SlideShare a Scribd company logo
1 of 25
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
ハイブリッドクラウドで変わる
インフラストラクチャ設計
インフラストラクチャ本部 データセンターチーム マネージャー 黒河内 倫
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
氏名
黒河内 倫(くろこうち おさむ)
所属
グリー株式会社 インフラストラクチャ本部
データセンターチーム マネージャー
プロフィール
2002年 イッツ・コミュニケーションズ株式会社
2006年 楽天株式会社 ネットワーク構築・運用チーム
2011年 グリー株式会社 データセンターチーム
自己紹介
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
会社紹介
従業員数
1,867人(グループ全体・2014年09月末時点)
事業内容
ソーシャルゲーム事業
ソーシャルメディア事業
プラットフォーム事業
広告・アドネットワーク事業
ライセンス&マーチャンダイジング事業
ベンチャーキャピタル事業
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
1. HybridCloudのモチベーション
2. HybridCloudを選定する上で重視すること
3. HybirdCloudを利用する上での問題
4. グリーの展望
目次
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
HybridCloudのモチベーション
(OnPremisesの課題と
HybridCloudに期待すること)
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
現状のシステム設計方針(On Premisesのみ)
システムとして用意する必要があるリソース
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
現状のシステム設計の問題点
用意したが未利用となっているリソース
ピークでシステムを用意する必要があるため
システムの未利用時間が多くなってしまう
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
HybridCloudを導入した際のシステム設計
用意したが未利用となっているリソース
HybirdCloudに向けるリソース
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
ジャスト・イン・タイム
※ToyotaHPより
http://www.toyota.co.jp/jpn/company/vision/production_system/just.html
“必要なものを、必要なときに、必要なだけ”
という考え方がCloudにマッチした
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
コストの特徴の違い
On Premises
Cloud
最小単位が1年(通常のデータセンター契約)
1時間つかっても1年つかってもコストは同じ
→長期利用するベースのシステムで利用する
最小単位が1時間(クラウド事業者によっては日単位もある)
ただし1年利用した場合は、オンプレミスの方が安価である
→短期利用するシステムで利用する
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
システム構成の分離
ベースラインのインフラ
定常的に負荷があるシステム → ベースの売り上げのシステム
自社でコントロールしたいシステム → ネットワークTrafficなど
会社として守らなければならない情報 → 会員情報、課金情報など
突発的なインフラ
イベントトラフィックのシステム → 行事、新規リリースなど
ピークトラフィックのシステム → 夜間帯などの繁忙時刻
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
HybridCloudで展開できる構成
Webアプリケーションの一般的なシステム構成と移設可能なコンポーネント
Proxy
Web
Slave DB Storage
(Hadoop)
KVS
Master DB
Application
Batch
LoadBalancer
Hybrid Cloudとして
利用可能なコンポーネント
↓
スケールアウトが
簡単なコンポーネント
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
まとめ
OnPremisesの課題とHybridCloudに期待すること
OnPremisesの課題
今まではピーク帯に合わせたインフラ設計が必要であった
1日のうちピーク帯は4-5時間のため、全体としての利用率が低かった
HybridCloudへの期待
必要なリソースを一時的に柔軟に投入/削除をしていきたい
特にスケールアウトできるシステムコンポーネントを
中心に展開していきたい
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
Hybrid Cloudの選定基準
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
Hybrid Cloudの特徴
自社システム クラウドシステム
(Private Cloud)
専用線
Private IP Private IP
特徴
Private IP間で通信が可能
そのため既存システムへの変更インパクトが少ない
クラウドシステム側は提供会社に対してPrivateCloudを提供する
例
AWS Direct Connect
Sorftlayer Direct Link
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
Hybrid Cloudの選定基準
そもそも提供している会社が少ないため選択肢が少ない
日系クラウドではサービスメニュー化している業者はゼロ
接続性
専用線での接続が必要であるため、
専用線が接続可能なデータセンターであること
Secureな接続が担保される
間違って他の業者にRoutingされるようなことがあってはならない
トラブル対応
トラブル発生時の対応の迅速性
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
HybirdCloudを利用する上での問題
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
Hybrid Cloudの課題
SLAの違い
自社システム クラウドシステム
(Private Cloud)
専用線
RouterRouterServer Cloud
1つのシステムを複数のインフラストラクチャで賄う必要がある
サービス上低いSLAのインフラストラクチャに合わせて設計せざるえない
※一般的にはクラウドシステムの方がSLAは低い
乗せるサービスのSLAを落とすことが出来るか?
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
Hybrid Cloudの課題
ベースラインの確保
上記図の赤色の部分と灰色の部分を区分けする必要がある
ここの線引きが難しい
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
Hybrid Cloudの課題
ベースラインの確保
そもそもハイブリッドクラウドを利用する目的としては
コスト削減が主な目的になることが多い
そのため、自社システムとハイブリッドクラウドの割り合いについて
どこかしらの損益分解点がある
しかし、Traffic量/Trafficトレンドは毎日違う
毎日、損益分岐点を出し、システムの比率を変えることは難しい
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
Hybrid Cloudの課題
トラブル編
自社システム クラウドシステム
(Private Cloud)
専用線
DC事業者A事業者A DC事業者B 事業者B回線事業者Maker A Maker B
MDF MDF RouterRouterServer Cloud
契約形態
でも、通常のWAN側の回線なども同じ構成では…?
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
Hybrid Cloudの課題
トラブル編(WAN側との違い)
通信遅延がWAN側よりもシビア
遅延が発生した場合、データの整合性が取れなくなる可能性がある
復旧や回復させる作業に工数がかかる
これはネットワークエンジニアでは出来ない
事業者B網内の問題が解決しないことが多い
クラウドなのでVMの動きなどがわからない
クラウド事業者の都合で、急にスペックの悪いホストに
割り当てられたり、違うDCのVMが配属されることもある
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
グリーの展望
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.
グリーの展望
インフラの設計
ピーク帯での設計が不要になった
クラウドとの付き合い方
もはや“Cloud”と”On Premises”は敵対関係では無くなった
共存していく関係にある
人材の問題
ただ、 “Cloud”も”On Premises”も理解している人間は少ない
全体を通したシステム設計ができる人材が必要とされる
Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.

More Related Content

What's hot

ユーザー目線での課題早期発見!ユーザーの声はヒットへの第一歩
ユーザー目線での課題早期発見!ユーザーの声はヒットへの第一歩ユーザー目線での課題早期発見!ユーザーの声はヒットへの第一歩
ユーザー目線での課題早期発見!ユーザーの声はヒットへの第一歩gree_tech
 
WFSエンジニア組織のデザイン〜コンテンツ開発に集中するために〜
WFSエンジニア組織のデザイン〜コンテンツ開発に集中するために〜WFSエンジニア組織のデザイン〜コンテンツ開発に集中するために〜
WFSエンジニア組織のデザイン〜コンテンツ開発に集中するために〜gree_tech
 
リリースを支える負荷測定
リリースを支える負荷測定リリースを支える負荷測定
リリースを支える負荷測定gree_tech
 
NuxtJS + SSRで作ったGREE Tech Conference 2020
NuxtJS + SSRで作ったGREE Tech Conference 2020NuxtJS + SSRで作ったGREE Tech Conference 2020
NuxtJS + SSRで作ったGREE Tech Conference 2020gree_tech
 
アナザーエデンを支える技術〜効率的なコンテンツ制作のための開発基盤〜
アナザーエデンを支える技術〜効率的なコンテンツ制作のための開発基盤〜アナザーエデンを支える技術〜効率的なコンテンツ制作のための開発基盤〜
アナザーエデンを支える技術〜効率的なコンテンツ制作のための開発基盤〜gree_tech
 
海外展開と負荷試験
海外展開と負荷試験海外展開と負荷試験
海外展開と負荷試験gree_tech
 
Sumo Logic活用事例とその運用
Sumo Logic活用事例とその運用Sumo Logic活用事例とその運用
Sumo Logic活用事例とその運用gree_tech
 
翻訳QAでのテスト自動化の取り組み
翻訳QAでのテスト自動化の取り組み翻訳QAでのテスト自動化の取り組み
翻訳QAでのテスト自動化の取り組みgree_tech
 
長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化
長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化
長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化gree_tech
 
「やんちゃ、足りてる?」〜ヤンマガWebで挑戦を続ける新入りエンジニア〜
「やんちゃ、足りてる?」〜ヤンマガWebで挑戦を続ける新入りエンジニア〜「やんちゃ、足りてる?」〜ヤンマガWebで挑戦を続ける新入りエンジニア〜
「やんちゃ、足りてる?」〜ヤンマガWebで挑戦を続ける新入りエンジニア〜gree_tech
 
[VP of Engineering Meetup] エンジニアのパフォーマンスを最大化させる組織活性化施策とは
[VP of Engineering Meetup] エンジニアのパフォーマンスを最大化させる組織活性化施策とは[VP of Engineering Meetup] エンジニアのパフォーマンスを最大化させる組織活性化施策とは
[VP of Engineering Meetup] エンジニアのパフォーマンスを最大化させる組織活性化施策とはatsuki_ito
 
CEDEC2015_スマホゲーム開発を支えろ!〜汗と涙のQAエンジニアリング〜
CEDEC2015_スマホゲーム開発を支えろ!〜汗と涙のQAエンジニアリング〜CEDEC2015_スマホゲーム開発を支えろ!〜汗と涙のQAエンジニアリング〜
CEDEC2015_スマホゲーム開発を支えろ!〜汗と涙のQAエンジニアリング〜gree_tech
 
第一回☆GREE AI Programming ContestでTensorFlow
第一回☆GREE AI Programming ContestでTensorFlow第一回☆GREE AI Programming ContestでTensorFlow
第一回☆GREE AI Programming ContestでTensorFlowgree_tech
 
「ドキュメント見つからない問題」をなんとかしたい - 横断検索エンジン導入の取り組みについて-
「ドキュメント見つからない問題」をなんとかしたい - 横断検索エンジン導入の取り組みについて-「ドキュメント見つからない問題」をなんとかしたい - 横断検索エンジン導入の取り組みについて-
「ドキュメント見つからない問題」をなんとかしたい - 横断検索エンジン導入の取り組みについて-gree_tech
 
RPKIやってみませんか?
RPKIやってみませんか?RPKIやってみませんか?
RPKIやってみませんか?gree_tech
 
行ってみよう、やってみよう!
行ってみよう、やってみよう!行ってみよう、やってみよう!
行ってみよう、やってみよう!gree_tech
 
グリーにおけるSumo Logic活用事例
グリーにおけるSumo Logic活用事例グリーにおけるSumo Logic活用事例
グリーにおけるSumo Logic活用事例gree_tech
 
[デブサミ秋2015] 新卒入社エンジニアが 2年間fluentdを運用して学んだ事いろいろ
[デブサミ秋2015] 新卒入社エンジニアが2年間fluentdを運用して学んだ事いろいろ[デブサミ秋2015] 新卒入社エンジニアが2年間fluentdを運用して学んだ事いろいろ
[デブサミ秋2015] 新卒入社エンジニアが 2年間fluentdを運用して学んだ事いろいろgree_tech
 
QAエンジニアを通じて 弊社の開発環境がより良くなる日 〜 OpenSTF 編 〜
QAエンジニアを通じて弊社の開発環境がより良くなる日 〜 OpenSTF 編 〜QAエンジニアを通じて弊社の開発環境がより良くなる日 〜 OpenSTF 編 〜
QAエンジニアを通じて 弊社の開発環境がより良くなる日 〜 OpenSTF 編 〜gree_tech
 
グリー株式会社『私たちが GCP を使い始めた本当の理由』第 9 回 Google Cloud INSIDE Game & Apps
グリー株式会社『私たちが GCP を使い始めた本当の理由』第 9 回 Google Cloud INSIDE Game & Appsグリー株式会社『私たちが GCP を使い始めた本当の理由』第 9 回 Google Cloud INSIDE Game & Apps
グリー株式会社『私たちが GCP を使い始めた本当の理由』第 9 回 Google Cloud INSIDE Game & AppsGoogle Cloud Platform - Japan
 

What's hot (20)

ユーザー目線での課題早期発見!ユーザーの声はヒットへの第一歩
ユーザー目線での課題早期発見!ユーザーの声はヒットへの第一歩ユーザー目線での課題早期発見!ユーザーの声はヒットへの第一歩
ユーザー目線での課題早期発見!ユーザーの声はヒットへの第一歩
 
WFSエンジニア組織のデザイン〜コンテンツ開発に集中するために〜
WFSエンジニア組織のデザイン〜コンテンツ開発に集中するために〜WFSエンジニア組織のデザイン〜コンテンツ開発に集中するために〜
WFSエンジニア組織のデザイン〜コンテンツ開発に集中するために〜
 
リリースを支える負荷測定
リリースを支える負荷測定リリースを支える負荷測定
リリースを支える負荷測定
 
NuxtJS + SSRで作ったGREE Tech Conference 2020
NuxtJS + SSRで作ったGREE Tech Conference 2020NuxtJS + SSRで作ったGREE Tech Conference 2020
NuxtJS + SSRで作ったGREE Tech Conference 2020
 
アナザーエデンを支える技術〜効率的なコンテンツ制作のための開発基盤〜
アナザーエデンを支える技術〜効率的なコンテンツ制作のための開発基盤〜アナザーエデンを支える技術〜効率的なコンテンツ制作のための開発基盤〜
アナザーエデンを支える技術〜効率的なコンテンツ制作のための開発基盤〜
 
海外展開と負荷試験
海外展開と負荷試験海外展開と負荷試験
海外展開と負荷試験
 
Sumo Logic活用事例とその運用
Sumo Logic活用事例とその運用Sumo Logic活用事例とその運用
Sumo Logic活用事例とその運用
 
翻訳QAでのテスト自動化の取り組み
翻訳QAでのテスト自動化の取り組み翻訳QAでのテスト自動化の取り組み
翻訳QAでのテスト自動化の取り組み
 
長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化
長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化
長寿なゲーム事業におけるアプリビルドの効率化
 
「やんちゃ、足りてる?」〜ヤンマガWebで挑戦を続ける新入りエンジニア〜
「やんちゃ、足りてる?」〜ヤンマガWebで挑戦を続ける新入りエンジニア〜「やんちゃ、足りてる?」〜ヤンマガWebで挑戦を続ける新入りエンジニア〜
「やんちゃ、足りてる?」〜ヤンマガWebで挑戦を続ける新入りエンジニア〜
 
[VP of Engineering Meetup] エンジニアのパフォーマンスを最大化させる組織活性化施策とは
[VP of Engineering Meetup] エンジニアのパフォーマンスを最大化させる組織活性化施策とは[VP of Engineering Meetup] エンジニアのパフォーマンスを最大化させる組織活性化施策とは
[VP of Engineering Meetup] エンジニアのパフォーマンスを最大化させる組織活性化施策とは
 
CEDEC2015_スマホゲーム開発を支えろ!〜汗と涙のQAエンジニアリング〜
CEDEC2015_スマホゲーム開発を支えろ!〜汗と涙のQAエンジニアリング〜CEDEC2015_スマホゲーム開発を支えろ!〜汗と涙のQAエンジニアリング〜
CEDEC2015_スマホゲーム開発を支えろ!〜汗と涙のQAエンジニアリング〜
 
第一回☆GREE AI Programming ContestでTensorFlow
第一回☆GREE AI Programming ContestでTensorFlow第一回☆GREE AI Programming ContestでTensorFlow
第一回☆GREE AI Programming ContestでTensorFlow
 
「ドキュメント見つからない問題」をなんとかしたい - 横断検索エンジン導入の取り組みについて-
「ドキュメント見つからない問題」をなんとかしたい - 横断検索エンジン導入の取り組みについて-「ドキュメント見つからない問題」をなんとかしたい - 横断検索エンジン導入の取り組みについて-
「ドキュメント見つからない問題」をなんとかしたい - 横断検索エンジン導入の取り組みについて-
 
RPKIやってみませんか?
RPKIやってみませんか?RPKIやってみませんか?
RPKIやってみませんか?
 
行ってみよう、やってみよう!
行ってみよう、やってみよう!行ってみよう、やってみよう!
行ってみよう、やってみよう!
 
グリーにおけるSumo Logic活用事例
グリーにおけるSumo Logic活用事例グリーにおけるSumo Logic活用事例
グリーにおけるSumo Logic活用事例
 
[デブサミ秋2015] 新卒入社エンジニアが 2年間fluentdを運用して学んだ事いろいろ
[デブサミ秋2015] 新卒入社エンジニアが2年間fluentdを運用して学んだ事いろいろ[デブサミ秋2015] 新卒入社エンジニアが2年間fluentdを運用して学んだ事いろいろ
[デブサミ秋2015] 新卒入社エンジニアが 2年間fluentdを運用して学んだ事いろいろ
 
QAエンジニアを通じて 弊社の開発環境がより良くなる日 〜 OpenSTF 編 〜
QAエンジニアを通じて弊社の開発環境がより良くなる日 〜 OpenSTF 編 〜QAエンジニアを通じて弊社の開発環境がより良くなる日 〜 OpenSTF 編 〜
QAエンジニアを通じて 弊社の開発環境がより良くなる日 〜 OpenSTF 編 〜
 
グリー株式会社『私たちが GCP を使い始めた本当の理由』第 9 回 Google Cloud INSIDE Game & Apps
グリー株式会社『私たちが GCP を使い始めた本当の理由』第 9 回 Google Cloud INSIDE Game & Appsグリー株式会社『私たちが GCP を使い始めた本当の理由』第 9 回 Google Cloud INSIDE Game & Apps
グリー株式会社『私たちが GCP を使い始めた本当の理由』第 9 回 Google Cloud INSIDE Game & Apps
 

Similar to ハイブリッドクラウドで変わるインフラストラクチャ設計

ハイブリッドクラウド活用セミナー 20141208
ハイブリッドクラウド活用セミナー 20141208ハイブリッドクラウド活用セミナー 20141208
ハイブリッドクラウド活用セミナー 20141208Osamu Kurokochi
 
Internet week2013 ソーシャルプラットフォーム開発設計秘話nw編_20131114
Internet week2013 ソーシャルプラットフォーム開発設計秘話nw編_20131114Internet week2013 ソーシャルプラットフォーム開発設計秘話nw編_20131114
Internet week2013 ソーシャルプラットフォーム開発設計秘話nw編_20131114Osamu Kurokochi
 
Interop2015-c4-3-モバイルゲームのチート対策
Interop2015-c4-3-モバイルゲームのチート対策Interop2015-c4-3-モバイルゲームのチート対策
Interop2015-c4-3-モバイルゲームのチート対策Osamu Kurokochi
 
【A-2】とあるマーケティング部隊とデータエンジニアのデータドリブンへの道
【A-2】とあるマーケティング部隊とデータエンジニアのデータドリブンへの道【A-2】とあるマーケティング部隊とデータエンジニアのデータドリブンへの道
【A-2】とあるマーケティング部隊とデータエンジニアのデータドリブンへの道Developers Summit
 
データ定義情報の管理とWebによる公開
データ定義情報の管理とWebによる公開データ定義情報の管理とWebによる公開
データ定義情報の管理とWebによる公開Recruit Technologies
 
ゲームインフラとGoogle Cloud Platformと酒!
ゲームインフラとGoogle Cloud Platformと酒!ゲームインフラとGoogle Cloud Platformと酒!
ゲームインフラとGoogle Cloud Platformと酒!Hasegawa Yusuke
 
IT業界理解お助け資料V2.0
IT業界理解お助け資料V2.0IT業界理解お助け資料V2.0
IT業界理解お助け資料V2.0Jun Chiba
 
Google big query × Amazon redshift
Google big query × Amazon redshiftGoogle big query × Amazon redshift
Google big query × Amazon redshiftFumihide Nario
 
DDDを実践できるエンジニアを育成するための取り組みについて
DDDを実践できるエンジニアを育成するための取り組みについてDDDを実践できるエンジニアを育成するための取り組みについて
DDDを実践できるエンジニアを育成するための取り組みについてBIGLOBE Inc.
 
メンバーズデータアドベンチャー新規部門事業計画書
メンバーズデータアドベンチャー新規部門事業計画書メンバーズデータアドベンチャー新規部門事業計画書
メンバーズデータアドベンチャー新規部門事業計画書白井 恵里
 
Shirasagi20190222(OSC TOKYO)
Shirasagi20190222(OSC TOKYO)Shirasagi20190222(OSC TOKYO)
Shirasagi20190222(OSC TOKYO)Naokazu Nohara
 
シラサギ紹介20170915
シラサギ紹介20170915シラサギ紹介20170915
シラサギ紹介20170915Naokazu Nohara
 
OSCnagoya2019(Shirasagi20190709)
OSCnagoya2019(Shirasagi20190709)OSCnagoya2019(Shirasagi20190709)
OSCnagoya2019(Shirasagi20190709)Naokazu Nohara
 
シラサギ紹介(OSC東京)
シラサギ紹介(OSC東京)シラサギ紹介(OSC東京)
シラサギ紹介(OSC東京)Naokazu Nohara
 
SoRとSoEをつなぐ 「エンジニアの役割」と 「企業の課題」
SoRとSoEをつなぐ 「エンジニアの役割」と 「企業の課題」SoRとSoEをつなぐ 「エンジニアの役割」と 「企業の課題」
SoRとSoEをつなぐ 「エンジニアの役割」と 「企業の課題」Keiichiro Seida
 
Another works_採用資料_リードエンジニア.pdf
Another works_採用資料_リードエンジニア.pdfAnother works_採用資料_リードエンジニア.pdf
Another works_採用資料_リードエンジニア.pdfssuseree1665
 
シラサギ紹介osc京都
シラサギ紹介osc京都シラサギ紹介osc京都
シラサギ紹介osc京都Naokazu Nohara
 

Similar to ハイブリッドクラウドで変わるインフラストラクチャ設計 (20)

ハイブリッドクラウド活用セミナー 20141208
ハイブリッドクラウド活用セミナー 20141208ハイブリッドクラウド活用セミナー 20141208
ハイブリッドクラウド活用セミナー 20141208
 
Internet week2013 ソーシャルプラットフォーム開発設計秘話nw編_20131114
Internet week2013 ソーシャルプラットフォーム開発設計秘話nw編_20131114Internet week2013 ソーシャルプラットフォーム開発設計秘話nw編_20131114
Internet week2013 ソーシャルプラットフォーム開発設計秘話nw編_20131114
 
Interop2015-c4-3-モバイルゲームのチート対策
Interop2015-c4-3-モバイルゲームのチート対策Interop2015-c4-3-モバイルゲームのチート対策
Interop2015-c4-3-モバイルゲームのチート対策
 
【A-2】とあるマーケティング部隊とデータエンジニアのデータドリブンへの道
【A-2】とあるマーケティング部隊とデータエンジニアのデータドリブンへの道【A-2】とあるマーケティング部隊とデータエンジニアのデータドリブンへの道
【A-2】とあるマーケティング部隊とデータエンジニアのデータドリブンへの道
 
データ定義情報の管理とWebによる公開
データ定義情報の管理とWebによる公開データ定義情報の管理とWebによる公開
データ定義情報の管理とWebによる公開
 
ゲームインフラとGoogle Cloud Platformと酒!
ゲームインフラとGoogle Cloud Platformと酒!ゲームインフラとGoogle Cloud Platformと酒!
ゲームインフラとGoogle Cloud Platformと酒!
 
IT業界理解お助け資料V2.0
IT業界理解お助け資料V2.0IT業界理解お助け資料V2.0
IT業界理解お助け資料V2.0
 
Google big query × Amazon redshift
Google big query × Amazon redshiftGoogle big query × Amazon redshift
Google big query × Amazon redshift
 
DDDを実践できるエンジニアを育成するための取り組みについて
DDDを実践できるエンジニアを育成するための取り組みについてDDDを実践できるエンジニアを育成するための取り組みについて
DDDを実践できるエンジニアを育成するための取り組みについて
 
メンバーズデータアドベンチャー新規部門事業計画書
メンバーズデータアドベンチャー新規部門事業計画書メンバーズデータアドベンチャー新規部門事業計画書
メンバーズデータアドベンチャー新規部門事業計画書
 
Shirasagi20190222(OSC TOKYO)
Shirasagi20190222(OSC TOKYO)Shirasagi20190222(OSC TOKYO)
Shirasagi20190222(OSC TOKYO)
 
OSC KYOTO 2018
OSC KYOTO 2018OSC KYOTO 2018
OSC KYOTO 2018
 
シラサギ紹介20170915
シラサギ紹介20170915シラサギ紹介20170915
シラサギ紹介20170915
 
OSC長岡
OSC長岡OSC長岡
OSC長岡
 
Osc広島2017
Osc広島2017Osc広島2017
Osc広島2017
 
OSCnagoya2019(Shirasagi20190709)
OSCnagoya2019(Shirasagi20190709)OSCnagoya2019(Shirasagi20190709)
OSCnagoya2019(Shirasagi20190709)
 
シラサギ紹介(OSC東京)
シラサギ紹介(OSC東京)シラサギ紹介(OSC東京)
シラサギ紹介(OSC東京)
 
SoRとSoEをつなぐ 「エンジニアの役割」と 「企業の課題」
SoRとSoEをつなぐ 「エンジニアの役割」と 「企業の課題」SoRとSoEをつなぐ 「エンジニアの役割」と 「企業の課題」
SoRとSoEをつなぐ 「エンジニアの役割」と 「企業の課題」
 
Another works_採用資料_リードエンジニア.pdf
Another works_採用資料_リードエンジニア.pdfAnother works_採用資料_リードエンジニア.pdf
Another works_採用資料_リードエンジニア.pdf
 
シラサギ紹介osc京都
シラサギ紹介osc京都シラサギ紹介osc京都
シラサギ紹介osc京都
 

More from gree_tech

アナザーエデンPC版リリースへの道のり 〜WFSにおけるマルチプラットフォーム対応の取り組み〜
アナザーエデンPC版リリースへの道のり 〜WFSにおけるマルチプラットフォーム対応の取り組み〜アナザーエデンPC版リリースへの道のり 〜WFSにおけるマルチプラットフォーム対応の取り組み〜
アナザーエデンPC版リリースへの道のり 〜WFSにおけるマルチプラットフォーム対応の取り組み〜gree_tech
 
GREE VR Studio Laboratory「XR-UX Devプロジェクト」の成果紹介
GREE VR Studio Laboratory「XR-UX Devプロジェクト」の成果紹介GREE VR Studio Laboratory「XR-UX Devプロジェクト」の成果紹介
GREE VR Studio Laboratory「XR-UX Devプロジェクト」の成果紹介gree_tech
 
REALITYアバターを様々なメタバースで活躍させてみた - GREE VR Studio Laboratory インターン研究成果発表
REALITYアバターを様々なメタバースで活躍させてみた - GREE VR Studio Laboratory インターン研究成果発表REALITYアバターを様々なメタバースで活躍させてみた - GREE VR Studio Laboratory インターン研究成果発表
REALITYアバターを様々なメタバースで活躍させてみた - GREE VR Studio Laboratory インターン研究成果発表gree_tech
 
アプリ起動時間高速化 ~推測するな、計測せよ~
アプリ起動時間高速化 ~推測するな、計測せよ~アプリ起動時間高速化 ~推測するな、計測せよ~
アプリ起動時間高速化 ~推測するな、計測せよ~gree_tech
 
Cloud Spanner をより便利にする運用支援ツールの紹介
Cloud Spanner をより便利にする運用支援ツールの紹介Cloud Spanner をより便利にする運用支援ツールの紹介
Cloud Spanner をより便利にする運用支援ツールの紹介gree_tech
 
WFSにおけるCloud SpannerとGKEを中心としたGCP導入事例の紹介
WFSにおけるCloud SpannerとGKEを中心としたGCP導入事例の紹介WFSにおけるCloud SpannerとGKEを中心としたGCP導入事例の紹介
WFSにおけるCloud SpannerとGKEを中心としたGCP導入事例の紹介gree_tech
 
SINoALICE -シノアリス- Google Cloud Firestoreを用いた観戦機能の実現について
SINoALICE -シノアリス- Google Cloud Firestoreを用いた観戦機能の実現についてSINoALICE -シノアリス- Google Cloud Firestoreを用いた観戦機能の実現について
SINoALICE -シノアリス- Google Cloud Firestoreを用いた観戦機能の実現についてgree_tech
 
組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い
組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い
組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違いgree_tech
 
サーバーフレームワークに潜んでる脆弱性検知ツール紹介
サーバーフレームワークに潜んでる脆弱性検知ツール紹介サーバーフレームワークに潜んでる脆弱性検知ツール紹介
サーバーフレームワークに潜んでる脆弱性検知ツール紹介gree_tech
 
データエンジニアとアナリストチーム兼務になった件について
データエンジニアとアナリストチーム兼務になった件についてデータエンジニアとアナリストチーム兼務になった件について
データエンジニアとアナリストチーム兼務になった件についてgree_tech
 
シェアドサービスとしてのデータテクノロジー
シェアドサービスとしてのデータテクノロジーシェアドサービスとしてのデータテクノロジー
シェアドサービスとしてのデータテクノロジーgree_tech
 
「Atomic Design × Nuxt.js」コンポーネント毎に責務の範囲を明確にしたら幸せになった話
「Atomic Design × Nuxt.js」コンポーネント毎に責務の範囲を明確にしたら幸せになった話「Atomic Design × Nuxt.js」コンポーネント毎に責務の範囲を明確にしたら幸せになった話
「Atomic Design × Nuxt.js」コンポーネント毎に責務の範囲を明確にしたら幸せになった話gree_tech
 
比較サイトの検索改善(SPA から SSR に変換)
比較サイトの検索改善(SPA から SSR に変換)比較サイトの検索改善(SPA から SSR に変換)
比較サイトの検索改善(SPA から SSR に変換)gree_tech
 
コードの自動修正によって実現する、機能開発を止めないフレームワーク移行
コードの自動修正によって実現する、機能開発を止めないフレームワーク移行コードの自動修正によって実現する、機能開発を止めないフレームワーク移行
コードの自動修正によって実現する、機能開発を止めないフレームワーク移行gree_tech
 
法人向けメタバースプラットフォームの開発の裏側をのぞいてみた(仮)
法人向けメタバースプラットフォームの開発の裏側をのぞいてみた(仮)法人向けメタバースプラットフォームの開発の裏側をのぞいてみた(仮)
法人向けメタバースプラットフォームの開発の裏側をのぞいてみた(仮)gree_tech
 
基調講演 -グリーが目指すエンジニアのあり方、チームのあり方-
基調講演 -グリーが目指すエンジニアのあり方、チームのあり方-基調講演 -グリーが目指すエンジニアのあり方、チームのあり方-
基調講演 -グリーが目指すエンジニアのあり方、チームのあり方-gree_tech
 
REALITY iOSアプリを支える開発効率化
REALITY iOSアプリを支える開発効率化REALITY iOSアプリを支える開発効率化
REALITY iOSアプリを支える開発効率化gree_tech
 
Lua文化の伝承!? WFSにおけるイベントスクリプト活用術〜すべてはより良いコンテンツ制作のために〜
Lua文化の伝承!? WFSにおけるイベントスクリプト活用術〜すべてはより良いコンテンツ制作のために〜Lua文化の伝承!? WFSにおけるイベントスクリプト活用術〜すべてはより良いコンテンツ制作のために〜
Lua文化の伝承!? WFSにおけるイベントスクリプト活用術〜すべてはより良いコンテンツ制作のために〜gree_tech
 
バーチャルライブ配信アプリREALITYの3Dアバターシステムの全容について
バーチャルライブ配信アプリREALITYの3Dアバターシステムの全容についてバーチャルライブ配信アプリREALITYの3Dアバターシステムの全容について
バーチャルライブ配信アプリREALITYの3Dアバターシステムの全容についてgree_tech
 
REALITY低遅延モード配信を支えるリアルタイムサーバとデータパイプライン
REALITY低遅延モード配信を支えるリアルタイムサーバとデータパイプラインREALITY低遅延モード配信を支えるリアルタイムサーバとデータパイプライン
REALITY低遅延モード配信を支えるリアルタイムサーバとデータパイプラインgree_tech
 

More from gree_tech (20)

アナザーエデンPC版リリースへの道のり 〜WFSにおけるマルチプラットフォーム対応の取り組み〜
アナザーエデンPC版リリースへの道のり 〜WFSにおけるマルチプラットフォーム対応の取り組み〜アナザーエデンPC版リリースへの道のり 〜WFSにおけるマルチプラットフォーム対応の取り組み〜
アナザーエデンPC版リリースへの道のり 〜WFSにおけるマルチプラットフォーム対応の取り組み〜
 
GREE VR Studio Laboratory「XR-UX Devプロジェクト」の成果紹介
GREE VR Studio Laboratory「XR-UX Devプロジェクト」の成果紹介GREE VR Studio Laboratory「XR-UX Devプロジェクト」の成果紹介
GREE VR Studio Laboratory「XR-UX Devプロジェクト」の成果紹介
 
REALITYアバターを様々なメタバースで活躍させてみた - GREE VR Studio Laboratory インターン研究成果発表
REALITYアバターを様々なメタバースで活躍させてみた - GREE VR Studio Laboratory インターン研究成果発表REALITYアバターを様々なメタバースで活躍させてみた - GREE VR Studio Laboratory インターン研究成果発表
REALITYアバターを様々なメタバースで活躍させてみた - GREE VR Studio Laboratory インターン研究成果発表
 
アプリ起動時間高速化 ~推測するな、計測せよ~
アプリ起動時間高速化 ~推測するな、計測せよ~アプリ起動時間高速化 ~推測するな、計測せよ~
アプリ起動時間高速化 ~推測するな、計測せよ~
 
Cloud Spanner をより便利にする運用支援ツールの紹介
Cloud Spanner をより便利にする運用支援ツールの紹介Cloud Spanner をより便利にする運用支援ツールの紹介
Cloud Spanner をより便利にする運用支援ツールの紹介
 
WFSにおけるCloud SpannerとGKEを中心としたGCP導入事例の紹介
WFSにおけるCloud SpannerとGKEを中心としたGCP導入事例の紹介WFSにおけるCloud SpannerとGKEを中心としたGCP導入事例の紹介
WFSにおけるCloud SpannerとGKEを中心としたGCP導入事例の紹介
 
SINoALICE -シノアリス- Google Cloud Firestoreを用いた観戦機能の実現について
SINoALICE -シノアリス- Google Cloud Firestoreを用いた観戦機能の実現についてSINoALICE -シノアリス- Google Cloud Firestoreを用いた観戦機能の実現について
SINoALICE -シノアリス- Google Cloud Firestoreを用いた観戦機能の実現について
 
組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い
組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い
組み込み開発のテストとゲーム開発のテストの違い
 
サーバーフレームワークに潜んでる脆弱性検知ツール紹介
サーバーフレームワークに潜んでる脆弱性検知ツール紹介サーバーフレームワークに潜んでる脆弱性検知ツール紹介
サーバーフレームワークに潜んでる脆弱性検知ツール紹介
 
データエンジニアとアナリストチーム兼務になった件について
データエンジニアとアナリストチーム兼務になった件についてデータエンジニアとアナリストチーム兼務になった件について
データエンジニアとアナリストチーム兼務になった件について
 
シェアドサービスとしてのデータテクノロジー
シェアドサービスとしてのデータテクノロジーシェアドサービスとしてのデータテクノロジー
シェアドサービスとしてのデータテクノロジー
 
「Atomic Design × Nuxt.js」コンポーネント毎に責務の範囲を明確にしたら幸せになった話
「Atomic Design × Nuxt.js」コンポーネント毎に責務の範囲を明確にしたら幸せになった話「Atomic Design × Nuxt.js」コンポーネント毎に責務の範囲を明確にしたら幸せになった話
「Atomic Design × Nuxt.js」コンポーネント毎に責務の範囲を明確にしたら幸せになった話
 
比較サイトの検索改善(SPA から SSR に変換)
比較サイトの検索改善(SPA から SSR に変換)比較サイトの検索改善(SPA から SSR に変換)
比較サイトの検索改善(SPA から SSR に変換)
 
コードの自動修正によって実現する、機能開発を止めないフレームワーク移行
コードの自動修正によって実現する、機能開発を止めないフレームワーク移行コードの自動修正によって実現する、機能開発を止めないフレームワーク移行
コードの自動修正によって実現する、機能開発を止めないフレームワーク移行
 
法人向けメタバースプラットフォームの開発の裏側をのぞいてみた(仮)
法人向けメタバースプラットフォームの開発の裏側をのぞいてみた(仮)法人向けメタバースプラットフォームの開発の裏側をのぞいてみた(仮)
法人向けメタバースプラットフォームの開発の裏側をのぞいてみた(仮)
 
基調講演 -グリーが目指すエンジニアのあり方、チームのあり方-
基調講演 -グリーが目指すエンジニアのあり方、チームのあり方-基調講演 -グリーが目指すエンジニアのあり方、チームのあり方-
基調講演 -グリーが目指すエンジニアのあり方、チームのあり方-
 
REALITY iOSアプリを支える開発効率化
REALITY iOSアプリを支える開発効率化REALITY iOSアプリを支える開発効率化
REALITY iOSアプリを支える開発効率化
 
Lua文化の伝承!? WFSにおけるイベントスクリプト活用術〜すべてはより良いコンテンツ制作のために〜
Lua文化の伝承!? WFSにおけるイベントスクリプト活用術〜すべてはより良いコンテンツ制作のために〜Lua文化の伝承!? WFSにおけるイベントスクリプト活用術〜すべてはより良いコンテンツ制作のために〜
Lua文化の伝承!? WFSにおけるイベントスクリプト活用術〜すべてはより良いコンテンツ制作のために〜
 
バーチャルライブ配信アプリREALITYの3Dアバターシステムの全容について
バーチャルライブ配信アプリREALITYの3Dアバターシステムの全容についてバーチャルライブ配信アプリREALITYの3Dアバターシステムの全容について
バーチャルライブ配信アプリREALITYの3Dアバターシステムの全容について
 
REALITY低遅延モード配信を支えるリアルタイムサーバとデータパイプライン
REALITY低遅延モード配信を支えるリアルタイムサーバとデータパイプラインREALITY低遅延モード配信を支えるリアルタイムサーバとデータパイプライン
REALITY低遅延モード配信を支えるリアルタイムサーバとデータパイプライン
 

ハイブリッドクラウドで変わるインフラストラクチャ設計

  • 1. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. ハイブリッドクラウドで変わる インフラストラクチャ設計 インフラストラクチャ本部 データセンターチーム マネージャー 黒河内 倫
  • 2. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 氏名 黒河内 倫(くろこうち おさむ) 所属 グリー株式会社 インフラストラクチャ本部 データセンターチーム マネージャー プロフィール 2002年 イッツ・コミュニケーションズ株式会社 2006年 楽天株式会社 ネットワーク構築・運用チーム 2011年 グリー株式会社 データセンターチーム 自己紹介
  • 3. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 会社紹介 従業員数 1,867人(グループ全体・2014年09月末時点) 事業内容 ソーシャルゲーム事業 ソーシャルメディア事業 プラットフォーム事業 広告・アドネットワーク事業 ライセンス&マーチャンダイジング事業 ベンチャーキャピタル事業
  • 4. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 1. HybridCloudのモチベーション 2. HybridCloudを選定する上で重視すること 3. HybirdCloudを利用する上での問題 4. グリーの展望 目次
  • 5. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. HybridCloudのモチベーション (OnPremisesの課題と HybridCloudに期待すること)
  • 6. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 現状のシステム設計方針(On Premisesのみ) システムとして用意する必要があるリソース
  • 7. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 現状のシステム設計の問題点 用意したが未利用となっているリソース ピークでシステムを用意する必要があるため システムの未利用時間が多くなってしまう
  • 8. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. HybridCloudを導入した際のシステム設計 用意したが未利用となっているリソース HybirdCloudに向けるリソース
  • 9. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. ジャスト・イン・タイム ※ToyotaHPより http://www.toyota.co.jp/jpn/company/vision/production_system/just.html “必要なものを、必要なときに、必要なだけ” という考え方がCloudにマッチした
  • 10. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. コストの特徴の違い On Premises Cloud 最小単位が1年(通常のデータセンター契約) 1時間つかっても1年つかってもコストは同じ →長期利用するベースのシステムで利用する 最小単位が1時間(クラウド事業者によっては日単位もある) ただし1年利用した場合は、オンプレミスの方が安価である →短期利用するシステムで利用する
  • 11. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. システム構成の分離 ベースラインのインフラ 定常的に負荷があるシステム → ベースの売り上げのシステム 自社でコントロールしたいシステム → ネットワークTrafficなど 会社として守らなければならない情報 → 会員情報、課金情報など 突発的なインフラ イベントトラフィックのシステム → 行事、新規リリースなど ピークトラフィックのシステム → 夜間帯などの繁忙時刻
  • 12. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. HybridCloudで展開できる構成 Webアプリケーションの一般的なシステム構成と移設可能なコンポーネント Proxy Web Slave DB Storage (Hadoop) KVS Master DB Application Batch LoadBalancer Hybrid Cloudとして 利用可能なコンポーネント ↓ スケールアウトが 簡単なコンポーネント
  • 13. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. まとめ OnPremisesの課題とHybridCloudに期待すること OnPremisesの課題 今まではピーク帯に合わせたインフラ設計が必要であった 1日のうちピーク帯は4-5時間のため、全体としての利用率が低かった HybridCloudへの期待 必要なリソースを一時的に柔軟に投入/削除をしていきたい 特にスケールアウトできるシステムコンポーネントを 中心に展開していきたい
  • 14. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. Hybrid Cloudの選定基準
  • 15. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. Hybrid Cloudの特徴 自社システム クラウドシステム (Private Cloud) 専用線 Private IP Private IP 特徴 Private IP間で通信が可能 そのため既存システムへの変更インパクトが少ない クラウドシステム側は提供会社に対してPrivateCloudを提供する 例 AWS Direct Connect Sorftlayer Direct Link
  • 16. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. Hybrid Cloudの選定基準 そもそも提供している会社が少ないため選択肢が少ない 日系クラウドではサービスメニュー化している業者はゼロ 接続性 専用線での接続が必要であるため、 専用線が接続可能なデータセンターであること Secureな接続が担保される 間違って他の業者にRoutingされるようなことがあってはならない トラブル対応 トラブル発生時の対応の迅速性
  • 17. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. HybirdCloudを利用する上での問題
  • 18. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. Hybrid Cloudの課題 SLAの違い 自社システム クラウドシステム (Private Cloud) 専用線 RouterRouterServer Cloud 1つのシステムを複数のインフラストラクチャで賄う必要がある サービス上低いSLAのインフラストラクチャに合わせて設計せざるえない ※一般的にはクラウドシステムの方がSLAは低い 乗せるサービスのSLAを落とすことが出来るか?
  • 19. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. Hybrid Cloudの課題 ベースラインの確保 上記図の赤色の部分と灰色の部分を区分けする必要がある ここの線引きが難しい
  • 20. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. Hybrid Cloudの課題 ベースラインの確保 そもそもハイブリッドクラウドを利用する目的としては コスト削減が主な目的になることが多い そのため、自社システムとハイブリッドクラウドの割り合いについて どこかしらの損益分解点がある しかし、Traffic量/Trafficトレンドは毎日違う 毎日、損益分岐点を出し、システムの比率を変えることは難しい
  • 21. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. Hybrid Cloudの課題 トラブル編 自社システム クラウドシステム (Private Cloud) 専用線 DC事業者A事業者A DC事業者B 事業者B回線事業者Maker A Maker B MDF MDF RouterRouterServer Cloud 契約形態 でも、通常のWAN側の回線なども同じ構成では…?
  • 22. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. Hybrid Cloudの課題 トラブル編(WAN側との違い) 通信遅延がWAN側よりもシビア 遅延が発生した場合、データの整合性が取れなくなる可能性がある 復旧や回復させる作業に工数がかかる これはネットワークエンジニアでは出来ない 事業者B網内の問題が解決しないことが多い クラウドなのでVMの動きなどがわからない クラウド事業者の都合で、急にスペックの悪いホストに 割り当てられたり、違うDCのVMが配属されることもある
  • 23. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. グリーの展望
  • 24. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. グリーの展望 インフラの設計 ピーク帯での設計が不要になった クラウドとの付き合い方 もはや“Cloud”と”On Premises”は敵対関係では無くなった 共存していく関係にある 人材の問題 ただ、 “Cloud”も”On Premises”も理解している人間は少ない 全体を通したシステム設計ができる人材が必要とされる
  • 25. Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved.

Editor's Notes

  1. WAN側の特徴として一般的にはこのようなことがあげられる
  2. アニメーション1回
  3. アニメーション1回
  4. アニメーション1回