【HinemosWorld2016】A1-2_A2-2_2017年1月リリース！Hinemos ver.6.0のご紹介

Copyright © 2016 NTT DATA Corporation
2016年 11月 17,18日
株式会社NTTデータ
開発リーダー幸坂大輔
Hinemos ver.6.0のご紹介

2Copyright © 2016 NTT DATA Corporation
INDEX
1. 収集・蓄積、見える化
2. 自動化
3. ユーザビリティ向上
4. 省リソース化
5. リリーススケジュール

Copyright © 2016 NTT DATA Corporation 3
1. 収集・蓄積、見える化

IoT時代の収集・蓄積、見える化
リソース値
レスポンスタイム
ログファイル
バイナリデータ
パケットキャプチャ
センサデータ
あらゆる情報を収集
Hinemosマネージャに
全て蓄積
様々な角度から見える化
検索
グラフ
転送
・
・
・
search

収集
Hinemosエージェント監視(真偽値)
HTTP監視(数値)
HTTP監視(文字列)
HTTP監視(シナリオ)
PING監視(数値)
SNMP監視(数値)
SNMP監視(文字列)
SNMPTRAP監視(トラップ)
SQL監視(数値)
SQL監視(文字列)
Windowsサービス監視(真偽値)
Windowsイベント監視(文字列)
カスタム監視(数値)
カスタム監視(文字列)
カスタムトラップ監視(数値)
カスタムトラップ監視(文字列)
サービス・ポート監視(文字列)
システムログ監視(文字列)
プロセス監視(数値)
リソース監視(数値)
ログファイル監視(文字列)
バイナリログファイル監視(文字列)
JMX監視(数値)
アンドロイド監視
センサデータなどは、
カスタムトラップ監視で収集可能となります
映像・音声・画像などバイナリ情報は、
バイナリログファイル監視で収集可能となります
Androidに対応します
Android画面

蓄積
Hinemosエージェント監視(真偽値)
HTTP監視(数値) ○
HTTP監視(文字列) ×→○
HTTP監視(シナリオ) ○
PING監視(数値) ○
SNMP監視(数値) ○
SNMP監視(文字列) ×→○
SNMPTRAP監視(トラップ) ×→○
SQL監視(数値) ○
SQL監視(文字列) ×→○
Windowsサービス監視(真偽値)
Windowsイベント監視(文字列) ×→○
カスタム監視(数値) ○
カスタム監視(文字列) ×→○
カスタムトラップ監視(数値) ×→○
カスタムトラップ監視(文字列) ×→○
サービス・ポート監視(文字列) ×→○
システムログ監視(文字列) ×→○
プロセス監視(数値) ○
リソース監視(数値) ○
ログファイル監視(文字列) ×→○
バイナリログファイル監視(文字列)
JMX監視(数値) ○
アンドロイド監視
蓄積可能な範囲が広がります

見える化（数値）
容易なインタフェースで
高度な見える化が可能となります

見える化（文字列等）
ログファイルやシステムログなど、様々な情報が検索可能

デモ part1(障害解析)
1. Webページのレスポンス低下をHinemosで検知
2. Web, AP, DBサーバのリソース値を折れ線で表示
⇒HTTPの応答時間とDBサーバのCPU使用率が
似た傾向にあることを発見！
3. DBサーバのCPU使用率とDBサーバの指標値を
散布図で表示
⇒特定のDB指標値がCPU使用率と相関が高いことを発見！
動画時間：2分26秒
DBサーバ1台
APサーバ10台
Webサーバ10台
Webサーバ X台
・・・・

デモ part2(機能紹介)
様々なグラフ機能を紹介します
動画時間：2分02秒

2. 自動化

Runbook Automation
Hinemos ver.6.0では、自動化分野において、Runbook Automationに注力します
「Runbook」とは、手順書のこと
運用に関する各手順を自動化することで、下記を実現します
• オペレータの負荷を軽減し、コストを削減
• 運用ミスの削減

HinemosのRunbook Automation対応
Hinemos ver.6.0では、高い信頼性が求められるジョブ機能に、RBAに求められる機能も備えてい
ます。
そのため
• 柔軟な処理分岐やエラー時の処理などジョブ管理製品に求められる機能
• オペレータとシステム以外の第三者と協調して動作するRBA製品に求められる機能
の両方を単一製品で提供します。
ジョブ管理製品 RBA製品
高度なスケジュール
終了遅延監視
ファイルの転送
先行処理に応じた分岐
モジュールの再利用
イベント契機で実行
処理の階層化
コマンドの実行
管理者による承認
実行結果を変数に格納

Runbook Automationに求められるもの
オペレータ
承認者管理対象
全てHinemosで
実現できます
柔軟な処理分岐
簡易な実行画面
実行時のパラメータ設定
ジョブの多重率に
応じた実行
汎用的な処理の
モジュール化
監視ジョブ
処理の流れ
吹き出しは全て、
Hinemos ver.6.0で
追加された機能です
環境変数の設定
ノードプロパティのノード変数を
利用したジョブ実行
実行時にスクリプトを配布
（予め管理対象にスクリプト
を用意する必要なし）
承認処理

例）VM払い出し業務
従来の運用手順書
1. オペレータ）VMの依頼を受け取る（3台のWin2012R2, CPU2コア, MEM2GByte）
2. オペレータ）承認者に確認依頼メールを送付する
3. 承認者）確認依頼メールを読み、承認メールを返信する
4. オペレータ）vCenterServerでWin2012R2のテンプレートをデプロイ。
（デプロイ時にCPUとMEMをセット）
5. オペレータ）VMのデプロイ完了を待つ
6. オペレータ）VMにログインし、状態を確認する
Hinemosによる
RBA化
Hinemosによる
RBA化

例）VM払い出し業務
HinemosによるRBA化
1. オペレータ）VMの依頼を受け取り、Hinemosで台数・OS種別・CPU・MEMを入力し、
OKをクリック
2. Hinemos）承認機能により、承認者に確認依頼メールを送付する
3. 承認者）確認依頼メールのURLからHinemosの画面にジャンプし、承認ボタンをクリックする
4. Hinemos）Win2012R2のテンプレートをデプロイ（柔軟な分岐機能）
5. Hinemos）監視ジョブを利用して、VMのデプロイ完了を待つ
6. Hinemos）監視ジョブを利用して、状態を確認し、結果を報告する
Hinemosが代わりに
やってくれるもに！
次スライド
次スライド

利用イメージ
承認メール、承認ビュー
URLクリックで承認ビューにジャンプ
実行時の簡易なダイアログ
スクリーンショットを準備中
ラジオボタンやプルダウンで、選択可能。
(この例であれば、VM数やCPUコア数を選択可能)

3. ユーザビリティ向上

グローバル対応
• 完全多言語対応
• マネージャの動作OSとクライアントの動作OSの言語が異なっていても利用可能
• タイムゾーン対応
• マネージャの動作OSとクライアントの動作OSのタイムゾーンが異なっていても利用可能
• Hinemos時刻
• OSの時刻と独立して、Hinemos内の時刻を保持
• 言語ファイルの外部化
• 英語、日本語以外のクライアントを容易に作成可能
Hinemosクライアント
（日本）
Hinemosマネージャ
（アメリカ）

インストール
• rpmのprefixオプション対応
• インストール箇所が選択可能
• 複数バージョンインストール対応
• 複数のバージョンを同一のサーバにインストール可能
• Windowsエージェント、クライアントのJAVA外部化
• ユーザがインストールしたJAVAをHinemosが利用
HinemosAgent 5.0
HinemosAgent 6.0HinemosManager 5.0
HinemosManager 6.0
HinemosAgent 6.0
Server-C
Server-D
Server-A
Server-B
HinemosAgent 6.0
HinemosManager 5.0
バージョンアップ時の
並行運用が容易

Hinemosクライアントの改善
• ショートカットキー対応
• Hinemosクライアントのボタンをキーボードのショートカットから利用可能
（例：更新ボタンのクリックを「C-r」で代替可能）
• BASIC認証ログイン（Webクライアント）
• SSO環境に対応
• 新規イベントや新規ステータスの発生時にポップアップ表示
• イベントやステータスの見過ごしを防ぐ
• イベント履歴の高速表示
• 直近のイベントをメモリ上に確保することで、性能向上
• スコープツリーの検索窓
• 探しているノードに素早く到達
• Hinemosクライアント停止時の警告ポップアップ
• 誤操作によるHinemosクライアント停止の防止
スコープツリーの検索窓
（監視[イベント]ビューなどでも利用可能）

監視の改善
• ログファイル監視
• 対応ファイルサイズは、Hinemos5.0で2GB、Hinemos6.0で8GB
• 複数行監視
• エージェント停止時にロストしない
• リソース監視
• Windowsにおいて、ファイルシステム使用率の監視サイズは、
Hinemos ver.5.0で8TB、Hinemos ver.6.0で256TB
• HTTP監視(シナリオ、数値、文字列)
• 「Content-Type: text/html」以外も監視可能
• HTTPS利用時のTLS1.1, 1.2対応
• Windowsイベント監視
• 監視対象のCPU負荷削減
• カスタム監視(数値)、JMX監視(数値)
• 一回前のポーリング結果との「差分」が監視可能

24時間365日対応
Hinemos ver.5.0では内部で利用しているPostgreSQLのテーブルが少しずつ断片化を起こすため、
年に1回程度の再編成が必要でした。(hinemos_cluster_db.sh)
しかし、再編成をするためには、Hinemosが内部で利用しているJAVAを停止する必要があり、再編
成にはそれなりの時間を要します。
⇒ 数時間のサービス停止
Hinemos ver.6.0であれば、JAVAを停止せずに再編成が可能となります。
⇒ サービス停止が発生しないため、24時間365日の運用が可能となります。
よりミッションクリティカルな領域でも利用可能

その他の開発概要
• 振り替えカレンダ
• 振り替え休日などを簡易に設定可能
• FQDNとショートネームの切り替えが可能
• 明確に切り替えて利用することが可能
• セルフチェックの状態をJMX監視により、外部から観測可能
• セルフチェックで警告を通知される前に、傾向を把握できる
• ジョブ履歴のファイルサイズ削減（3~4割削減）
• ジョブ実行時のHinemosマネージャの負荷削減
• ジョブダイアログのダイアログサイズの縮小
• 小さいディスプレイでも利用可能
日月火水木金土
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
4月
振り替えカレンダ

4. 省リソース化

CPUコア数/メモリ使用量の削減
CPUコア数の削減
Time
CPU Usage
Time
CPU Usage
100%
100%
Hinemos
Hinemos
メモリ使用量の削減
クラウド環境では、より小さなインスタンスでHinemosを利用可能 ⇒費用削減
オンプレ環境では、低スペックなサーバでも利用可能 ⇒費用削減
シンプルなアーキテクチャになったため、ロバストなHinemosへ進化 ⇒安定性向上
AWSの場合、
EC2インスタンス費用は
1/2倍！

小規模環境での測定（測定条件）
マネージャ
VMware仮想マシン
CPU：4core
MEM : 1GB
Hinemos ver.5.0
ハードウェア
Hinemos ver.6.0
CPU：4core
MEM : 512MB
OS RHEL7.2 (64bit)
監視対象
対象ノード仮想マシン10ノード
監視設定
リソース監視
各ノードあたり10監視項目
プロセス監視
各種設定全て初期設定

測定結果（メモリ使用量の比較）
Hinemos ver.5.0 Hinemos ver.6.0
初期状態でのメモリ使用量の差異
（メモリ使用量から、OSのキャッシュ・バッファ使用量を引いたもの）
約290MB約610MB
約1/2倍

大規模環境での測定（測定条件）
マネージャ
CPU：4core
MEM : 6GB
Hinemos ver.5.0
ハードウェア
Hinemos ver.6.0
CPU：4core
MEM : 4GB
OS RHEL7.2 (64bit)
Java ヒープサイズ：4GB ヒープサイズ：1GB
監視対象
対象ノード
設定変更
selfcheck.interval = 3600
repository.device.search.interval = 0
仮想マシン5,000ノード
監視設定
リソース監視
全リソース監視設定数は100種類（＝10監視項目 × 10パターン）
プロセス監視
全プロセス監視設定数は100種類（＝10監視項目 × 10パターン）
1/4倍

測定結果（概要：1時間分）
Hinemos5.0 （JavaHeap4GB) Hinemos6.0 (JavaHeap1GB)
CPU使用率
ネットワークI/O
Javaヒープ
1/4倍
リソースの平準化により、
CPUコア数が少ない環境でも安定運用
（詳細は次スライド）

監視の時間分散
収集閾値チェック収集閾値チェック
高負荷高負荷低負荷高負荷高負荷低負荷
v5.0
v6.0
ずっと中程度の負荷
node-1
node-2
node-3
node-4
node-5
node-6
node-7
node-8
node-1
node-2
node-3
node-4
node-5
node-6
node-7
node-8

5. リリース日

リリース日
• 2017/01/31 リリース！
• Hinemos ver.6.0 マネージャ
• Hinemos ver.6.0 クライアント
• Hinemos ver.6.0 エージェント
• 2017/04/01 リリース！
• エンタープライズオプション
• VM管理オプション
• クラウド管理オプション
• ミッションクリティカルオプション

• HinemosManager
• RHEL/Cent 7
• RHEL/Cent 6 (64bit)
• Windows Server 2012R2 （有償）
• HinemosAgent
• RHEL/Cent/OracleLinux 7,6,5
• Windows Server 2016, 2012R2, 2012, 2008R2, 2008
• Windows 10, 8.1, 8, 7
• Amazon Linux
• SLES 12, 11
• Ubuntu 16.04 LTS
• Android
• Solaris 10, 11
• HP-UX 11i v3
• AIX 7.1, 7.2
• HinemosClient (Rich)
• Hinemosエージェントが対応しているWindows全て
• HinemosClient (Web)
• InternetExplore, Firefox, Chrome
対応OS
NTTデータによる、Windows版
Hinemosマネージャがリリースされます！
Hinemos ver.6.0で追加されたOSは、
赤字表記となります。

まとめ
• Hinemos ver.6.0では、収集・蓄積、見える化が可能となります！
• Hinemos ver.6.0では、自動化(Runbook Automation)が可能となります！
• Hinemos ver.6.0では、ユーザビリティの向上と省リソースが実現されます！
• Hinemos ver.6.0は、
• 無償範囲は2017年1月31日にリリースされます！
• オプションは2017年4月1日にリリースされます
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