Dockerイメージサイズ
の軽減について
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Dockerイメージサイズを小さくするメ
リット
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・イメージのbuild、pushやコンテナのbuildが早くなるので、
CI/CDに効果的
・リポジトリからのイメージのコピーが早くなるため、
障害からの復旧が早まる

Dockerイメージのサイズについて
FROM node:12-alpine
RUN apk add –no-cache python g++ make
WORKDIR /app
COPY . .
RUN yarn install --production
CMD ["node", "src/index.js"]
/
usr
lib
Dockerイメージ
src
app
prod
bin
lang
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Docker​イメージのサイズは、大まかにイメージレイヤの数と
イメージ内のファイルシステムの容量で決まる
Dockerfile内のコマンドが
多いほど大きい
イメージ内のファイルが
多いほど大きい

イメージレイヤ削減によるサイズ軽
減？
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RUNコマンドを一つにまとめることで、イメージレイヤを減らすと
イメージが軽くなる？
計35.92MB
今回のケースでは、イメージレイヤ数による差は見られなかった

.dockerignore削減によるサイズ軽減 5/9
ビルドコンテキストに.dockerignoreを配置することで、
不要なファイルがイメージ内に含まれないようにする
ビルドコンテキストのルートに配置し、
相対パスでファイル名を記載する。
記載されたファイル・ディレクトリは、
COPYやADDコマンドで無視される
Volumeによるファイル同期は
問題なく行われる
Ignore前の
イメージサイズ
ignore後の
イメージサイズ

Multi staging buildによるサイズ軽減 6/9
必要なファイルのみ抽出しつつイメージビルドを行うことで、
最終的なイメージサイズを小さくする
コードのビルド(バイナリ化)と
実行を一度に行う場合
コードビルド
コード実行

/
go
alpine
Builder
Go+alpine
app
src
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コードをビルドするイメージとコードを実行するイメージに
分割し、最終的なイメージを小さくする
builderイメージ
Multi staging buildによる担当分割
/
alpine
Runner
alpine
app
src
models
middle
ware
datab
ase
binary
go build
runnerイメージ
binary
Builderから
コピーしたバイナリ

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コードの実行にのみ必要なファイルがイメージに残るため、
イメージサイズが大幅に小さくなる
Multi staging buildによるサイズ変化
特に、Golangは実行ファイルがバイナリであるため、
高い効果が期待される
Multi stagingなし Multi stagingあり

Dockerイメージサイズを小さくするメ
リット
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・.dockerignoreとmulti staging buildを組み合わせることで、
Dockerイメージの削減が見込める
・イメージレイヤの削減によるイメージ軽量化については要検証
・goやjavascriptなど、コードのビルドが必要な場合は、
特にMulti staging buildによるサイズ軽減が見込める