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クリエイティブを影でささえるサーバー選びの話
- 1. Copyright © NHN Ｔｅｃｈｏｒｕｓ Corp. クリエイティブを影でささえる サーバー選びの話 NHN テコラス株式会社 小柳津 純
- 2. Page 2 小柳津 純（おやいづ じゅん） • 所属：NHN テコラス（株） • 業務：クラウド/ホスティングサービスの企画・運営 （CloudGarage / EX-CLOUD） • 経歴：10年前に前身のライブドアに入社以来、中小企業向け ホスティングサービスの企画・プロダクト管理に従事 • 趣味：キックボクシング • 特技：生まれてこの方同じ苗字の人に会ったことがないこと • クリエイティブな一面：若い頃10年間バンドマンをしていた • その他：東京在住、妻と子供3人の５人家族 自己紹介
- 8. Page 8 サーバーのしくみ こんな形をしています。（画像は例です） 【特徴】 • 構成パーツはパソコン同様だが 高スペック • 24時間365日稼動 • 高価 • 10年-15年稼動できる耐久性 • ハードディスクやSSDは稼動し たまま抜き差し可能
- 9. Page 9 データセンターに設置 一般的にサーバーは｢データセンター｣と呼ばれる堅 牢（＝頑丈）な建物の中に格納されます。 【特徴】 • 建物の安全性が高い • 耐震/免震構造かつ地盤も 考慮 • 厳重な管理 • 警備員の配置 • 静脈認証や顔認証 • 消化は窒素ガス • 運用面の配慮 • 温度、湿度管理 • 自家発電装置やUPS
- 10. Page 10 サーバーの様々な用途 サーバーは様々な用途で利用されます。 ウェブサーバー 動画配信サーバー メールサーバー キャッシュサーバー アプリケーションサーバー バックアップサーバー ファイルサーバー CMSサーバー メール配信サーバー データベースサーバー
- 11. Page 11 サーバーを利用するには？ サーバー利用にはいくつかの方法があります。 • 自社購入して自社のデータセンターに設置して利用 • 自社購入して自社オフィスのサーバールームに設置 • データセンター事業者（iDC)から場所を借りてラックとと もに設置（コロケーション/ハウジング） • 自宅にラックを建ててサーバーを設置 • iDCからサーバーを借りてレンタルで利用（ホスティング）
- 16. Page 16 共用サーバー 1台のサーバーを複数人で共有して利用します。レ ンタルサーバーとも呼ばれます。 ハードウェア ネットワーク OS ミドルウェア 顧客 ① 顧客 ② 顧客 ③ 【特徴】 • OSやミドルウェアを他のユーザー と共有 • 他社の利用の影響を受けやすい • 同居人数は事業者によって異なる • ミドルウェアの管理・セキュリ ティ対応を事業者が行ってくれる
- 18. Page 18 VPS Virtual Private Serverの略。ユーザーごとにOSが 別に提供されるため自由度の高い利用ができます。 ハードウェア ネットワーク ハイパーバイザ（仮想化） ゲスト OS ミドル ウェア ゲスト OS ミドル ウェア ゲスト OS ミドル ウェア 【特徴】 • 専用サーバーと同等の自由度 • 仮想ソフトによってOS（ゲス トOS）が分離されているため、 他者の影響を受けづらい • root権限があり、ミドルウェ アを自由にカスタマイズ可能 • ディスク（SSD）は他社と共 用のため影響を受ける可能性 がある
- 20. Page 20 クラウド 仮想領域（VPS）を時間課金で利用。複数連携して 利用することも多いです。 ハードウェア ネットワーク ハイパーバイザ（仮想化） ゲスト OS ミドル ウェア ゲスト OS ミドル ウェア ゲスト OS ミドル ウェア ハードウェア ネットワーク ハイパーバイザ（仮想化） ゲスト OS ミドル ウェア ゲスト OS ミドル ウェア ゲスト OS ミドル ウェア 【特徴】 • 仮想化のしくみは基本的に VPSと同じ • 複数の仮想領域を１つのシス テムとして運用するケースが 多い • 金額は数千円から数百万、数 千万の巨大なシステムまで構 築できる • サーバーをインスタンスと呼 ぶケースがある
- 22. Page 22 専用サーバー 1台のサーバーを占有で利用できるので専用サー バーといいます。 ハードウェア ネットワーク OS ミドルウェア アプリケーション 【特徴】 • 物理的なサーバーの管理、ネッ トワークの保守・運用を事業者 が担当してくれる • OSはLinuxやWindowsなどから 選択可能 • 起動、停止などは管理画面から 対応できる事業者も多い • root権限あり
- 27. Page 27 利用目的を整理 サーバーで何を構築したいかを整理しておきます。 • WordPressでオウンドメディアを作りたい。 • メールサーバーを構築してウェブメールを利用したい。 • 会員数300人程度のポータルサイトを構築したい。 • キャンペーンサイトでたくさんのアクセスを裁きたい。 • 自社商品1万点ほどのECサイトを構築したい。 …etc
- 28. Page 28 技術要件の把握 それぞれの要件に応じた実現方法も考えておきます。 • WordPressでオウンドメ ディアを作りたい。 • メールサーバーを構築してウェブ メールを利用したい。 • 会員制のポータルサイトを構築し たい。 • キャンペーンサイトでたくさんの アクセスを裁きたい。 • 自社商品販売用のECサイトを構築 したい。 • WordPressのインストールに必要 なOSやミドルウェアは何か？バー ジョンはいくつか？ • ウェブとデータベースは1台の サーバーで構築するか？分離する か？ • データベースの移行ツールはどう するか？ • セキュリティ系のオプションは必 要か？ • 記事数が増える想定でサーバー機 能拡張は必要か？
- 29. Page 29 新規か移行かを確認 他社で利用中のサーバーを移行するのか、新規サー バーを導入するのかを確認します。 • 移行の場合、現状の契約内容と サーバー利用状況を確認してお く • 新規の場合はどんな規模のサイ トになるか予測しておく （PV/UU/同時アクセス/トラ フィック） • 予測がつけずらい場合は拡張性 の高いサーバータイプを検討す るる
- 30. Page 30 予算の把握 事前にだいたいの予算感を把握しておきます。 • レンタルサーバーの場合は月額 費用の他に初期費用がかかる • 個人利用では月額100円～1,500 円程度が目安 • 法人は最低でも月額1,000円以 上のサービスを選ぶのが無難 • 初期とランニングに分けて考え ておく
- 31. Page 31 リテラシーの把握 クライアントに変わって契約する場合にはITリテラ シー（技術知識レベル）を確認しておきます。 • コマンドライン（SSH）でサー バーを操作できるか？ • GUI（画面操作）しかできない か？ • WordPressなどのCMSがあれば 運用更新ができるか？
- 33. Page 33 比較表からタイプを決定 項目 共有サーバー VPS クラウド 専用サーバー 必要な技術知識 低 中 高 中～高 共用部分 ミドルウェア 共用 専用 専用 専用 仮想ソフト ─ あり あり ─ OS 共用 専用 専用 専用 ハードウェア 共用 共用 共用 専用 ネットワーク 共用 共用 共用 共用 管理権限 × ○ ○ ○ 管理の自由度 低 高 高 高 他者の影響 受けやすい 受けづらい 受けづらい 受けづらい 事業者による保守管理 ミドルウェアまで 仮想ソフトまで 仮想ソフトまで ハードウェアまで サポート 手厚い セルフに近い セルフ セルフ 時間課金 × × ○ × 納品（クレジット支払） 即時 即時 即時 即時～数営業日 拡張性 低 中 高 低 価格帯 500-1,500円 700円～3万円 2,000円～100万円 1.5万～10万円
- 35. Page 35 プラン早見表を確認 各社のウェブにプラン早見表があります。まずはこ れで各プランの差異を確認します。 • レンタルサーバーはディスクサイ ズやメールアカウント数、マルチ ドメイン数 • VPS、クラウド、専用サーバーは スペック（CPU、メモリ、ディス ク）による差異がほとんど • 年額の月額換算表示に注意 ｢1500円～｣の｢～｣に注意
- 36. Page 36 仕様一覧を確認 さらに詳細項目を仕様一覧（スペック一覧）でざっ と確認しておきます。 デーセンター所在地（日本/海 外） DNS利用 仮想化技術（KVMなど） サポートの有無と時間・手段 保守運用体制（24/365） マルチドメイン/サブドメイン 数 ディスク（SSD/HDD/RAID有 無） SLA 提供OS（CentOS/windows） GUIツールの有無 root権限 メールアカウント数 ネットワーク帯域（1Gbps） ミドルウェアバージョン データ転送量（無料/有料） アプリケーションテンプレー ト バックアップ IPアドレス数
- 38. Page 38 (例) https://www.example.jp account@example.jp ドメイン ドメインとはウェブサイトやメールアドレスに利用 される世界で唯一のインターネット上の名前です。 属性jp co.jp / ne.jpなど 汎用jp / ccTLD .jp / .tv / .ukなど gTLD .com / .net / .info など ccTLD .jp / 専用 日本語ドメイン 日本語文字列.jpなど 新ドメイン .shop / .blogなど
- 39. Page 39 ・インターネット上の通信を暗号化 ・サイト運営者の実在証明 SSL証明書 SSL（Secure Sockets Layer）は以下の2つを実現 するためのプロトコル（しくみ）です。 3つのタイプがあります。 最近は無料のSSLを使った常時SSLも進んでいます。 ・ドメイン認証タイプ ・企業認証タイプ ・EV SSLタイプ
- 40. Page 40 セキュリティ 事業者によって異なりますが、オプションとしてセ キュリティ対策機能を提供している場合があります。 【メール系】 • メールウイルスチェック • スパム対策機能 【Web系】 • WAF（Web Application Firewall） 【アクセス制御】 • ファイアウォール
- 42. Page 42 2～3社比較検討する 同様のサービスを2～3社比較検討します。その際 にTwitterなどの口コミも参考にしましょう。 • 各社のプランダイジェスト（早見 表）を見比べて比較 • 比較サイトの活用も有効 • ただし、中には順位や記事などが 有料化されており、偏った記載の ものもある • SNSの評価などとあわせて判断し ていくのが無難
- 43. Page 43 無料お試しプランを契約 ほとんどのレンタルサーバーやVPSにはトライアル プランがあります。本契約前に活用して感触を確か めておきます。 • 管理画面の感触を確かめる • 本契約時のプラン選定の目安 にする • サポートが利用できる場合に は実際に問い合わせをしてみ る • 詳しい人はパフォーマンス測 定なども有用
- 45. Page 45 本契約 契約にあたり支払方法や契約期間、開通までの時間 を確認しておきます。解約に関する内容も確認して おくと後々安心です。 • 支払方法 • クレジットカード • 銀行振込 • 口座振替 • コンビニ払い • 契約期間 • 月額払い • 年額払い • 日額、時間課金 • 最低利用期間の確認 • 解約項目についても確認
- 50. Page 50 • インスタンスを3個、5個など複数 のセットで提供 （１つの契約で複数インスタンス の利用権を購入する考え方） • 追加料金を気にしなくて良いから、 何度でも気軽にインスタンスを構 築・削除・コピーができる。試行 錯誤に最適 • 低価格なので単体プランを扱う感 覚で複数インスタンスが扱える 全く新しいコンセプト 複数のインスタンス（サーバー）を月額定額で利用 できるクラウドサービスです。
- 51. Page 51 ４つの特長 4つの特長があります。 1. クラウドの定額化 • 時間課金でなく月額提供 • 回線だけでなく、インスタンス も定額化 2. シンプルなインターフェー ス • 極限までシンプルにしたコント ロールパネル • ネットワーク設定の簡略化 3. テンプレート＆オートメー ション • 豊富なイメージ • 複数インスタンス間自動構築 4. サポートの充実 • アクティブサポート • 技術サポート無償提供
- 53. Page 53 テンプレートの数々 バックアップ＆スケールアウトが簡単 スケールアウト ローカルネットワーク自動構築 オールSSDの本格クラウド SSD その他の豊富な機能
- 55. Page 55 ２つの利用促進制度 １．開発者支援制度 （Dev Assist Program） • 1年間無料で3インスタンスを 利用可能 • 翌年更新可 • 審査あり ２．無料お試しプラン • 3インスタンスを2週間無料で 利用できる • 即時開通 • 期間経過後は自動解約（課金 の心配なし）
Editor's Notes
- ・サーバー屋さん10年の私が独断と偏見で極力わかりやすく説明します ・クリエイターの方が多いのでイメージを多様して説明します。
- ○会社紹介 ・NHNテコラスという会社に所属しているのですがご存知の方いますか？ ・NHNグループはハンゲームやツムツムやコンパスなどのゲームを展開しているNHNプレイアートやComicoなど ・その中でNHNテコラスはBtoBのITインフラの構築運用を得意とする企業 ・17年にわたって大規模サービスのサーバーインフラを提供し続けている「DATAHOTEL（データホテル）」が筆頭 ・中小企業向けにのべ16,000契約のホスティングを提供してきた「EX-CLOUD（エクスクラウド）」 ・約700社の「NHN テコラスパートナー」など、老舗のデータセンター事業者として数々の実績があります ・AWSやAzureなどもパートナーとしてパブリッククラウド運用代行サービスも提供している
- ・他に｢サーバー｣という言葉で連想するのがウォーターサーバーとビアサーバーですが、当然ながら今回の話とは無関係です。
- ・Wikiペディアではクライアント（＝パソコン）の要求に対して何らかのサービスを提供する機能を果たす側のシステムを示す。とある
- ・構成パーツはメモリ、CPU、ハードディスクやSSD、ファン、RAIDカード、電源ユニットなど ・ディスクやSSDはサーバーを起動したまま抜き差し可能 ・これによりサーバー停止することなくディスク故障の対応ができる ・ネットワーク用の接続ポートも複数あり ・業者が選ぶ時はCPU、メモリ、ディスク（SSD）のスペックと消費電力、導入実績や金額を総合的に判断
- ・データセンターとは、サーバーやネットワーク機器などのIT機器を設置、運用する施設・建物の総称である。 ・窓がなくて夏場でも寒い、というのがデータセンター ・データセンターの場所は開示されない理由 ＞攻撃対象となるから ・例えばAmazonWebServices（AWS)では一部を除いて社員にすら非開示とのこと
- ・OSを入れてミドルウェア（apacheやnginx、postfixなど）をインストールして用途に合ったサーバーを構築する
- ○自社導入の難点 ・高額（数十万～百万円超えも） ・自社データセンター保有も高額、コロケーションハウジングも高額 ・運用フェーズではサーバーインフラエンジニアを雇用しておかないといけない ○自宅運用の猛者 ・自宅では電気代や空調などを気にしなくてはならない ＞コアなエンジニア ・最近はクラウド利用に変更する人がおおい
- ・日本ではインターネット整備に伴ないだいたい20年くらい前から盛んになったビジネス ○歴史 ・1984年インターネット開始（アメリカ） ・1991年www開始 ・1995年YahooJapan開始 ・1996年アイルやファーストサーバ事業開始
- ・遠隔でコンテンツを更新 ・遠隔でコンテンツを閲覧
- ●質問 ・会場にいらっしゃる方でどのサービスをつかっているか確認したい、挙手をお願いできませか？
- ・同居人数は事業者やサーバースペックによって異なるが、数百～数千程度 ・同居している人がYahoo砲をくらうと皆が影響をうける、そんなサービス ・最近の共用サーバーは大変質がよく、障害が少ない。1000円程度で管理もしてくれるのは非常に便利 ・個人的にはメールサーバーの運用とかは下手に自分で立ててやるよりはレンサバにしたほうがよい ・代表的な会社：sakura、ロリポ、Xserver、Firstserverなど
- ○共用サーバーから連想されるイメージを2つ用意しました。 ・OSやミドルウェアをバストイレにみたてると、共用サーバーはバストイレ共同のアパートということができる ・OSやミドルウェアを自転車のペダルに例えると、子供2人乗りのママチャリともいえる。お母さんの脚力の影響を受けやすい
- ・10年ほど前からVPSを活用したホスティングはあるが、ここ5年ほどが人気 ・GMOのconohaやsakuraのvpsが火付け役 ・仮想化方式はハイパーバイザー（Vmware/KVM）のほかにコンテナ型（exドッカー）がある
- ○VPS ・OSやミドルウェアをバストイレにみたてると、VPSはバストイレが個室に完備されたマンションの一室ということができる ・自由度が高い ・OSやミドルウェアを自転車のペダルに例えると、各自にペダルがついた複数人のり自転車といえる ・自分だけのペダルがあるのでがんばれば自力で進むことができる
- ・代表例としてはアマゾンのAWS、GoogleのGCP、ニフティクラウドなどがある ・事業者によっては専用サーバーと組み合わせたハイブリッドな使い方ができるところもある ・以前は海外事業者のクラウドにデータを格納して大丈夫か？という不安があったが、 ・ここ数年はむしろ大手企業が積極的にクラウドに移行、クラウドファーストの流れがある （ex：業務システム移行）
- ○VPS ・OSやミドルウェアをバストイレにみたてると、VPSはバストイレが個室に完備されたマンションの一室ということができる ・自由度が高い ・OSやミドルウェアを自転車のペダルに例えると、各自にペダルがついた複数人のり自転車といえる ・自分だけのペダルがあるのでがんばれば自力で進むことができる
- ・代表例としては、sakuraインターネットの専用サーバーや、atlinkなどがある ・ハードウェアからOSまで全てを一人で利用 ・ミドルウェアやアプリケーションは自由にインストール可能 ・GUIツールをオプションでつけることができるケースもある ・OSより上のレイヤの責任はユーザーが持つ（セキュリティ対応など）
- ・全て自分だけの快適な環境、他社の影響を受けない ・ここまでで第一部の基礎知識の説明が終了です。
- ・第一部の基礎知識を踏まえてサーバー選びについて説明していきます
- ・おおまかな手順はこのような感じです
- ・サイトの規模感の判断材料になる項目（月間のPVや同時接続数）を数値で明確にしておくと比較検討しやすくなります。 ・レンタルサーバーやVPSの場合はサポートで教えてくれるケースがあるので電話やメールで相談してみるとよいです。
- ○その他の候補の説明 ・ウェブメール機能が提供されているか？ ・ポータルサイト構築に適したCMSが動くサーバーを探す ・負荷分散装置（ロードバランサー）を使ったサイト構築の検討 ・ECサイト構築用のCMSが使えるクラウドやVPSを探す ---------------- ・ある程度の規模の案件になればこの辺は営業担当や技術営業に相談して提案してもらうことも可能 ・事業者によってはテクニカルサポートがこの辺の相談に乗ってくれるケースもある
- ○他社移行 ・契約内容は、契約期間、最低利用期間、料金を確認 ・ディスク、メモリ、CPUの実利用量をモニタリングツールで確認、レンサバはディスク容量だけでよい ・WPの場合移行手順の確認も必要 ＞①記事と画像のディレクトリ移行、②DB移行、③プラグイン移行、④テーマ移行が発生（confファイルも） ○新規 ・ローンチ後どのようなサイトになりそうか（サイトにしたいか）をヒアリングしておく ・サイズが定まりづらい場合には拡張性の高いサービス（VPS/クラウド）をチョイスすることが無難 ・試用プランでサイジングを図るのも方法（ただし下位プランだけの場合もあるので注意、上位プランは交渉次第） ・サポートが強い事業者であれば相談するのが近道
- ・キャンペーンサイト構築などでは大体広告費や制作費全体の予算のうち1-2％程度がインフラ費用となるケースが多い ・例えば100万円の製作案件の場合には月額1万円のプランを契約、といった感じ ・後述するドメインやSSLなどオプションで追加費用かかる場合があるので注意 ・別途初期費用やランニングコストが発生する場合がありますので、ゆとりをもって価格を設計します。
- ・SSH＝SecureShellの略。暗号や認証の技術を利用して、安全にリモートコンピュータと通信するためのプロトコル。 ・GUI＝Graphical User Interfaceすがに自分自身のスキルはわからない人いないと思いますが、クライアントに提供する場合にはココが後々かなり大事になってきます。 ・ここの工程をあいまいにしたばかりに契約後の手離れがわるくなり、無駄に作業を強いられる失敗例を何度もみてきました。 ・まさに運用フェーズに入った時に自立して使ってもらえるかどうかの分かれ道です。
- ・今回作成したオリジナルの比較表です。必要な方はお声がけください。
- ・価格を見る時は年額を月額換算していることが多いので注意 →実際の月額はいくらなのかを知る必要あり。だいたい～がついていることがおおい ・初期費用を結構とるところもあるので注意 ・早見表で見た後は全プラン一覧表も見ておく ・我々業者がこの表を作る時は自社プラン間の比較の他に他社も見回して代表的な差異を列挙します。 ・なので当然ですがココをみれば凝縮エキスのように重要項目を把握できるようになっています ・ちなみにオススメプランというのがだいたいどこの業者も表示あります ・これは企業が売りたいプランであり必ずしも皆さんの要件にマッチしているわけではないので注意 ・しっかりメモリ、ディスク、などをみて要件を決めていってください
- ・仕様一覧は画面にあるようにかなり細かいです ・値はレンタルーサーバーやVPSなどで異なる ・全部を見る必要はないので次ページで特に見ておいたほうが良い項目を列挙しておきます。
- ・必要に応じてオプションサービスの確認を行います
- ・だいたい価格は1000円くらいから ・ネームサーバーはツリー構造 ・特にIT系の企業などはドメインでセンスが光る場合もあります。 ・ちなみに私oyaizu.comを所有しています ・海外ではドロップシッピングといって人気の出そうなドメインを買い占めておいて転売するようなビジネスも存在します。
- ・タイプやメーカーによって価格や仕様が異なります。 ・最近は常時SSLといってウェブサイトでは常にSSLによる暗号化された通信を行うことが推奨されています。 ・SSLの実装により、第三者の盗聴を防いでくれるほか、サイトの運営者の実在証明がなされますので利用者に安心してサイトを利用してもらうことができるサイト作りができます。 ・サイトの鍵のマークで確認ができます。 ・最近では無料のSSL証明書Let’s encryptが人気です。
- ・特に人気のCMSであるWPなどは脆弱性の攻撃を受けやすく、ウェブセキュリティ対策としてはWAFが有効です。 ・そのほかのオプションとして運用代行サービスや、導入代行サービス、移転代行サービスなどもあったりします
- ・ある程度プランが定まったら、競合する企業のプランも２、３検討しましょう ・少し時間かかるが、統計上、レンサバは一度契約すると2年以上、VPSも1.5年くらいはつかうことになるので時間をかける意味アリ ・レンサバにいたっては10年くらい継続している顧客もいる
- ・最終的には無料トライアルを試すのが一番大事です ・こんなはずじゃなかった、を防止するためにもお試しは大事
- ・試す際にサポート（電話・メール）が使える場合には是非その対応、質、感触もたしかめてください ・その事業者の実力を垣間見ることができます ・サポートの姿勢、は電話やメールの応対から見えます。結構この過程が大事です。
- ・年払いは基本的に途中解約しても残金返しませんので慎重に選びます。 ・自社企業のホームページなどには適している ・支払い方法は、クラウド系のサービスを提供している会社ではクレジットカード払いのみというケースもある、代行会社あり ・請求書等の場合に手数料をとる企業もあるので注意
- ・おおまかな手順はこのような感じです
- ・私が担当していますCloudGarageというクラウドサービスから本日のクリエイティブハントにご参加されている皆様に特典がございますので紹介させていただきます。
- ・詳細はお手元にしおり型のクーポンを配っているので確認してみてください。 ・今までレンタルサーバーしか使ったことないけど、これを機にクラウドやVPSの試してみようかなという方に朗報です。
- ○なぜガレージ!? 世界の大企業も最初はガレージからはじまった（Apple/Amazon/Google…) エンジニアにガレージでモノづくりを楽しむようにクラウドで開発を楽しんでいただきたい そのために我々はインフラ面で支援をしていく ○ヴィジョン 「我々は、エンジニアの好奇心やアイディアをカタチにする支援をします。」
- ・インスタンス＝サーバーです
- ・
- ・AWSの複雑なコンソールに悩んでいる方にも最適なシンプル設計 ・100％自社製管理画面 ・VNCコンソールも利用できる ・バックアップやISOイメージの取得、契約情報の確認などができる
- ・最新のサーバー機器、ネットワーク機器で構成されたサービス ・ローカルSSDなので高速 ・OSつきのインスタンス立ち上げは25秒程度 ・コントロールパネルから簡単にバックアップ＆リストアが可能 ・バックアップファイルは最大10個無料で取得可能 ・持ち込みISOの利用も可能 ・グローバルネットワーク、ローカルネットワークとも10Gbps共用での提供 ・ローカルネットワークはアカウントごとに独立したVLANで組まれているため安全性が高い ・さらにロードバランサーを１契約につき1台無料で提供 ○今後の予定 １．サービス機能拡張 ・オブジェクトストレージ ・オートメーション機能 ・APIの提供 ・アプリケーションテンプレート拡充 ２．ユーザーグループ立ち上げ ・全国各地で開催 ・年内は4回の実施予定 ３．社外イベントへの登壇&出展 ・主に開発エンジニア向けのイベント ・9月は全国各地で6回の登壇が決定 ４．オリジナルキャラクター製作 ・超有名絵師と契約、キャラ作成中
- ・1サーバーを契約する感覚で複数インスタンスが扱えるように低価格の設定としている ・SSD容量が多いので小さいインスタンスタイプでもSWAPを使えばさまざまなアプリの検証などが行える
- ・Rancherコミュニティー界隈で活用 ・コミュニティやスタートアップ企業などを対象に利用可能。 ・スタートアップ企業やNPO法人などもご活用いただいている ・20件