Recommended
Recommended
More Related Content
Similar to tokyo projectnorthstarmeetup_1-10
Similar to tokyo projectnorthstarmeetup_1-10 (20)
tokyo projectnorthstarmeetup_1-10
- 2. 2 目次 1. はじめに 2. 展示用NorthStar 開発秘話 3. NorthStarコンテンツ 開発秘話 4. イベント運用 5. おまけ 6. 今後の展望
- 3. 3 1. はじめに 岩中 宏充 コンテンツ担当 平野 光洋 機材・製造担当 中西 勝 (K2 @skckmdtk2m) ハード設計担当 メンバー紹介
- 5. 5 1. はじめに InterBee2018で、テクノネット社と共同開発したNortStarを使ったコンテンツを展示しま した 各社担当 ● テクノネット社：試合データ配信システム ● 1-10担当：ハード＆コンテンツ
- 8. 8 1. はじめに
- 15. 15 開発の流れ ・業務用3Dプリンター（MJF・ナイロンSLS） ・アクリル切削 + 蒸着ハーフミラー加工 ・ウレタン塗装 展示用NorthStar 開発秘話 設計 製造 組み立て この間も ・小さく作って検証 ・設計へ適用 のサイクルを回す
- 16. 16 試作（簡易版） まずは高解像度化する必要がある！ 各種電子部品通販サイト（RSやDigi-Key）、 Aliexpressでリサーチだ！ ● 簡易版は手軽に作れる・体験できるが目的 ○ Rasp Pi液晶では解像度が低く（物理解像度 480x320）、文字が読めない 展示用NorthStar 開発秘話
- 17. 17 リサーチ ● 公式のBOE 3.5-in VS035ZSM-NW0は小売りしてない ● 電子部品通販サイトにもちょど良いものはない ● でも、AliExpressなら... リサーチ 展示用NorthStar 開発秘話
- 19. 19 → SLS式3Dプリンターで強度・剛性の向上、剥げにくいウレタン塗装が必要 → 基板をユーザーがさわれないように、カバーで隠す → 抜けない用に筐体で保護＋ケーブルをまとめる → 内側へハーフミラー（メッキ）加工、レンズのサイドを塞ぎ 没入感を向上 ※Form2など光造形はめっきが困難のため、アクリル切削＋真空蒸着 展示用NorthStar 開発秘話 簡易版をもとに、想定される展示でのトラブルを洗い出す ● 雑に扱われてしまい、フレームが壊れる ● 誤って基板のボタンを押してしまう、静電気などのトラブル ● ケーブルを踏んでしまう ● 会場が明るく、レンズに像がキレイに映らない可能性
- 21. 21 つまづいた点 ● 試しに作ろうが難しい。。。 ● ケーブルとディスプレイの相性問題 ● 急遽DMM.makeのナイロン3Dプリンターが不調 ○ リフレクター磨くのが大変、 ○ リフレクターのミラーシートはるのめっちゃ難しい。。。 ○ FDM式3Dプリンターではすぐに歪んでキャリブレーションが狂う ○ そもそものNorthStarの組み立て難易度が異様に高い ○ いきなり画面が消えてしまい、原因追求に時間を取られた ■ そもそも、フレキ基板が短く負荷がかかりやすい ● 開発中に何台かこわれました ■ 原因は、安いスリムHDMIケーブルを使っていたせい ■ 信頼性のあるブランドのものを使ったら一発解決 ○ MFJ式と海外の3Dプリンターサービスを使うことで回避 展示用NorthStar 開発秘話
- 24. 24 コンテンツ開発秘話 どんな奴が作ったの？ 仕事でよく使うのはOpenFrameWorks Unityは雰囲気を理解している程度 その他雰囲気で使うやつ Max, VueJS, Laravel, Django...etc あとShell好き。コマンドラインで動かすのって無駄に玄人感出ますよね 電子工作系もやってたりやってなかったり 基本的な開発の流れ ● 開発の相談を受ける ● 納期に唖然する ● スポーツ観戦向けにUXを考える ● SDKを調査 ● ひたすら開発
- 27. 27 イベント運用 イベント運用
- 28. 28 イベント運用 ● 3日間のべ体験人数300人以上 ● ノートラブル！ ● メディアにも取材されました via: GIZMODE via: 日経XTECH
- 29. 29 おまけ おまけ
- 30. 30 おまけ イベント後の反省会 ○ 組み立てが難しすぎる … ■ 組み立て中にフレキ基板に負荷がかかってしまう ■ ネジが多い ○ 頭を下げると、ディスプレイ側が下がってしまう ○ 展示中のトラブルに配慮しすぎた ■ 展示中は良いけど、もう少しケーブルの抜き差しと基板のボタンを押し易くしたい ○ ヘッドギアのグレードを上げて安定度を増したい と意見が上がったので、 アップデートを決定！
- 34. 34 おまけ なので…
- 35. 35 おまけ 3日でAuoOLED対応R3カスタムを作ってきました！ さらに… ● 軽量化 ● パーツ数の削減 ● 純正基板も載せれます！
- 36. 36 今後の展望 ● ハードの目指す方向性 ○ 軽く、強く、作りやすく ○ 6DoF対応 ○ スタンドアロン化 といった、体験に合ったデバイスデザイン（ビジュアル含め）を目指していく ● コンテンツ(というより岩中個人が感じる課題) ○ ”強みを活かす”ということが課題 長所は何か → デバイス毎にそれぞれ個性が存在する。シースルー型。 ハードからXRコンテンツの開発まで、 お仕事お待ちしております