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アジアパシフィックにおける
    ソーシャルメディア・トレンド
        グローバルな視点、ローカル市場での現実
チャールズ・バックウォルター         ニールセンオンライン・ジャパン
                       会長兼CEO
リー・シン                  ニールセンオンライン・チャイナ
                       マネージング・ダイレクター
マーク・ヒギンソン              ニールセンオンライン・オーストラリア
                       デジタルインサイト担当ダイレクター
カーシク・ナガラジャン            ニールセンオンライン・インディア
                       アソシエート・ダイレクター

2010年6月30日
Twitter (NielsenAPAC)で、ディスカッション
をフォローしていただけます。



                                  Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
本日の議題
• 概要:ソーシャルメディアのグローバルでの発展、アジアパシフィック地域
    全般でのトレンド

• アジアパシフィック主要5市場でのソーシャルメディア:
 – 日本
 – 中国
 – インド
 – 韓国
 – オーストラリア

• まとめ:ソーシャルメディアの今後の発展を主導するのはグローバル・
     トレンドか、それともローカル市場で現実に起きていることか?


                                                                                  2



                      Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
ソーシャルメディアの浸透

• 全世界のインターネット人口の74%が、SNSやブログ・
  サイトを訪問

• ソーシャルメディア・サイトへの月平均訪問時間は、
  ほぼ6時間

• インターネットの主要ブランド7つの内、3つはソーシャ
  ル・メディアのブランドが占めている:
      Facebook、Wikipedia、YouTube
                                                                                3



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グローバル・リーチの上昇

                              2009年4月            2010年4月
                   96.3%
                           86.1%
 74.8%                             74.2% 73.9%    73.5%                    77.9% 77.5%
          71.8%
                                                           62.7%                                        59.2%




                                   カ




                                                       ツ




                                                                                     ン
                                               ス




                                                                        ア
                         ル




                                         ス




                                                                                                   ス
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                                                      イ




                                                                                    イ
                                              ン
                                        リ




                                                                                                  イ
                                                                   リ
      リ




                        ジ
日




              韓




                              メ




                                                     ド


                                                                  タ


                                                                               ペ
                                        ギ
    トラ




                                                                                                ス
                                              ラ
                     ラ


                             ア




                                                                 イ
                                             フ




                                                                              ス
                                       イ
                    ブ
   ス
  ー
 オ




メンバー制コミュニティのカテゴリー・リーチ(過去12ヶ月)
                                                                                                                      4

                  (出典:ニールセンオンライン オーディエンス測定サービス。
                     職場&自宅からのアクセス、スイスのみ、自宅からのアクセス)
                                                          Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
に関するデータ

                        • Facebook 人口
5億人                     • 北米の人口を上回る



                        • 2010年第1四半期にFacebookに掲載された
                          ディスプレイ広告数
1750億                   • インターネット・サイトでは最大規模
                        • 2010年広告収入は20億米ドルの見込み

                       • アメリカのFacebookにおけるビジネス「ファン」
20000                    ページ数
                       • 紙の出力に換算すると20000枚以上、高さは
                         約8フィート(2.4メートル)

                                                                                                   5

 (出典: ニールセンオンライン Facebook 分析の現状、Bloomberg Businessweek 2010年6月2日、
      Fortune 2010年5月24日)
                                       Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
Facebook、Twitter、メキシコ湾原油流出に
                         関するネット上の会話数
全ブログ・コメントに占める比率




                  12月18日   1月5日   1月23日   2月10日 2月28日   3月18日   4月5日     4月23日          5月11日          5月29日


                                                            メキシコ湾原油流出

                                                                                                                                   6


                                   (出典:ニールセン BuzzMetrics Blogpulse 米国データ)
                                                                       Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
アジアパシフィック地域全体を見ると、ソーシャルメディアへ
の接触が高いのは「職場」

最もよくアクセスする場所    アジアパシフィック地域
                    平均                 「職場」でのアクセスが最も多い国は

オフィス、または仕事中          32%               タイ:   57%
                                       ベトナム: 50%
寝室                   31%
                                       「職場」でのアクセスが最も少ない国は
利用なし                 16%
                                       日本:  5%
その他                  6%                ニュージーランド:16%

学校                   5%

車                    4%

バス                   3%

電車                   2%

台所                   1%


                                                                                                   7

          (出典:ニールセン・グローバルオンライン調査、2010年4月、
              トータル・ベース n=7063)
                                       Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
商品/サービス購入時に参照する情報:
ネット上の商品レビューは、「信頼に値する情報」の3位にランクイン

                      友人
                   Friends
                     家族
                    Family
    ネットでの商品レビュー
    Online product reviews
              商品サイト
        Product web sites
  ディスカッション・フォーラム
      Discussion forums
           サーチエンジン
           Search engines
               SNSサイト
        Social media sites
                       TV
                       TV
            Newsニュース
                sources
          アルファブロガー
       Influential bloggers
                 上記以外
        None of the above
              知らない人
           Unknown peers
                              0%   10%   20%   30%   40%        50%           60%           70%

             商品やサービスを購入検討する時、最も信頼している情報源
                                                                                                                  8

              (出典:ニールセン・グローバルオンライン調査、2010年4月、
                  トータル・ベース n=7063)
                                                      Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
アジアパシフィック地域全般で、商品レビューが最も重視されてい
るのは電化製品、化粧品、自動車、食品セグメント
 70%

 60%

 50%

 40%

 30%

 20%

 10%

 0%




   商品を購入する際に、最も重視するネット上のレビューや意見

                                                                                                   9

          (出典:ニールセン・グローバルオンライン調査、2010年4月、
              トータル・ベース n=7063)
                                       Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
商品レビューを書く際、良い(ポジティブ)情報の比率が最も高いの
は韓国、対して悪い(ネガティブ)情報の比率が最も高いのは中国
    韓国
   Korea                 日本
                        Japan                台湾
                                            Taiwan
                                                                                   良い情報を共有


                                                                                   悪い情報を共有

     香港
  Hong Kong            オーストラリア
                       Australia       ニュージーランド
                                       New Zealand




    インド
    India              シンガポール
                       Singapore              中国
                                              China




                                                                                                   10

            (出典:ニールセン・グローバルオンライン調査、2010年4月、
                トータル・ベース n=7063)
                                         Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
日本はブログで他の市場を圧倒
アメーバブログ(ameblo.jp)には、700万の一般消費者ブログと6000のタレント
ブログが勢揃いしている。
日本のSNSサイト ランキング(UV数)
              URL                    UV数         コメント数                    カテゴリー
 http://chiebukuro.yahoo.co.jp        26,079          145,214             Q&Aサイト
 http://ameblo.jp                     22,029        1,259,928             ブログ
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                                                                                                                 11


                (出典: ニールセン NetView & BuzzMetrics、2010年4月)
                                                       Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
Twitter の対前年比成長率は1900%
Twitterへのユニーク・ビジター数は、昨年の2万人以下から今年に入って
1000万人に拡大。
                 ユニークビジター数の月別推移

                                                                                                                     9882
10000


                                                                                                                      9344

8000




6000




4000




2000
                                                                                                                      1873


    0
        ’09年4月   ’09年5月   ’09年6月   ‘09年7月   ’09年8月   ’09年9月 ’09年10月 ’09年11月 ’09年12月 ’10年1月   ’10年2月     ’10年3月    ’10年4月                      12


                                    (出典: ニールセン NetView、自宅と職場からのアクセス)
                                                                                    Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
日本におけるソーシャルメディア・トレンド
•   最も顕著なソーシャルメディアは「ブログ」
    日本では毎月、100万超のアクティブ・ブログを収集しているが、これは他のアジア
    パシフィック諸国を大幅に上回っている。企業もブロガーへのアプローチを積極的
    に行なっており、新商品発表時にはブロガーを集めて口コミ波及を狙っている。

•   Twitter のリーチも、今やアメリカを上回る
    2010年4月時点でのTwitter のリーチは日本では16%、対してアメリカでは10%
    (アクティブ・インターネットオーディエンスに占める比率)。企業もTwitter の使用を
    開始、PR活動のサポートとして、公式アカウントを開設する場合も。

•   ソーシャルメディアを介してのエンゲージメント構築は、まだ発展途上
    企業にとって、ソーシャルメディアは多くの消費者に対して自然にアプローチする
    手法。しかしながら、実際にはまだまだ1方向の「プッシュ」型コミュニケーションが
    主流となっている。また、ソーシャルメディアにおけるカスタマー・サポートも初期
    段階にある。

                                                                                          13



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将来的なトレンドの予測
消費者の間で話題になっているサイトは?
Facebook、Naver、グリー、Ustream、あるいは農場系?
                     Twitter   mixi   Facebook    グリー      naver   農場系        Ustream


         月別バズボリュームの推移
  2.5%




  2.0%




  1.5%




  1.0%




  0.5%




  0.0%
           2010年1月         2010年2月               2010年3月             2010年4月                    2010年5月                      14


                                 (出典:ニールセン BuzzMetrics)

                                                                   Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
Ustream は、日本で右肩上がりの成長
                      Facebook    グリー    naver    農場系   Ustream

1.0%
       月別バズボリュームの推移
0.9%


0.8%


0.7%


0.6%


0.5%


0.4%


0.3%


0.2%


0.1%


0.0%
         2010年1月   2010年2月              2010年3月          2010年4月                 2010年5月


                                                                                                                        15


                                 (出典:ニールセン BuzzMetrics)

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ソーシャルメディア全般に対し、中国は
トラフィックの新たなベンチマークに
        カテゴリー別トラフィック(2010年週平均)
       Category Traffic--2010 Weekly Average
                   ユニーク・ブラウザー数(単位:100万)
 400



 300



 200



 100



  0




                                                                                                 16

              (出典:ネットレイティングス CR)

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中国におけるソーシャルメディア環境

                                 Doc.
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          &                                         Instant
       Reputation                                  Messaging

      Social
                                                           Pictures
    Bookmarks
                                Social
     BBS                        Media                         Blog



         Wiki                                             RSS

                  E-                               Live
               commerce                            Casting
                                         Music
                          Microblog




                                                                                                              17



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中国におけるソーシャルメディア・トレンド

• 地元中国のサービス・プロバイダーが      kaixin001.com
  市場を独占。                   農場ゲーム
• 市場自体がまだ収益を最大化するに                                                     Tianya.cn
  至っていない。                                                             BBSチャネル
• 最も人気のあるのはBBS。ソーシャル
  メディア・コンテンツの80%以上が
  BBSに掲載されている。
• ソーシャルメディア初心者の誘導に
  効果的なのは「ゲーム」、一方経験者
  に対して有効なのは「コメント(投稿・    Sina.com
  閲読)」。                マイクロブログ
• 中国のネット上で人気のトピックス                                QQグループ
  は、ソーシャルメディア・タレントの                                 での
  追っかけ。                                            チャット
• 商品・サービスのレビューに関して、
  悪い(ネガティブ)情報を共有する
  傾向が強い。
                                                                                          18



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ソーシャルメディアを使った効果的なブランド・マーケティング
- まずはユーザー体験から、体験を経てエンゲージメントを構築

                                         ブランド/商品調査はソーシャルメディアにお
                                           ける交流を増やし、ROIの達成に貢献




                   中国のSNSユーザーの80%が、実名や本当のプ
            SNSサイト上のゲームでプロダクト・プレースメン
                  ロフィールを出してコメントを投函。そのため、消費
            トを実施すると、認知やリーチを獲得できる。ま
                     者が最も信頼できる情報源となっている。
            た、SNSサイトにとっても最も利益の高い収入源             プロモーション実施にあたり、広告主は
            に。                                   仮想通貨を購入し、仮想ユーザー・
                                                   ロイヤルティ施策を展開。



E-コマースとSNSプラットフォームを組み             ソーシャルメディア・ゲームは交流を活性化し、
合わせることにより、SNSサイト・プラット             新規メンバー獲得に効果的な手段となっている。
フォームでの直販を促進することが可能。




                                                                                                   19



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ソーシャルメディアでの効果的なブランド・マーケティング
- ターゲットにとっての自分事化、ターゲットの言葉で、ソーシャル
  メディア・タレントの人気を最大

   ソーシャルメディア 中国語         本来の意味                           ソーシャルメディア上の
   独自のキーワード                                              意味

                  小黑     黒くて小さいもの                        ThinkPad ノートPC

                  烤土豆    焼きいも                            Intel Duo Core II チップ

                        ソーシャルメディア・タレントと実在タレント
                                人気の比較

 • ソーシャルメディア・
   タレントは実在のタレント
   を凌ぐ人気を獲得。




                                                                                              20



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インドで最もディスカッションが多いのは、映画
(ボリウッド)とエンターテインメントのフォーラム
                       昨年の年間
主要BBS                  コメント数     デモグラフィック属性/サイト内容

forum.santabanta.com   760,901   ボリウッド・タレント、エンタメ情報

india-forums.com       399,209   TV・映画情報、ゴシップのハブ

in.answers.yahoo.com   350,110   Q&Aサイト
                                 MBA 留学/ビジネススクール入試準備用
pagalguy.com           280,161   フォーラム
                                 エンタメ、ユーモアに関するコメントが主な
apnicommunity.com      271,364   一般情報フォーラム

funonthenet.in         216,008   タレント、エンタメフォーラム
                                 インド在住外国人に人気の旅行・ツアー
indiamike.com          191,052   専門サイト
forums.bharat-
   rakshak.com         179,771   防衛、軍事関係サイト

bollywoodhungama.com   168,788   ボリウッド情報フォーラム

bcmtouring.com         142,848   旅行・自動車ファンサイト                                                                  21



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昨年以降、Twitter の人気が加速
• インドのTwitter ユーザー人口の
  57%は、昨年サイトの利用を開始
  したばかり。

• インドのソーシャルメディア・ユーザ
  ー人口の32%は、1日最低1回、             Twitter 等マイクロブログサイトへのアクセス頻度
  Twitter等のマイクロブログサイトにア
                                                                          several times a day
                                                                           1日数回
  クセス
  している。                                                                    1日1回
                                                                          once a day

                                                                          a 週に数回 a week
                                                                            few times
• インドの通信オペレーターAirtelと
  Twitterの提携により、SMS/                                                       週に1回
                                                                          once a week
  テキスト形式でのツイートが可能に                                                        once in a fortnight
                                                                           2週間に1回
  なるため、Twitterの人気がさらに
  加速すると予測される。                                                             once a month
                                                                           月1回

                                                                          less than once a
                                                                            月1回未満
• タレントのTwitter アカウントは頻繁                                                   month
  に主要メディアに取り上げられて                                                           やっていない
                                                                          do not do this
                                                                          activity online
  おり、新たな記者会見方式として
  定着しつつある。                                                                                         22

              (出典:ニールセン・インディア CGMレポート、2010年6月)

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インドにおけるソーシャルメディア・トレンド
1. Facebook はOrkut*から市場シェアを奪取する勢い
      • ソーシャルメディア人口の70%が Orkut を挙げたものの、50%が現在はFacebookを最も
        利用していると回答(対してOrkutを最も利用しているのは38%)。
      • サイトを切り替える利用として最も一般的なのは、「友人が切り替えたから」、「サイトの
        見た目や雰囲気」、「サービスの種類が豊富」。


2. ネット上の商品レビューの購入に対する影響力の                月別バズボリューム


   高まり(特に家電製品*)                                                                               クリケット
     • ネット上の商品レビューを閲覧するインドの消費
      者の55%は、フィードバックを参考に商品を購入す
      るに至っている。
     • レビューに基づいて購入されている商品の代表格
      は、耐久消費財や家電製品(購入の64%に相                                                                           サッカー
      当)。



                                                                                                          テニス
3. 現在、インドで最もバズが大きいスポーツは「サッカー」
    • 先月、クリケットを抜いて1位に。
    • 提示した4つのスポーツの内、インド国技、ホッケーは                                                                          ホッケー

      最もバズの量が少ない。

                                                                                                         23


                *ニールセン・インディア CGMレポート、2010年6月
                **ニールセン BuzzMetrics
                                               Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
インドで人気が高いのは、ドイツ

   • 決勝トーナメントに残るチームに対するセンチメント分析では、バズ・ボリュームも計測した。
   • 分析対象は、過去30日間の投稿コメント。


                              肯定
                             Positive     中立
                                         Neutral       否定
                                                      Negative        一概に言えない
                                                                     Mixed
100%

90%

80%

70%

60%

50%

40%

30%

20%

10%

 0%
        ドイツ
       Germany   アルゼンチン
                 Argentina      スペイン
                                 Spain       ブラジル
                                             Brazil        イングランド
                                                           England           イタリア
                                                                              Italy               メキシコ
                                                                                                  Mexico               フランス
                                                                                                                       France

                                                                                                                               24



                                                                     Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
韓国:主要ソーシャルメディア・サイト
  バズ総量の74.3%を占めているトップ5コミュニティは、全て主要ポータルとなっている。
  人口を考慮すると、韓国はその他アジアパシフィック諸国に比べ、ディスカッション量が非常に多いのが特徴。

ウェブサイト             昨年の年間コメント数       セグメント      デモグラフィック属性/サイト内容
                                               NHNが運営する韓国最大のポータルサイト、Naver のフォーラ
                                   ポータル運営
cafe.naver.com      30,390,091      コミュニティ
                                               ム系コミュニティ・サービス。Naver ユーザーは「カフェ」に集まり、
                                               ありとあらゆるトピックスを共有。
                                   ポータル運営
 cafe.daum.net      29,487,659      コミュニティ
                                   ポータル運営      NHNのブログサービス。Naverのユーザー・アカウントが
blog.naver.com      28,575,614      コミュニティ     あれば、ブログを作成することができる。
                                   ポータル運営
 kin.naver.com      26,736,851      コミュニティ
                                               NHNのQ&Aサービス。

                                   ポータル運営      ダウムコミュニケーションのブログサービス。ダウムのユーザー・
 blog.daum.net      11,179,792      コミュニティ     アカウントがあれば、ブログを作成することができる。

   twitter.com       7,383,554     マイクロブログ     マイクロブログ・サービス(韓国のTwitterアカウントのみを計上)。


  me2day.net         2,872,109     マイクロブログ     NHNによる韓国のマイクロブログ・サービス。

   tistory.com       2,793,798       ブログ       ダウムコミュニケーションが運営するブログサービス。
                                   ポータル運営
blog.cyworld.com     2,459,406      コミュニティ
                                               SKコミュニケーション運営のブログサービス。

                                   ポータル運営      SKコミュニケーションのQ&Aサービス。NateはSKコミュ
 ask.nate.com        2,189,457      コミュニティ     ニケーションが運営するポータル。.
                                                                                                            25

                    1) 韓国のTwitter アカウント:韓国語でのツイートが20%以上。
                    2) 調査期間:2009年5月∼2010年5月
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Naver:コンテンツ発信型サーチ・ポータル

• 韓国のネットユーザーの95%が、毎月Naverを訪問
• Naver単体で、韓国の総CGMの50%以上を生み出している
• Naverカフェ数は600万超
 – 中には150万人のメンバー規模を誇るカフェも存在。
 – 大規模メンバー数を抱えるカフェは、1日2万件以上のコメントが投稿。
 – 消費者と企業両方にとって、非常に重要なコミュニティ。

• KnowledgeInは、NaverのQ&Aサービス
 – 日々6万件以上のQ&Aが発生。
 – 消費者の意見やお薦めを計測するために、頻繁に利用されている。
                                                                                    26



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韓国におけるソーシャルメディア・トレンド

• 影響力の強いポータル・コミュニティ
 – ソーシャルメディア・コンテンツは、主要ポータルの成長戦略として位置づけられている。
 – ダウム運営のフォーラム、「アゴラ」は社会・政治問題の第一人者。

• テクノロジー・ベースのコミュニティは、ポータル・コミュニティに
  次ぐ存在
 – SLRClub – デジカメ、Clien – 携帯レビュー、DCInside – デジカメ専用レビューサイトとして
   発足したが、現在はその他トピックスを含む主要ハブとして機能(例:タレントのゴシップや
   バイラル・ユーモア等)。
 – 上記3サイトには、100万件以上のコメントが投稿。


• ソーシャルメディアやマイクロブログ・サービスが拡大
 – Twitterが爆発的に拡大(2009年5月から2010年5月の成長率1900%)。
    – 当初、Twitterはタレント目当てのユーザーを獲得。
    – 2010年6月の選挙が、ユーザー獲得を加速。
 – Twitterやその他SNSの拡大の裏には、スマートフォンの利用増化がある。
                                                                                              27



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韓国におけるソーシャルメディア・ランキング
TwitterとMe2day の月別UV数

                                       • Twitter のUV数が1900%の成長を
                                         遂げたのに対し、韓国のマイクロ
                                         ブログ・サービスのMe2dayは、
                                         ユーザーが流出。



TwitterとMe2dayのバズボリューム
                                       • Twitterは政治問題や企業イベント
   候補者届出:5月13日
   選挙活動開始:5月20日                          についてディスカッションするため
   選挙:6月2日
   Apple WWDC:6月8日                       の、アクティブなコミュニケーション・
                                         チャネルとして機能。
                                       • Twitterの「再ツイート」は、ソーシャ
                                         ルメディアを拡大する上で、極めて
                                         強力なツール。
                                                                                                          28

                     (出典:ニールセン KoreanClick ログデータ、
                         ニールセン Buzzword ログデータ)
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オーストラリア:主要ソーシャルメディア・サイト


                                      +18%                                                                                                   +99%
                                       UA                                                                                                     UA
                                      ’09年7月∼                                                                                                  ’09年7月∼
                                        ’10年5月                                                                                                   ’10年5月




                             10,000
ユニーク・オーディエンス数(単位:千人)




                                                                                        1,200




                                                           ユニーク・オーディエンス数(単位:千人)
    Unique Audience (000s)




                                                               Unique Audience (000s)
                              8,000                                                     1,000
                                                                                         800
                              6,000
                                                                                         600
                              4,000
                                                                                         400
                              2,000                                                      200
                                 0                                                         0


                                                                                                                                                          29

                                                 (出典:ニールセンNetView)

                                                                                                Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
オーストラリア:主要ソーシャルメディア・サイト
                              昨年の
                                                                                   2010年4月時点
        ウェブサイト                 年間             サイト内容
                                                                                  デモグラフィック属性
                             コメント数
                                       オーストラリアンルール・フットボールの                              男性:55%
                             2,216,045 フォーラム。フットボール以外の話題も                                女性45%
                                       可。                                              21-49才:54%

                                       育児専門の掲示板。ディスカッションは                               男性:47%
                             1,484,926 育児全般に関するトピックスを網羅、                                女性:53%
                                       コミュニティの雰囲気が強いサイト。                               25-34才:41%


                             668,048   自動車ファン・コミュニティ。


                                       ポータル・コミュニティ。一般的な質問を                              男性:54%
                             630,314   投げかけ、大勢からの回答が寄せられ                                女性:46%
                                       る。                                              35-49才:32%


forums.leagueunlimited.com             ナショナル・ラグビーリーグ専門掲示板
                             616,302
                                       (ディスカッション)。

                                                                                                            30



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BigFooty.com:ソーシャルスポーツの事例
 BigFooty.com は、オーストラリアでのスポーツ人気、さらにはソーシャルメディアでスポーツに
 関する話題が盛り上がるという特徴を表している。また、コミュニティを通じて新たな友人関係
 が形成されていることも見てとれる。
                                 メッセージ               フォーラム
 フォーラム                              数              ディスカッション率
 bay 13 (トローリング・フォーラム)           335,152              22.09%
 australian football league      303,825              20.03%
 carlton                         128,965               8.5%
 hawthorn                         76,777               5.06%
 collingwood magpies(AFLサッカーチーム) 68,074                4.49%
 社会、宗教、政治                         43,675               2.88%
 クリケット                            35,007               2.31%
 バスケットボール                         30,630               2.02%


  また、ライフスタイル(料理、ワイン、旅行、家のリフォーム)やマネー
  (ファイナンス、投資、不動産等)に関するフォーラムも存在。
                                                                                                     31



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オーストラリアにおける
        ソーシャルメディア・トレンド
  – ブログよりも「板」
   オーストラリアでは、ソーシャルメディアの中心はブログではなく、ソー
   シャル・ネットワークとなっている。情報発信の手段はコミュニティ(例:
   フォーラム)。

  – エンゲージメント
   ソーシャルメディアとのエンゲージメントの指標、「利用時間」は月平均
   7時間強で、世界でNo.1。

  – 育児:子供をケアするための情報交換
   コミュニティの中でも特に活発なのが、「育児」。新米パパ、ママがベテラ
   ンと交流し、過去の育児経験を共有することが盛んに行なわれている。
   トピックスは育児以外にも生活全般に渡り、コアとなる育児製品とは別
   に、様々なブランドについてのディスカッションが盛んである。
                                                                                  32



                        Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
「Essential Baby」(育児コミュニティ)での
   クルマ情報
                 4,500                                     自動車メーカーのSOV*
                                                           Car Manufacturer SOV*
                 4,000
                                                         Mitsubishi
                                                            三菱
                 3,500                                      13%
                 3,000                                                                                   Ford
                                                                                                        フォード
Message Volume




                 2,500                                                                                    30%
                                                   日産
                                                  Nissan
  メッセージ数




                 2,000                             14%
                 1,500
                 1,000
                  500
                                                   Honda
                                                   ホンダ
                                                                                                          Toyota
                                                                                                           トヨタ
                    0
                                                    16%                                                    27%

                                                                        *上記5社のみ。



                                                                                                              33

                         (出典:ニールセン BuzzMetrics)

                                                    Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
まとめ:ソーシャルメディアに関しては、ローカル市場で
実際に起きていることを理解することが大切
               中国         日本        韓国                   インド                      オーストラリア

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              ローンチ        開設       ソーシャル             構築                               ローンチ
                                    メディア

                                                                                                        34



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出典
BuzzMetrics
サービス提供市場:                    2010年第3四半期に導入予定:
• オーストラリア                   • シンガポール
• ニュージーランド                  • マレーシア
• 中国                        • フィリピン
• 日本
• 韓国
• インド
オンライン オーディエンス測定(パネルデータ)
• オーストラリア                    • 日本
• 中国                         • 韓国

ソーシャルメディア調査レポート
• インドCGMレポート、2010年6月
• オーストラリアにおけるソーシャルメディア・レポート 2010年

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  • 1. アジアパシフィックにおける ソーシャルメディア・トレンド グローバルな視点、ローカル市場での現実 チャールズ・バックウォルター ニールセンオンライン・ジャパン 会長兼CEO リー・シン ニールセンオンライン・チャイナ マネージング・ダイレクター マーク・ヒギンソン ニールセンオンライン・オーストラリア デジタルインサイト担当ダイレクター カーシク・ナガラジャン ニールセンオンライン・インディア アソシエート・ダイレクター 2010年6月30日 Twitter (NielsenAPAC)で、ディスカッション をフォローしていただけます。 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 2. 本日の議題 • 概要:ソーシャルメディアのグローバルでの発展、アジアパシフィック地域 全般でのトレンド • アジアパシフィック主要5市場でのソーシャルメディア: – 日本 – 中国 – インド – 韓国 – オーストラリア • まとめ:ソーシャルメディアの今後の発展を主導するのはグローバル・ トレンドか、それともローカル市場で現実に起きていることか? 2 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 3. ソーシャルメディアの浸透 • 全世界のインターネット人口の74%が、SNSやブログ・ サイトを訪問 • ソーシャルメディア・サイトへの月平均訪問時間は、 ほぼ6時間 • インターネットの主要ブランド7つの内、3つはソーシャ ル・メディアのブランドが占めている: Facebook、Wikipedia、YouTube 3 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 4. グローバル・リーチの上昇 2009年4月 2010年4月 96.3% 86.1% 74.8% 74.2% 73.9% 73.5% 77.9% 77.5% 71.8% 62.7% 59.2% カ ツ ン ス ア ル ス ス ア 本 国 リ イ イ ン リ イ リ リ ジ 日 韓 メ ド タ ペ ギ トラ ス ラ ラ ア イ フ ス イ ブ ス ー オ メンバー制コミュニティのカテゴリー・リーチ(過去12ヶ月) 4 (出典:ニールセンオンライン オーディエンス測定サービス。 職場&自宅からのアクセス、スイスのみ、自宅からのアクセス) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 5. に関するデータ • Facebook 人口 5億人 • 北米の人口を上回る • 2010年第1四半期にFacebookに掲載された ディスプレイ広告数 1750億 • インターネット・サイトでは最大規模 • 2010年広告収入は20億米ドルの見込み • アメリカのFacebookにおけるビジネス「ファン」 20000 ページ数 • 紙の出力に換算すると20000枚以上、高さは 約8フィート(2.4メートル) 5 (出典: ニールセンオンライン Facebook 分析の現状、Bloomberg Businessweek 2010年6月2日、 Fortune 2010年5月24日) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 6. Facebook、Twitter、メキシコ湾原油流出に 関するネット上の会話数 全ブログ・コメントに占める比率 12月18日 1月5日 1月23日 2月10日 2月28日 3月18日 4月5日 4月23日 5月11日 5月29日 メキシコ湾原油流出 6 (出典:ニールセン BuzzMetrics Blogpulse 米国データ) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 7. アジアパシフィック地域全体を見ると、ソーシャルメディアへ の接触が高いのは「職場」 最もよくアクセスする場所 アジアパシフィック地域 平均 「職場」でのアクセスが最も多い国は オフィス、または仕事中 32% タイ: 57% ベトナム: 50% 寝室 31% 「職場」でのアクセスが最も少ない国は 利用なし 16% 日本: 5% その他 6% ニュージーランド:16% 学校 5% 車 4% バス 3% 電車 2% 台所 1% 7 (出典:ニールセン・グローバルオンライン調査、2010年4月、 トータル・ベース n=7063) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 8. 商品/サービス購入時に参照する情報: ネット上の商品レビューは、「信頼に値する情報」の3位にランクイン 友人 Friends 家族 Family ネットでの商品レビュー Online product reviews 商品サイト Product web sites ディスカッション・フォーラム Discussion forums サーチエンジン Search engines SNSサイト Social media sites TV TV Newsニュース sources アルファブロガー Influential bloggers 上記以外 None of the above 知らない人 Unknown peers 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 商品やサービスを購入検討する時、最も信頼している情報源 8 (出典:ニールセン・グローバルオンライン調査、2010年4月、 トータル・ベース n=7063) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 9. アジアパシフィック地域全般で、商品レビューが最も重視されてい るのは電化製品、化粧品、自動車、食品セグメント 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 商品を購入する際に、最も重視するネット上のレビューや意見 9 (出典:ニールセン・グローバルオンライン調査、2010年4月、 トータル・ベース n=7063) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 10. 商品レビューを書く際、良い(ポジティブ)情報の比率が最も高いの は韓国、対して悪い(ネガティブ)情報の比率が最も高いのは中国 韓国 Korea 日本 Japan 台湾 Taiwan 良い情報を共有 悪い情報を共有 香港 Hong Kong オーストラリア Australia ニュージーランド New Zealand インド India シンガポール Singapore 中国 China 10 (出典:ニールセン・グローバルオンライン調査、2010年4月、 トータル・ベース n=7063) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 11. 日本はブログで他の市場を圧倒 アメーバブログ(ameblo.jp)には、700万の一般消費者ブログと6000のタレント ブログが勢揃いしている。 日本のSNSサイト ランキング(UV数) URL UV数 コメント数 カテゴリー http://chiebukuro.yahoo.co.jp 26,079 145,214 Q&Aサイト http://ameblo.jp 22,029 1,259,928 ブログ http://blog.livedoor.com/ 17,718 225,742 ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/ 12,302 495,570 ブログ http://blog.goo.ne.jp 11,990 806,640 ブログ http://cocolog-nifty.com/blog 11,758 119,962 ブログ http://2ch.net 11,553 N/A 掲示板 http://twitter.com 9,882 11,807,842 マイクロブログ http://mixi.jp 9,334 N/A SNS http://exblog.jp 9,383 998,197 ブログ 11 (出典: ニールセン NetView & BuzzMetrics、2010年4月) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 12. Twitter の対前年比成長率は1900% Twitterへのユニーク・ビジター数は、昨年の2万人以下から今年に入って 1000万人に拡大。 ユニークビジター数の月別推移 9882 10000 9344 8000 6000 4000 2000 1873 0 ’09年4月 ’09年5月 ’09年6月 ‘09年7月 ’09年8月 ’09年9月 ’09年10月 ’09年11月 ’09年12月 ’10年1月 ’10年2月 ’10年3月 ’10年4月 12 (出典: ニールセン NetView、自宅と職場からのアクセス) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 13. 日本におけるソーシャルメディア・トレンド • 最も顕著なソーシャルメディアは「ブログ」 日本では毎月、100万超のアクティブ・ブログを収集しているが、これは他のアジア パシフィック諸国を大幅に上回っている。企業もブロガーへのアプローチを積極的 に行なっており、新商品発表時にはブロガーを集めて口コミ波及を狙っている。 • Twitter のリーチも、今やアメリカを上回る 2010年4月時点でのTwitter のリーチは日本では16%、対してアメリカでは10% (アクティブ・インターネットオーディエンスに占める比率)。企業もTwitter の使用を 開始、PR活動のサポートとして、公式アカウントを開設する場合も。 • ソーシャルメディアを介してのエンゲージメント構築は、まだ発展途上 企業にとって、ソーシャルメディアは多くの消費者に対して自然にアプローチする 手法。しかしながら、実際にはまだまだ1方向の「プッシュ」型コミュニケーションが 主流となっている。また、ソーシャルメディアにおけるカスタマー・サポートも初期 段階にある。 13 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 14. 将来的なトレンドの予測 消費者の間で話題になっているサイトは? Facebook、Naver、グリー、Ustream、あるいは農場系? Twitter mixi Facebook グリー naver 農場系 Ustream 月別バズボリュームの推移 2.5% 2.0% 1.5% 1.0% 0.5% 0.0% 2010年1月 2010年2月 2010年3月 2010年4月 2010年5月 14 (出典:ニールセン BuzzMetrics) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 15. Ustream は、日本で右肩上がりの成長 Facebook グリー naver 農場系 Ustream 1.0% 月別バズボリュームの推移 0.9% 0.8% 0.7% 0.6% 0.5% 0.4% 0.3% 0.2% 0.1% 0.0% 2010年1月 2010年2月 2010年3月 2010年4月 2010年5月 15 (出典:ニールセン BuzzMetrics) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 16. ソーシャルメディア全般に対し、中国は トラフィックの新たなベンチマークに カテゴリー別トラフィック(2010年週平均) Category Traffic--2010 Weekly Average ユニーク・ブラウザー数(単位:100万) 400 300 200 100 0 16 (出典:ネットレイティングス CR) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 17. 中国におけるソーシャルメディア環境 Doc. Social Share Networks Game Comments & Instant Reputation Messaging Social Pictures Bookmarks Social BBS Media Blog Wiki RSS E- Live commerce Casting Music Microblog 17 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 18. 中国におけるソーシャルメディア・トレンド • 地元中国のサービス・プロバイダーが kaixin001.com 市場を独占。 農場ゲーム • 市場自体がまだ収益を最大化するに Tianya.cn 至っていない。 BBSチャネル • 最も人気のあるのはBBS。ソーシャル メディア・コンテンツの80%以上が BBSに掲載されている。 • ソーシャルメディア初心者の誘導に 効果的なのは「ゲーム」、一方経験者 に対して有効なのは「コメント(投稿・ Sina.com 閲読)」。 マイクロブログ • 中国のネット上で人気のトピックス QQグループ は、ソーシャルメディア・タレントの での 追っかけ。 チャット • 商品・サービスのレビューに関して、 悪い(ネガティブ)情報を共有する 傾向が強い。 18 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 19. ソーシャルメディアを使った効果的なブランド・マーケティング - まずはユーザー体験から、体験を経てエンゲージメントを構築 ブランド/商品調査はソーシャルメディアにお ける交流を増やし、ROIの達成に貢献 中国のSNSユーザーの80%が、実名や本当のプ SNSサイト上のゲームでプロダクト・プレースメン ロフィールを出してコメントを投函。そのため、消費 トを実施すると、認知やリーチを獲得できる。ま 者が最も信頼できる情報源となっている。 た、SNSサイトにとっても最も利益の高い収入源 プロモーション実施にあたり、広告主は に。 仮想通貨を購入し、仮想ユーザー・ ロイヤルティ施策を展開。 E-コマースとSNSプラットフォームを組み ソーシャルメディア・ゲームは交流を活性化し、 合わせることにより、SNSサイト・プラット 新規メンバー獲得に効果的な手段となっている。 フォームでの直販を促進することが可能。 19 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 20. ソーシャルメディアでの効果的なブランド・マーケティング - ターゲットにとっての自分事化、ターゲットの言葉で、ソーシャル メディア・タレントの人気を最大 ソーシャルメディア 中国語 本来の意味 ソーシャルメディア上の 独自のキーワード 意味 小黑 黒くて小さいもの ThinkPad ノートPC 烤土豆 焼きいも Intel Duo Core II チップ ソーシャルメディア・タレントと実在タレント 人気の比較 • ソーシャルメディア・ タレントは実在のタレント を凌ぐ人気を獲得。 20 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 21. インドで最もディスカッションが多いのは、映画 (ボリウッド)とエンターテインメントのフォーラム 昨年の年間 主要BBS コメント数 デモグラフィック属性/サイト内容 forum.santabanta.com 760,901 ボリウッド・タレント、エンタメ情報 india-forums.com 399,209 TV・映画情報、ゴシップのハブ in.answers.yahoo.com 350,110 Q&Aサイト MBA 留学/ビジネススクール入試準備用 pagalguy.com 280,161 フォーラム エンタメ、ユーモアに関するコメントが主な apnicommunity.com 271,364 一般情報フォーラム funonthenet.in 216,008 タレント、エンタメフォーラム インド在住外国人に人気の旅行・ツアー indiamike.com 191,052 専門サイト forums.bharat- rakshak.com 179,771 防衛、軍事関係サイト bollywoodhungama.com 168,788 ボリウッド情報フォーラム bcmtouring.com 142,848 旅行・自動車ファンサイト 21 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 22. 昨年以降、Twitter の人気が加速 • インドのTwitter ユーザー人口の 57%は、昨年サイトの利用を開始 したばかり。 • インドのソーシャルメディア・ユーザ ー人口の32%は、1日最低1回、 Twitter 等マイクロブログサイトへのアクセス頻度 Twitter等のマイクロブログサイトにア several times a day 1日数回 クセス している。 1日1回 once a day a 週に数回 a week few times • インドの通信オペレーターAirtelと Twitterの提携により、SMS/ 週に1回 once a week テキスト形式でのツイートが可能に once in a fortnight 2週間に1回 なるため、Twitterの人気がさらに 加速すると予測される。 once a month 月1回 less than once a 月1回未満 • タレントのTwitter アカウントは頻繁 month に主要メディアに取り上げられて やっていない do not do this activity online おり、新たな記者会見方式として 定着しつつある。 22 (出典:ニールセン・インディア CGMレポート、2010年6月) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 23. インドにおけるソーシャルメディア・トレンド 1. Facebook はOrkut*から市場シェアを奪取する勢い • ソーシャルメディア人口の70%が Orkut を挙げたものの、50%が現在はFacebookを最も 利用していると回答(対してOrkutを最も利用しているのは38%)。 • サイトを切り替える利用として最も一般的なのは、「友人が切り替えたから」、「サイトの 見た目や雰囲気」、「サービスの種類が豊富」。 2. ネット上の商品レビューの購入に対する影響力の 月別バズボリューム 高まり(特に家電製品*) クリケット • ネット上の商品レビューを閲覧するインドの消費 者の55%は、フィードバックを参考に商品を購入す るに至っている。 • レビューに基づいて購入されている商品の代表格 は、耐久消費財や家電製品(購入の64%に相 サッカー 当)。 テニス 3. 現在、インドで最もバズが大きいスポーツは「サッカー」 • 先月、クリケットを抜いて1位に。 • 提示した4つのスポーツの内、インド国技、ホッケーは ホッケー 最もバズの量が少ない。 23 *ニールセン・インディア CGMレポート、2010年6月 **ニールセン BuzzMetrics Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 24. インドで人気が高いのは、ドイツ • 決勝トーナメントに残るチームに対するセンチメント分析では、バズ・ボリュームも計測した。 • 分析対象は、過去30日間の投稿コメント。 肯定 Positive 中立 Neutral 否定 Negative 一概に言えない Mixed 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% ドイツ Germany アルゼンチン Argentina スペイン Spain ブラジル Brazil イングランド England イタリア Italy メキシコ Mexico フランス France 24 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 25. 韓国:主要ソーシャルメディア・サイト バズ総量の74.3%を占めているトップ5コミュニティは、全て主要ポータルとなっている。 人口を考慮すると、韓国はその他アジアパシフィック諸国に比べ、ディスカッション量が非常に多いのが特徴。 ウェブサイト 昨年の年間コメント数 セグメント デモグラフィック属性/サイト内容 NHNが運営する韓国最大のポータルサイト、Naver のフォーラ ポータル運営 cafe.naver.com 30,390,091 コミュニティ ム系コミュニティ・サービス。Naver ユーザーは「カフェ」に集まり、 ありとあらゆるトピックスを共有。 ポータル運営 cafe.daum.net 29,487,659 コミュニティ ポータル運営 NHNのブログサービス。Naverのユーザー・アカウントが blog.naver.com 28,575,614 コミュニティ あれば、ブログを作成することができる。 ポータル運営 kin.naver.com 26,736,851 コミュニティ NHNのQ&Aサービス。 ポータル運営 ダウムコミュニケーションのブログサービス。ダウムのユーザー・ blog.daum.net 11,179,792 コミュニティ アカウントがあれば、ブログを作成することができる。 twitter.com 7,383,554 マイクロブログ マイクロブログ・サービス(韓国のTwitterアカウントのみを計上)。 me2day.net 2,872,109 マイクロブログ NHNによる韓国のマイクロブログ・サービス。 tistory.com 2,793,798 ブログ ダウムコミュニケーションが運営するブログサービス。 ポータル運営 blog.cyworld.com 2,459,406 コミュニティ SKコミュニケーション運営のブログサービス。 ポータル運営 SKコミュニケーションのQ&Aサービス。NateはSKコミュ ask.nate.com 2,189,457 コミュニティ ニケーションが運営するポータル。. 25 1) 韓国のTwitter アカウント:韓国語でのツイートが20%以上。 2) 調査期間:2009年5月∼2010年5月 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 26. Naver:コンテンツ発信型サーチ・ポータル • 韓国のネットユーザーの95%が、毎月Naverを訪問 • Naver単体で、韓国の総CGMの50%以上を生み出している • Naverカフェ数は600万超 – 中には150万人のメンバー規模を誇るカフェも存在。 – 大規模メンバー数を抱えるカフェは、1日2万件以上のコメントが投稿。 – 消費者と企業両方にとって、非常に重要なコミュニティ。 • KnowledgeInは、NaverのQ&Aサービス – 日々6万件以上のQ&Aが発生。 – 消費者の意見やお薦めを計測するために、頻繁に利用されている。 26 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 27. 韓国におけるソーシャルメディア・トレンド • 影響力の強いポータル・コミュニティ – ソーシャルメディア・コンテンツは、主要ポータルの成長戦略として位置づけられている。 – ダウム運営のフォーラム、「アゴラ」は社会・政治問題の第一人者。 • テクノロジー・ベースのコミュニティは、ポータル・コミュニティに 次ぐ存在 – SLRClub – デジカメ、Clien – 携帯レビュー、DCInside – デジカメ専用レビューサイトとして 発足したが、現在はその他トピックスを含む主要ハブとして機能(例:タレントのゴシップや バイラル・ユーモア等)。 – 上記3サイトには、100万件以上のコメントが投稿。 • ソーシャルメディアやマイクロブログ・サービスが拡大 – Twitterが爆発的に拡大(2009年5月から2010年5月の成長率1900%)。 – 当初、Twitterはタレント目当てのユーザーを獲得。 – 2010年6月の選挙が、ユーザー獲得を加速。 – Twitterやその他SNSの拡大の裏には、スマートフォンの利用増化がある。 27 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 28. 韓国におけるソーシャルメディア・ランキング TwitterとMe2day の月別UV数 • Twitter のUV数が1900%の成長を 遂げたのに対し、韓国のマイクロ ブログ・サービスのMe2dayは、 ユーザーが流出。 TwitterとMe2dayのバズボリューム • Twitterは政治問題や企業イベント 候補者届出:5月13日 選挙活動開始:5月20日 についてディスカッションするため 選挙:6月2日 Apple WWDC:6月8日 の、アクティブなコミュニケーション・ チャネルとして機能。 • Twitterの「再ツイート」は、ソーシャ ルメディアを拡大する上で、極めて 強力なツール。 28 (出典:ニールセン KoreanClick ログデータ、 ニールセン Buzzword ログデータ) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 29. オーストラリア:主要ソーシャルメディア・サイト +18% +99% UA UA ’09年7月∼ ’09年7月∼ ’10年5月 ’10年5月 10,000 ユニーク・オーディエンス数(単位:千人) 1,200 ユニーク・オーディエンス数(単位:千人) Unique Audience (000s) Unique Audience (000s) 8,000 1,000 800 6,000 600 4,000 400 2,000 200 0 0 29 (出典:ニールセンNetView) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 30. オーストラリア:主要ソーシャルメディア・サイト 昨年の 2010年4月時点 ウェブサイト 年間 サイト内容 デモグラフィック属性 コメント数 オーストラリアンルール・フットボールの 男性:55% 2,216,045 フォーラム。フットボール以外の話題も 女性45% 可。 21-49才:54% 育児専門の掲示板。ディスカッションは 男性:47% 1,484,926 育児全般に関するトピックスを網羅、 女性:53% コミュニティの雰囲気が強いサイト。 25-34才:41% 668,048 自動車ファン・コミュニティ。 ポータル・コミュニティ。一般的な質問を 男性:54% 630,314 投げかけ、大勢からの回答が寄せられ 女性:46% る。 35-49才:32% forums.leagueunlimited.com ナショナル・ラグビーリーグ専門掲示板 616,302 (ディスカッション)。 30 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 31. BigFooty.com:ソーシャルスポーツの事例 BigFooty.com は、オーストラリアでのスポーツ人気、さらにはソーシャルメディアでスポーツに 関する話題が盛り上がるという特徴を表している。また、コミュニティを通じて新たな友人関係 が形成されていることも見てとれる。 メッセージ フォーラム フォーラム 数 ディスカッション率 bay 13 (トローリング・フォーラム) 335,152 22.09% australian football league 303,825 20.03% carlton 128,965 8.5% hawthorn 76,777 5.06% collingwood magpies(AFLサッカーチーム) 68,074 4.49% 社会、宗教、政治 43,675 2.88% クリケット 35,007 2.31% バスケットボール 30,630 2.02% また、ライフスタイル(料理、ワイン、旅行、家のリフォーム)やマネー (ファイナンス、投資、不動産等)に関するフォーラムも存在。 31 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 32. オーストラリアにおける ソーシャルメディア・トレンド – ブログよりも「板」 オーストラリアでは、ソーシャルメディアの中心はブログではなく、ソー シャル・ネットワークとなっている。情報発信の手段はコミュニティ(例: フォーラム)。 – エンゲージメント ソーシャルメディアとのエンゲージメントの指標、「利用時間」は月平均 7時間強で、世界でNo.1。 – 育児:子供をケアするための情報交換 コミュニティの中でも特に活発なのが、「育児」。新米パパ、ママがベテラ ンと交流し、過去の育児経験を共有することが盛んに行なわれている。 トピックスは育児以外にも生活全般に渡り、コアとなる育児製品とは別 に、様々なブランドについてのディスカッションが盛んである。 32 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 33. 「Essential Baby」(育児コミュニティ)での クルマ情報 4,500 自動車メーカーのSOV* Car Manufacturer SOV* 4,000 Mitsubishi 三菱 3,500 13% 3,000 Ford フォード Message Volume 2,500 30% 日産 Nissan メッセージ数 2,000 14% 1,500 1,000 500 Honda ホンダ Toyota トヨタ 0 16% 27% *上記5社のみ。 33 (出典:ニールセン BuzzMetrics) Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 34. まとめ:ソーシャルメディアに関しては、ローカル市場で 実際に起きていることを理解することが大切 中国 日本 韓国 インド オーストラリア 好まれるソーシャル メディア・カテゴリー ブログ 掲示板 ブログ 掲示板 掲示板 ポータル 今後注目するべき Sina Yahoo! サイト Ustream Twitter LinkedIn Microblog Answers ソーシャル・メディア ユニリーバ ヴァージン 領域のイノベーター Kaixin 日産 Olleh KT (サンシルク) モバイル 戦略的 ブランド・ マーケティング機会 リスニング ファン チャネルと 若者向け リスニング 施策の サイトの しての ブランドの 施策の ローンチ 開設 ソーシャル 構築 ローンチ メディア 34 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 35. 出典 BuzzMetrics サービス提供市場: 2010年第3四半期に導入予定: • オーストラリア • シンガポール • ニュージーランド • マレーシア • 中国 • フィリピン • 日本 • 韓国 • インド オンライン オーディエンス測定(パネルデータ) • オーストラリア • 日本 • 中国 • 韓国 ソーシャルメディア調査レポート • インドCGMレポート、2010年6月 • オーストラリアにおけるソーシャルメディア・レポート 2010年 ありがとうございました 本ウェビナーや資料に関するお問い合わせ先: helena.setyadharma@nielsen.com 35 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.
  • 36. ニールセンとマッキンゼーによる ソーシャルメディア・インテリジェンス ジョイントベンチャーのご紹介 トップ企業様向けに、ソーシャルメディア・インテリジェンス を駆使した製品やサービスをご提供。 さらなるビジネス・パフォーマンスの向上を、 お手伝いいたします。 36 Copyright © 2010 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.