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銀河勉強会①

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銀河勉強会①

  1. 1. 銀河勉強会 第2章 島袋隼士(Yunnan university, SWIFAR) 1 全26枚
  2. 2. Introduction •銀河は多様性を持っている(サイズ、形、色、輝度) •渦巻き銀河、楕円銀河等々 •天文学者は銀河を観測するために可視光や近赤外線(主に星からの光)、遠赤外線 による塵(dust)観測などを行う。 •銀河の物理は主に重力に支配されるが、それ以外にも輻射や流体力学、核反応、化 学反応が重要な役割を果たしている。 2
  3. 3. The world of galaxies •渦巻銀河 •M51銀河 •渦巻構造がどのようにできたのかは様々な解 決策があるが、open question •渦巻部分では、重力によってガスが圧縮され、活 発な星形成が引き起こされている。 •赤い点の部分は若い星の集団(HII輝線によってト レースしている。) *電離された水素領域(HII領域)では、Hα輝線(波長656.3nm)などが観測され る。 3
  4. 4. The world of galaxies •Cen A(ケンタウルスA) •空で最も明るい銀河の一つ。 •S0銀河の一つ。 •merger(合体)が継続して起きていて、星形成や活 動銀河中心核(Active Galactic Nuclei、AGN、超巨 大ブラックホール)に燃料を供給している 4
  5. 5. The world of galaxies (左)大マゼラン星雲(LMC)、(右)Fornax dwarf galaxy。天の河銀河の衛星銀河 (satellite galaxy、天の川銀河による重力で引きつけられている) •LMCは天の川銀河に最も近い衛星銀河の一つ。bar構造を持つ。サイズは天の川銀河 の10分の1程度で、質量は10分の1から100分の1程度。多くのガスを含み、星形成が 活発。 5
  6. 6. The world of galaxies (左)大マゼラン星雲(LMC)、(右)Fornax dwarf galaxy。天の河銀河の衛星銀河 (satellite galaxy、天の川銀河による重力で引きつけられている) •Fornaxは矮小楕円体銀河(dwarf spheroidal galaxy)の一つで、最も小さい銀河。暗 黒物質が質量の大部分を占めている。暗黒物質ハローのの質量分布の性質を調べる上 で重要な銀河。 6
  7. 7. The world of galaxies (左)NGC1300 (右)M81 •NGC1300は中心にbar構造を持つ銀河。bar構造はdisk galaxyと共通で、local universeの30%のdisk galaxyでbar構造を持つ。天の川銀河もbar構造を持つが、 NGC1300と比べると強くない。 •M81は渦巻銀河の一つで、bulgeを持つ。bulgeは多く の古い星が集中してできている。 7
  8. 8. The world of galaxies NGC3923 •楕円銀河 •外側部分がシェル構造を持っている。shell galaxy •この様なシェル構造は楕円銀河で共通で、50% の楕円銀河がシェル構造を持つと推定されてい る。 •シェル構造は楕円銀河に矮小銀河が落ち込んで潮 汐力によって破壊され、細長く引き伸ばされてでき たと考えられている→銀河同士の衝突・合体 8
  9. 9. The world of galaxies M80(Globular cluster) M11(Open cluster) •銀河は単一の星のみで構成されているのではなく、stellar clusterも含む。 •globular clusterはextreme denseで、ほとんどの銀河に含まれる古い星の集まり。 1 000から100 000の星からなる。 •open clusterは比較的密度が低く、数百万年歳程度。 9
  10. 10. Brief tour of galaxy observations 銀河のサイズや、形、それぞれの要素のmass budgetについてざっくり紹介する。 •disk galaxyについてoverview NGC4565 •local universeのほとんど半分がdisk galaxy •disk galaxyでは効率的にガスが星にコン バートする。 •天の川銀河のディスク部分では、銀河中 心から外側に向かって、luminous giant からlow mass M dwarf starを観測する ことができる。 •様々な原子や分子を用いてガスの性質を 調べる事ができる。 10
  11. 11. Brief tour of galaxy observations *銀河中心には超巨大ブラックホールがある 11
  12. 12. The distribution of stars in galaxies <latexit sha1_base64="Spd/krFgQwXuGdR9HgYSKWkmwOI=">AAACAXicbVDLSsNAFJ3UV62vqBvBzWAR2oU1KaJuhKIbu6vFPqANYTKdtkMnkzAzEUuIG3/FjQtF3PoX7vwbp20WWj1w4XDOvdx7jxcyKpVlfRmZhcWl5ZXsam5tfWNzy9zeacogEpg0cMAC0faQJIxy0lBUMdIOBUG+x0jLG11N/NYdEZIG/FaNQ+L4aMBpn2KktOSae9VCvXhRdWMr6ZL7sHBUPx66cT0pumbeKllTwL/ETkkepKi55me3F+DIJ1xhhqTs2FaonBgJRTEjSa4bSRIiPEID0tGUI59IJ55+kMBDrfRgPxC6uIJT9edEjHwpx76nO32khnLem4j/eZ1I9c+dmPIwUoTj2aJ+xKAK4CQO2KOCYMXGmiAsqL4V4iESCCsdWk6HYM+//Jc0yyX7tFS+OclXLtM4smAfHIACsMEZqIBrUAMNgMEDeAIv4NV4NJ6NN+N91pox0pld8AvGxzf895VU</latexit> I(R) = I0 exp( R/hR) 銀河円盤部での表面輝度とradiusの関係 *指数法則で近似できる理由は完全には解明されていない(天文学辞典) 12
  13. 13. The distribution of stars in galaxies •銀河プレーンに垂直方向の表 面輝度プロファイル。 •それぞれの点は銀河中心から の距離が異なる •secĥ2でフィッティングして いる。これは、自己重力等温 円盤を考えたときの解。 <latexit sha1_base64="EK2VB1CYCGLsnzPE7cPO7j3dMDY=">AAAB+3icbVDLTsMwENyUVymvUI5cLCokTiWpEHCs4MKxIPqQ2ihyXLe16jiR7SBKlF/hwgGEuPIj3Pgb3DYHaBlpV6OZXXk9QcyZ0o7zbRVWVtfWN4qbpa3tnd09e7/cUlEiCW2SiEeyE2BFORO0qZnmtBNLisOA03Ywvp767QcqFYvEvZ7E1AvxULABI1gbybfLIz+9y05Nf8p6ioXIdXy74lSdGdAycXNSgRwN3/7q9SOShFRowrFSXdeJtZdiqRnhNCv1EkVjTMZ4SLuGChxS5aWz2zN0bJQ+GkTSlNBopv7eSHGo1CQMzGSI9UgtelPxP6+b6MGllzIRJ5oKMn9okHCkIzQNAvWZpETziSGYSGZuRWSEJSbaxFUyIbiLX14mrVrVPa/Wbs8q9as8jiIcwhGcgAsXUIcbaEATCDzCM7zCm5VZL9a79TEfLVj5zgH8gfX5A2U9lAU=</latexit> hR/hz ⇠ 10 ディスクはフラット 13
  14. 14. The distribution of stars in galaxies 明るさについて紹介してきたが、銀河の質量についても議論したい。 恒星種族モデルを仮定することで、銀河の質量と明るさを対応付ける。 Mass to light ratio : M/L(太陽質量、太陽luminosityで規格化) 典型的にはM/L 3くらい。しかし、観測バンドや(星の)場所による依存性もある。 14
  15. 15. The distribution of stars in galaxies 円盤部分のプロファイルはexponentialに従うが、bulge部分は異なる。 <latexit sha1_base64="vcq5SRtDjoM7RZDItTG9joRK9Lg=">AAACBHicbVC7TsMwFHXKq5RXgLFLRIVUBkpSIWBBqmBhLBV9SG2IHNdprdpOZDtIVZSBhV9hYQAhVj6Cjb/BbTNAy5Gu7tE598q+x48okcq2v43c0vLK6lp+vbCxubW9Y+7utWQYC4SbKKSh6PhQYko4biqiKO5EAkPmU9z2R9cTv/2AhSQhv1PjCLsMDjgJCIJKS55Z7LG43Di61M1L7PTY9xKeNu4T54SnnlmyK/YU1iJxMlICGeqe+dXrhyhmmCtEoZRdx46Um0ChCKI4LfRiiSOIRnCAu5pyyLB0k+kRqXWolb4VhEIXV9ZU/b2RQCblmPl6kkE1lPPeRPzP68YquHATwqNYYY5mDwUxtVRoTRKx+kRgpOhYE4gE0X+10BAKiJTOraBDcOZPXiStasU5q1RvT0u1qyyOPCiCA1AGDjgHNXAD6qAJEHgEz+AVvBlPxovxbnzMRnNGtrMP/sD4/AGTLZdt</latexit> µ(R) = µ0 bnR1/n μ:表面輝度 μ_0:中心での表面輝度 (*対数グラフでのフィッティングであることに注意) n=4の時はドボークルール(de Vaucouleurs)プロファイル,n=1の時は exponential Sersic profile 15
  16. 16. The distribution of stars in galaxies Sersic profile(dashed), bulge部分 M31の表面輝度 exponential (dotted), 円盤部分 long-dashed: Stellar halo部分 左右のグラフの違いはハロー部分のfitting をpower-law(左),Sersic(右)で行ったかの 違い。 16
  17. 17. The distribution of stars in galaxies •Luminosity fractionをradiusの関数とし て描いた図。 •1kpcより小さい部分ではbulge支配的 で、1kpc-10kpcではdisk,10kpcより大 きいところではハローが支配的。 17
  18. 18. The distribution of stars in galaxies 20kpcより大きいところでexcess >diskではなく、stellar haloからの寄与 18
  19. 19. The distribution of gas in galaxies •全てのバリオン物質はかつてはガスの形を取っていたが、現在の円盤銀河では、 ほんの10%程度がcold/warmガスである。 •星は冷たい分子ガスから作られる。冷たいガスがは銀河の円盤部分に多く含まれ ている。 •ガスの大部分は水素原子(HI)。 •天の川銀河では、水素原子(HI)、電離した水素(HII) 、水素分子(H2)が大部分 を占める。 19
  20. 20. The distribution of gas in galaxies 銀河のstellar massに対するHIガスの割合をプロット。 •天の川銀河の質量は <latexit sha1_base64="Wss1bxMDGajPi8RdFCoanZ+fZuw=">AAACAnicbVA9SwNBEN3zM8avqJXYLAbBKtwFiZZBGxshgvmA5Dz2Nptkyd7usTsnhCPY+FdsLBSx9VfY+W/cJFdo4oOBx3szzMwLY8ENuO63s7S8srq2ntvIb25t7+wW9vYbRiWasjpVQulWSAwTXLI6cBCsFWtGolCwZji8mvjNB6YNV/IORjHzI9KXvMcpASsFhcNKB3jEDPbc+9Rzx/gmSDuqq2AcFIpuyZ0CLxIvI0WUoRYUvjpdRZOISaCCGNP23Bj8lGjgVLBxvpMYFhM6JH3WtlQSu9ZPpy+M8YlVurintC0JeKr+nkhJZMwoCm1nRGBg5r2J+J/XTqB34adcxgkwSWeLeonAoPAkD9zlmlEQI0sI1dzeiumAaELBppa3IXjzLy+SRrnkVUrl27Ni9TKLI4eO0DE6RR46R1V0jWqojih6RM/oFb05T86L8+58zFqXnGzmAP2B8/kDzcmWbg==</latexit> 6 ⇥ 1010 M •質量が軽い銀河ほど、HIガスの割合は増える。 •質量が軽い銀河ほど、ガスと星の相互作用が重要 。ガスはそのうち約10% 20
  21. 21. The distribution of gas in galaxies HIガスの密度プロファイル H2分子ガスの密度プロファイル •10kpcより内側でほとんど一定で、外側では下がっていく。 •分子ガスもHIガスと同様の振る舞いだが、HIガスと比べてscale lengthが短く、 15kpcより外側では、分子ガスはほとんど存在しない。 21
  22. 22. The distribution of mass in galaxies 密度プロファイル Radius 宇宙の構成要素 •宇宙では通常の物質(バリオン)より も暗黒物質の方が多い。 •銀河内でも暗黒物質がバリオンよりも10 倍以上占めている。 •銀河のradiusで支配的な要素が異なる。 22
  23. 23. Brief tour of galaxy observations *銀河中心には超巨大ブラックホールがある 23
  24. 24. The distribution of mass in galaxies 銀河の質量分布 天の川銀河の質量の大部分は暗黒物質で占められている。 24
  25. 25. Star clusters Open clusters •銀河の円盤部分に存在。 •典型的なサイズは10pc程度。 •数百から1万個程度の星を含む。 Globular clusters •数pcから10pc程度のサイズ。 •1万から100万個程度の星を含むため、密度が大きい。 •比較的古い星で構成されている(宇宙年齢程度) •天の川銀河にはおよそ150個程度のglobular clusterがある。 25
  26. 26. 26
  27. 27. Backup 27
  28. 28. →温度が低い 28

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