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2019年9月18日の「JAWS-UG名古屋 Safe Architecture」での登壇資料です。
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目的別に考える冗長構成
1.
目的別に考える冗長構成 2019/9/18 JAWS-UG名古屋 Safe
Architecture
2.
自己紹介 $ name 杉本 啓史(Twitter:
@kecSg, Qiita: @ihsiek) $ organization JAWS-UG名古屋, 株式会社エイチーム EC事業本部 $ favorite aws service AWS Systems Manager
3.
東京リージョン大規模障害の振り返り
4.
東京リージョン内の1つのAZで約6時間の障害
5.
AWS・ユーザーともに AZ障害の経験が少なくパニックに
6.
Multi-Region, Multi-Cloudの論調が強まる
7.
Multi-Region, Multi-Cloudは本当に必要か?
8.
ケースによるがそこまでしなくていい(と思う)
9.
サービスの要求や運用性とのバランスが大事
10.
ここからが本題
11.
おことわり - 稼働率はAWSの各サービスのSLAに基づいて計算したもので、SLAどおりの可用 性を保証するものではありません - アプリケーションレイヤーの影響を一切無視しているため、ご自身の環境に当ては める際には障害発生確率なども加味してご検討ください -
ユーザー体験を損なうアーキテクチャを推奨する意図はありません
12.
稼働率の計算についておさらい 直列システム 稼働率 = A1
× A2 = 99.99%×99.95% = 99.940005% 並列システム 稼働率 = 1 - (1 - B1) × (1 - B2) = 100%-0.01%×0.05% = 99.999995%
13.
Case1. 可用性の要求が低いサービス - オウンドメディアなどSEOを中心に集客しているもの -
ダウンタイムが致命的なインパクトにつながらない - シングル構成でも構わないので費用を下げたい
14.
シングル構成
15.
メリット - インフラを安価に調達できる - 管理対象インスタンスが少ない
16.
デメリット - 可用性が低い - 99.95%、21.6分/月程度ダウンする想定が必要 -
AZ障害による影響が大きい - AZが復旧するまでサービスを復旧できない - AZが復旧した場合でもEBSが破損するとサービスを復旧できない
17.
障害の影響度を下げる工夫
18.
EBSの定期バックアップ - 作成したスナップショットはAmazon S3に置かれるので、AZ障 害が発生した場合も復元可能 -
復元したEBSを新規インスタンスにアタッチすることでデータの サルベージが可能
19.
AMIの定期取得 - EBSのスナップショット+インスタンスの復元情報も保持するた め、インスタンスをまるごと復元できる - コンテンツの更新頻度次第では、AMIからインスタンスを復元 してリクエストの向き先を変えるだけで復旧可能
20.
Amazon CloudFront +
Amazon S3への移行 - 動的ページを持たないWebサイトであれば、 CMSをサイトジェネレータとして利用し、 S3からCDN経由で配信することも検討する
21.
Amazon CloudFront +
Amazon S3
22.
Case2. ほどほどの可用性が求められるサービス - 社内ツールなど若干のダウンタイムが許容できるもの -
業務時間外の計画メンテナンスなども許容する - 目標復旧時間は短くしたい - 商用サービスでも非機能要件次第でこの水準を許容する
23.
Multi-AZ構成(2AZ)
24.
メリット - 1AZ分インスタンス費用が節約?できる - RDSの自動フェイルオーバーで復旧時間が短縮できる
25.
デメリット - シングル構成よりも稼働率は低下する - リリース管理が面倒 -
インスタンス台数分の費用がかかる - ELBがAZ障害に対応していない - RDSのパッチあてでダウンタイムが発生 - セッション共有・ファイル共有の仕組みが必要になる
26.
Multi-AZ構成(3AZ)
27.
メリット - ELBがAZ障害に対応できる
28.
運用負担を下げる工夫
29.
オートスケーリンググループの利用 - インスタンスダウンを検知してスケーリングできるようにしてお く - 必要数を2インスタンスに設定しておけば、1インスタンス分費 用を節約できる -
リリース時にAMIを作るなど工夫が必要
30.
Amazon RDSのリードレプリカを並列化する - Readerだけの並列化は比較的容易 -
照会系のサービスだけリードエンドポイントに向ける
31.
Amazon RDSをAmazon Auroraに移行する -
RDS→AuroraでSLAが99.95%から99.99%に - フェイルオーバーが高速(障害検知から1分程度) - Zero Downtime Patchによる無停止のパッチあてが可能 - 3AZに計6つのコピーが自動的に作成されるのでAZ障害に強 い - Slaveが最低1台ないとフェイルオーバーできない
32.
Case3. 高可用性が求められるサービス - ECサイトや動画サービスなどの商用サービス -
停止がクレームに繋がりうるもの
33.
DBをMulti-Masterにする - Master-Slave構成では、DBとその前段が直列になり稼働率が 上がらないため、Multi-Master構成にして稼働率を上げる - アプリケーションレイヤーでのトランザクション管理の難易度が 高くなる
34.
コンテナ化 + Fargateへの移行 -
コンテナがダウンすると自動で立ち上がる - インスタンス管理からも解放されているのでユーザー側での 運用がほとんど存在しない
35.
Case4. 稼働率100%が求められるサービス - ユーザーの財産や生命に影響が及ぶもの
36.
Multi-Region Multi-Cloud ServerlessArchitecture
37.
追求はできるがキリがない
38.
AZ障害の備え - 障害が発生しているAZはAZ IDでチェックする -
Multi-AZ構成は3AZ以上で設定する - 障害が発生しているAZを切り離しできるようにする - 定期的にEBSのスナップショットを取っておく - マネージドサービスをMulti-AZで展開しておく - Chaos Engineeringや避難訓練を実施する
39.
ご清聴ありがとうございました
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