンが生成される ⑤セキュリティトークンはブラウザーが送られ、ブラウザか らアプリケーションにリダイレクト ⑥セキュリティトークンがアプリケーション内で解析され、 ユーザーのアクセス権が決定 ⑦アプリケーションの画面がブラウザに送信
  • 20. シナリオ1:社内のデバイスを社外から キーワード: DiectAccess、Lync、Bitlocker Hello Exchange Server SharePoint Server Office 365 各種業務サーバー Lync ファイル サーバー Firewall SkyDrive Direct Access Bitlocker/Bitlocker to go
  • 21. Windows 7 Enterprise 法人向け上位エディション ■ セキュリティと ■ PC 管理の合理化 コンプライアンスの強化 イメージ展開 BitLocker ドライブ暗号化 ネイティブ ブート VHD BitLocker To Go 多言語ユーザー インターフェース AppLocker (MUI) 仮想 OS を 4 インスタンスまで ■ 様々な場所から情報にアクセス 無償で利用可能 DirectAccess デュアル ブート用 OS は無償で BranchCache 利用可能 21
  • 22. デスクトップの移行と最適化を支援 Microsoft Desktop Optimization Pack (MDOP) デスクトップ展開の促進、管理性の向上 仮想アプリケーションの動的配信ソリューション 仮想デスクトップの管理ソリューション アセット管理ソリューション グループ ポリシーの拡張ソリューション BitLocker の適用・状況把握・障害対応 デスクトップ障害を修復する強力なツール群 Microsoft User Experience ユーザー状態を異なるバージョンのOS間でローミング Virtualization (UE-V)
  • 23. 社外から社内にアクセス ~ Direct Access 社内ネットワーク INTERNET Firewall Direct Access ドメインコントローラー Hotel Server 評価 Network Access Protection 業務サーバー 検疫ネットワーク
  • 24. MBAM サーバー Web ポータル MBAM クライアント の設定 ・レポート機能 - PC 紛失時の状態確認 - 暗号化状況の可視化 ・回復キーの参照 - PIN 紛失時の対応 - 参照履歴のレポート ・ワンタイムの回復キーを提供
  • 25. Lync
  • 26. Lync
  • 28. シナリオ2:自分のデバイスから キーワード: VDI、Lync、Office 365 AD Virtual Hello Desktop Infrastructure Lync File Server Hyper-V & RDS Office 365 Gateway リモート デスクトップ クライアン ト Firewall リモート デスクトップ クライアント
  • 29. 個人デバイス利用(BYOD)の課題 • 個人デバイスの安全性が社内環境に及ぼす影響 • 個人デバイスを介した社内データの漏えい • 社外から社内リソースへのアクセス方法 • 社内で使用しているOAアプリケーションやブラウザとの互換性 • 社内で使用している個人環境の再現 Active Directory Network Policy Service
  • 30. 要は、 • 個人デバイスの安全性が社内環境に影響を及ぼさない • 個人デバイスを介して社内データが漏えいしない • 社外から社内リソースにアクセスできる • 社内で使用しているOAアプリケーションやブラウザと同じものが使える • 社内で使用している個人環境を再現できる
  • 31. こんな方法はどうでしょう? リモート デスクトップを使用して社内 PC を操作 操作するだけ ※管理者側で、「持ち出せる」ように設定することは可能です
  • 32. リモートデスクトップ 操作するだけ • ローカル PC からの”セッション分離”を実現 A B ち こ 遠隔操作 画面転送
  • 33. リモート デスクトップ プロトコル(RDP) キー入力/マウス入力 RDP(Remote Desktop Protocol) 画面
  • 38. VDI: Virtual Desktop Infrastructure  クライアントを仮想化 RDP RDP RDP
  • 39. クライアント OS 仮想化の課題 RDP & RemoteFX Dynamic Memory Pooled Virtual Desktop System Center シリーズ Windows Intune
  • 42. 個人環境の永続化について Personal Virtual Desktop • 利用者専用の仮想クライアント • 仮想デスクトップ上に行った変更(アプリケーションのイ ンストール等)は永続化される(差分VHD) • 利用者は仮想クライアントに対して管理権限を持つ Pooled Virtual Desktop • 仮想クライアントは共有される • ログオフすると別のユーザーに開放される • 次回も同じクライアントにログオンできるとは限 らない • 移動ユーザープロファイルを使用することで個人 環境の保存が可能
  • 47. アプリケーション仮想化手法 その1:App-V クライアント側のリソース 配信されるもの • アプリケーション (設定情報含む) • ランタイム ライブラリ (JRE, VB, .NET など) • データベース アクセス モジュール • ブラウザ各種プラグイン • ブラウザ設定情報
  • 48. アプリケーション仮想化手法 その2:RemoteApp あたかもクライアントで動作 サーバー側のリソース 分離セッション 仮想アプリケーションに接続 アプリケーションの アプリケーションが 画面イメージを転送 インストールされた RDS
  • 50. アプリ配信基盤が用意できない場合...ブラウザでアプリケーションを利用す る Office 365 + Office WebApps ブラウザで使用でき クラウドベースの クラウドベースの クラウドベースの る 電子メール &予定表 情報共有 & 共同作業 チャット & 遠隔会議 Office 2010
  • 51. Office 365 の OU (組織単位) 契約毎に OU が作成 作成された OU 内に ユーザー ID を作成 初期ドメイン xxx.onmicrosoft.com の xxx 部分が OU の名称になる 51
  • 52. 社内ネットワーク AD FS 2.0 Active Directory の ID Office 365 の ID contosotakeuchi 連携 takeuchi@contoso.com
  • 54. シナリオ3:スマートフォンから キーワード: Windows Phone 7.5、EAS、IRM Hello Active Directory Exchange Server SharePoint Server Office 365 Lync 業務サーバー Firewall SkyDrive
  • 56. Windows Phone の代表的な基本機能 People Hub • Twitter や Facebook 等とも連携 Office Hub
  • 57. (参考)「ビジネス要件」と対応する機能~基本機能 ビジネス要件 実現するための機能、製品 電話 Windows Phone (au by KDDI) インターネット ブラウザー Internet Explorer 9 アドレス帳の管理 People Hub 電子メールの送受信 Outlook mobile (EAS/POP/IMAP) スケジュール/タスク管理 Calendar ドキュメントの参照と作成 Microsoft Office Mobile 2010 (Word/PowerPoint/Excel/OneNote) ドキュメントの管理 Office Hub w/ SharePoint Workspace Mobile 2010 デバイスのスクリーン ロック PIN (数字、英語大文字、英語小文字、記号) 紛失時の対応 リモート ワイプ、リモート ロック マルウェア対策 Marketplace (アプリケーションの認可制)、バックグラウンド アプリの 制御、IE mobile のロックダウン、Windows Phone の Update マネージド コード、Isolated Storage、IRM 保存されたデータの保護 Isolated Storage ※ IS12T には SD カードは搭載できない データの暗号化
  • 58. (参考) 「ビジネス要件」と対応する機能~アクセス ビジネス要件 実現するための機能、製品 Wifi Open, WEP, WPA (PSK, ENT) , WPA2 (PSK, ENT) プロキシ設定, プロキシ認証 Bluetooth V2.1 (2007 年 3 月公開)、MS 製ドライバーのみ ネットワーク IPv4(DHCP) Wifi の準備が必要 WinSockets (UDP, TCP) HTTP/HTTPS (128-bit or 256-bit SSL) 証明書 . cer、. p7b、. pfx 認証 • Basic 認証 over SSL (Exchange) • 証明書ベース認証 over SSL (Exchange) • ADドメインへの参加不可 • PEAP-MSCHAPv2 (Wifi) • アプリ間での資格情報交換 • UAG (SharePoint Workspace Mobile) 不可(SSO はできない) • Windows 統合認証 (IE、SharePoint Workspace Mobile、Outlook mobile)
  • 59. (参考) 「ビジネス要件」と対応する機能~社内との連携 ビジネス要件 実現するための機能、製品 認証およびアクセス管理 • Active Directory Domain Service (認証) • Active Directory Rights Management Service (権限管理) • Active Directory Federation Service (認可) • Active Directory Certification Service (証明書) • Windows Azure AppFabric Access Control Service セキュリティ ポリシー管理 Exchange ActiveSync (EAS) デバイスの統合的な構成管理 System Center Configuration Manager 2012 + EAS ドキュメントの集中管理 SharePoint Server 保護されたメール/ドキュメントの参照 EAS + Information Rights Management (IRM) OS の更新/セキュリティ パッチ Zune アプリケーションの配布/更新 Marketplace 経由、隠しURL 社外から社内リソースへのアクセス Forefront UAG + Active Directory オンライン ミーティング Lync Server 2010 + Lync mobile
  • 60. Windows Phone 7.5 で有効な EAS セキュリティポリシー Exchange 2007 Exchange 2010 EAS Policy: Exchange 2003 SP2 (BPOS) (Office 365) パスワードを要求する Yes Yes Yes パスワードの有効期限(日) No Yes Yes パスワードリサイクルカウント No Yes Yes 簡易パスワードを許可 No Yes Yes パスワードの最小桁数 No Yes Yes アイドル状態になってからログオンが要 No Yes Yes 求されるまでの時間 (分) デバイスをワイプする前にサインインに No Yes Yes 失敗した回数 英数字のパスワードが必要 No Yes Yes パスワードに含めなければならない文字 No Yes Yes セットの数
  • 61. System Center Configuration Manager 2012 による デバイスの集中管理 • 企業内デバイスの統合的な構成管理 • Mobile Device Management 機能 を統合 • デバイス セキュリティ ポリシーの統合管理 • リモートワイプ Exchange 2010 SCCM 2012 • レポート Exchange Online Exchange Connector Exchange ActiveSync EAS をサポートしているデバイス
  • 63. マイクロソフト社員のルール 参加しなければ社内リソース にアクセスできない • PC は社内 ADドメインに参加すること • PC の HDD は暗号化すること(BitLocker) • PC は BIOS ロックすること • セキュリティ教育を受講しテストにパス • オンライン トレーニン グ • 毎年期初に実施 • 必ず署名
  • 64. 社員が新しい PC を使い始めるには Step1: 社内 Active Directory ドメインに参加 • 個人のユーザー ID とパスワードを使用 (入社時に支給) Step2: 検疫 (Network Access Protection) • Windows Update の強制適用 • System Center Endpoint Security が強制インストール • 構成管理ソフトウェアが強制インストール • セキュリティ レベルが満たされると Wifi にアクセス可能 • Bitlocker によるハードディスクの暗号化 Step3: 必須ソフトウェアのセットアップ • WORD/EXCEL/PowerPoint 2010 (文書作成に必須) • Outlook 2010 (メール、スケジュール管理、暗号化メールの送受信) • Lync 2010 (内線、外線、オンライン ミーティングで必須)
  • 65. ちなみに...こんな仕組みもあります • 有線で PC を接続すると、OS を自動セットアップ • 必須ソフトも自動インストール 構成管理サーバー System Center Configuration Manager 接続時にはユーザー ID とパスワード必須
  • 66. セキュリティ ポリシー 社内アクセスが可能な PC には、どこにいても強制的に適用 Direct Access による
  • 67. 持ち出した PC を社外から利用するには Direct Access を 使うため 一度は社内に持ち込 む必要がある セットアップ ツールが自動的にインストールされる オンライン
  • 68. ポリシーが満たされていないとアクセスが制限される • リアルタイムに判定 Internet 企業内 ネットワーク
  • 69. とある公共ネットワークでアクセスが制限された例 原因はセキュリティパッチの適用状況
  • 70. 3 月 11 日 東日本大震災時の業務スタイル • 期間: 3 月 14 日~ 18 日 • 社員は強制自宅待機 • 9:00 Lync で点呼 (部署単位) | |在宅勤務 |オンライン ミーティング | • 18:30 Lync で点呼 (部署単位)
  • 71. ちなみに...在宅勤務に移行すると会社での電力消費量は 0 に 家庭での電気料金例 850円/月 [想定条件] ・Windows 7 ノートブック 1台 (平均消費電力量 16W) ・稼働時間: 8時間 / 日 ・東京電力: 従量電灯B 30A 使用量 5 kWh での試算 89.8 53.4 47.7 震災前平日平均 在宅期間中平日平均 通常業務後平日平均 休日平均 照明 コンセント 動力
  • 72. (参考)省電力な Windows 7 ノートブック 旧型デスクトップから最新ノートブックへの移行で電力消費量 約 84% 削減 タイプ別 PC 1 台あたりの 企業の 1か月の消費電力例 平均消費電力量 (PC 5,000 台、8時間 / 日 を想定) ※ XP: 2006 年, 7: 2010 年の売れ筋モデルで計測 120 Windows 全台 約 8 万 XP 100 XP デスクトップ kWh 全台 約 3 万 80 ノートブック kWh 60 Windows 7 全台 約 4 万 7 kWh 102 デスクトップ 40 XP 全台 約 1 万 52 ノートブック kWh 20 7 36 16 0
  • 74. IT 伏魔殿にうずまく欲望 新しいソフトをテストしたい 運用を自動化したい インシデント対応の進 セキュリティパッチの適用を強制したい 捗報告をしたい パスワードポリシーを強化したい 業務にアクセス権 が欲しい 新しい開発環境が欲しい ファイルサーバー の容量を増やして アプリのパフォーマンス ほしい を監視したい 新しいOfficeが使いたい あの日の思い出を復元して! ライセンスの利用状 況を一元管理したい 自分のデバイスを 使わせろ リソースの利用状況レポートを見せろ
  • 75. System Center 2012 or Windows Intune
  • 76. System Center 2012 全体像 プライベートクラウド/ パブリッククラウド管理 エンドポイント セキュリティ
  • 77. System Center 2012 ラインナップ システム管理コンポーネントの統合製品 システム構成管理.ユーザー要求に基づいたアプリケーション配布やマルウエア対策ツールとの統合など、従来 からの Windows クライアント/サーバーの構成管理機能をさらに強化。新たにiPhoneやAndroidなどのデバイス 管理機能を本バージョンより搭載 マルウェア対策機能(旧 Forefront Endpoint Protection) を System Center のコンポーネントとして提供、 Configuration Manager を管理基盤とし、ウイルス検知状態の確認等を実施 システム稼働監視. サーバーの稼働監視だけではなく、ネットワーク監視やアプリケーションの可用性や性能 等の緻密な監視機能(旧AVICode)を搭載 仮想環境管理. Hyper-V, VMware, Xen等の複数仮想化基盤に対応.物理/仮想サーバーの管理だけではなく、 ス トレージ, ネットワーク, アプリケーションの多岐にわたるリソースを統合管理することで、柔軟なプライ ベートクラウド環境を実現 データ保護管理. アプリケーション, 仮想環境, サーバー, クライアントのデータをディスクやテープに対す るバックアップ/リカバリー機能を提供.BCP/DRといった遠隔地の環境を保護/復旧するシナリオに対応 ITプロセス管理. システム運用管理にともなう様々なタスクをRunbook(作業フロー)としてデザイン、統合管理 し、ITプロセスの自動化を実現 (旧 Opalis) ITサービス管理. CMDBを中心としたITILベースのインシデント管理, 問題管理等の機能を提供. さらにセルフ サービスポータル機能と、他のSystem Center製品と連携した総合的なITサービス管理基盤を提供 プライベート&パブリッククラウドサービス管理. アプリケーション管理者にプライベートクラウドとパブ リッククラウド(Windows Azure)との統合的なセルフサービス管理ポータルを提供 その他の System Center 製品群 System Center Advisor : クラウドベースのサーバー管理サービス (Windows Server / SQL Server の SA 特 77 典) System Center 2012 Unified Installer : System Center 製品の統合インストーラー
  • 78. System Center Configuration Manager 2012 "デバイスの構成管理"から、"エンドユーザーサービスの管理"へ ユーザーが使用する"デバイス"を構成管理・配布するのではなく、 "ユーザー向けサービス"を構成管理するツールに進化 ユーザープロファイルに応じたアプリケーションの配布コントロール ユーザーの使用状況に応じたアプリケーション実行環境の自動選択 通常のアプリケーション, 仮想アプリケーション(App-V), リモートアプリケーション(Remote App) シンプルなサーバー構成と管理タスクの実現 ロールベース設定による管理者権限構成をシンプル化 サーバーロールの整理・統合による柔軟なサーバー配置とサーバー数の低減 更新プログラム配布タスクの自動化 構成チェック(DCM)と、問題の自動修復機能の提供 "ユーザー中心の管理" 自身の所有するクライアントマシン ユーザーのデバイス利用形態に応じた、柔軟なアプ 通常インストールアプリケーション リケーション配布管理を提供。 別部署の借りたクライアントマシン 従来の"このデバイスにこのアプリケーションを配 布する"、"このデバイスをこういう構成にする"と App-Vでのテンポラリインストールで利用 いう考え方からの脱却 レンタルマシン リモートAppによる同一アプリケーションの提供 モバイル端末 専用アプリケーションをサービスパッケージとして 2012 管理提供
  • 79. System Center Operations Manager 2012 監査・監視・パフォーマンス データ収集とレポーティング .NET,WebSpehre, WebLogic, JBOSS, Tomcat... 管理パック カスタム業務アプリケーションの 稼働監視 ネットワーク監視 アラートによる通知 Vicinity Dashboard や カスタムビューによる全体監視
  • 80. System Center Virtual Machine Manager 2012 物理サーバー、ネットワーク、ストレージを統合的に管理 クラウドコンピューティングに必要な構成要素を ”ファブリック” として統合的に管理 Hyper-V, VMware ESX, XenServer の管理をサポート Dynamic Optimization により、仮想マシンを動的に再配置してサーバーリソースを最適化 エンドユーザーによるプライベートクラウド環境を利用するための機能を提供 利用者に対してプライベートクラウドの環境の管理権限を適切に委任 個人や部門毎にプライベートクラウドとして使用できるリソースを制限 プライベートクラウド環境のメンテナンスに必要な各種サービスを提供 Server App-V 機能:プライベートクラウド環境に対して、App-V テクノロジーによって 仮想化されたサーバーアプリケーションを動的に展開 WSUS 連携:更新プログラム適用、電源管理 などの提供 アプリケーション展開 更新プログラム適用 電源管理 一般利用者に 作成された プライベートクラウドを構成する物理環境 割り当て プライベートクラウド環境 (ファブリック) 一般利用者
  • 81. System Center Data Protection Manager 2012 コンソールによる集中管理 一次オペ ヘルプ エスカレー テープ レータ デスク ション担当 管理者 ジョブと Y Y Y Y アラート監視 レポートの N N N N 管理 バックアップの再実 N Y Y Y 行 復旧 N N N Y SCOM による DPMの集中監視とコンソール切り替え ロールベースの管理者権限
  • 82. System Center Orchestrator 2012 ITタスクの自動化・標準化を行うスケジューリング・タスク管理製品 単純作業と手動作業の削減による管理コスト削減 運用管理サービスの信頼性、パフォーマンス、可用性の向上 自動化フローのデザインとテスト環境を提供 個別処理コンポーネントをドラッグ&ドロップし、接続するだけでフローのデザインが可能 プログラミングツールライクの、強力なデバッグ&テスト環境を提供 他システム連携のための様々なコネクター群を提供 (以下は抜粋。プラン中のものも含む) • Microsoft • CA • BMC • HP ‣ Active Directory ‣ CA Service Desk ‣ BMC Atrium CMDB ‣ HP Service Manager ‣ Configuration Manager ‣ CA Unicenter NSM ‣ BMC Event Manager ‣ HP OVO – Windows ‣ Service Manager ‣ CA Spectrum ‣ HP iLO and OA ‣ Virtual Machine Manager ‣ CA eHealth ‣ HP Network Node Manager ‣ Data Protection Manager ‣ CA AutoSys ‣ HP Asset Manager ‣ Operations Manager ‣ HP OVO Unix – HPUX ‣ HP OVO Unix - Solaris 様々な管理タスクの自動化 Runbook デザイナー ファイルサーバー IT管理タスクの自動化 (例) パスワードリセット 構成管理 Hyper-V 初期障害対応の自動化 (例) 障害発生ホストへのPingテスト ディレクトリ サービス 他社管理ツール * 管理UIは英語版
  • 83. System Center Services Manager 2012 変更管理 インシデント&問題管理 サービスポータル 運用ワークフロー オペレーション管理 リクエスト管理 構成管理 ナレッジ CMDB その他の 外部システム コネクタによる接続
  • 84. System Center App Controller 2012 プライベート クラウド・パブリック クラウドのシームレスな管理 プライベート クラウド アプリケーション IT管理者 オーナー App Controller セルフサービスポータル デベロッパー パブリック クラウド 業務要求 システム開発と運用管理 ITインフラ
  • 85. WINDOWS INTUNE ARCHITECTURE • 更新プログラムの管理 • マルウェアからの PC の保護 • プロアクティブな PC の監視 • リモート アシスタンス • ハードウェアおよびソフトウェア インベントリの追跡 • セキュリティ ポリシーの設定
  • 86. USER CENTRIC MANAGEMENT -LOGICAL ARCHITECTURE On-Prem Microsoft Cloud Users Directory Synchroniz Sync AD user data into the cloud Azure Active ation Directory Active Sync user data to Directory Windows Intune Manage User device affinity Users Publish software & policies to users
  • 88. フレキシブル ワークスタイルを実現するインフラの全体像 • Active Directory • Direct Access • Hyper-V+リモートデスクトップ リモート デスクトップ クライアン ト
  • 91. © 2011 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.

Editor's Notes

  1. Business Ready Security とは、ビジネスの拡大にはセキュリティの管理が不可欠であるという考え方です。セキュリティが管理されたITというのは、利用者の自由を抑えるものではありません。逆に、利用者に対して自由度をあたることができます。つまり、利用環境が向上するわけですね。逆の言い方をすれば、セキュリティによって自由を抑制する方向に向かっているとしたら、そのセキュリティは正しくないと考えるべきです。セキュリティによって安全になったからといって、仕事がやりずらくなっては意味がないわけです。<クリック>我々は、セキュリティは「保護」「アクセス」「管理」という3つの要素から成るととらえています。<クリック>これらはユーザーIDを中心として構成することで、統合性が高く、安全で、相互運用可能なプラットフォームを構築することができます。では、このIDと、密接に統合された3つの要素により何が実現できるのか?<クリック>1つは、全社レベルでのセキュリティポリシーの統合と、末端までの浸透です。一部のシステムでセキュリティレベルが高くても意味がありません。末端まで浸透させてこそセキュリティのメリットを享受できます。<クリック>2つ目が、「全てを保護して、どこからでもアクセスができる」。そのためには、複数のレイヤーをまたがって保護することができなければなりません。複数のレイヤーとはすなわち、「ネットワーク」「コンピューター」「情報」「アプリケーション」です。保護に例外を設けてはいけません。一切のレイヤーが保護されていることで、はじめて、自由なアクセスを許可できるようになります。<クリック>3つ目に「セキュリティとコンプライアンスの管理がシンプル」になります。操作が複雑であったり、手作業が多いと、それは絶対に守られませんし、例外も発生しやすくなります。シンプルであることが、確実な管理の大前提であると認識する必要があります。
  2. このBusiness Ready Security を実現するために、マイクロソフトは6つ中心的なソリューションを提供しています。・1つは情報の保護。これは、コンピュータに保存されている機密情報が故意にしろ過失にしろ、漏えいしないようにするソリューションです。「漏えいしない」というのは、社内に留めておけばよいのか?いえいえ、それだけでは不十分なんです。社外に持ち出されても「読めない」「印刷できない」、ここまで行えないといけません。このソリューションの面白いところは、大量のデータにうずもれた機密情報を、自動的に発見するといったソリューションも含まれています。例えば、個人情報が知らずに書かれているドキュメントを発見するなんてことが可能です。・2つ目がメッセージの保護。電子メールというのは、情報漏えい手段の筆頭です。社外秘を添付して、簡単に外部に送ることができてしまいます。もちろん、故意だけでなく過失の場合もありますから、システムでしっかり監視し、漏えいするまえにフィルターする必要があるわけです。万が一漏えいしてしまったとしても、「情報の保護」ソリューションのように、読めないような仕組みが必要です。・3つ目が安全なコラボレーション。コラボレーションとは、社外パートナー企業との協業のことです。社外のユーザーを社内システムにアクセスさせるのはとても面倒ですし、気を使います。おそらく、大くの企業では実現していないはずです。このソリューションでは、Federationという技術を活用することで、社外ユーザーのユーザーIDを自身の企業で管理することなく、安全にアクセス権を与えることができます。クレーム認証という認証方式を使用しています。・4つ目がクライアント保護。真っ先に思いつくのがウィルスチェックやWindows Updateですね。ただ、それをクライアント単体で実装しているだけでは不十分なのです。企業全体のセキュリティポリシーに合致しているかどうかをチェックし、万が一チェックしていないPCがあったとしたら、即座にネットワークから切り離して検疫するといったことが可能でなければなりません。ほかにも、ハードディスクが暗号化されているか、使ってはいけない危険なアプリケーションを使っていないか、アクセスしてはいけないWEBサイトにアクセスしていないか、想定される一切の危険からクライアントを保護できる必要があります。USBメモリーを使わせない、USBメモリーを強制的に暗号化させるといったソリューションも用意されています。・5つめが統合セキュリティ。ここまでの4つのソリューションを個別のアプリケーションで管理していたのでは、管理者に大きな負荷がかかってしまいます。また、セキュリティポリシーというのは個々のレイヤーで個別に管理するのではなく、すべてのレイヤーで統一されている必要があります。それができなければ、たとえば、クライアントがウィルスに感染したからといって、クライアントをネットワークから切り離すことはできないですし、クライアントの感染が他に影響を与えていないかどうかを調査することも難しくなります。<クリック>これら5つのソリューションの土台となるのが、6つ目の、IDとアクセスを管理するためのソリューションです。確固たるID基盤が構築されていると、ここまでお話した5つのソリューションを実現することができるわけです。