ブロックチェーン上での匿名性を担保する技術として、ゼロ知識証明の利用が検討されている。
本講演では、ZcashやEthereum等で利用されているゼロ知識証明:zk-SNARK方式をコンソーシアムブロックチェーン向けに最適化し、さらに量子計算機耐性を有するように改良した方式を提案する。
また、Hyperledger Fabricに提案方式を実装し、チェインコード上でzk-SNARKを利用する際のアーキテクチャ、パフォーマンス評価の結果に関しても述べる。
講演者 : 長沼 健 氏 株式会社日立製作所
2019年12月5日開催 Hyperleger Tokyo Meetup にて講演