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ChatworkのUXリサーチと プロダクトへの生かし方

2. Dec 2020
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ChatworkのUXリサーチと プロダクトへの生かし方

  1. Chatwork Tech Talk #2 ChatworkのUXリサーチと プロダクトへの生かし方 Chatwork株式会社 開発本部 プロダクトデザイン部 仁科智子
  2. 自己紹介 2 仁科智子 Chatwork株式会社 開発本部 プロダクトデザイン部 UI/UXデザイナー・UXリサーチャー @tomokoishida @ttaggg ● 専門学校で映像を専攻、結婚式のビデオ制作会社に就職 ● 社会人スクールでWeb制作を学び、Webデザイナーにキャリアチェンジ ● 2011年 株式会社istyleでUIデザイン、デザインマネジメント、 プロジェクトマネジメントなどを経験 ● 2018年 AnyPay株式会社にて1人デザイナー ● 2019年 Chatworkにジョイン、プロダクトデザイン部にて、Chatworkの UI/UXデザイン、UXリサーチ、サブマネージャー業務をおこなう
  3. 今日話すこと 3 1. ChatworkにおけるUX負債 2. 小さな改善での取り組み 3. 今後やっていくこと
  4. 01ChatworkにおけるUX負債
  5. Chatworkのプロダクトデザイナーの担当領域 5 プロダクトデザイン部の担当領域 ブランドデザイン室の担当領域 ビジネスチャット「Chatwork」のUI/UX コーポレートサイトやノベルティなど
  6. Chatworkのプロダクトデザイン部のミッション 6 プロダクトにおけるUI/UXに責任を持つ
  7. プロダクトデザイン部の今年のテーマ 7 ❌ 最初から大きな改善に取り組む プロダクトにおけるUXに責任を持つ
  8. プロダクトデザイン部の今年のテーマ 8 ❌ 最初から大きな改善に取り組む プロダクトにおけるUXに責任を持つ ⭕ 小さく改善する ⭕ 新たな負債を生まない
  9. ChatworkにおけるUX負債 9 Functional Reliable Usable Pleasurable 今の機能品質 理想とする品質 UX Debt 品質 今の機能品質 理想とする品質 UX Debt 以前 現在
  10. ChatworkにおけるUX負債 10 抽象 表層 骨格 構造 要件 戦略 具体 UXの5階層モデル
  11. ChatworkにおけるUX負債 11 ④ 戦略 体験設計の問題 体験設計が曖昧なまま開 発された機能がある ② 骨格 ユーザビリティの問題 リリース前後のデザイン の評価をやりきれていな い ③ 構造 情報構造の問題 初期に設計されたナビ ゲーション・レイアウト の構造から拡張しづらい ① 表層 見た目の問題 ベースのデザインが古 く、「変わってる感」が 伝わりづらい
  12. ChatworkにおけるUX負債 12 影響箇所が大きく部分的に進めるのが難しい。 じっくり取り組まないとさらなる負債になりうる ① 表層 見た目の問題 ベースのデザインが古 く、「変わってる感」が 伝わりづらい ② 骨格 ユーザビリティの問題 リリース前後のデザイン の評価をやりきれていな い ③ 構造 情報構造の問題 初期に設計されたナビ ゲーション・レイアウト の構造から拡張しづらい ④ 戦略 体験設計の問題 体験設計が曖昧なまま開 発された機能がある
  13. ChatworkにおけるUX負債 13 ① 表層 見た目の問題 ベースのデザインが古 く、「変わってる感」が 伝わりづらい ② 骨格 ユーザビリティの問題 リリース後のデザイン評 価や改善をやりきれてい ない ③ 構造 情報構造の問題 初期に設計されたナビ ゲーション・レイアウト の構造から拡張しづらい ④ 戦略 体験設計の問題 体験設計が曖昧なまま開 発された機能がある 部分的に進めやすく、 新たな負債を生みにくい
  14. 14 大きく2つの開発フロー ① 表層 見た目の問題 ② 骨格 ユーザビリティの問題 ③ 構造 情報構造の問題 ④ 戦略 体験設計の問題 小さな 改善 グロースエンジニアリング室 ● 小規模な開発 ● 取り組む施策は都度決定 機能追加 ロードマッププロジェクト ● 大きめな機能追加の開発 ● 取り組む課題は事前にある程度決定 今日はこちらのお話!
  15. 02小さな改善での取り組み
  16. 小さな改善での取り組みでやったこと 16 ユーザーフィードバックの可視化とアイデアのスコアリング チームの調整と施策の実施
  17. 小さな改善 - ユーザーフィードバックの可視化とスコアリング 17 以前 PM 収集に 時間がかかる リスト化&スコアリング 施策をピックアップし、 PRDを作る スコアリングに 時間がかかる フィードバックを収集 施策検討までに 時間がかかる 現在 Airtableに集約し、定期的にPMとデ ザイナーでスコアリングを行うこと で、少ない手間で改善リストを作る
  18. 小さな改善 - ユーザーフィードバックの可視化とスコアリング 18 傾向分析・把握が簡単に 今できる・やるべきことが 明白に チャット上での ディスカッションが可能に ① チャットへの自動通知 ② 機能やデバイスなどをタグ付け 機能 デバ イス ③ 改善アイデアのスコアリング 工数 インパ クト
  19. 小さな改善 - チームの調整と施策の実施 19 グロースエンジニアリング室ユーザーフィードバック 改善検討チーム PM デザイナー PM デザイナー エンジニア エンジニア 開発してくれるエンジニアを都度 自分たちでアサインしなくてはならない! 実は当初はグロースエンジニアリング室で取り組む予定ではなかった
  20. 小さな改善 - チームの調整と施策の実施 20 グロースエンジニアリング室ユーザーフィードバック 改善検討チーム PM エンジニア エンジニア PM デザイナー デザイナー 実は当初はグロースエンジニアリング室で取り組む予定ではなかった この体制になったことで、 高速にプロトタイピングが回せて超効率化🎉 PMとデザイナーのみの チームはいったん廃止
  21. 小さな改善 - 気づきと学び 21 企画〜開発まで一気通貫でできる固定チームは強い デザインを固めている間にプロトタイプ作成、デザインを詰めながらユーザビリティ検証、など 常に施策を動かせるので、リリースまでのサイクルが早い 価値ある施策を超最小に砕かないとテーブルに乗らない アイデアをスコアリングすることで「今取り組む理由」は明確になった反面、 「やりたい」ベースで取り組みづらくなったり、アイデアの時点で工数がかかりそうと 判断されるとテーブルに乗らない。 大きなことは別の取り組みで 小さな改善を目的としているので当然だが、小さな使い勝手の改善は事業インパクトにはつながりづらい。 小さな改善に絞った取り組みとは別に、大きな負債返却への取り組みは別枠が必要 気づき 学び 学び
  22. 04今後やっていくこと
  23. 今後取り組むべきUX負債 23 ① 表層 見た目の問題 ベースのデザインが古 く、「変わってる感」が 伝わりづらい ② 骨格 ユーザビリティの問題 リリース後のデザイン評 価や改善をやりきれてい ない ③ 構造 情報構造の問題 初期に設計されたナビ ゲーション・レイアウト の構造から拡張しづらい フィードバック傾向は把握できた& よくいただくフィードバックは少しずつ潰せてきている もっと顕在化しにくい課題を取りに行く (ユーザビリティテストの定常実施) ④ 戦略 体験設計の問題 体験設計が曖昧なまま開 発された機能がある
  24. 今後取り組むべきUX負債 24 ① 表層 見た目の問題 ベースのデザインが古 く、「変わってる感」が 伝わりづらい ③ 構造 情報構造の問題 初期に設計されたナビ ゲーション・レイアウト の構造から拡張しづらい ④ 戦略 体験設計の問題 体験設計が曖昧なまま開 発された機能がある 案件ごとの体験設計、および サービス全体の体験設計に取り組んでいく ② 骨格 ユーザビリティの問題 リリース前後のデザイン の評価をやりきれていな い
  25. 今後取り組むべきUX負債 25 小さな改善の枠組みでは手がつけられないので、 腹を括ってプロジェクトとして取り組む ① 表層 見た目の問題 ベースのデザインが古 く、「変わってる感」が 伝わりづらい ② 骨格 ユーザビリティの問題 リリース前後のデザイン の評価をやりきれていな い ③ 構造 情報構造の問題 初期に設計されたナビ ゲーション・レイアウト の構造から拡張しづらい ④ 戦略 体験設計の問題 体験設計が曖昧なまま開 発された機能がある
  26. 最後に
  27. こういったデザイン職種で仲間を募集しています! 27
  28. ありがとうございました!
  29. 働くをもっと楽しく、創造的に
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