論文の考察の書き方

このスライドでは
論文の考察に
書くべきことを
紹介します。

Statement of principal findings
主な発見
Appraisal of method
提案法の評価
Comparison with related studies
関連研究との比較
Clinical and scientific implications
臨床的・学術的な意義
Future works
今後の課題

主な発見
「この結果は，～が～であること
を支持している．なぜなら，～」
•結果から新発見を書きます．
•主張→理由の順に書きます．
•発見が複数の場合は，インパクトの大き
い物から順に書きます．

主な発見
「この傾向は，～(著者)らの～と
いう報告と一致する」
•過去の報告との一致or不一致を書きます．
•一致すれば実験成功をアピールします．
•不一致なら，その原因を推察します．

Appraisal of method
提案法の評価
「本手法は精度目標を達成した」
•提案法の精度をアピールします．
•既存の手法の精度を目標にして，それよ
り高精度を達成したことを書きます．

「本手法の新規性は～である．既
存の～と比較して，本手法では～
が可能となった」
•新しく実現可能になったことを書きます．

「本手法の優位性は～である．既
存の～と比較して，本手法では～
面の利点がある」
•実行速度や経済性などの利点を挙げます．

「本手法では～の理由から臨床現
場での実用性がある」
•精度・速度・コストなどが実用の範囲内
であることをアピールします．

「本研究の意義は～の新たな指標
を医師に提供することである」
•提案法が誰にとって有意義なのか書く．

「本研究の意義は～の研究の今後
の発展に貢献することである」
•著者の願いを書く．

Future works
今後の課題
「本研究の限界は～だったので，
今後の課題は～を実現することで
ある」
•実験の制約や精度の限界を正直に書く．

Future works
今後の課題
「本手法は～の分野への応用が期
待される」
•未来の研究方針を書く．

論文の考察の書き方

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