CODE for JAPANによる浪江町ハッカソンのインプットセミナーのスライドです。

1. The Designium
2014.6.21-22 浪江町ハッカソン@二本松男女共生センター
地域視点から
“使ってもらえるサービス”
を考える
株式会社デザイニウム / CODE for AIZU
前田 諭志

2. The Designium
設計時に考えたいこと
1. 端末・提供形態のイメージは？
2. ターゲット・利用シーンは？
3. ステークホルダー・運用体制は？
4. インセンティブは何か？
5. 継続性・発展性はあるか？
6. 全国共通の課題か？

3. The Designium
1. 端末・提供形態のイメージは？
【端末について】
・Android＋HOMEアプリ＋Webアプリが多い
・専用回線だったりする（速度は？）
・設定やインストールの制約がある場合が多い
→前提条件についてはよく相談する必要がある
【提供形態について】
・Webアプリはネイティブ機能がフルに使えない
・ネイティブアプリの場合運用はどうする？
→HTML5でがんばる？クロスPF開発環境も？

4. The Designium
1. 端末・提供形態のイメージは？

5. The Designium
2. ターゲット・利用シーンは？
【ターゲットについて】
・双方向ならリテラシの低い側に合わせる必要がある
・見えていない非利用者は少なくない
・設定やインストールの制約がある場合が多い
【利用シーンについて】
・リアルタイム？非同期コミュニケーション？
・いつ使う？起きたとき？寝るとき？暇なとき？
・１人で完結する？他人やリアルな行動を伴う？

6. The Designium
2. ターゲット・利用シーンは？

7. The Designium
3. ステークホルダー・運用体制は？
【ステークホルダーについて】
・提供者、サービスの受益者、特に運用者は誰？
・特にコンテンツ先行型、コミュニティ型の場合重要
→負荷分散＆相互メリットがある設計が望ましい
【運用体制について】
・誰がその仕掛けを作るのか、運用するのか
・仕掛けの規模やコストとメリットのバランス
→コストパフォーマンスが高いものが始めやすい

8. The Designium
3. ステークホルダー・運用体制は？

9. The Designium
4. インセンティブは何か？
【インセンティブについて】
・利用動機、続ける理由、意義があるか？
→強力なインセンティブこそが真のニーズ
・あったらいいな（Wants）は後からでもOK
自己実現の欲求
承認（尊重）の欲求
所属と愛の欲求
安全の欲求
生理的欲求
よくあるアレ（Wikipediaから）
好奇心：知識を得たいという欲求
秩序：ものごとをきちんとしたいという欲求
貯蔵：ものを集めたいという欲求
家族：自分の子供を育てたいという欲求
（ http://gamification.jp/archives/1559 より）
16の基本的な欲求（一部抜粋）

10. The Designium
4. インセンティブは何か？

11. The Designium
5. 継続性・発展性はあるか？ ＆ 6. 全国共通の課題か？
【継続性・発展性・全国共通の課題とは】
・一時的な課題を解決するものは続かない
→『復旧から復興へ』と同じ
・課題先進国日本の課題先進地が東北、福島
→ポイントは震災以前からの地域の困りごと
・『被災地』や『今』にこだわり過ぎない
→ニッチでもグローバルに通用するものを！

12. The Designium
最後に
ご清聴ありがとうございました