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ベイズモデリングで
見る因子分析
広島大学大学院教育学研究科博士課程後期
難波修史 (なんばしゅうし)
心理学者のためのベイズ統計学:
モデリングの実際と,モデル選択・評価
2018年6月30日 (土)
2018年度広島ベイズ塾 第三回ワークショップ
WARNING
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てはあまり立ち入りません。
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について一助になれば幸いです。
自己紹介
•難波 修史(なんば しゅうし)
•広島大学大学院教育学研究科D3
•専門:感情と表情の対応、共感
•twitter:@NSushi
発表の目的
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• ベイズの肝である事前分布の活用が
心理学にもたらす恩恵を示す
• Cross-loading
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発表の概要
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3.事前分布を活用せよ!
― 厳しい事前分布をおけ!
― 過去の事前分布をおけ!
― ゆるい事前分布をおけ!
4.結論
1.本発表でのデータ
Multidimensional Assessment of
Interoceptive Awareness
(MAIA: Mehling et al., 2012)
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庄子 雅保・大野誠士・Beate M. Herbert・Wolf E.Mehling (2014:日本語版作成)
https://www.osher.ucsf.edu/wp-content/uploads/2012/10/MAIA_Japanese.pdf
身体傾聴
(Body Listening: BL)
身体信頼
(Trusting: T)
因子分析
• 観測された変数 ( ) から潜在的な変数 ( ) を
探り出す多変量解析手法の一つ
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BL1
BL3
BL2身体傾聴
e1
e2
e3
誤差項
理論ベースのMAIA
• 既存の仮説 (理論) が,観測データに当て
はまるかどうかを見る確証的因子分析
世界中でMAIAが利用される
(see https://www.osher.ucsf.edu/maia/)
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確証的因子分析 (CFA)
• 因子構造についての仮説があり、それが実際の
観測データに当てはまるかを検証する因子分析
BL1
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T3
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身体傾聴
身体信頼
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誤差項
確証的因子分析 (CFA)
• 因子構造についての仮説があり、それが実際の
観測データに当てはまるかを検証する因子分析
BL1
BL3
BL2
T1
T3
T2
身体傾聴
身体信頼
e1
e2
e3
e4
e5
e6
誤差項
今回はMAIA×確証的因子分析に
ベイズを適用する実践例を紹介!
2.因子分析とベイズ統計
Google 先生!!!
結論:ベイズじゃなくてよくね?
※探索的因子分析=
データから因子構造を探る解析
ベイズ統計の利点 (因子分析での
パラメータ推定を正規分布の漸近論のみ
に依存する必要がなくなるなどの計算的
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事前分布をうまく活用することで、複雑
なモデルの検討や収束的な問題を解決で
きる (Merkle & Rosseel, 2018)
1.
2.
事前分布を活用する
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本発表では事前分布を活用した因子分析
について3つの実践例を紹介します。
3.事前分布を活用せよ!
ー 厳しい事前分布をおけ!
ー 過去の事前分布をおけ!
ー ゆるい事前分布をおけ!
確証的
因子分析
(CFA)
• 既存の因子構造が観測データにFitするかを検
討するモデル
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ているという非現実的な制約 (e.g., 身体
傾聴に対するT1の負荷量は“0”: Muthén &
Asparouhov, 2012)
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因子分析
(EFA)
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(+各研究の因子数・回転方法) によって
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※実際の例 (MAIA):Mehrling et al., (2012) に対してGim et al. (2016)
理論的な仮定をベースにしつつ
各因子と項目の間にも関連を許容した
因子分析があればいいのに…
Cross-loadingモデル
= 分散の小さな0の正
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3.事前分布を活用せよ!
ー 厳しい事前分布をおけ!
ー 過去の事前分布をおけ!
ー ゆるい事前分布をおけ!
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• ベイズ統計使ってる論文も事前分布の情報が
不十分な研究が多い (van de Schoot et al., 2017)
• 複数の事前分布で感度分析をしたほうがよい
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の経験に基づいて事前分布を設定した
(Dunson et al. 2005)
めっちゃ恣意的やん
先行研究から導く
• https://www.osher.ucsf.edu/maia/ より
• 各国のValidationから主観的事前分布を作成:
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無情報 (blavaan default)
情報あり
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あまり変化はない結果に
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と先行研究に乖離が見られる場合に、情報
無し・有りで事前分布を検討できる)
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なる(van Erp et al. 2017)
3.事前分布を活用せよ!
ー 厳しい事前分布をおけ!
ー 過去の事前分布をおけ!
ー ゆるい事前分布をおけ!
名著いわく
t分布は外れ値に
頑健な分布だよ!
(16章参照)
自由度で幅を
操作できる分布
https://onlinecourses.science.psu.edu/stat414/node/175/
ロバストな因子分析
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ロバスト因子分析
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• Cross-loadingで
設定した負荷量は
リッジよりの設定、
二重指数分布に
よってラッソより
の設定も可能
4.結論
結論
• 厳しい事前分布
• 過去の事前分布
• ゆるい事前分布
Cross-Loading model
事前分布による感度分析
ロバストな因子分析
事前分布を活用することで
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ベイズで因子分析する意義
• メリット
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分布を活用する、スパース因子分析など)
• デメリット
「ちょっとあれ試してみようかな!」という
思い付きを試すには計算がおっそい!!!
べいずもいいけど
まぁ場合によるよね
ナンバイキン
Appendix
主な参考資料①
• Jacobucci, R., & Grimm, K. J. (2018). Comparison
of Frequentist and Bayesian Regularization in
Structural Equation Modeling. Structural Equation
Modeling: A Multidisciplinary Journal, 1-11.
• Mehling, W. E., Price, C., Daubenmier, J. J., Acree, M.,
Bartmess, E., & Stewart, A. (2012). The
multidimensional assessment of interoceptive
awareness (MAIA). PloS one, 7(11), e48230.
• Merkle, E. C., & Rosseel, Y. (2015). blavaan: Bayesian
structural equation models via parameter
expansion. arXiv preprint arXiv:1511.05604.
主な参考資料②
• Muthén, B., & Asparouhov, T. (2012). Bayesian
structural equation modeling: A more flexible
representation of substantive theory. Psychological
methods, 17(3), 313.
• van de Schoot, R., Winter, S. D., Ryan, O.,
Zondervan-Zwijnenburg, M., & Depaoli, S. (2017).
A systematic review of Bayesian articles in
psychology: The last 25 years. Psychological
Methods, 22(2), 217.
• van Erp, S., Mulder, J., & Oberski, D. L. (2017). Prior
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