[沖縄]はじめての運用自動化 Cloud automatorを触ってみよう！

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はじめての運⽤⾃動化
Cloud Automatorを触ってみよう！
〜Cloud Automator基礎編〜
Seiji Akatsuka

Copyright © Serverworks Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ソリューションアーキテクト
1975年⼤分県⽣まれ
⼭形県在住
仙台オフィス担当
AWS Samurai 2016
株式会社サーバーワークス
アカツカセイジ
Seiji Akatsuka

顔ぬきジャーナリストです

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Cloud Automator
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Cloud Automator?

Cloud Automator
ログインしたら負けだ！

Cloud Automator
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Section Cloud Automatorのアカウント設定1
Cloud Automatorによるバックアップ
Cloud Automatorによるコスト最適化
Cloud AutomatorによるDR対策
Cloud Automatorによる構成レビュー
Section 2
Section 3
Section 4
Section 5
⽬次

シナリオ1：Cloud Automatorの設定
AWS側で⾏う事前準備(今回は不要です)
• CloudTrailを有効化
• IAMユーザーの作成
1. PowerUserAccessを付与する
2. アクセスキーID, シークレットアクセスキー,
アカウントナンバーを控えておく

IAMユーザーの作成

CloudTrailの有効化

Cloud Automatorのアカウント設定
この章では、Cloud Automatorのアカウント設定を
⾏います。
ログインIDやパスワード、操作するAWSアカウントの登録⽅法
を確認します。
ジョブ完了後の通知先設定についても確認します。

ログイン
以下のURLにブラウザでアクセスします
https://manager.cloudautomator.com/signin

ダッシュボードにアクセス
何も設定していない状態のダッシュボードです
まずはAWSアカウントを登録します

シナリオ1：Cloud Automatorの初期設定
AWSアカウント設定(1)
右上の「アカウント」をクリックします
プルダウンメニューから「AWSアカウント」をクリックします

「アカウントの追加」をクリックします
※1つのCAアカウントで複数のAWSアカウントを登録できます

AWSアカウントの設定(3)
お⼿元のAWSアカウントナンバーとIAMユーザー情報を⼊⼒し
確認をクリックします
※事前に必要な権限と認証キー付きを付与したIAMユーザーが必要です

登録されると以下のように表⽰されます
※登録したシークレットアクセスキー表⽰されることはありません

後処理設定(1)
ジョブ終了後の処理を設定できます
右上の「アカウント」をクリックし、プルダウンメニューの「後処理設定」をクリックします

後処理設定(2)
左上の「後処理の追加」をクリックします

後処理設定(3)
「選択してください」をクリックしプルダウンメニューを開きます
現在は「Eメール」と「SQS」の設定ができます
今回は「Eメール」を選択します

後処理設定(4)
「メールアドレス」と「後処理名」を⼊⼒します
（⼊⼒すると「後処理を作成する」がクリックできます）
今回は以下のように⼊⼒します
メールアドレス：受け取り可能なアドレス
後処理名：＜メールアドレスと同じ＞
※「support@cloudautomator.com」からのメールを
受け取ることができるメールアドレスを設定してください

後処理設定(5)
⾚枠のように作成できました
この後処理がジョブやポリシーに使われていると削除はできません

Cloud Automatorによるバックアップ
この章では、Cloud Automatorを使って、
EC2インスタンスのAMIを取得しシステムバックアップを
⾏う⽅法を確認します。

ハンズオンシナリオ2
例えばこんな環境…
インスタンス名⽤途タグ
user0X-web01 本番web
（linux）
env：prod
user0X-web02 本番web
（linux）
env：prod
user0X-dev01 開発web
（windows）
env：dev
user0X-db01 本番DB env：prod

Cloud Automatorの管理画⾯にログイン
タイマートリガーでAMI作成ジョブを作成する
【ジョブの追加】メニューを選択する
ステップ１『タイマートリガー』を選択する
本番環境のバックアップ

ステップ2トリガーの条件を任意に指定

ステップ3 アクションを設定します
プルダウンメニューから『EC2:AMIを作成』を選択してください

AWSアカウント（シナリオ1で選択したアカウント）を選択します

ステップ5 アクションのパラメーターを設定します
・特定のタグが付いたインスタンス
Key：env
Value : prod
・AMI名
名前-prod-backup
・説明
%Y-%m-%d %H:%M:%S

ステップ6 実⾏結果に対する処理を設定してください
今回は成功/失敗時にメールで結果を通知するように設定します
※シナリオ1で設定したメールアドレスに通知されます
【+追加】で後処理が設定されます

ステップ7 ジョブ名（『名前-本番環境のバックアップ』）を設定します

作成したジョブが⼀覧に表⽰される事を確認します
ジョブの作成は完了です

動作確認
ダッシュボードのログから実⾏結果を確認します

動作確認
AWSマネジメントコンソールからAMIが2個作成されていることを確認します

Cloud Automatorによる開発環境最適化
この章では、Cloud Automatorによるインスタンスの
停⽌、起動の⾃動化⽅法を確認します。
インスタンスの稼働時間を最適化することで、AWS利⽤料を抑
える事が可能です。
さらに、Windowsインスタンスの⾃動Update⽅法についても
確認します。

インスタンスの⾃動停⽌

タイマートリガーでEC2停⽌ジョブを作成する
ステップ１トリガーは『タイマートリガー』を選択する
ステップ２トリガーの条件を任意に設定する
開発環境のコスト最適化

ステップ３アクションは『EC2:インスタンスを停⽌』を選択する
ステップ４ AWSアカウント（シナリオ1で設定したアカウント）を設定します

ステップ5 アクションのパラメーターを設定します
Key：env
Value : dev

ステップ7 ジョブ名（『名前-開発環境の停⽌』）を設定します

動作確認
AWSマネジメントコンソールからインスタンスが停⽌されていることを確認します

インスタンスの⾃動起動

2．HTTPトリガーでEC2起動ジョブを作成する
ステップ１トリガーは『HTTPトリガー』を選択する
ステップ２アクションは『EC2:インスタンスを起動』を選択する

2．HTTPトリガーでEC2起動ジョブを作成する。
ステップ３ AWSアカウント（シナリオ1で設定したアカウント）を設定します

ステップ４アクションのパラメーターを設定します
Key：env
Value : dev

ステップ6 ジョブ名（『名前-開発環境の起動』）を設定します

3．curlにてHTTPトリガーをキックし、EC2インスタンスが起動する
ことを確認する
作成したジョブの詳細画⾯へ遷移します

curlコマンドでの実⾏サンプルが表⽰されるので、これをコピーして実⾏します
[URL][アクセストークン]を、他者に知られてしまうとジョブを実⾏される恐れがあります。
取り扱いには⼗分に注意ください。
もし、他者に知られてしまった可能性がある場合は
同画⾯の[トークン再⽣成]を実⾏することで、[アクセストークン]を別の値に変更することが
可能です。

curlの実⾏
• Macの場合は、コンソールから実⾏（実⾏サンプルをそのままコピー＆ペース
ト）
• Windowsの場合は、https://curl.haxx.se/download.htmlからWin32 zip
7.53.1 をダウンロードし、¥curl-7.53.1¥srcのcurl.exeをコマンドプロンプトに
ドラッグ＆ドロップして実⾏

AWSマネジメントコンソールでインスタンスが起動していることを確認する

インスタンスの⾃動アップデート

タイマートリガーで「インスタンスをWindows Update」ジョブを作
成する
ステップ１トリガーは『タイマートリガー』を選択する
開発環境の定期的なUpdate

成する
ステップ2 トリガーの条件を任意に設定する

成する
ステップ３アクションは『EC2:インスタンスをWindows Update』を選択する
ステップ4 AWSアカウント（シナリオ1で設定したアカウント）を設定します

成する
ステップ５
パラメータを設定する
Key：env
Value : dev

成する
ステップ６実⾏結果に対する処理を設定してください

タイマートリガーで「名前-インスタンスをWindows Update」ジョ
ブを作成する
ステップ7 ジョブ名（『開発環境のWindows Update』）を設定します

確認
AWSマネジメントコンソールからEC2 > Run Command を選択する

確認
対象のインスタンスID（インスタンス詳細確認）からコマンドIDを選択、Outputタグか
らView Outputを選択

確認
実⾏ログを確認することができます

Cloud AutomatorによるDR対策
この章では、Cloud Automatorを利⽤したRDSのDR対策
RDSのスナップショットを作成し、そのスナップショットを⾃
動的に異なるリージョンにコピーします。
SQSによるCloud Automatorのジョブの数珠繋ぎの⽅法を確認
します。

事前準備

1．SQSを作成する
マネジメントコンソールからSQSを選択する
本番環境のDR対策

【GetStarted Now】もしくは左上の【Create New Queue】を選択
←初めて利⽤する場合
←それ以外

マネジメントコンソールからSQSを選択する
作成するキューの設定では、
最低限Queue Nameに名前を指定
する必要があります。
その他のオプションは適宜設定して
下さい。
Queue Name
rds-dr-sqs
『Create Queue』で登録

2．CAに後処理設定をする
Cloud Automatorのダッシュボード画⾯右上にある、アカウントから後処理設定へ
移動

【後処理の追加】をクリックして作成画⾯へ移動

サービスのプルダウンからSQSを選択
AWSアカウント・リージョン・キュー
を選択
後処理名（『SQS後処理』）を⼊⼒

スナップショット作成ジョブ

3．タイマートリガーで本番環境RDSのスナップショットを作成する
ステップ１『タイマートリガー』を選択

ステップ2 トリガーの条件は講師の指定時間に１度だけ（⽇付：2017/03/22）

ステップ3 『RDS:DBスナップショットを作成』を選択

ステップ4 AWSアカウント（シナリオ1で設定したアカウント）を設定します

ステップ5
パラメーターを設定
Key：env
Value : prod
・リソースの終了ステータスをチェッ
クする
（スナップショットを作成した後に後
処理をキックさせるため）

今回は成功時にSQS後処理を実⾏するように設定します

ステップ7 ジョブ名（『本番環境RDSのスナップショットを作成』）を設定します

リージョン間コピージョブ

4．SQSトリガーでRDSスナップショットのリージョン間コピージョ
ブを作成する
ステップ１『SQSトリガー』を選択する

ブを作成する
ステップ2 パラメーターを設定
SQSキュー：sample-rds-dr-sqs
（【1．SQSを作成する】で設定したもの）

ブを作成する
ステップ3 『RDS:DBスナップショットをリージョン間でコピー』を選択

ブを作成する
ステップ4 AWSアカウントを選択

ブを作成する
ステップ5 パラメーターを設定する

ブを作成する

ブを作成する
ステップ7 ジョブ名（『本番環境のRDSスナップショットのリージョン間コ
ピー』）を設定する

ブを作成する
AWSマネジメントコンソールでシンガポールリージョンを選択、
RDSのスナップショットがコピーされている事を確認する

Cloud Automatorによる構成レビュー
この章では、 Cloud Automatorによる構成レビュー機能
構成レビュー機能により、AWS上の設定が⼀定のセキュリティ
を満たしているかを監査します。

デモ1：構成レビュー
事前準備 AWS Configの初期セットアップ
AWS Configの初期セットアップを事前に⾏う必要があります
詳しくは以下のブログに⼿順が書いてあるので、参考にしてください
http://blog.serverworks.co.jp/tech/2016/08/18/aws-config-initial-setup/
ここでは初期セットアップが完了しているところから進めます

構成レビューダッシュボードへ
「構成レビュー」タブをクリックします

ポリシーセット
「ポリシーセットの作成」をクリックします

「サーバーワークスおすすめポリシーセット」をクリックします

必要なポリシーパラメータをONにします（不要なポリシーパラメータをOFFにします）

今回有効にするポリシーパラメーターは以下です
• 「セキュリティグループのインバウンドルールに 0.0.0.0/0 を指定した TCP 22番(SSH)の許可ルー
ルが存在しないこと」
• 「セキュリティグループのインバウンドルールに 0.0.0.0/0 を指定した TCP 3389番(RDP)の許可
ルールが存在しないこと」
• 「タグで指定したセキュリティグループのインバウンドルールには、指定されたメンテナンス拠点の
IPアドレスを指定したTCP 22番(SSH)の許可ルールが存在すること」
• 「タグで指定したセキュリティグループのインバウンドルールには、指定されたメンテナンス拠点の
IPアドレスを指定したTCP 3389番(RDP)の許可ルールが存在すること」

AWSアカウント、リージョン、ポリシーセット名を⼊⼒し「ポリシーセットを作成する」をクリックします
今回は以下のように⼊⼒します
AWSアカウント aws（選択式）
リージョン東京（選択式）
ポリシーセット名⾃分の名前

ポリシーセットが作成できました

AWS Config初期設定せずにポリシーセットを⾏うと以下のように「unaveilable」なります
このポリシーセットはユーザーから削除できないのでサポートまで依頼してください

メール通知サンプル
Subject: 【Cloud Automator】ポリシー評価結果:completed seminar
From: support@cloudautomator.com
以下のポリシーがレビューされました。
============================================================
AWSアカウント
seminar-00
seminar
ポリシー
セキュリティグループのインバウンドルールに 0.0.0.0/0 を指定した TCP 3389番(RDP)の許可ルールが
存在しないこと
------------------------------------------------------------
レビュー日時
2017-03-08 18:09:21 +0900
------------------------------------------------------------
リソースID: sg-9af3b8fd
リソース名: default
コンプライアンス種別: COMPLIANT
============================================================

メール通知サンプル
Subject: 【Cloud Automator】ポリシー評価結果:failed seminar
From: support@cloudautomator.com
以下のポリシーがレビューされました。
============================================================
AWSアカウント
seminar-00
seminar
ポリシー
タグで指定したセキュリティグループのインバウンドルールには、指定されたメンテナンス
拠点のIPアドレスを指定したTCP 3389番(RDP)の許可ルールが存在すること
------------------------------------------------------------
レビュー日時
2017-03-08 18:09:21 +0900
------------------------------------------------------------
リソースID: sg-9af3b8fd
リソース名: default
コンプライアンス種別: NON_COMPLIANT
============================================================

補⾜：サポート窓⼝
困った時は
こちらから

補⾜：サポート窓⼝
お問い合わせ
こちらからCloud Automatorサポート窓⼝に問い合わせが可能です
回答はアカウント登録に使ったメールアドレス宛に届きます

Cloud Automator
困ったら「#ASS発動」！
まとめ
コマンド打ったら負け！
ログインしたら負け！

Cloud Automator
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