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ミャンマー国ヤンゴン
公共バスサービス
改善プロジェクト
活動計画
アルメックVPI
⽇本⼯営
2018年4⽉
⽬次
1. プロジェクト概要
2. 主な活動
3. JICA による技術協⼒プロジェクトにおける基本的なアプローチ
4. プロジェクト組織体制
5. ⽇本側・ミャンマー側からの⽀援
6. 優先アクション (案)
6-1 鉄道駅前広場におけるバス交通と鉄道の接続強化
6-2 ボトルネックとなっているバス停・ターミナルにおける交通管制・交通管理の実施
6-3 組織制度の開発⽀援
6-4 現在のバス路線網・運⾏に関する評価
6-5 Quality Of Service (QOS) 基準
6-6 TCC ・YBOと連携したデータベース整備・解析
7. 全体スケジュール
8. プロジェクトメンバー⼀覧
2
1. プロジェクト概要 (2017年10⽉時点の Minutes of Discussion (M/D)がベース)
I. ⼤⽬標 :
道路混雑の緩和
II. ⽬的 :
ヤンゴンにおける公共バスサービスのLoS改善
III. 調査期間:
2018年1⽉ – 2020年12⽉ ( 3 年)
IV. プロジェクトのアウトプット
1. YRTA/YBS の公共交通運⾏管理能⼒向上
2. バス交通のサービスレベル、信頼性の向上
3. 各YBS事業者 のマネジメント能⼒向上
4. バス交通整備に係る政策、改善計画の策定
3
オリジナル (M/D Oct.3, 2017) 改訂版(April, 2018):⾚字は改定部分
I. ⼤⽬標 :
公共交通のモーダルシェアを⽬標値(50%)
まで向上
II. ⽬的 :
ヤンゴンにおける公共バスサービスのLoS改善
III. 調査期間:
2018年1⽉ – 2020年12⽉ ( 3 年)
IV. プロジェクトのアウトプット
1. YRTAによる公共交通運⾏管理能⼒向上
2. YRTA/YBS のバス交通計画策定能⼒向上
3. 交通管理、バス関連インフラ整備に関する実
務的能⼒向上
4. 各YBS事業者 のサービスレベル向上
5. TCC / YBO * と連携した、公共交通に関連す
る情報の処理能⼒向上
* 6p 参照
2. 主な活動
4
アウトプット 活動
アウトプット-1
Institutional Development
of YRTA/YBS
YRTA/YBSの組織体制整備
1-1 ヤンゴンにおける公共交通政策の策定
1-2 YRTAの組織体制確⽴ (ADB との協働)
アウトプット-2
Bus Transport Planning
バス交通計画
2-1 バスネットワーク計画・運⾏計画に関する理論的トレーニング
2-2 現在のバスネットワーク・運⾏の評価
2-3 バスネットワーク整備に関するガイドライン策定(計画のためのマニュアル)
2-4 中⻑期におけるバス交通改善計画策定
アウトプット-3
Traffic Engineering and
Infrastructure
交通インフラ改良
3-1 交通⼯学・交通管理に関する理論的トレーニング
3-2 交通管理・交通安全施策に関するレビュー
3-3 鉄道駅前広場を含むバス関連施設の開発計画策定
3-4 交通管理・交通施設整備に係る社会実験の実施
アウトプット-4
Capacity Improvement of
YBS Bus Operators with QOS
YBS事業者の能⼒強化とバス
サービスの改善
4-1 Quality of Service (QOS)基準の策定 4-2 現在のQOS評価
4-3 YRTA/YBS 向け運⾏管理ガイドラインの策定
4-4 ⾞両維持管理基準の策定 4-5 バスドライバー訓練プログラムの策定,
4-6 YRTA/YBS 向け検査ガイドライン
4-7 検査業務の実施と、YBS 運⾏事業者のパフォーマンス評価
4-8 現状におけるYBS 事業者の経営管理能⼒の評価
4-9 YBS事業者の運⾏経費に関する現況把握
4-10 YBS 事業者への経営管理能⼒改善計画策定
アウトプット-5
ICT Application
ICT の導⼊
5-1 計画、運⾏及び検査に係る必要なデータ・情報収集
5-2 データ収集・分析に係る理論的・実務的トレーニング
5-3 バス情報、運⾏管理システムの導⼊
5
3. JICA による技術協⼒プロジェクトにおける基本的なアプローチ
本技術協⼒プロジェクトはカウンター
パート組織の能⼒強化を⽬的として
いるため、プロジェクト活動は、カウン
ターパートとの密な連携が必要不可
⽋である。
ターゲットとなる活動
ワーキンググループ
の設⽴
プロジェク
トチーム
カウンター
パート組織
理論研修
実務研修(OJT)
経験・知⾒の蓄積
⾃⽴⾃⽴
座学
本邦研修
社会実験(ハード)
社会実験(ソフト)
(バス路線網の評価、運⾏管理、駅前
施設計画, etc.)
(交通管制、交通管理、モビリティマネジ
メント, etc.)
フルスケールでのバス交通開発計画 (政策・組織体制含む)の
策定
JICA 技術協⼒プロジェクトにおける活動
6
4. プロジェクト組織体制
JCC (Joint Coordinating
Committee
(Chaired by YRG)
Myanmar Side
(YRG)
Japanese Side
(JICA, EOJ)
Project Team
(Counterpart team and
JICA expert team)
Working Groups
Task Force Team
1 2 3 4 5
2 3 1 2 1 21 1 2
Project
Director
(YRTA)
Chief Advisor
(JICA Expert
TEAM)
Myanmar Side
Main Counterpart Organizations
 ヤンゴン地域政府:Yangon Region Government(YRG)
 ヤンゴン地域交通庁:Yangon Region Transport Authority (YRTA)
 バス情報管理主体:Yangon Bus Operator (YBO)
 交通管制センター:Yangon Traffic Control Center (TCC)
 YBS バス事業者
Sub-Counterpart Organizations
 運輸通信省:Ministry of Transport ant Communication(MOTC)
 ミャンマー国鉄:Myanmar Railway (MR)
 ヤンゴン市:Yangon City Development Committee (YCDC)
 交通警察:Yangon Traffic Police
Working
Group
Task Force Team
YRTA/YBSの
組織体制整備
 運賃を含む政策策定
 組織体制整備
バス交通計画  バス路線網策定とその評価
 公共交通開発計画策定
交通インフラ
改良
 交通管理・交通安全
 バス関連インフラ整備
 駅前広場整備
 モビリティ・マネジメント
 社会実験
YBS事業者の
能⼒強化とバ
スサービスの改
善
 QOS スタンダードの設定
 運⾏・検査のガイドライン策定
 ⾞両維持管理
 バスドライバーのトレーニング
 事業者の経営管理
ICT  バス関連データ・情報収集
Note: Working Group と Task Force は必要に応じて結成する。
1
ワーキンググループ・タスクフォースチーム案
各C/P 組織から、1グループにつき5-10名程度派
遣して、ワーキンググループを設⽴する。
7
5. ⽇本側・ミャンマー側からの⽀援
⽇本側
 専⾨家の派遣
 カウンターパートへの本邦研修実施
• 3回、約5名に対し7-10⽇間の
検収
 セミナー/ワークショップの実施
 社会実験(ソフト・ハード)の実施
(必要資機材の調達含む)機材
提供
ミャンマー側
 各WG・タスクフォースへの適切な⼈材の
アサイン(各ワーキンググループに最低5
名のカウンターパートが必要)
 オフィススペース、ジェネレータの提供
 関連組織との連携 (Traffic Police,
MOTC, YCDC, etc.)
 社会実験(ハード)における資機材の設
置⼯事(YCDC主管)
 バス運⾏管理データなど、必要な情報の
提供
2. バス交通が効果的に改善してくために必要な⼟台の強化
 関連する政策、YRTAの組織体制のレビュー:活動1-2(ADBと連携)
 現在のバス路線網、バス運⾏の評価:活動2-2
 QOS に係る基準の策定:活動4-1
 TCC ・YBOと連携したデータベース整備・解析 : 活動 5-1
1. バスサービス改善のための、現状の交通状況に対する活動
(交通混雑緩和)
 鉄道駅前広場におけるバス交通と鉄道の接続強化 :
活動3-3
 ボトルネックとなっているバス停・ターミナルにおける交通
管制・交通管理の実施:活動3-4
8
6. 優先アクション (案)
バス交通サービスの改善に係る努⼒を可視化するため、本プロジェクトの初期段階において市⺠
にわかりやすいアクションを実施していく。
MOTC (MR)との連携
が必要不可⽋
⼤規模な⼯事を必要と
しない地点から着⼿
9
対象駅は、CBD から5-15 km の距離に位置している
ものに限定。
6-1 鉄道駅前広場におけるバス交通と鉄道の接続強化
⽬的
通勤者の移動時間短縮と、バスによる混雑
緩和
プロジェクト内容
 駅前広場整備
 バス路線再編(必要であれば)
 バス・鉄道の運⾏に関する情報提供
 PR活動
実施スケジュール (1か所をパイロット的に実施すると想定した場合)
タスクフォースチーム
YRTA, MR, YCDC, Traffic Police
YRG の担当作業
 関連組織との合意形成
 マイナーな⼟⽊⼯事の費⽤負担
活動 5 6 7 8 9
関連組織との合意形成
計画案・詳細計画策定
整備
PR 活動・モニタリング
10
Proposed Minimum Necessary Facilities for the Traffic Hub at Yaegu Station (as of Year 2025)
■ No. of passenger: 16,000 pax/day, ■ Area for the Plaza: 5,000m2
■ Bus Berth: 8 berths, ■ Taxi Berth: 2 berths, ■ Taxi parking: 6 lots, ■ Private vehicle space: 4 lots
Middle Term PlanShort Term Plan
Facilities
• 8 bus berths
• 2 taxi berths
• 6 taxi parking lots
• 4 car parking lots
• 1 intersection
Short Term Plan
(Bus Bays on the Street)
Middle Term Plan
(Area Development)
Facilities
• 8 bus berths
• 1 crosswalk
Yaegu 駅における交通ハブ整備計画(案)
短期の整備計画と⻑期の整備計画について提案。
短期の整備計画については、環境⾯・社会的なインパクトを最⼩限に抑えられ、安価に実施できる。
Legend Legend
11
6-2 ボトルネックとなっているバス停・ターミナルにおける交通管制・交通管理の実施
対象候補地
⽬的
バスのスムーズな運⾏のための交通混雑緩和
バス利⽤者・歩⾏者の安全確保
プロジェクト内容
 違法駐⾞の取締
 バス停の移転
 横断歩道の設置
 バス利⽤者向けの待機スペースの整備
 バス運⾏に係る情報提供
実施スケジュール
4 Phases (1phase につき 2-3箇所)
1 Phase: 3 ヵ⽉ (設計・実施・評価)
(2018年5⽉よりスタート)
Task-Force Team
YRTA, YBS, YCDC, Traffic Police
タクシーがバス停を占拠してお
り、バスが適切な乗降を⾏って
いない。
バス停が交差点付近に位置し
ており、更にベンダーによって占
拠されている。
YRG の担当作業
 マイナーな⼟⽊⼯事の費⽤負担
社会実験における交通管理施策のイメージ(2018年2⽉、ヤンゴン都市交通調査で実施)
Sain Gay
Har
Supermark
et
School
Ocean
Supercenter
TawWin
Garden
Hotel /
Taw Win
Center
Zagawar St.
Min Ye Kyaw
Zwa Rd
Station
適切な位置でのバス乗降の誘
導(利⽤者・バスドライバー)
乱横断の防⽌と歩⾏者の安全
確保
スクールバス・学校への送迎⾞
両に関する施策
隔地タクシープール
(中⽌)
適切な位置でのタクシー・⾃
家⽤⾞の乗降を誘導
U ターン の規制
Traffic Police
Guide Staffs
Signboard
12
バスターミナルにおける交通管理
13
Sule Pagoda バス停における改良計画
【Existing】
【Improvement Plan】
a. CBD ループ路線と他の路線でバスベイを分離
b. ⼗分な規模の乗客滞留スペースの提供
c. 他の交通流の導流化
d. 駐⾞規制の強化
 CBD ループ路線〜都市バス路線の乗換え
 バス停での停⾞時間が⻑い
 乗降場所が不明瞭
現状の課題:
対策案
Task-Force Team
YRTA, YBS, YCDC, Traffic Police
YRG の担当作業
マイナーな⼟⽊⼯事の費⽤負担
14
Thakhin Mya 公園 バスターミナルにおける改良計画
乗換にあたって、多くの利⽤
者が乱横断
バス停での2重駐⾞
バスのたまりでの2重駐⾞
歩道上にバス事業者の屯所
道路上での洗⾞
現状の課題:
交通安全 交通混雑 歩⾏環境
バスターミナルにおける交通管理
15
Thakhin Mya 公園 バスターミナルについての将来像
公園
屋上
バスターミ
ナル
駐⾞場
GF
B1
B2
1F
駐⾞場
屋上
公園
駐⾞場
バスターミナル
バスターミナル
公園内にバスターミナルを
整備し、CBDループと、郊外
へのバス路線をスムーズに
接続
公園機能
バスターミナルの屋上を公
園へとつくりかえ、利⽤者と
市⺠の憩いの場としても活
⽤する。
駐⾞場
地下に駐⾞施設を整備
することで、約900台の
⾃家⽤⾞を収容可能。
現況
将来像
バスターミナルにおける交通管理
バスターミナルにおける交通管理
16
Thakhin Mya 公園 バスターミナルにおける改良計画
• バス利⽤者は公園を通っ
て乗換を⾏う。
• 乗り場と降り場を分ける。
• バスの待機場所を設定す
る。
• バス事業者の屯所を公
園敷地内に移転
• 洗⾞の禁⽌
対応策のコンセプト:
Change the bus
through the park.
Park Boarding Bus
Stop (Suburbs)
Boarding Bus Stop(CBD)
Park
Alighting Bus Stop
(CBD & Suburbs)
Bus
Waiting
Space
Bus Office
交通安全 交通混雑 歩⾏環境
バスターミナルにおける交通管理
17
Thakhin Mya 公園 バスターミナルにおける改良計画
• 公園内の⽇陰を利⽤した
歩⾏空間の整備
• 市⺠の憩いの場とするため、敷
地内にカフェ・ブックストリートを
設置
• ⽇陰内で読書ができるような
空間の創出
公園整備のコンセプト:
バス利⽤者の歩⾏環境 市⺠の憩いの場を提供
Café
Book Street
Benches and Trees
Removal of
walls.
18
6-3 組織制度の開発⽀援 (ADBとの協働)
分野 主体 分担事項
政策策定  交通政策
 予算/ 補助⾦
 交通管理
計画  路線の評価・マーケティング
 運⾏スケジュール策定
 運賃政策策定
 バスインフラ整備
運⾏管理  サービス契約管理
 収⼊管理
 ⽀出管理
運⾏  バス⾞両管理
 スタッフ管理
 バス運⾏管理
 安全管理
YRTA
YRG
Bus Operator 1
Bus Operator 2
Bus Operator 3
Bus Operator …
YBS, YBO
役割分担(案)
⽬的
本技術協⼒が効果的に実施されるよう、YRT/YBS における、公共交通の運⾏管理にあたっての各
部署の担当・責任を明確化する。
活動内容
 公共交通サービスにおける、各政府機関の役割・責任の明確化
 レギュレーター(YRTA/YBS) とオペレーターの役割分担
 バス事業者が満たすべき資格要件についての精査
19
Yangon Region Transport Authority (YRTA)
Traffic
Management
Transport
Infrastructure
主な機能・役割
Planning Unit:
Finance and
Accounting Unit:
Contract Management
Unit:
Inspection/Enforcement
Unit:
Maintenance of Bus Vehicle
Bus Driver Training Unit:
Marketing
Unit:
Monitoring
Unit:
Yangon Bus Service
(YBS)
Other
Divisions
 バス政策
 Level of Service (運行時間、運行頻度)
 バス路線網・路線計画
 運賃(レベル、運賃体系)
 補助金とその充当
 運賃設定とスマートカードの導入
 監理費の管理
 サービスの契約に係る応札・受注
 モニタリングレポートに基づく契約者への罰則
 GPSによるバス運行のモニタリング
 財務面、運行面のパフォーマンスに関するレポート
 ブランド戦略・マーケティング
 PR
 広報
 乗客への情報提供
 バス停・バスシェルター
 バスターミナル
 結節点施設
 バス(優先or専用)レーン
バス関連インフラ
 日々のメンテナンスに関わる技術的要件
 トレーニングの実施
 日々のバスの運行にかかわる監視と、罰則の取締り
 安全面、セキュリティ面における検査
YBS の組織図と主な役割分担 (案)
20
6-4 現在のバス路線網・運⾏に関する評価
 路線のカバレッジ
• バス路線はヤンゴン都市圏をカバー
するよう計画されており、結果的に
需要の低い郊外・外縁部にも多くの
バスが⾼頻度に運⾏しており、運⾏
効率が⾼いとは⾔えない。
 事業者間の競争
• 各事業者による乗客の奪い合い
 歩合ではなく、固定給(+インセン
ティブ)による賃⾦制度
 同⼀コリドー上は同じ事業者が運⾏
• 上記の原則を再編当時に設定したが、
守られていない。
 CBD内のバス運⾏について
• YBSの初期のコンセプトでは、バス路線がCBD内に⼊ることは禁⽌し、フリンジ部
でCBDループ路線に乗換ることを奨励していた。
• 上記のコンセプトは(バス事業者・利⽤者の反発により)変えられ、多くのバス
路線が運⾏している。
• バス⾞両の混⼊率が⾼いことがCBD内の深刻な混雑の⼀因になっている。
17年6⽉時点
現在
CBDにおけるバス路線網の推移
21
6.5 Quality Of Service (QOS) 基準
YBS事業者が満たすべきQuality of Service (QOS) の基準について、ヤンゴンの実情に合わせて策定する。
QOS基準のカテゴリー
(i) 運⾏パフォーマンス基準:Operating Performance Standards(OPS)
毎⽇・毎⽉の運⾏に関する成果を、バス路線網・路線単体で評価する。バスの信頼性、乗降客
数、安全性など。
(ii) サービス提供基準:Service Provision Standards (SPS)
全体のバス路線計画とサービスレベルを評価する。運⾏情報のアベイラビリティ、情報など。
OPS SPS
1) 信頼性 運⾏スケジュール 1) 最新情報のアベ
イラビリティ
ホットライン、Webサイト
運⾏頻度 ターミナルでの情報提供
故障率 バス停での情報提供
2) 乗客数 平⽇ピーク時間の乗⾞率 時刻表
3) 安全性 事故率 2) ドライバーの勤
務態度
・・・
4) ・・・ ・・・・ 3) ・・・・ ・・・・
22
6-6 TCC ・YBOと連携したデータベース整備・解析
データ・情報の種類(案):
 バス路線データ
 バス運⾏管理データ
 乗客データ
 運賃収受関連データ
 バス⾞両・登録データ
 交通事故、取締データ
 交通データ
 利⽤者からのコメント
 その他
⽬的
 バス関連データベースの構築
 分析能⼒に係る能⼒強化
活動内容
 QOSなど運⾏パフォーマンスの評価を含めた、バス計画及び運⾏管理に必要なデータに関
する種類・内容の判別
 データベースセンターの設⽴⽀援
 データ分析に関する実践的訓練
YRTA
Database
Center
政策
計画
バス事業者
YBO TTC
交通調査
コールセンターTraffic Police
審査
検査
事業者へ
のフィード
バック
7. 全体スケジュール
2018 2019 2020
1st 2nd 3rd 4th 1st 2nd 3rd 4th 1st 2nd 3rd 4th
JCC
報告書
モニタリングレポート
本邦研修
アウトプット-1
YRTA/YBSの組織体制整備
アウトプット-2
バス交通計画
アウトプット-3
交通インフラ改良
アウトプット-4
YBS事業者の能⼒強化とバ
スサービスの改善
アウトプット-5
ICT の導⼊
▲ ▲ ▲
23
5-2 Training
5-1 Data Collection/ Analysis
4-1, 4-2 QOS
4-4 Vehicle Maintenance
3-1 Theoretical Training
1-2 YRTA/YBS Organization
1-1 Policy Development
2-1 Theoretical Training
2-2 Network Evaluation
現況把握・活動計画の策定
2-3 Planning Manual
3-2, 3-3 Preparation of improvement measures and plans
3-4 Implementation of ilot projects and social experiments
ファーストトラック・アクション
▲▲▲▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲
2-4 Medium-term Plan
4-3 Operation Guideline
4-8, 4-9 Management, Operation Cost
4-6, 4-7 Inspection Guideline and Implementation
4-5 Driver Training 4-10 Business Plan
5-3 Bus Information and Operation System
⽒名 所属 ( )は補強 担当
1 ⾼⽊ 通雅 アルメックVPI 総括/公共交通計画
2 関 陽⽔ アルメックVPI 副総括/公共交通政策
3 ⽩⽯ 悦⼆ ⽇本⼯営 路線計画(1)/運⾏計画
4 ⾼⾒ 良彦 (神姫バス) ⾞両維持管理
5 安本 勝仁 (神姫バス) 運転⼠教育
6 吉富実 ⽇本⼯営(⻄鉄OB) 経営管理
7 佐久間 敦 (みずほ総研) 運賃/補助⾦政策
8 ⻄野 健 (⽚平インターナショナル) 交通需要管理計画/パイロットプロジェクト⽀援
9 伊関 道夫 ⽇本⼯営 施設管理(1)
10 後岡 寿成 ⽇本⼯営 交通管理(1)
11 ⽥中 敬明 ⽇本⼯営 施設管理 (2)/交通管理(2)
12 *** (***) ICT技術
13 太瀬 隆敬 アルメックVPI 路線計画(2)/モニタリング評価/業務管理(1)
14 李 晨瑋 アルメックVPI 広報/モビリティマネジメント/業務管理(2)
8. プロジェクトメンバー⼀覧
24

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  • 2. ⽬次 1. プロジェクト概要 2. 主な活動 3. JICA による技術協⼒プロジェクトにおける基本的なアプローチ 4. プロジェクト組織体制 5. ⽇本側・ミャンマー側からの⽀援 6. 優先アクション (案) 6-1 鉄道駅前広場におけるバス交通と鉄道の接続強化 6-2 ボトルネックとなっているバス停・ターミナルにおける交通管制・交通管理の実施 6-3 組織制度の開発⽀援 6-4 現在のバス路線網・運⾏に関する評価 6-5 Quality Of Service (QOS) 基準 6-6 TCC ・YBOと連携したデータベース整備・解析 7. 全体スケジュール 8. プロジェクトメンバー⼀覧 2
  • 3. 1. プロジェクト概要 (2017年10⽉時点の Minutes of Discussion (M/D)がベース) I. ⼤⽬標 : 道路混雑の緩和 II. ⽬的 : ヤンゴンにおける公共バスサービスのLoS改善 III. 調査期間: 2018年1⽉ – 2020年12⽉ ( 3 年) IV. プロジェクトのアウトプット 1. YRTA/YBS の公共交通運⾏管理能⼒向上 2. バス交通のサービスレベル、信頼性の向上 3. 各YBS事業者 のマネジメント能⼒向上 4. バス交通整備に係る政策、改善計画の策定 3 オリジナル (M/D Oct.3, 2017) 改訂版(April, 2018):⾚字は改定部分 I. ⼤⽬標 : 公共交通のモーダルシェアを⽬標値(50%) まで向上 II. ⽬的 : ヤンゴンにおける公共バスサービスのLoS改善 III. 調査期間: 2018年1⽉ – 2020年12⽉ ( 3 年) IV. プロジェクトのアウトプット 1. YRTAによる公共交通運⾏管理能⼒向上 2. YRTA/YBS のバス交通計画策定能⼒向上 3. 交通管理、バス関連インフラ整備に関する実 務的能⼒向上 4. 各YBS事業者 のサービスレベル向上 5. TCC / YBO * と連携した、公共交通に関連す る情報の処理能⼒向上 * 6p 参照
  • 4. 2. 主な活動 4 アウトプット 活動 アウトプット-1 Institutional Development of YRTA/YBS YRTA/YBSの組織体制整備 1-1 ヤンゴンにおける公共交通政策の策定 1-2 YRTAの組織体制確⽴ (ADB との協働) アウトプット-2 Bus Transport Planning バス交通計画 2-1 バスネットワーク計画・運⾏計画に関する理論的トレーニング 2-2 現在のバスネットワーク・運⾏の評価 2-3 バスネットワーク整備に関するガイドライン策定(計画のためのマニュアル) 2-4 中⻑期におけるバス交通改善計画策定 アウトプット-3 Traffic Engineering and Infrastructure 交通インフラ改良 3-1 交通⼯学・交通管理に関する理論的トレーニング 3-2 交通管理・交通安全施策に関するレビュー 3-3 鉄道駅前広場を含むバス関連施設の開発計画策定 3-4 交通管理・交通施設整備に係る社会実験の実施 アウトプット-4 Capacity Improvement of YBS Bus Operators with QOS YBS事業者の能⼒強化とバス サービスの改善 4-1 Quality of Service (QOS)基準の策定 4-2 現在のQOS評価 4-3 YRTA/YBS 向け運⾏管理ガイドラインの策定 4-4 ⾞両維持管理基準の策定 4-5 バスドライバー訓練プログラムの策定, 4-6 YRTA/YBS 向け検査ガイドライン 4-7 検査業務の実施と、YBS 運⾏事業者のパフォーマンス評価 4-8 現状におけるYBS 事業者の経営管理能⼒の評価 4-9 YBS事業者の運⾏経費に関する現況把握 4-10 YBS 事業者への経営管理能⼒改善計画策定 アウトプット-5 ICT Application ICT の導⼊ 5-1 計画、運⾏及び検査に係る必要なデータ・情報収集 5-2 データ収集・分析に係る理論的・実務的トレーニング 5-3 バス情報、運⾏管理システムの導⼊
  • 5. 5 3. JICA による技術協⼒プロジェクトにおける基本的なアプローチ 本技術協⼒プロジェクトはカウンター パート組織の能⼒強化を⽬的として いるため、プロジェクト活動は、カウン ターパートとの密な連携が必要不可 ⽋である。 ターゲットとなる活動 ワーキンググループ の設⽴ プロジェク トチーム カウンター パート組織 理論研修 実務研修(OJT) 経験・知⾒の蓄積 ⾃⽴⾃⽴ 座学 本邦研修 社会実験(ハード) 社会実験(ソフト) (バス路線網の評価、運⾏管理、駅前 施設計画, etc.) (交通管制、交通管理、モビリティマネジ メント, etc.) フルスケールでのバス交通開発計画 (政策・組織体制含む)の 策定 JICA 技術協⼒プロジェクトにおける活動
  • 6. 6 4. プロジェクト組織体制 JCC (Joint Coordinating Committee (Chaired by YRG) Myanmar Side (YRG) Japanese Side (JICA, EOJ) Project Team (Counterpart team and JICA expert team) Working Groups Task Force Team 1 2 3 4 5 2 3 1 2 1 21 1 2 Project Director (YRTA) Chief Advisor (JICA Expert TEAM) Myanmar Side Main Counterpart Organizations  ヤンゴン地域政府:Yangon Region Government(YRG)  ヤンゴン地域交通庁:Yangon Region Transport Authority (YRTA)  バス情報管理主体:Yangon Bus Operator (YBO)  交通管制センター:Yangon Traffic Control Center (TCC)  YBS バス事業者 Sub-Counterpart Organizations  運輸通信省:Ministry of Transport ant Communication(MOTC)  ミャンマー国鉄:Myanmar Railway (MR)  ヤンゴン市:Yangon City Development Committee (YCDC)  交通警察:Yangon Traffic Police Working Group Task Force Team YRTA/YBSの 組織体制整備  運賃を含む政策策定  組織体制整備 バス交通計画  バス路線網策定とその評価  公共交通開発計画策定 交通インフラ 改良  交通管理・交通安全  バス関連インフラ整備  駅前広場整備  モビリティ・マネジメント  社会実験 YBS事業者の 能⼒強化とバ スサービスの改 善  QOS スタンダードの設定  運⾏・検査のガイドライン策定  ⾞両維持管理  バスドライバーのトレーニング  事業者の経営管理 ICT  バス関連データ・情報収集 Note: Working Group と Task Force は必要に応じて結成する。 1 ワーキンググループ・タスクフォースチーム案 各C/P 組織から、1グループにつき5-10名程度派 遣して、ワーキンググループを設⽴する。
  • 7. 7 5. ⽇本側・ミャンマー側からの⽀援 ⽇本側  専⾨家の派遣  カウンターパートへの本邦研修実施 • 3回、約5名に対し7-10⽇間の 検収  セミナー/ワークショップの実施  社会実験(ソフト・ハード)の実施 (必要資機材の調達含む)機材 提供 ミャンマー側  各WG・タスクフォースへの適切な⼈材の アサイン(各ワーキンググループに最低5 名のカウンターパートが必要)  オフィススペース、ジェネレータの提供  関連組織との連携 (Traffic Police, MOTC, YCDC, etc.)  社会実験(ハード)における資機材の設 置⼯事(YCDC主管)  バス運⾏管理データなど、必要な情報の 提供
  • 8. 2. バス交通が効果的に改善してくために必要な⼟台の強化  関連する政策、YRTAの組織体制のレビュー:活動1-2(ADBと連携)  現在のバス路線網、バス運⾏の評価:活動2-2  QOS に係る基準の策定:活動4-1  TCC ・YBOと連携したデータベース整備・解析 : 活動 5-1 1. バスサービス改善のための、現状の交通状況に対する活動 (交通混雑緩和)  鉄道駅前広場におけるバス交通と鉄道の接続強化 : 活動3-3  ボトルネックとなっているバス停・ターミナルにおける交通 管制・交通管理の実施:活動3-4 8 6. 優先アクション (案) バス交通サービスの改善に係る努⼒を可視化するため、本プロジェクトの初期段階において市⺠ にわかりやすいアクションを実施していく。 MOTC (MR)との連携 が必要不可⽋ ⼤規模な⼯事を必要と しない地点から着⼿
  • 9. 9 対象駅は、CBD から5-15 km の距離に位置している ものに限定。 6-1 鉄道駅前広場におけるバス交通と鉄道の接続強化 ⽬的 通勤者の移動時間短縮と、バスによる混雑 緩和 プロジェクト内容  駅前広場整備  バス路線再編(必要であれば)  バス・鉄道の運⾏に関する情報提供  PR活動 実施スケジュール (1か所をパイロット的に実施すると想定した場合) タスクフォースチーム YRTA, MR, YCDC, Traffic Police YRG の担当作業  関連組織との合意形成  マイナーな⼟⽊⼯事の費⽤負担 活動 5 6 7 8 9 関連組織との合意形成 計画案・詳細計画策定 整備 PR 活動・モニタリング
  • 10. 10 Proposed Minimum Necessary Facilities for the Traffic Hub at Yaegu Station (as of Year 2025) ■ No. of passenger: 16,000 pax/day, ■ Area for the Plaza: 5,000m2 ■ Bus Berth: 8 berths, ■ Taxi Berth: 2 berths, ■ Taxi parking: 6 lots, ■ Private vehicle space: 4 lots Middle Term PlanShort Term Plan Facilities • 8 bus berths • 2 taxi berths • 6 taxi parking lots • 4 car parking lots • 1 intersection Short Term Plan (Bus Bays on the Street) Middle Term Plan (Area Development) Facilities • 8 bus berths • 1 crosswalk Yaegu 駅における交通ハブ整備計画(案) 短期の整備計画と⻑期の整備計画について提案。 短期の整備計画については、環境⾯・社会的なインパクトを最⼩限に抑えられ、安価に実施できる。 Legend Legend
  • 11. 11 6-2 ボトルネックとなっているバス停・ターミナルにおける交通管制・交通管理の実施 対象候補地 ⽬的 バスのスムーズな運⾏のための交通混雑緩和 バス利⽤者・歩⾏者の安全確保 プロジェクト内容  違法駐⾞の取締  バス停の移転  横断歩道の設置  バス利⽤者向けの待機スペースの整備  バス運⾏に係る情報提供 実施スケジュール 4 Phases (1phase につき 2-3箇所) 1 Phase: 3 ヵ⽉ (設計・実施・評価) (2018年5⽉よりスタート) Task-Force Team YRTA, YBS, YCDC, Traffic Police タクシーがバス停を占拠してお り、バスが適切な乗降を⾏って いない。 バス停が交差点付近に位置し ており、更にベンダーによって占 拠されている。 YRG の担当作業  マイナーな⼟⽊⼯事の費⽤負担
  • 12. 社会実験における交通管理施策のイメージ(2018年2⽉、ヤンゴン都市交通調査で実施) Sain Gay Har Supermark et School Ocean Supercenter TawWin Garden Hotel / Taw Win Center Zagawar St. Min Ye Kyaw Zwa Rd Station 適切な位置でのバス乗降の誘 導(利⽤者・バスドライバー) 乱横断の防⽌と歩⾏者の安全 確保 スクールバス・学校への送迎⾞ 両に関する施策 隔地タクシープール (中⽌) 適切な位置でのタクシー・⾃ 家⽤⾞の乗降を誘導 U ターン の規制 Traffic Police Guide Staffs Signboard 12
  • 13. バスターミナルにおける交通管理 13 Sule Pagoda バス停における改良計画 【Existing】 【Improvement Plan】 a. CBD ループ路線と他の路線でバスベイを分離 b. ⼗分な規模の乗客滞留スペースの提供 c. 他の交通流の導流化 d. 駐⾞規制の強化  CBD ループ路線〜都市バス路線の乗換え  バス停での停⾞時間が⻑い  乗降場所が不明瞭 現状の課題: 対策案 Task-Force Team YRTA, YBS, YCDC, Traffic Police YRG の担当作業 マイナーな⼟⽊⼯事の費⽤負担
  • 14. 14 Thakhin Mya 公園 バスターミナルにおける改良計画 乗換にあたって、多くの利⽤ 者が乱横断 バス停での2重駐⾞ バスのたまりでの2重駐⾞ 歩道上にバス事業者の屯所 道路上での洗⾞ 現状の課題: 交通安全 交通混雑 歩⾏環境 バスターミナルにおける交通管理
  • 15. 15 Thakhin Mya 公園 バスターミナルについての将来像 公園 屋上 バスターミ ナル 駐⾞場 GF B1 B2 1F 駐⾞場 屋上 公園 駐⾞場 バスターミナル バスターミナル 公園内にバスターミナルを 整備し、CBDループと、郊外 へのバス路線をスムーズに 接続 公園機能 バスターミナルの屋上を公 園へとつくりかえ、利⽤者と 市⺠の憩いの場としても活 ⽤する。 駐⾞場 地下に駐⾞施設を整備 することで、約900台の ⾃家⽤⾞を収容可能。 現況 将来像 バスターミナルにおける交通管理
  • 16. バスターミナルにおける交通管理 16 Thakhin Mya 公園 バスターミナルにおける改良計画 • バス利⽤者は公園を通っ て乗換を⾏う。 • 乗り場と降り場を分ける。 • バスの待機場所を設定す る。 • バス事業者の屯所を公 園敷地内に移転 • 洗⾞の禁⽌ 対応策のコンセプト: Change the bus through the park. Park Boarding Bus Stop (Suburbs) Boarding Bus Stop(CBD) Park Alighting Bus Stop (CBD & Suburbs) Bus Waiting Space Bus Office 交通安全 交通混雑 歩⾏環境
  • 17. バスターミナルにおける交通管理 17 Thakhin Mya 公園 バスターミナルにおける改良計画 • 公園内の⽇陰を利⽤した 歩⾏空間の整備 • 市⺠の憩いの場とするため、敷 地内にカフェ・ブックストリートを 設置 • ⽇陰内で読書ができるような 空間の創出 公園整備のコンセプト: バス利⽤者の歩⾏環境 市⺠の憩いの場を提供 Café Book Street Benches and Trees Removal of walls.
  • 18. 18 6-3 組織制度の開発⽀援 (ADBとの協働) 分野 主体 分担事項 政策策定  交通政策  予算/ 補助⾦  交通管理 計画  路線の評価・マーケティング  運⾏スケジュール策定  運賃政策策定  バスインフラ整備 運⾏管理  サービス契約管理  収⼊管理  ⽀出管理 運⾏  バス⾞両管理  スタッフ管理  バス運⾏管理  安全管理 YRTA YRG Bus Operator 1 Bus Operator 2 Bus Operator 3 Bus Operator … YBS, YBO 役割分担(案) ⽬的 本技術協⼒が効果的に実施されるよう、YRT/YBS における、公共交通の運⾏管理にあたっての各 部署の担当・責任を明確化する。 活動内容  公共交通サービスにおける、各政府機関の役割・責任の明確化  レギュレーター(YRTA/YBS) とオペレーターの役割分担  バス事業者が満たすべき資格要件についての精査
  • 19. 19 Yangon Region Transport Authority (YRTA) Traffic Management Transport Infrastructure 主な機能・役割 Planning Unit: Finance and Accounting Unit: Contract Management Unit: Inspection/Enforcement Unit: Maintenance of Bus Vehicle Bus Driver Training Unit: Marketing Unit: Monitoring Unit: Yangon Bus Service (YBS) Other Divisions  バス政策  Level of Service (運行時間、運行頻度)  バス路線網・路線計画  運賃(レベル、運賃体系)  補助金とその充当  運賃設定とスマートカードの導入  監理費の管理  サービスの契約に係る応札・受注  モニタリングレポートに基づく契約者への罰則  GPSによるバス運行のモニタリング  財務面、運行面のパフォーマンスに関するレポート  ブランド戦略・マーケティング  PR  広報  乗客への情報提供  バス停・バスシェルター  バスターミナル  結節点施設  バス(優先or専用)レーン バス関連インフラ  日々のメンテナンスに関わる技術的要件  トレーニングの実施  日々のバスの運行にかかわる監視と、罰則の取締り  安全面、セキュリティ面における検査 YBS の組織図と主な役割分担 (案)
  • 20. 20 6-4 現在のバス路線網・運⾏に関する評価  路線のカバレッジ • バス路線はヤンゴン都市圏をカバー するよう計画されており、結果的に 需要の低い郊外・外縁部にも多くの バスが⾼頻度に運⾏しており、運⾏ 効率が⾼いとは⾔えない。  事業者間の競争 • 各事業者による乗客の奪い合い  歩合ではなく、固定給(+インセン ティブ)による賃⾦制度  同⼀コリドー上は同じ事業者が運⾏ • 上記の原則を再編当時に設定したが、 守られていない。  CBD内のバス運⾏について • YBSの初期のコンセプトでは、バス路線がCBD内に⼊ることは禁⽌し、フリンジ部 でCBDループ路線に乗換ることを奨励していた。 • 上記のコンセプトは(バス事業者・利⽤者の反発により)変えられ、多くのバス 路線が運⾏している。 • バス⾞両の混⼊率が⾼いことがCBD内の深刻な混雑の⼀因になっている。 17年6⽉時点 現在 CBDにおけるバス路線網の推移
  • 21. 21 6.5 Quality Of Service (QOS) 基準 YBS事業者が満たすべきQuality of Service (QOS) の基準について、ヤンゴンの実情に合わせて策定する。 QOS基準のカテゴリー (i) 運⾏パフォーマンス基準:Operating Performance Standards(OPS) 毎⽇・毎⽉の運⾏に関する成果を、バス路線網・路線単体で評価する。バスの信頼性、乗降客 数、安全性など。 (ii) サービス提供基準:Service Provision Standards (SPS) 全体のバス路線計画とサービスレベルを評価する。運⾏情報のアベイラビリティ、情報など。 OPS SPS 1) 信頼性 運⾏スケジュール 1) 最新情報のアベ イラビリティ ホットライン、Webサイト 運⾏頻度 ターミナルでの情報提供 故障率 バス停での情報提供 2) 乗客数 平⽇ピーク時間の乗⾞率 時刻表 3) 安全性 事故率 2) ドライバーの勤 務態度 ・・・ 4) ・・・ ・・・・ 3) ・・・・ ・・・・
  • 22. 22 6-6 TCC ・YBOと連携したデータベース整備・解析 データ・情報の種類(案):  バス路線データ  バス運⾏管理データ  乗客データ  運賃収受関連データ  バス⾞両・登録データ  交通事故、取締データ  交通データ  利⽤者からのコメント  その他 ⽬的  バス関連データベースの構築  分析能⼒に係る能⼒強化 活動内容  QOSなど運⾏パフォーマンスの評価を含めた、バス計画及び運⾏管理に必要なデータに関 する種類・内容の判別  データベースセンターの設⽴⽀援  データ分析に関する実践的訓練 YRTA Database Center 政策 計画 バス事業者 YBO TTC 交通調査 コールセンターTraffic Police 審査 検査 事業者へ のフィード バック
  • 23. 7. 全体スケジュール 2018 2019 2020 1st 2nd 3rd 4th 1st 2nd 3rd 4th 1st 2nd 3rd 4th JCC 報告書 モニタリングレポート 本邦研修 アウトプット-1 YRTA/YBSの組織体制整備 アウトプット-2 バス交通計画 アウトプット-3 交通インフラ改良 アウトプット-4 YBS事業者の能⼒強化とバ スサービスの改善 アウトプット-5 ICT の導⼊ ▲ ▲ ▲ 23 5-2 Training 5-1 Data Collection/ Analysis 4-1, 4-2 QOS 4-4 Vehicle Maintenance 3-1 Theoretical Training 1-2 YRTA/YBS Organization 1-1 Policy Development 2-1 Theoretical Training 2-2 Network Evaluation 現況把握・活動計画の策定 2-3 Planning Manual 3-2, 3-3 Preparation of improvement measures and plans 3-4 Implementation of ilot projects and social experiments ファーストトラック・アクション ▲▲▲▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 2-4 Medium-term Plan 4-3 Operation Guideline 4-8, 4-9 Management, Operation Cost 4-6, 4-7 Inspection Guideline and Implementation 4-5 Driver Training 4-10 Business Plan 5-3 Bus Information and Operation System
  • 24. ⽒名 所属 ( )は補強 担当 1 ⾼⽊ 通雅 アルメックVPI 総括/公共交通計画 2 関 陽⽔ アルメックVPI 副総括/公共交通政策 3 ⽩⽯ 悦⼆ ⽇本⼯営 路線計画(1)/運⾏計画 4 ⾼⾒ 良彦 (神姫バス) ⾞両維持管理 5 安本 勝仁 (神姫バス) 運転⼠教育 6 吉富実 ⽇本⼯営(⻄鉄OB) 経営管理 7 佐久間 敦 (みずほ総研) 運賃/補助⾦政策 8 ⻄野 健 (⽚平インターナショナル) 交通需要管理計画/パイロットプロジェクト⽀援 9 伊関 道夫 ⽇本⼯営 施設管理(1) 10 後岡 寿成 ⽇本⼯営 交通管理(1) 11 ⽥中 敬明 ⽇本⼯営 施設管理 (2)/交通管理(2) 12 *** (***) ICT技術 13 太瀬 隆敬 アルメックVPI 路線計画(2)/モニタリング評価/業務管理(1) 14 李 晨瑋 アルメックVPI 広報/モビリティマネジメント/業務管理(2) 8. プロジェクトメンバー⼀覧 24