1. Pentaho ETLで
ドラッグ&ドロップ
データ変換

2. 自己紹介
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徳納 弘和 (とくのう ひろかず)
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某社の工場のITシステム部門
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39才にしてIT部門へ移動して4年目
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少し覚えた言語
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遅れを取り戻すべく日夜勉強中
VBA, SQL, JavaScript, Java, Perl, Shell...
コードを極力書かないのがお気に入り
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Pentaho ETL, Oracle APEX, Mojolicious

3. Pentaho ETLって?
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Pentaho
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世界で最も人気のあるオープンソースETLツール
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他にBIサーバー, OLAP, Data Miningなども
ETL (Extract, Transform, Load)
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何かを持って来て、加工して、出力する事

4. 何が良いの?
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Open Sourceで無料!
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人気がある→活発な開発、長期サポート
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有償サポートもあり
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「プログラム」無しで簡単に処理出来る
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ノンプログラマの学習コストが低い
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高速処理 : 基本は行単位の並列実行
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多彩な標準部品
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入出力 : Text, XML, DB(40種+!), Excel, CIFS, Mail
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複雑な処理はJavaScriptなどで記述可能

5. ドラッグ&ドロップ
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基本はマウス操作

6. 処理が見える
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データの流れが見える
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前のStepの完了を待たずに次の処理が開始
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特にDBなど遅いデバイスを使う場合に完了が早い

7. DDL自動作成、SQL実行

8. テーブル修正のSQLも自動作成

9. こんな事も出来ます
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データのグラフ表示、分析
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ぱっとインタラクティブな分析
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Clusteringで分散処理
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流行のHadoop連携
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リモート処理用Webサーバー(Carte)

10. 良く無い所
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日本語の情報が少ない
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「普通のプログラマ」に受けが良く無い
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GUI : 何でもクリックは手間
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素人っぽさ : この手のソフトは世界中で反発される
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並列処理 : 感覚的にShell scriptに近い
「いつも通り」に出来ない : 経験者利点がなくなる
型から外れると面倒
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Pentahoに限らず、Framework共通の欠点
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入力列が未確定の場合は複雑な処理が必要
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ETLファイルを動的に修正するとか、、、

11. ご清聴ありがとうございました

12. 以下は時間が足りず、
話せなかった内容です。

13. 色々な標準部品 入力
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CSV input
1ファイルの読み込み。
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Text file input
複数のファイルの読み込み。正規表現も可
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Generate Rows
空や定数の入力を作る
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Get File Names
フォルダ内のファイル名を取得
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Data Grid
Row毎に異なる値を設定可能
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Table input
データベースからの読み込み

14. 色々な標準部品 出力
Table output
DBへの書き込み
入れ替えと追加だけ出来、変更は出来ない
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Update
データベースの変更だけが出来る
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Insert / Update
データベースの追加と変更が出来る
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Delete
データベースの削除
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Text file output
ファイルへの書き込み
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15. 色々な標準部品 変換
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Select values
残すフィールドの指定
削除するフィールドの指定
フィールド名の変更、型変換
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Calculator
計算。 機能が少ないので冗長になる。
Replace in string
Modified Java Script Valueを代わりに使用
文字列の置き換え
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Row normalizer
1フィールドの置き換えだけの場合に使いま
す。 複数の処理になるとModified Java
Script Valueを使う事が多いです。
指定行を列に変換。使い方が難しい。
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Row denormalizer 複数の列を行に変換。使い方が難しい。
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Sort rows
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並べ替え。良く使います

16. 色々な標準部品 ユーティリティ
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Write to log
デバッグに重要ですので出力しましょう
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Mail
e-mailを送る

17. 色々な標準部品 フロー
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Abort
エラーや異常値が見つかったら中断
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Append streams
1つの入力の後に別の入力を繋げて出力
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Dummy (do nothing) デバッグに追加する事もある
複数入力を順序を気にせず繋げる場合にも
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Filter rows
フィルターです。 非常に良く使います。
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Java Filter
分岐条件をJava Expressionで書ける
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Switch / Case
条件によって複数の分岐先を指定

18. 色々な標準部品 スクリプト
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Modified Java Script
Javascriptを使って色々な処理が出来る
新しい列の作成、文字列の切り出し、
計算、型変換など。
使いすぎるとGUIの意味が無い、、、
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Execute SQL script 入力を元にSQLを実行
Where条件でDeleteとか

19. 色々な標準部品 ルックアップ
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Stream lookup
フィールドの値が同じ場合に
「ステップ名」のフィールドを取得
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Database lookup
入力を元にデータベースに問い合わせて
フィールドを取得
毎回DBに問い合わせるので遅い。
大量のデータを処理するなら別にTable
inputとStream lookupを使った方が良い。
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Database join
Database lookupは表かビューに対して
単純なlookupしか出来ないが、
joinでは複雑なSQLを書く事が出来る

20. 色々な標準部品 結合
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Merge Join
SQLで言う所のInner Join, Outer Join
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Merge Rows (diff)
二つの入力の差を出力

21. 色々な標準部品 統計
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Group by
ユニークはRowだけを出力したり、件数を
数えたり、合計を計算したりする
文字列を連結する事も可能
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Analytic Query
前後のRowの情報を取得する事が出来る
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Sample rows
テストでデータを減らしたりする場合に
使う事が多い
先頭行だけ取得したい時にも使う

22. 色々な標準部品 ジョブ
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Copy rows to result
入力をメモリに保持
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Get rows from result
メモリから入力を取得
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Get Variables
変数の取得
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Set Variables
変数の設定

23. 色々な標準部品 マッピング
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Mapping (sub-transformation)
いわゆるサブルーチンの呼び出し
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Mapping input step
サブルーチンでの入力取得
Mapping output step
サブルーチンでの出力

24. 遅いStepも一目で見える

25. 参考
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Pentaho.com(英語)
●
Pentaho Community(英語)
●
開発者Matt Castersのブログ(英語)
●
Adventures with Open Source BI(英語)
●
Pentaho日本正規代理店KSKアナリティクス
●
Think IT Pentaho徹底解説
●
技術的に自由なブログ