Submit Search
Upload
研究デザイン(2017/10/1)
•
5 likes
•
10,370 views
enango
Follow
ランダム化比較試験,コホート研究,症例対照研究,横断研究の基本を説明します
Read less
Read more
Health & Medicine
Report
Share
Report
Share
1 of 18
Recommended
介入研究と観察研究の必要事項
介入研究と観察研究の必要事項
Yasuyuki Okumura
症例報告論文を載せるために
症例報告論文を載せるために
k-kajiwara
臨床に生かすために知っておきたい医学統計
臨床に生かすために知っておきたい医学統計
Noriyuki Katsumata
明日から読めるメタ・アナリシス
明日から読めるメタ・アナリシス
Yasuyuki Okumura
20171112予測指標の作り方セミナー事前学習
20171112予測指標の作り方セミナー事前学習
SR WS
単一事例研究法と統計的推測:ベイズ流アプローチを架け橋として
単一事例研究法と統計的推測:ベイズ流アプローチを架け橋として
Yoshitake Takebayashi
201707srws第六回その1メタ・アナリシスと存在、発生、効果の指標
201707srws第六回その1メタ・アナリシスと存在、発生、効果の指標
SR WS
20160713 srws第六回後半、revmanでのメタ・アナリシス・ハンズオン
20160713 srws第六回後半、revmanでのメタ・アナリシス・ハンズオン
SR WS
Recommended
介入研究と観察研究の必要事項
介入研究と観察研究の必要事項
Yasuyuki Okumura
症例報告論文を載せるために
症例報告論文を載せるために
k-kajiwara
臨床に生かすために知っておきたい医学統計
臨床に生かすために知っておきたい医学統計
Noriyuki Katsumata
明日から読めるメタ・アナリシス
明日から読めるメタ・アナリシス
Yasuyuki Okumura
20171112予測指標の作り方セミナー事前学習
20171112予測指標の作り方セミナー事前学習
SR WS
単一事例研究法と統計的推測:ベイズ流アプローチを架け橋として
単一事例研究法と統計的推測:ベイズ流アプローチを架け橋として
Yoshitake Takebayashi
201707srws第六回その1メタ・アナリシスと存在、発生、効果の指標
201707srws第六回その1メタ・アナリシスと存在、発生、効果の指標
SR WS
20160713 srws第六回後半、revmanでのメタ・アナリシス・ハンズオン
20160713 srws第六回後半、revmanでのメタ・アナリシス・ハンズオン
SR WS
20170112 srws第六回メタ・アナリシス
20170112 srws第六回メタ・アナリシス
SR WS
ロジスティック回帰分析の書き方
ロジスティック回帰分析の書き方
Sayuri Shimizu
20170202 srws第7回補講RoB2.0で決める知りたい効果とは?
20170202 srws第7回補講RoB2.0で決める知りたい効果とは?
SR WS
研究の質を評価する重要性
研究の質を評価する重要性
Yasuyuki Okumura
介入研究の質のアセスメント
介入研究の質のアセスメント
Senshu University
20161222 srws第五回 Risk of Bias 2.0 toolを用いた文献評価
20161222 srws第五回 Risk of Bias 2.0 toolを用いた文献評価
SR WS
臨床心理学における例数設計
臨床心理学における例数設計
Senshu University
観察研究の必須事項
観察研究の必須事項
Yoshitake Takebayashi
医療データベース研究におけるバイアスと交絡への対処法
医療データベース研究におけるバイアスと交絡への対処法
Takashi Fujiwara
観察研究の必須事項
観察研究の必須事項
Yoshitake Takebayashi
傾向スコアマッチと多重補完法の解説 その1
傾向スコアマッチと多重補完法の解説 その1
Atsushi Shiraishi
観察研究の質の評価
観察研究の質の評価
Yoshitake Takebayashi
データベース時代の疫学研究デザイン
データベース時代の疫学研究デザイン
Koichiro Gibo
初期研修医のための学会スライドのキホン
初期研修医のための学会スライドのキホン
k-kajiwara
認知行動療法 ー第3世代の登場で何が変わったのか?
認知行動療法 ー第3世代の登場で何が変わったのか?
仰 三田村
20170608 srws第四回pubmed検索その2
20170608 srws第四回pubmed検索その2
SR WS
バリデーション研究の入門
バリデーション研究の入門
Yasuyuki Okumura
曝露がアンカーとなるデザイン
曝露がアンカーとなるデザイン
Yasuyuki Okumura
明日から読める無作為化比較試験: 行動療法研究に求められる統計学
明日から読める無作為化比較試験: 行動療法研究に求められる統計学
Yasuyuki Okumura
愛大学生用、メタアナリシスについて
愛大学生用、メタアナリシスについて
Takashi Fujiwara
The GATE (2003/11/08)
The GATE (2003/11/08)
enango
2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率
2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率
syokiken
More Related Content
What's hot
20170112 srws第六回メタ・アナリシス
20170112 srws第六回メタ・アナリシス
SR WS
ロジスティック回帰分析の書き方
ロジスティック回帰分析の書き方
Sayuri Shimizu
20170202 srws第7回補講RoB2.0で決める知りたい効果とは?
20170202 srws第7回補講RoB2.0で決める知りたい効果とは?
SR WS
研究の質を評価する重要性
研究の質を評価する重要性
Yasuyuki Okumura
介入研究の質のアセスメント
介入研究の質のアセスメント
Senshu University
20161222 srws第五回 Risk of Bias 2.0 toolを用いた文献評価
20161222 srws第五回 Risk of Bias 2.0 toolを用いた文献評価
SR WS
臨床心理学における例数設計
臨床心理学における例数設計
Senshu University
観察研究の必須事項
観察研究の必須事項
Yoshitake Takebayashi
医療データベース研究におけるバイアスと交絡への対処法
医療データベース研究におけるバイアスと交絡への対処法
Takashi Fujiwara
観察研究の必須事項
観察研究の必須事項
Yoshitake Takebayashi
傾向スコアマッチと多重補完法の解説 その1
傾向スコアマッチと多重補完法の解説 その1
Atsushi Shiraishi
観察研究の質の評価
観察研究の質の評価
Yoshitake Takebayashi
データベース時代の疫学研究デザイン
データベース時代の疫学研究デザイン
Koichiro Gibo
初期研修医のための学会スライドのキホン
初期研修医のための学会スライドのキホン
k-kajiwara
認知行動療法 ー第3世代の登場で何が変わったのか?
認知行動療法 ー第3世代の登場で何が変わったのか?
仰 三田村
20170608 srws第四回pubmed検索その2
20170608 srws第四回pubmed検索その2
SR WS
バリデーション研究の入門
バリデーション研究の入門
Yasuyuki Okumura
曝露がアンカーとなるデザイン
曝露がアンカーとなるデザイン
Yasuyuki Okumura
明日から読める無作為化比較試験: 行動療法研究に求められる統計学
明日から読める無作為化比較試験: 行動療法研究に求められる統計学
Yasuyuki Okumura
愛大学生用、メタアナリシスについて
愛大学生用、メタアナリシスについて
Takashi Fujiwara
What's hot
(20)
20170112 srws第六回メタ・アナリシス
20170112 srws第六回メタ・アナリシス
ロジスティック回帰分析の書き方
ロジスティック回帰分析の書き方
20170202 srws第7回補講RoB2.0で決める知りたい効果とは?
20170202 srws第7回補講RoB2.0で決める知りたい効果とは?
研究の質を評価する重要性
研究の質を評価する重要性
介入研究の質のアセスメント
介入研究の質のアセスメント
20161222 srws第五回 Risk of Bias 2.0 toolを用いた文献評価
20161222 srws第五回 Risk of Bias 2.0 toolを用いた文献評価
臨床心理学における例数設計
臨床心理学における例数設計
観察研究の必須事項
観察研究の必須事項
医療データベース研究におけるバイアスと交絡への対処法
医療データベース研究におけるバイアスと交絡への対処法
観察研究の必須事項
観察研究の必須事項
傾向スコアマッチと多重補完法の解説 その1
傾向スコアマッチと多重補完法の解説 その1
観察研究の質の評価
観察研究の質の評価
データベース時代の疫学研究デザイン
データベース時代の疫学研究デザイン
初期研修医のための学会スライドのキホン
初期研修医のための学会スライドのキホン
認知行動療法 ー第3世代の登場で何が変わったのか?
認知行動療法 ー第3世代の登場で何が変わったのか?
20170608 srws第四回pubmed検索その2
20170608 srws第四回pubmed検索その2
バリデーション研究の入門
バリデーション研究の入門
曝露がアンカーとなるデザイン
曝露がアンカーとなるデザイン
明日から読める無作為化比較試験: 行動療法研究に求められる統計学
明日から読める無作為化比較試験: 行動療法研究に求められる統計学
愛大学生用、メタアナリシスについて
愛大学生用、メタアナリシスについて
Viewers also liked
The GATE (2003/11/08)
The GATE (2003/11/08)
enango
2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率
2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率
syokiken
2016.5.27 急性低酸素性呼吸不全における鼻カニューレによる高流量酸素療法
2016.5.27 急性低酸素性呼吸不全における鼻カニューレによる高流量酸素療法
syokiken
Evidence-Based Diagnostic approach(2008/02/17)
Evidence-Based Diagnostic approach(2008/02/17)
enango
PICO questions(2003/06/08)
PICO questions(2003/06/08)
enango
2016.7.1 教育・情報・インセンティブによる、より安全な処方に関するトライアル
2016.7.1 教育・情報・インセンティブによる、より安全な処方に関するトライアル
syokiken
2017.1.20 ステロイドと胃潰瘍
2017.1.20 ステロイドと胃潰瘍
syokiken
【プレゼン】見やすいプレゼン資料の作り方【初心者用】
【プレゼン】見やすいプレゼン資料の作り方【初心者用】
MOCKS | Yuta Morishige
Viewers also liked
(8)
The GATE (2003/11/08)
The GATE (2003/11/08)
2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率
2016.11.18 失神で入院した患者の肺塞栓症の有病率
2016.5.27 急性低酸素性呼吸不全における鼻カニューレによる高流量酸素療法
2016.5.27 急性低酸素性呼吸不全における鼻カニューレによる高流量酸素療法
Evidence-Based Diagnostic approach(2008/02/17)
Evidence-Based Diagnostic approach(2008/02/17)
PICO questions(2003/06/08)
PICO questions(2003/06/08)
2016.7.1 教育・情報・インセンティブによる、より安全な処方に関するトライアル
2016.7.1 教育・情報・インセンティブによる、より安全な処方に関するトライアル
2017.1.20 ステロイドと胃潰瘍
2017.1.20 ステロイドと胃潰瘍
【プレゼン】見やすいプレゼン資料の作り方【初心者用】
【プレゼン】見やすいプレゼン資料の作り方【初心者用】
Similar to 研究デザイン(2017/10/1)
2事前課題その1へのフィードバック
2事前課題その1へのフィードバック
SR WS
STROBE/STARDの解説
STROBE/STARDの解説
Takashi Fujiwara
3診断精度系統的レビューのための系統的検索
3診断精度系統的レビューのための系統的検索
SR WS
160509 STROBE解説
160509 STROBE解説
KuraRINet
Qaシステム解説
Qaシステム解説
yayamamo @ DBCLS Kashiwanoha
論文の書き方・読み方
論文の書き方・読み方
Satoshi Miura
Similar to 研究デザイン(2017/10/1)
(6)
2事前課題その1へのフィードバック
2事前課題その1へのフィードバック
STROBE/STARDの解説
STROBE/STARDの解説
3診断精度系統的レビューのための系統的検索
3診断精度系統的レビューのための系統的検索
160509 STROBE解説
160509 STROBE解説
Qaシステム解説
Qaシステム解説
論文の書き方・読み方
論文の書き方・読み方
研究デザイン(2017/10/1)
1.
研究デザイン EBMミニレクチャーシリーズ
2.
研究デザイン • 臨床研究には,様々な方法がある • どのような疑問か(=どのようなPICOか) によって,その疑問を解決するために行 われる臨床研究として,最適な方法は異 なる •
疑問を解決する際には,研究デザインの 理解が必要
3.
研究デザインの種類 症例報告 症例集積研究 コホート研究(CS) 症例対照研究(CCS) 介入前後比較試験 準ランダム化比較試験 ランダム化比較試験(RCT) 横断研究
4.
研究デザインの3分類 ①研究者の関与 観察研究 Observation study 介入研究
Intervention study ②時間軸 縦断研究 Longitudinal study 横断研究 Cross-sectional study ③時間軸の向き 前向き Prospective 後ろ向き Retrospective
5.
分類①:研究者の関与 • 観察研究 – 研究者が対象者に介入を加えず,経過を追って, 起こっていることを観察,記述する研究 •
介入研究 – 研究者が対象者に介入を加え,経過を追って その介入による結果を測定する研究
6.
分類①:研究者の関与 • 観察研究 – コホート研究 •
前向きコホート研究 • 後ろ向きコホート研究 – 症例対照研究 • コホート内症例対照研究 – 症例集積研究 – 症例報告 • 介入研究 – ランダム化比較試験 – 準ランダム化比較試験 – 介入前後比較試験 (One arm trial)
7.
分類②:時間軸 • 縦断研究 – 現在を起点に,時間軸に沿って前向き,または後 ろ向きに経過を追ってその結果や因子について 測定する研究 –
観察研究と介入研究の両方 • 横断研究 – 時間軸を横断して,ある1時点でのみ観察,測定 する研究 – 観察研究のみ
8.
分類③:時間軸の向き • 縦断研究のみ • 前向きprospective –
現在を起点に,時間軸に沿って前向きに経過を 追ってその結果について測定する • 後ろ向きretrospective – 現在を起点に,時間軸に沿って後ろ向きに経過 を手繰ってその因子について測定する • 違いは,研究開始時点で既にoutcomeの発 症の有無が明らかになっているか否か
9.
過去 現在 未来 (前向き) (後ろ向き) ランダム化比較試験 コホート研究 症例対照研究 横断研究 後ろ向きコホート研究 コホート内症例対照研究
10.
ランダム化比較試験 - + - +治療群 対照群 イベント あり イベント なし イベント あり イベント なし ランダム割り付け (現在) (未来) 前向き!
11.
コホート研究(前向き) 対象患者 + - + - (現在) (未来) 前向き! 危険因子 なし 危険因子 あり
12.
後ろ向きコホート研究 (過去) (現在) 後ろ向き! 危険因子 なし + - + - 対照患者 危険因子 あり
13.
症例対照研究 対照 + - 曝露因子 あり 曝露因子 なし 曝露因子 あり 曝露因子 なし (過去) (現在) 後ろ向き! 症例 + -
14.
後ろ向きコホート研究と症例対照研究 • 後ろ向きコホート研究 – 既に存在するコホートを利用する –
集団全体に対する病気を持つ人の割合が求まる →発症率が求まる • 症例対照研究 – 新たにデータを集める – 症例を集めて,それに対して対照を選ぶ – 症例と対照の割合は研究者が決められる →発症率を求めることができない
15.
3種類のバイアス • 選択バイアス – 患者の選び方に偏りを生じる •
情報バイアス – 暴露因子やアウトカムの測定を行うときに,情報が あることで測定結果に手心が入る • 交絡因子 – 暴露因子とアウトカムの両方に関連がある別の因 子の介在で,幻の関連性が生まれる
16.
バイアスに対する対処法 研究方法 RCT コホート研究
症例対照研究 選択バイアス △ ◎ ランダム抽出 △ マッチングなど 情報バイアス ○ マスキング ○ マスキング ○ マスキング 交絡因子 ◎ ランダム割 付け △ 多変量解析 △ 多変量解析
17.
疑問のカテゴリーと研究デザイン カテゴリー 効果を検証するために最も適した 研究デザイン 治療・予防 ランダム化比較試験 病因・予後 コホート研究 (ランダム化比較試験) 診断 横断研究 (ランダム化比較試験) 害・副作用 ランダム化比較試験 コホート研究,症例対照研究
18.
研究デザインマップ 研究の方向 一時点 前向き 後ろ向き 過去のコホート 新規の調査 ランダム化比較試験 後ろ向きコホート研究 症例対照研究 横断研究 縦断研究 コホート研究 治療・予防 病因・予後 病因・害 診断