路線図から考える公共交通位置情報

路線図から考える
公共交通の位置情報
公共交通利用促進ネットワーク
伊藤浩之

公共交通利用促進ネットワーク 2
お知らせ１
シンポジウムテーマ（予定）
地図と情報の役割分担を考える
ースマホ世代のバスマップー
https://www.rosenzu.com/busmap/

お知らせ２
第３回交通ジオメディアサミット
2018年９月25日（火）午後開催予定
会場：東京大学駒場第２キャンパス
スペシャルゲスト登場も！

公共交通を
使っていますか？

公共交通の利用は難しい（特にバス）
経路、時刻を調べないといけない。
自分の町なら、まだ利用できるが、知らな
い町だと全くわからない。
バス停の場所がわからない。
どれに乗ればよいのかわからない。
車ならカーナビで一発で調べられるのに。

２０年以上前から、「難しい」と言われて
いるが、未だに解消しない
WEB、スマホで調べる手段が登場。
WEBサイト・乗換検索サービスも充実化
しているが、道半ば。

経路＋乗り換え＋時間という要素
ネットワーク的にはつながっていても、接
続があうかどうか
10:00
11:00 10:50
12:00
乗り換え成立せず

多様な組み合わせ
FROM
TO
バスで直接行ける
バスで直接行ける
近くのバス停で降りて歩く
地下鉄で行き、近くの駅で
降りて歩く
バスのりつぎ
路線図：路線図ドットコムより

経路検索サービスが充実
鉄道は完全網羅
バスもだいぶ網羅されてきた
コミュニティバスはまだ、不十分

乗り換え検索サービス
対応状況
公共交通利用促進ネットワーク調べ
https://www.rosenzu.com/net/mieru/
mierulist.html
バスはまだ対応できてい
ないところが多い
特にGoogleMapsのバス
経路は未対応が多い

公共交通
どうやったらわかるようになるか
２１年の挑戦

公共交通
1997年
を開設WEBサイト
自分が欲しかったので
作成
当時は、バス会社作成
の路線図でわかりやす
いものが少なかった
複数のバス会社に対応
する路線図がなかった

公共交通
2004年～公共交通利用促進ネットワーク
公共交通のメニューづくりに取り組む

公共交通
紙媒体・看板だけでなく
データ化も必要
乗換検索サービス会社へ
データ流通を促進
2013年～
「地域公共交通ネットワークの見える化」
http://www.rosenzu.com/mieru/

公共交通
2017年3月
国土交通省
「標準的なバス情報
フォーマット」を公表
世界標準であるGTFSに
準拠
GoogleMapへの情報掲
載にも対応
サイネージなどへの
データ流通への活用

標準データ化の必要性
バス停データ
バス停住所で管理
緯度・経度が無い
御嵩町地域公共交通会議資料より

標準データ化の必要性
時刻表フォーマットがまちまち

標準データ化をサポートするツール
その筋屋・その筋屋MAP

今後の展望
全体を網羅した路線図
万人向けではあるが、
たくさんバス停があり
さがせない
図を描くのは職人技！
アートの世界

今後の展望
朝・夜など時間帯に応じた路線図
目的に応じた路線図
病院に行く路線図
現在地から行ける路線図
本数の多いところがビジュアルで見える
⇒データから生成
インタラクティブな路線図

今後の展望
すぐ来るバスにあわせて行動をきめる
近くにいるバス情報をキャッチ

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