Unityでネイティブプラグインの作り方。

1. Unity ネイティブプラグイン
の作成
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン
エバンジェリスト
伊藤 周

2. Unity ネイティブプラグインとは
• C++/Cで書かれたネイティブコードのライ
ブラリを繋げる仕組み
• Windowsの場合、VSでDLLを作り、Unity
側で呼び出す
• これまで作ってきたC++/Cコード資産が再
利⽤可能︕

3. 実演

5. Step by Step

6. Visual Studio でFile→New→Projectでプロジェクトを作る

7. プロジェクト名を適当に⼊れて「OK」を押す
上の場合は「MyPlugin」にした。
プロジェクト名がのちにプラグイン名になるので慎重に

8. 「Next」を押す

9. 「DLL」選択。「Export Symbols」をON。「SDL」をOFF

10. プラグインのプログラミング
• 関数の前に「[プラグイン名]_API」の接頭
節を⼊れる
• 「CountUp」がUnity側から呼ぶ関数名
• 内部は⾃由に実装

11. プラグインのプログラミング
• ヘッダーに「extern “C”」を⼊れておく
• 実装部と同様に「[プラグイン名]_API」を
⼊れる
• Unityから参照可能にするため

12. 「Release」「x64」を選択してビルド

13. ビルド成果物の場所にdllができているのを確認
今回の場合は「MyPlugin/x64/Release/MyPlugin.dll」が該当のdll

14. Unityを起動して「NEW」で新しいプロジェクトを作成
今回の場合は「PluginTest」というプロジェクト名にして、Create Projectを押す

15. DLLをUnityのProjectにドラッグ&ドロップ

16. PluginのImport Settingsを開く。
Windows設定「x86」をオフ
Editor設定「x86_64」「Windows」を選択。Applyをクリック。

17. Project ビューで右クリックしてCreate→C# Script

18. 名前を「CubeMove」に変更
実際のファイル名はなんでも良い

19. 「CubeMove」をダブルクリックしてファイルを開く
⾃動的にVisual Studioが⽴ち上がる

20. • System.Runtime.InteropS
ervices;を追加
• [DLLImport(“プラグイン
名”)] private static extern
int 関数名;を追加
• 外部のCountUp関数がUnity
内で使えるようになる。

21. GameObject→3D Object→Cube を選択してCubeを出す

22. ①Cubeを選択 ②AddComponentを押す ③CubeMoveを⼊れる
③の「CubeMove」は作ったスクリプト名に寄る
①Cubeを選択
②↓を押す
③「CubeMove」
を入れてエンター

23. ▶を押すとCubeが離散的に上昇する
▶︎を押すとCubeが動く

24. 参考資料
• Windows で Unity の Native Plugin を作成する
• Unity マニュアル ネイテイブプラグイン