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XenApp/XenDesktop環境での
アプリケーションの互換性について
山田 晃嗣
© 2012 Citrix2
© 2012 Citrix
a balancing of factors all of which
are not attainable at the same time
Merriam-Webster
同時に達成できない複数要素を
バランスさ...
© 2012 Citrix4
トレードオフ
© 2012 Citrix
クライアント
ハイパーバイ
ザー
オフライン、
セキュア
ネットブート
ローカル、
固定
VDI
(仮想PC)
柔軟性、
個人専用
サーバー共有
デスクトップ
ベストTCO
リモートPC
即持ち出し
可能図
あらゆる...
© 2012 Citrix
VDI
(仮想PC)
柔軟性、個人専用
サーバー共有
デスクトップ
主に使われるのがこの2つ
ベストTCO
© 2012 Citrix
VDI
(仮想PC)
PCと同じアプリ運用
サーバー共有
デスクトップ
もっとストレートに言うと
低コスト
高コスト 動かないアプリあり
© 2012 Citrix
Agenda
•FlexCast と トレードオフ
•非互換の各種要因
•検証の進め方
FlexCast と
トレードオフ
© 2012 Citrix
VDI
(仮想PC)
PCと同じアプリ運用
サーバー共有
デスクトップ
低コスト
高コスト 動かないアプリあり
何が同じか?
何が違うか?
© 2012 Citrix
保存中
保存中
完了
完了
「あちら側から画面転送」はどちらも同じ
© 2012 Citrix
違いは「あちら側」の仕組み
VDI
(仮想PC)
サーバー共有
デスクトップ
一人に一つの
クライアント用OS
一つのサーバー用OSを
複数利用者で共有
© 2012 Citrix
集合住宅に例えるなら・・・
マンション 社員寮
VDI
(仮想PC)
サーバー共有
デスクトップ
© 2012 Citrix
必要コストの差 〜1人に必要なハードリソース
ストレージ
35GB
メモリ
2GB ストレージ
2.5GB
メモリ
0.4GB
VDI
(仮想PC)
サーバー共有
デスクトップ
© 2012 Citrix
ここまでは
デスクトップ仮想化の話
アプリケーション仮想化
はどうか?
© 2012 Citrix
利用者からの見え方・使い方の違い
デスクトップ仮想化 アプリ仮想化
© 2012 Citrix
アプリ仮想化にも2つの仕組み
VM Hosted
Application
サーバー共有
Application
一人に一つの
クライアント用OS
一つのサーバー用OSを
複数利用者で共有
© 2012 Citrix
登場人物を整理すると・・・
デスクトップ
仮想化
アプリ
仮想化
VDI
(仮想PC)
サーバー共有
デスクトップ
VM Hosted
Application
サーバー共有
Application
一人一つずつ
OS...
© 2012 Citrix
用語の定義について再確認
•利用者からの「見え方」「使い方」による定義
• XenApp:アプリケーション仮想化
• XenDesktop:デスクトップ仮想化
•アーキテクチャによる定義
• XenApp:1つのサー...
© 2012 Citrix
あらためてこの枠組みを考える
仮想PC サーバー共有
「デスクトップ仮想化 or アプリ仮想化」かは
上記2つのコスト差には影響しない
© 2012 Citrix
初期導入費は明らかに
「サーバー共有」が安い!
まず言えること
© 2012 Citrix
当然出てくる疑問
うちのアプリは
サーバー共有で
動いてくれるの?
残念ながら「絶対動く」とは言えない
© 2012 Citrix
結局はトレードオフ
© 2012 Citrix
乱暴に結論を急ぐなら・・・
システム規模(利用者数)
コ
ス
ト
サーバー共有向け
アプリ検証・改修コスト
仮想PCが
おトク
サーバー共有が
おトク
© 2012 Citrix
定量的に決めるためには
システム規模(利用者数)
コ
ス
ト
サーバー共有向け
アプリ検証・改修コスト
この値が必要!
© 2012 Citrix
このスライドの目的のひとつ
サーバー共有向けの
アプリの検証・改修費用に
目途がつけられるようにする
非互換の各種要因
•サーバー共有
•プール型
•画面転送
•OSやInternet Explorer
サーバー共有での非互換
© 2012 Citrix
サーバー共有は”枯れた”技術
XenApp/XenDesktop
サーバー共有
MetaFrame
1998〜
Mainframe Computer
1950s〜
WinFrame
1995〜
© 2012 Citrix
複数の利用者が1つのOSを共有しても
お互いは、ほぼ 干渉しない
© 2012 Citrix
利用者間の干渉を気にしなくて良い資源
•CPU
•メモリ空間
•ユーザープロファイル
•HKEY_CURRENT_USER
•TCP/IP 発信元ポート番号
© 2012 Citrix
利用者間の干渉を注意すべき資源
•ファイルシステム(ユーザープロファイル以外)
•HKEY_LOCAL_MACHINE
•IPアドレス
•実行マシンのホスト名
非互換の原因の大半
© 2012 Citrix
ファイルシステムによる非互換例
VerticalEditor:フリーの縦書きエディタ
Windows Server 2003 では動作しない
© 2012 Citrix
非互換が起きた原因
ローカルディスク(C:)
Program Files
VerticalEditor
変更 環境設定ファイル
環境設定ファイルがProgram Files配下の固定PATHで指定
全ての利用者が同じ...
© 2012 Citrix
特定のPATHのファイルの
複数人同時書込みは不可!
実はこれは過去の話
© 2012 Citrix
Windows Server 2008 R2のサーバー共有 だと
いっけん問題なく動作するように見える
Windows Vista以降に導入された
「ファイルとレジストリの仮想化」機能の恩恵
© 2012 Citrix
「ファイルとレジストリの仮想化」
の基本原理
利用者ごとに「仮想Cドライブ」を
持つようなもの
利用者ごとの「仮想HKEY_LOCAL_MACHINE」も持つ
© 2012 Citrix
「ファイルとレジストリの仮想化」の背景
•Windows XPではシステムフォルダへの
書込みや変更が比較的容易で
悪意のあるプログラムに対して脆弱と言えた
•Windows Vista以降 では上記の対策として
ユ...
© 2012 Citrix
仮想ファイルの実際の場所
ローカルディスク(C:)
ユーザー
kojiy
AppData
Local
VirtualStore
Program Files (x86)
VerticalEditor
環境設定ファイル
...
© 2012 Citrix
ファイルの仮想化の動作
•アプリケーションが、あるファイルを
「書き込み可能」な形でOPENすると・・・
•自動的にそのファイルが、
ユーザー毎の仮想ファイルシステムにコピーされる
•以後、そのファイルを開く場合は、...
© 2012 Citrix
「ファイルとレジストリの仮想化は
マイクロソフトの技術
検索Vista ファイル 仮想化
•詳細な技術情報は
Web上に豊富にある
© 2012 Citrix
•ファイルシステム(ユーザプロファイル以外)
•HKEY_LOCAL_MACHINE
•ファイルシステム(ユーザープロファイル以外)
•HKEY_LOCAL_MACHINE
利用者間の干渉を注意すべき資源
•IPアド...
© 2012 Citrix
IPアドレスやホスト名が
非互換の要因になるアプリの例
192.168.10.11
•サーバーモジュールが
クライアントの識別情報として
IPアドレスを使う場合
•P2P型のソフトフォンなど
一部の特殊のアプリでしか...
© 2012 Citrix
一旦結論
Windows 7 で動作するアプリは
かなり高い確率で
サーバー共有でも動作する
© 2012 Citrix
サーバー共有は
64bit OSしかないよね。
アプリの64bit 対応は?
予想される突っ込み
© 2012 Citrix
誤解されることが多いが・・
32bit アプリは
64bit OS上でも動作する!
「64bit OS での動作」に起因する非互換は
まず滅多に起きることではない!
プール型での非互換
© 2012 Citrix
仮想PCの2種類の運用形態
専用 プール
© 2012 Citrix
住宅に例えるとこんな感じ
専用 プール
マンション ホテル
© 2012 Citrix
プール型(ホテル型)に様々な利点あり
•ディザスタリカバリ構成が取りやすい
•ソフトウェアアップデートなどの管理が容易
•ストレージコストを削減できる
© 2012 Citrix
プール型利用時の注意
•デスクトップの壁紙変更などの設定は変更可だが、
アプリのインストールなどの大きな改変は
一般利用者には出来ない
•利用者に紐付いた設定情報は個人ファイルは
利用者と共にOSを「移動」する
立つ...
© 2012 Citrix
一般に使われるのは
「移動ユーザープロファイル」
(Roaming Profile)
© 2012 Citrix
マイクロソフト純正「移動ユーザープロファイル」の
制限事項
•移動可能なファイル/レジストリは固定
•HK_CURRENT_USER : ntuser.dat
•%APPDATA%
( Users<ユーザー名>App...
© 2012 Citrix
この図を思い出してほしい
ローカルディスク(C:)
ユーザー
kojiy
AppData
Local
VirtualStore
Program Files (x86)
VerticalEditor
環境設定ファイル
...
© 2012 Citrix
「ファイルとレジストリの仮想化」は
Windows 7 でも デフォルトで動作
•仮想化されたファイルシステムは、
AppDataLocal フォルダに格納される
•レガシーアプリの多くが、
このフォルダに利用者個別...
© 2012 Citrix
このままだと、どうなってしまうか?
•アプリの設定情報を連れて「移動」できない
•ログオンするたびに設定のやり直し
•OSに各利用者の設定情報のゴミが溜まってしまう
© 2012 Citrix
サーバー共有でも同じ問題が発生
•サーバー共有では
冗長性・拡張性のため
複数サーバーで構成する
•ログオン先は
各OSの負荷状況に応じて
その都度変化する
© 2012 Citrix
だからと言って
安易に「専用型」を選ばないで欲しい
•些細なトラブルに対して脆弱
•OSごとの個別管理が必要で
規模が大きいと膨大な管理工数
•バックアップ運用のためには
膨大なストレージ容量と
膨大な手間が必要
© 2012 Citrix
もちろん解決策はある!
•Profile Management
•XenDesktopのコンポーネント
•マイクロソフト純正
移動ユーザープロファイルの代替
•利用者と共に移動するファイルを
柔軟に指定・除外できる
...
© 2012 Citrix
一旦結論
専用型とプール型の違いでも
アプリの動作に差は出るが、
Profile Managementで解決可能
© 2012 Citrix
「専用型仮想PC」の使い方
•必要リソース・管理工数の増大を招き、
ロバスト性も低いため、安易な選択はしないこと
•「専用型ならでは」の利点があるとしたら、
一般利用者がアプリのインストールができること
•利用者に「...
画面転送での非互換
© 2012 Citrix
画面転送を使った仮想化
動作ロジックは全て
「あちら側」
© 2012 Citrix
「こちら側」のデバイスはどうする?
使うための「機能」は用意している
© 2012 Citrix
HDXの端末デバイス利用方法2つ
ポートレベルリダイレクトデバイスレベルリダイレクト
端末側のドライバで一旦
デバイスを認識し、
仮想側とは必要な情報のみを
効率よく通信
LPTやCOMなどの端末側の
ポートを、その...
© 2012 Citrix
端末デバイス利用のポイント
•デバイスレベルリダイレクトが遥かに高性能
•デバイスレベルリダイレクトは
利用可能なデバイスに制限があるが、
それでもかなりの数のデバイスが利用可能
•USBのポートレベルリダイレクトは...
© 2012 Citrix
一旦結論
デバイス依存アプリは
パフォーマンスの課題もあり
可否が白黒はっきりしない場合も多い
実機検証が避けられない
その他OSやInternet Explorerの
バージョン違いによる非互換
© 2012 Citrix
ずっと付きまとう非互換の悩み
© 2012 Citrix
個々のバージョン間の互換性については
あまりCitrixの出る幕ではない?
実は考え方によっては
十分にお役に立てます!
© 2012 Citrix
端末OSに依存しない長寿命のアプリ利用
?
© 2012 Citrix
Internet Explorer 複数バージョンの並行運用
イントラ用IE6
社外Web用
IE9
© 2012 Citrix
一旦結論
仮想化をうまく利用すれば
アプリ非互換の問題は
パソコン利用時よりもむしろ減少
検証の進め方
© 2012 Citrix
昔の人は偉かった!
百聞は一見にしかず
案ずるより産むが易し
虎穴に入らずんば虎児を得ず
© 2012 Citrix
とにかく動かしてみることが大事
結局何が言いたいかと言うと・・・
© 2012 Citrix
仮想環境やクラウドの普及は検証に追い風
© 2012 Citrix
評価環境構築用のガイドも充実
© 2012 Citrix
検証実施上のポイント
•検証対象のアプリに優先度を設定し、
「あれもこれも」は避ける
•ネットワーク環境はアプリの動作に影響大
実運用に近いネットワークで検証を行う
•Active Directoryのグループポリシ...
© 2012 Citrix
サーバー共有での検証順序 (1/2)
1. シングルユーザー/シングルサーバー検証
i. サーバーOSへの対応確認
ii. Active Directoryグループポリシーへの対応確認
iii. 画面転送環境への対応...
© 2012 Citrix
サーバー共有での検証順序 (2/2)
2. 時間差マルチユーザー(2名)検証
i. 個人設定の独立の確認
3. 同時マルチユーザー(2名)検証
i. 相互干渉の確認
4. 複数サーバー(2台)検証
i. 利用者個人設...
まとめ
© 2012 Citrix
まとめ
•Windows 7 で動作するアプリなら、
サーバー共有でも動作する可能性は高い
•仮想PCならプール型がお勧め!
個人設定の課題もProfile Managementが解決
•仮想化をうまく利用すれば、
...
Work better. Live better.
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XenApp/XenDesktop環境でのアプリケーション互換性について

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Citrix XenApp/XenDesktop 環境での、アプリケーションの互換性に関する考察と、検証の進め方について解説しています。

シトリックス・システムズ・ジャパン(株)
ソリューションアーキテクト
山田 晃嗣

Veröffentlicht in: Technologie
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XenApp/XenDesktop環境でのアプリケーション互換性について

  1. 1. XenApp/XenDesktop環境での アプリケーションの互換性について 山田 晃嗣
  2. 2. © 2012 Citrix2
  3. 3. © 2012 Citrix a balancing of factors all of which are not attainable at the same time Merriam-Webster 同時に達成できない複数要素を バランスさせること
  4. 4. © 2012 Citrix4 トレードオフ
  5. 5. © 2012 Citrix クライアント ハイパーバイ ザー オフライン、 セキュア ネットブート ローカル、 固定 VDI (仮想PC) 柔軟性、 個人専用 サーバー共有 デスクトップ ベストTCO リモートPC 即持ち出し 可能図 あらゆるユーザーに 最適なデスクトップを
  6. 6. © 2012 Citrix VDI (仮想PC) 柔軟性、個人専用 サーバー共有 デスクトップ 主に使われるのがこの2つ ベストTCO
  7. 7. © 2012 Citrix VDI (仮想PC) PCと同じアプリ運用 サーバー共有 デスクトップ もっとストレートに言うと 低コスト 高コスト 動かないアプリあり
  8. 8. © 2012 Citrix Agenda •FlexCast と トレードオフ •非互換の各種要因 •検証の進め方
  9. 9. FlexCast と トレードオフ
  10. 10. © 2012 Citrix VDI (仮想PC) PCと同じアプリ運用 サーバー共有 デスクトップ 低コスト 高コスト 動かないアプリあり 何が同じか? 何が違うか?
  11. 11. © 2012 Citrix 保存中 保存中 完了 完了 「あちら側から画面転送」はどちらも同じ
  12. 12. © 2012 Citrix 違いは「あちら側」の仕組み VDI (仮想PC) サーバー共有 デスクトップ 一人に一つの クライアント用OS 一つのサーバー用OSを 複数利用者で共有
  13. 13. © 2012 Citrix 集合住宅に例えるなら・・・ マンション 社員寮 VDI (仮想PC) サーバー共有 デスクトップ
  14. 14. © 2012 Citrix 必要コストの差 〜1人に必要なハードリソース ストレージ 35GB メモリ 2GB ストレージ 2.5GB メモリ 0.4GB VDI (仮想PC) サーバー共有 デスクトップ
  15. 15. © 2012 Citrix ここまでは デスクトップ仮想化の話 アプリケーション仮想化 はどうか?
  16. 16. © 2012 Citrix 利用者からの見え方・使い方の違い デスクトップ仮想化 アプリ仮想化
  17. 17. © 2012 Citrix アプリ仮想化にも2つの仕組み VM Hosted Application サーバー共有 Application 一人に一つの クライアント用OS 一つのサーバー用OSを 複数利用者で共有
  18. 18. © 2012 Citrix 登場人物を整理すると・・・ デスクトップ 仮想化 アプリ 仮想化 VDI (仮想PC) サーバー共有 デスクトップ VM Hosted Application サーバー共有 Application 一人一つずつ OS占有 1つのOSを 複数人で共有
  19. 19. © 2012 Citrix 用語の定義について再確認 •利用者からの「見え方」「使い方」による定義 • XenApp:アプリケーション仮想化 • XenDesktop:デスクトップ仮想化 •アーキテクチャによる定義 • XenApp:1つのサーバーOSを複数利用者で共有 • XenDesktop:1つのクライアントOSを1人の利用者が占有 [XenApp] or [XenDesktop]には複数の定義あり このスライドでの定義
  20. 20. © 2012 Citrix あらためてこの枠組みを考える 仮想PC サーバー共有 「デスクトップ仮想化 or アプリ仮想化」かは 上記2つのコスト差には影響しない
  21. 21. © 2012 Citrix 初期導入費は明らかに 「サーバー共有」が安い! まず言えること
  22. 22. © 2012 Citrix 当然出てくる疑問 うちのアプリは サーバー共有で 動いてくれるの? 残念ながら「絶対動く」とは言えない
  23. 23. © 2012 Citrix 結局はトレードオフ
  24. 24. © 2012 Citrix 乱暴に結論を急ぐなら・・・ システム規模(利用者数) コ ス ト サーバー共有向け アプリ検証・改修コスト 仮想PCが おトク サーバー共有が おトク
  25. 25. © 2012 Citrix 定量的に決めるためには システム規模(利用者数) コ ス ト サーバー共有向け アプリ検証・改修コスト この値が必要!
  26. 26. © 2012 Citrix このスライドの目的のひとつ サーバー共有向けの アプリの検証・改修費用に 目途がつけられるようにする
  27. 27. 非互換の各種要因 •サーバー共有 •プール型 •画面転送 •OSやInternet Explorer
  28. 28. サーバー共有での非互換
  29. 29. © 2012 Citrix サーバー共有は”枯れた”技術 XenApp/XenDesktop サーバー共有 MetaFrame 1998〜 Mainframe Computer 1950s〜 WinFrame 1995〜
  30. 30. © 2012 Citrix 複数の利用者が1つのOSを共有しても お互いは、ほぼ 干渉しない
  31. 31. © 2012 Citrix 利用者間の干渉を気にしなくて良い資源 •CPU •メモリ空間 •ユーザープロファイル •HKEY_CURRENT_USER •TCP/IP 発信元ポート番号
  32. 32. © 2012 Citrix 利用者間の干渉を注意すべき資源 •ファイルシステム(ユーザープロファイル以外) •HKEY_LOCAL_MACHINE •IPアドレス •実行マシンのホスト名 非互換の原因の大半
  33. 33. © 2012 Citrix ファイルシステムによる非互換例 VerticalEditor:フリーの縦書きエディタ Windows Server 2003 では動作しない
  34. 34. © 2012 Citrix 非互換が起きた原因 ローカルディスク(C:) Program Files VerticalEditor 変更 環境設定ファイル 環境設定ファイルがProgram Files配下の固定PATHで指定 全ての利用者が同じファイルに書込み 加えてWindows Server 2003 では 一般利用者はProgram Files配下は書込み不可
  35. 35. © 2012 Citrix 特定のPATHのファイルの 複数人同時書込みは不可! 実はこれは過去の話
  36. 36. © 2012 Citrix Windows Server 2008 R2のサーバー共有 だと いっけん問題なく動作するように見える Windows Vista以降に導入された 「ファイルとレジストリの仮想化」機能の恩恵
  37. 37. © 2012 Citrix 「ファイルとレジストリの仮想化」 の基本原理 利用者ごとに「仮想Cドライブ」を 持つようなもの 利用者ごとの「仮想HKEY_LOCAL_MACHINE」も持つ
  38. 38. © 2012 Citrix 「ファイルとレジストリの仮想化」の背景 •Windows XPではシステムフォルダへの 書込みや変更が比較的容易で 悪意のあるプログラムに対して脆弱と言えた •Windows Vista以降 では上記の対策として ユーザーアカウント制御(UAC)を導入し、 システムフォルダへの書込みを制限した •UACだけでは既存アプリの互換性を激減させるので、 「仮想システムフォルダ」を設けて アプリの互換性を維持できるようにした
  39. 39. © 2012 Citrix 仮想ファイルの実際の場所 ローカルディスク(C:) ユーザー kojiy AppData Local VirtualStore Program Files (x86) VerticalEditor 環境設定ファイル 仮想Cドライブ プロファイル 隠しフォルダ
  40. 40. © 2012 Citrix ファイルの仮想化の動作 •アプリケーションが、あるファイルを 「書き込み可能」な形でOPENすると・・・ •自動的にそのファイルが、 ユーザー毎の仮想ファイルシステムにコピーされる •以後、そのファイルを開く場合は、 仮想Cドライブにコピーされたファイルが開かれる •アプリケーションは仮想Cドライブを意識しない (アプリケーションを騙すような形になる)
  41. 41. © 2012 Citrix 「ファイルとレジストリの仮想化は マイクロソフトの技術 検索Vista ファイル 仮想化 •詳細な技術情報は Web上に豊富にある
  42. 42. © 2012 Citrix •ファイルシステム(ユーザプロファイル以外) •HKEY_LOCAL_MACHINE •ファイルシステム(ユーザープロファイル以外) •HKEY_LOCAL_MACHINE 利用者間の干渉を注意すべき資源 •IPアドレス •実行マシンのホスト名 ほぼ過去の話 極めて稀な例
  43. 43. © 2012 Citrix IPアドレスやホスト名が 非互換の要因になるアプリの例 192.168.10.11 •サーバーモジュールが クライアントの識別情報として IPアドレスを使う場合 •P2P型のソフトフォンなど 一部の特殊のアプリでしか 使われない特殊な仕組み
  44. 44. © 2012 Citrix 一旦結論 Windows 7 で動作するアプリは かなり高い確率で サーバー共有でも動作する
  45. 45. © 2012 Citrix サーバー共有は 64bit OSしかないよね。 アプリの64bit 対応は? 予想される突っ込み
  46. 46. © 2012 Citrix 誤解されることが多いが・・ 32bit アプリは 64bit OS上でも動作する! 「64bit OS での動作」に起因する非互換は まず滅多に起きることではない!
  47. 47. プール型での非互換
  48. 48. © 2012 Citrix 仮想PCの2種類の運用形態 専用 プール
  49. 49. © 2012 Citrix 住宅に例えるとこんな感じ 専用 プール マンション ホテル
  50. 50. © 2012 Citrix プール型(ホテル型)に様々な利点あり •ディザスタリカバリ構成が取りやすい •ソフトウェアアップデートなどの管理が容易 •ストレージコストを削減できる
  51. 51. © 2012 Citrix プール型利用時の注意 •デスクトップの壁紙変更などの設定は変更可だが、 アプリのインストールなどの大きな改変は 一般利用者には出来ない •利用者に紐付いた設定情報は個人ファイルは 利用者と共にOSを「移動」する 立つ鳥 跡を濁さず
  52. 52. © 2012 Citrix 一般に使われるのは 「移動ユーザープロファイル」 (Roaming Profile)
  53. 53. © 2012 Citrix マイクロソフト純正「移動ユーザープロファイル」の 制限事項 •移動可能なファイル/レジストリは固定 •HK_CURRENT_USER : ntuser.dat •%APPDATA% ( Users<ユーザー名>AppDataRoaming ) AppData配下は、 このフォルダだけが移動される
  54. 54. © 2012 Citrix この図を思い出してほしい ローカルディスク(C:) ユーザー kojiy AppData Local VirtualStore Program Files (x86) VerticalEditor 環境設定ファイル ポイントはココ!
  55. 55. © 2012 Citrix 「ファイルとレジストリの仮想化」は Windows 7 でも デフォルトで動作 •仮想化されたファイルシステムは、 AppDataLocal フォルダに格納される •レガシーアプリの多くが、 このフォルダに利用者個別設定を保存 これらフォルダは移動されない!
  56. 56. © 2012 Citrix このままだと、どうなってしまうか? •アプリの設定情報を連れて「移動」できない •ログオンするたびに設定のやり直し •OSに各利用者の設定情報のゴミが溜まってしまう
  57. 57. © 2012 Citrix サーバー共有でも同じ問題が発生 •サーバー共有では 冗長性・拡張性のため 複数サーバーで構成する •ログオン先は 各OSの負荷状況に応じて その都度変化する
  58. 58. © 2012 Citrix だからと言って 安易に「専用型」を選ばないで欲しい •些細なトラブルに対して脆弱 •OSごとの個別管理が必要で 規模が大きいと膨大な管理工数 •バックアップ運用のためには 膨大なストレージ容量と 膨大な手間が必要
  59. 59. © 2012 Citrix もちろん解決策はある! •Profile Management •XenDesktopのコンポーネント •マイクロソフト純正 移動ユーザープロファイルの代替 •利用者と共に移動するファイルを 柔軟に指定・除外できる •プール型利用時の利用者設定の 問題を解決!
  60. 60. © 2012 Citrix 一旦結論 専用型とプール型の違いでも アプリの動作に差は出るが、 Profile Managementで解決可能
  61. 61. © 2012 Citrix 「専用型仮想PC」の使い方 •必要リソース・管理工数の増大を招き、 ロバスト性も低いため、安易な選択はしないこと •「専用型ならでは」の利点があるとしたら、 一般利用者がアプリのインストールができること •利用者に「インストールの自由」を与える以上、 「管理の責任」も利用者に発生することを周知 •管理責任を果たすだけのスキルのある 一部のユーザーに限定することがお勧め
  62. 62. 画面転送での非互換
  63. 63. © 2012 Citrix 画面転送を使った仮想化 動作ロジックは全て 「あちら側」
  64. 64. © 2012 Citrix 「こちら側」のデバイスはどうする? 使うための「機能」は用意している
  65. 65. © 2012 Citrix HDXの端末デバイス利用方法2つ ポートレベルリダイレクトデバイスレベルリダイレクト 端末側のドライバで一旦 デバイスを認識し、 仮想側とは必要な情報のみを 効率よく通信 LPTやCOMなどの端末側の ポートを、そのまま仮想側まで 延長することに近い 仕組みは単純だが、 通信の効率はよくない 例:マウス・キーボード・ ドライブ・プリンタ・ スマートカードリーダ・ Audio・Webカメラ 例:ドングル 汎用Felicaリーダー
  66. 66. © 2012 Citrix 端末デバイス利用のポイント •デバイスレベルリダイレクトが遥かに高性能 •デバイスレベルリダイレクトは 利用可能なデバイスに制限があるが、 それでもかなりの数のデバイスが利用可能 •USBのポートレベルリダイレクトは仮想PCのみ利用可 サーバー共有では利用不可 •ポートレベルリダイレクトは、 遅延のあるWANを経由するとほとんど使えない
  67. 67. © 2012 Citrix 一旦結論 デバイス依存アプリは パフォーマンスの課題もあり 可否が白黒はっきりしない場合も多い 実機検証が避けられない
  68. 68. その他OSやInternet Explorerの バージョン違いによる非互換
  69. 69. © 2012 Citrix ずっと付きまとう非互換の悩み
  70. 70. © 2012 Citrix 個々のバージョン間の互換性については あまりCitrixの出る幕ではない? 実は考え方によっては 十分にお役に立てます!
  71. 71. © 2012 Citrix 端末OSに依存しない長寿命のアプリ利用 ?
  72. 72. © 2012 Citrix Internet Explorer 複数バージョンの並行運用 イントラ用IE6 社外Web用 IE9
  73. 73. © 2012 Citrix 一旦結論 仮想化をうまく利用すれば アプリ非互換の問題は パソコン利用時よりもむしろ減少
  74. 74. 検証の進め方
  75. 75. © 2012 Citrix 昔の人は偉かった! 百聞は一見にしかず 案ずるより産むが易し 虎穴に入らずんば虎児を得ず
  76. 76. © 2012 Citrix とにかく動かしてみることが大事 結局何が言いたいかと言うと・・・
  77. 77. © 2012 Citrix 仮想環境やクラウドの普及は検証に追い風
  78. 78. © 2012 Citrix 評価環境構築用のガイドも充実
  79. 79. © 2012 Citrix 検証実施上のポイント •検証対象のアプリに優先度を設定し、 「あれもこれも」は避ける •ネットワーク環境はアプリの動作に影響大 実運用に近いネットワークで検証を行う •Active Directoryのグループポリシーや プロファイルの仕組みも実運用を想定する
  80. 80. © 2012 Citrix サーバー共有での検証順序 (1/2) 1. シングルユーザー/シングルサーバー検証 i. サーバーOSへの対応確認 ii. Active Directoryグループポリシーへの対応確認 iii. 画面転送環境への対応確認 iv. 各種周辺デバイスへの対応確認 v. 全体的なパフォーマンスの確認
  81. 81. © 2012 Citrix サーバー共有での検証順序 (2/2) 2. 時間差マルチユーザー(2名)検証 i. 個人設定の独立の確認 3. 同時マルチユーザー(2名)検証 i. 相互干渉の確認 4. 複数サーバー(2台)検証 i. 利用者個人設定のサーバー間での引継ぎ確認
  82. 82. まとめ
  83. 83. © 2012 Citrix まとめ •Windows 7 で動作するアプリなら、 サーバー共有でも動作する可能性は高い •仮想PCならプール型がお勧め! 個人設定の課題もProfile Managementが解決 •仮想化をうまく利用すれば、 アプリ非互換の問題はPC利用時よりも減少 •とにかく検証してみましょう
  84. 84. Work better. Live better.

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