More Related Content
Similar to 日本におけるICT市場展開と技術戦略概論 2015 (20)
More from Nitta Tetsuya (20)
日本におけるICT市場展開と技術戦略概論 2015
- 2. 目次
1. はじめに ~現在の通信市況~
2. 未来予測 ~ Information & communication Technology~
3. 研究開発内容 ~ ソーシャルICTを実現するために
~
Confidential
- 9. 未来予測 ~ ICT (Information & Communication Technology) ~
- 10. Big Chance 到来
Confidential 10
新たなチャンスの到来
2020年にはオリンピック・パラリンピック東京大会が開催され、世界最先端の
ICTについてショーケースとして世界に発信する絶好の機会であるが、あわせて
2020年以降の成熟社会を支える社会基盤(レガシー)として残るものを構築す
ることが必要。
訪日外国人観光客が約1300万人を超え、地方を含めた新たな発展のチャンス。
少子高齢化・人口減少により国内市場が縮小する中、ビジネスの海外展開(輸
出、海外進出)とともに、訪日外国人向けビジネスは非常に期待される分野。
観光は、過去のストックを活用するという意味で成熟国家において重要な産業
であるとともに、地方にとっても有望産業であり、観光・外国人×ICTによる地方
創生への貢献が大いに期待。
- 11. 流行りの IoT Internet of Things
Confidential 11
総務省 新たな情報通信技術前略の在り方 中間報告書 平成27年5月25日発行 より抜粋
- 13. ICTの役割の変遷
Confidential
13
総務省 新たな情報通信技術前略の在り方 中間報告書 平成27年5月25日発行 より抜粋
M2M センサNW
5G 協調無線LAN SDN・NFV
光伝送 ナノフォトニクス
ビックデータ クラウド
機械学習 セキュリティ UI・UX
圧縮符号化 機械翻訳 メディア処理
※ここで言うICTは単なる通信ネットワークではなく、
実空間とサイバー空間を連携されるICTシステム
電気通信
人と人を繋ぐ
すぐ繋がる
何時でも繋がる
情報通信
人と情報を繋ぐ
大量の情報を
高速に
コンテンツ
エネルギー
交通 医療・健康
人・モノ・コト×知性
人・モノ・コトと知性をICT※で繋ぐ
⇒様々な分野・業界
における価値の創出
新価値の創出
- 15. 社会全体のICT化
Confidential 15
総務省 新たな情報通信技術前略の在り方 中間報告書 平成27年5月25日発行 より抜粋
■ 新たな価値創造を可能とする世界最先端のICTとしては、
• 「社会を観る」 : 多用なモノや環境の状況を、センサ等のIoTデバイスや
レーダー等のセンシング技術により把握
• 「社会を繋ぐ」 : それらからの膨大な情報を広域に収集
• 「社会(価値)を創る」 : ビッグデータ解析を行った上で将来を予測し、多様な社会
システムのリアルタイムな自動制御等を行うものが必要。
社会全体のICT化の推進
観る
繋ぐ創る
最先端のICTによる
好循環サイクルの実現
社会を
社会(価値)を 社会を
世界最先端のICTによる
新たな価値の創造
(例)
• ロボットとの協議による、高齢者、障がい者等
多様な社会参加の実現
• 多言語音声翻訳システムによるグローバルで
自由な交流の進展
• センサ・ビッグデータを活用した、交通・物流等の
社会システムの最適制御