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持続的社会構築を考える

       東京電力株式会社
          早坂 房次
         平成22年6月2日

本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。
また、本学会の目的の範囲外の利用や他の方への複写による配布
はご遠慮下さい。
                                1
私の基本的考え方

供給サイド、つまり社会システ
ムのエネルギー効率(エネル
ギー収支比=EPR)を考えない
で、財政・金融政策だけで現在
や将来の経済問題は解決できな
い。

                                   2
(あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
私が新入社員(1984年=昭和59年)当時先
輩から教わったこと
21世紀初めには原油価格は                     世代交代と共にこ
                                  のような意識も薄
1㌭200㌦を超える。                       まってしまったの
                                  かもしれない…
化石燃料はやがて無くなる。
5/27日本学術会議での山名元京大教授「ウラン不足(石油ピーク)はもっと早く来ると思っていた」



当時先輩から読むように言われた本
                タイムが映像化したこの番組を社
                内テレビでも繰り返し上映

                戦争の原因:ABCD包囲網
                 (特にアメリカの石油対日禁輸)
                戦時中:石油の一滴は血の一滴
                                            3
 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
正しくはこう言う事




                                   4
(あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
季報 エネルギー総合工学 Vol28 No.1(2005. 04)


                                 安い石油の時代がグローバル化を支えた


                                                       ?




2004年11月1日の日本学術会議第5部/(社)日本工学アカデミーエネルギー基本戦略部会他/(財)エネルギー総合工学研究所共
催の公開シンポジウム「日本のエネルギーに未来はあるか-有限の地球に生きる-」における石井吉徳先生基調講演より           5
   (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
6


電気事業連合会『原子力・エネルギー図面集』1頁はこの図から始まる
・先進国の内部では平等化が進展、国家間の経済力の面で格       石
                         差拡大
                         ・労働者の時間当たり賃金の国家間格差の拡大→実際には経
                                                           井
                         済発展の遅れている国の労働者は実際には仕事をしていない       先
                         →実際に仕事をしている時間当たり賃金格差は小さい
                         ・近代的な生産技術を活用するためには規律正しく良心的で
                                                           生
                         仕事熱心な労働者が必要                       の
                                                           仰
                                                           る
                                                           ワ
                     1250年~1800年のイギリスでは富裕層
                     の出生率が貧困層の2倍→貧困家庭が断
                                                           イ
                     絶→富裕層からの下方移動「種の淘
                                                           ン
                     汰」→人々の嗜好が中産階級化→利子                     グ
    短期的に所得が増えても人     率低下・殺人件数低下・労働時間延び                     ラ
    口が増えることで常に相殺     る・暴力志向弱まる・読み書き計算の                     ス
                     習慣が下層階級にも広がった。                        (
    (マルサスの罠)                                               富
                                                           の
                                                           集
                                                           中
                                                           )




                                                       7
出典:グレゴリー・クラーク 久保恵美子訳『10万年の世界経済史』2009年日経BP社
本資料は日経BP者殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
出典:国連人口基金東京事務所HP
                                             8
http://www.unfpa.or.jp/p_graph/pgraph.html
出典:国立社会保障・人口問題研究所
                        9
日本の将来推計人口(平成18年12月推計)
サービス収支:
(出典:財務省 国際収支統計)                                                    日本の経常収支の推移                                     国境を越えた(居住者と非居住者の間の)サービスの取引を計
                                                                                                                  上する。サービスとは、輸送、旅行、通信、建設、保険、金
                                                                                                                  融、情報(コンピュータ・データサービス、ニュースサービス
      35,000                                                                                                      等)、特許権使用料、その他営利業務、文化・興行、公的その
                                                                                                                  他サービス
                                                                                                                   
      30,000                                                                                                      所得収支:
                                                                                                                  国境を越えた雇用者報酬(外国への出稼ぎによる報酬の受取
                                                                                                                  等)および投資収益(海外投資による利子・配当金収入等)の
      25,000                                                                                                      支払い。
                                                                                                                   
                                                                                                                  経常移転収支:
      20,000                                                                                                      政府間の無償資金援助、国際機関への拠出金など、資産の一方
                                                                                                                  的支払い。

      15,000
                                                                                                                                                 経常移転収支
                                                                                                                                                 所得収支
億円




      10,000                                                                                                                                     サービス収支
                                                                                                                                                 貿易収支
                                                                                                                                                 経常収支
       5,000


            0




                                                                                                     9月




                                                                                                                                           2月
                                                                                      7月

                                                                                             8月




                                                                                                              月

                                                                                                                      月



                                                                                                                                   1月
                                                                                                                              月
            9月

                     月

                              月

                                      月

                                           1月




                                                         3月

                                                                 4月




                                                                               6月
                                                   2月




                                                                        5月




                                                                                                          10

                                                                                                                   11

                                                                                                                           12
                     10

                          11

                                   12




      -5,000


                                                                                                  年




                                                                                                                                        年
                                                                                    年




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                                                                      年




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                                                                                                                  年

                                                                                                                          年
                 年

                          年

                                  年




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                                                                                                                                      09
                                                                                 08

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                                                                                                                                09
        07




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                                                    08

                                                              08




                                                                          08
                                              08




                                                                   08




                                                                                                      08

                                                                                                              08

                                                                                                                      08
                07

                      07

                              07




                                                                                                20




                                                                                                                                      20
                                                                                 20

                                                                                        20




                                                                                                                              20
       20




                                      20




                                                    20

                                                            20




                                                                          20
                                              20




                                                                   20




                                                                                                     20

                                                                                                              20

                                                                                                                      20
                20

                     20

                              20




     -10,000
                                      貿易収支=輸出-輸入
                                      経常収支=貿易収支+サービス収支+所得収支+経常移転収支
     -15,000
                                                                                                                                                10
輸入に占めるエネルギーの割合




         34%




 出典:財務省貿易統計 http://www.customs.go.jp/toukei/info/tsdl.htm
                                                       11
税収が公債発行額を下回る
                                                のは明治維新で近代財政制
                                                度になってから昭和21年(終
                                                戦直後)以来2度目




                                                                   12
出典:財務省『平成22年度予算のポイント』http://www.mof.go.jp/seifuan22/yosan001.pdf
資源制約の中で日本はその資源を
買い負けるのではないか
   国内金融資産残高を国債残高が上
   回る時代が来ると海外から資金調
   達をする必要→円安→国内エネル
   ギー価格(食糧なども)高騰?

平成17年度原子力長計を支える基本的考え方であると推察

                                13
 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
石油価格における期待のパラドックス
       (逆説)
これから石        省エネや代替        石油価格は
油価格が上        エネルギーの        上がらない
がると予想        開発に努める


これから石       省エネや代替       石油価格が
油価格が下       エネルギーの         上がる
がると予想       開発に努めな
            い

石油ピークオオカミ少年論の根底にある無理解?
                                 14
 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
石油(化石燃料)の歴史

メジャー(セ
                                    現代(オ
          OPECの        IEAの時
ブンシスター                              イルピー
ズ)の時代     時代           代            クの時
                                    代)
                        安い
 安い        高い
                                     高い
世代交代と共にこの記憶
も薄ることへの危惧
                  当時私は広報部にいたが那須社長は石油価格が安くなっ
                  たのではなく努力して安くしたんだと記者にしきりに説
                  明させていただいていた。



            メジャーの時代以前も…
            石油産業の黎明期より常に需給は不安定
            価格高騰⇔価格暴落の繰り返し
                                        15
  (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
電力業界の石油ピークへの取り組み

①化石燃料消費の減少

②新たな燃料供給先の確保

③オール電化の推進(電化率の向上)
  電気×ヒートポンプ
  モーダルシフト+電気自動車

   需給両面からの取組    16
50

                              35   46
                         40
                    45
               44
          39

     41
34




                         赤字:非化石燃料比率
                                             17
                                                  17
東京電力平成22年度経営計画の概要より
                  赤字:非化石燃料比率
                        56

             33    35




                             18
経済産業省平成22年度経営計画の概要より
       40.7   47.3
38.4




                     51.4




                     赤字:非化石燃料比率
                            19
経済産業省平成22年度経営計画の概要より

石油等のみならずLNG・石炭も2019年度には減少する計画。




                                 20
昨年来の弊社の供給先確保の動き
                    <東京電力プレスリリース>
①2009年12月07日
『パプアニューギニアLNGプロジェクトからのLNG購入に関する売買契約書の締結
について』
    http://www.tepco.co.jp/cc/press/09120701-j.html

②2009年12月05日
『豪州ウィートストーンLNGプロジェクトへの参画およびLNG購入に関する基本合
意書の締結について~当社2例目となるLNG上流権益の取得へ~』
    http://www.tepco.co.jp/cc/press/09120501-j.html

③2009年04月01日
『サハリンIIプロジェクトからのLNG(液化天然ガス)の受け入れについて』
    http://www.tepco.co.jp/cc/press/09040101-j.html

④2009年03月31日
『西豪州プロジェクトのLNG購入に関する売買契約書の締結について』
    http://www.tepco.co.jp/cc/press/09033102-j.html

⑤2009年02月10日
『カナダ法人ウラニウム・ワン社の第三者割当増資による株式引受について~戦略合意
書及びウラン引取契約締結による長期的且つ戦略的な協力関係の構築~』
                                                    21
    http://www.tepco.co.jp/cc/press/09021002-j.html
豪州ウィートストーンLNGプロジェクトへの参画およびLNG購入に関する基本合意書の締結について
             ~当社2例目となるLNG上流権益の取得へ~
                                        平成21年12月5日
                                        東京電力株式会社

 当社は、本日、「豪州ウィートストーンLNGプロジェクト(以下、「本プロジ ェクト」)」からのL
NG購入および、本プロジェクトへの参画について、シェブ ロン・オーストラリア社およびシェブロンT
APL社(以下、「売主2社」)と基 本合意書(HOA:Heads of Agreement)を締結いたしました。こ
れにより、年 間最大約410万トンのLNG調達を見込んでおり、今後、購入および本プロジェク ト参画に
関する詳細契約書の締結に向け、交渉を進めてまいります。
 本プロジェクトは、開発権益を保有する売主2社の親会社であるシェブロン社が 昨年3月に開発計画を
公表した、西豪州北西部沖合鉱区の海底ガス田から産出される天然ガスを西豪州アシュバートン・ノース
に建設を予定するプラントにて精製・ 液化し販売するLNGプロジェクトで、平成28年度から平成30年度
に運転開始、年 間最大860万トンの生産を見込んでおります。
 当該プロジェクトの公表をうけ、当社からシェブロン社に対し、LNGの購入に 加え、事業パートナー
としての参画について打診を行い、これまで検討・協議して まいりましたが、このたび、LNG購入とあ
わせ、本プロジェクトのガス田が立地 する沖合鉱区のうち、同社が保有する鉱区開発権益の15%を当社が
取得することの 基本条件について合意いたしました。
 これにより、当社は本プロジェクト全体の11.25%に参画することとなり、購入 分として年間約310万ト
ン、自社権益からの取得として年間約100万トン、合計で年 間最大約410万トンのLNGを取得できるもの
と見込んでおります。
 これは、当社がすでに参画しているバユ・ウンダン・ガス田事業に続く2件目の 上流事業への投資案件
であり、また、当社が現在締結しているLNG長期契約の契 約数量と比較しても最大規模となり、現状の
当社LNG年間消費量の約2割に相当 します。
 当社は、上流事業への参画を、エネルギー供給の確実性の向上と、事業領域拡大 の手段の一つととらえ
、当社グループによるLNGバリューチェーンの確立に取り 組んでまいりました。このたびの本プロジェ
クト参画により、さらなる調達力の安 定性、経済性を追求できると期待しており、今後も、環境負荷の少
ないLNGにお ける上流分野への積極的参画を通して、企業価値の向上を目指すとともに、低炭素 社会の
実現に貢献してまいります。                                          22
23
原子力を取り巻く環境変化とウラン需給の現状認識




                          24
当社のウラン需要と世界のウラン資源量




                     25
ウランの長期安定調達戦略




               26
【参考】カザフスタン ハラサンプロジェクトの概要




                      27
【参考】カナダ シガーレイクプロジェクトの概要




                     28
【参考】ウラニウム・ワン社への資本参加




                      29
エネルギー消費サイドへの取り組み
• ヒートポンプの活用   • 電気自動車の活用




                           30
原子力比率のさらなる向上への検討
                   31
原子力比率拡大への課題
  ①設備利用率の向上
  (60%台→85%→90%以上?)

  ②昼夜間格差対策
  (ピークシフトとボトムアップ)
    ⇒負荷追従運転?

  ③ボトムのボトム問題への対策
   ⇒負荷追従運転+ボトムアップ
   ボトムのボトム問題:
   正月やゴールデンウィークの朝の需要水準が限界に
                               32
(あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
月別最大電力の推移   一日の電気の使われ方
(発電端1日最大)   (年間ピーク発生日)




                         33
一日の時間帯別発電




            34
乗用車が全て電気自動車になった場合の電力供給
  2008年度都道府県別エネルギー消費より1164079TJ=1164079×10^12J
  石油連盟資料ガソリン:8,266kcal/リットル=34601889J/リットルより
  すべてガソリンと仮定すると
  3.36421×10^10リットル
  軽ガソリン燃費 19.2km/リットル
  EV燃費10km/kWhとするとすべて電気自動車とした場合の電力消費量は6.4593×10^10kWh
  これは2008年度年間電力消費(自家発電等を除く)8889億kWhの7.2%

  ガソリン燃費 10km/リットル
  EV燃費10km/kWhとするとすべて電気自動車とした場合の電力消費量は
  3.36421×10^10kWh
  これは2008年度年間電力消費(自家発電等を除く)8889億kWhの3.8%

  田村さんの資料より乗用車80,000kL/日ガソリンを消費の場合
  8×10^7リットル×365日=2.920×10^10リットル
  軽ガソリン燃費 19.2km/リットル
  EV燃費10km/kWhとするとすべて電気自動車とした場合の電力消費量は5.606×10^10kWh
  これは2008年度年間電力消費(自家発電等を除く)8889億kWhの6.3%
  ガソリン燃費 10km/リットル
  EV燃費10km/kWhとするとすべて電気自動車とした場合の電力消費量は2.920×10^10kWh
  これは2008年度年間電力消費(自家発電等を除く)8889億kWhの3.2%
                                                          35
おそらくこの程度なら夜間に充電していただければ十分対応可能と思われる。
<参考>柏崎刈羽原子力発電所の6or7号機の年間発電量138600kW×24×365×0.85=1.0320×10^10kWh
乗用車が全て電気自動車になった場合の電力需要イメージ

                          エコキュートと同じように
                          エコキュートと同じように
                          マイコンで充電時間を制御
                          マイコンで充電時間を制御
                             (検討中)
                              (検討中)




 電気自動車が拡大すると電力供給側も化石燃料依存度が下げられる

                    電気自動車の電力消費量を7.2%増で計算。
                    ただし、その他の電力消費量は季節変動が
                    あるため、このグラフの様な最大需要時に
                    は3.0%になることに注意。




電気自動車導入拡大は電力の供給力より電気自動車の供給力の問題
                                        36
 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
温故知新
  ~電気事業の歴史を振り返る~




           東京銀座通電気灯建設の図
                    37
1875年(明治 8年) 工学寮(現東大工学部)にて日本最初の電灯の点灯
       1886年(明治19年) 東京電灯開業 日本で最初の電気供給事業



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40
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最初は火力中心




1897年(明治30年)完成の浅草火力第二期工事




          分散型電源+蓄電池
       (スマートグリッドの時代?)
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電気は貯めておけない
            ↓
平均して使ってもらえれば
 ①経営も楽に
 ②省エネ・環境にもいい
 ③電気料金を安くできる
            ↓
蓄電池でも蓄熱でもどちらでもいい
(蓄熱を薦めるのはエネルギーを蓄えるコストなど総
合的に考えて水が安いから)
            ↓
電気自動車の蓄電インフラと考えるのはナンセンス
【将来的に蓄電池のコストが安くなれば別だが、鉛に比べリチウムは原子(番号)
が小さくなったから蓄電エネルギー密度が高くなったが、リチウムより小さな原子
番号の元素は水素とヘリウムしかない。従って、劇的なエネルギー密度の向上は難
しいかもしれない?】                         42
   (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
分散型発電の時代?
(コージェネレーションの時代?)

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                   44
ガス灯主体の時代




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                                 45
長距離高圧送電時代の到来
      と
  大規模水力の開発




               46
多かった中小水力事業者   本資料の目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。




                                    47
48
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水主火従の時代




 駒橋-早稲田間の送電線




  再生可能エネルギーの時代

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運輸部門が全て再生可能エネルギーだった時代?



                                        鉄道馬
                                         車
                     電車




   1890年(明治23年)

                     東京市内での電車運転は、東京電車鉄道(元の東京
                     馬車鉄道)が1903年(明治36年)に架空線方式に
                     よって新橋-品川間の運転を開始したのが最初。


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                                           50
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                            54
55
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1923年
                            (大正12年)




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1929年(昭和4年)3月




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60
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黒部川第三発電所   出力81000kW(柏崎刈羽原子力発電所821.6万kWの101分の1)   61
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63
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64
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先鋭化する労働運動
「鬼の」と言われたかつての「電産」   一転電力不足に




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                            66
時代的背景
 1948年(昭和23年)3月1日ジョー
ジ・ケナン(国務省政策企画局長)日本
占領政策転換を連合軍最高司令官ダグラ
ス・マッカーサー元帥と話し合うため来
日。「対ソ封じ込め」が目的。1947年
3月にトルーマン大統領は既に「トルー
マン・ドクトリン」を発表。共産主義に
対抗して欧州復興に援助する方針表明。
6月にはヨーロッパ復興計画(マーシャ
ル・プラン)発表。
 マッカーサーは「日本人の考え方を民
主主義とキリスト教で革命的に変化させ
る」「共産主義は脅威ではない」と述べ
たともいわれる。



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下記東京電力50年史URLもご覧ください
http://www.tepco.co.jp/company/corp-com/rekishi/50anniver/db_top-j.html

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水主火従のから火主水従へ




      水主火従     火主水従




                  72
日本最大の一般水力発電所
                                   奥只見発電所
                                    (Jパワー)




                             1961年の完成当初の認可出力は360,000kW
                               2003年6月に560,000kWリニューアル
                              (それまでは田子倉ダムの380,000kW)
黒部川第四発電所 最大出力33万5000kW
(1963年完成当初の認可出力25万8000kW)    (柏崎刈羽原子力発電所821.6万kWの15分の1)

(柏崎刈羽原子力発電所821.6万kWの25分の1)

                                                   73
技術革新や燃料価格の低下によるコストダウン




                        74
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火力発電の時代




          79
油主炭従の時代(流体革命)




                80
原
                                子
                                力
                                へ
                                の
当初コールダーホール改良型を導入したの
                                取
はアメリカの軽水炉が濃縮ウランを使用す
るのに対し、英国のガス炉である同型は天
                                り
然ウランを使う事がウラン資源のない我が             組
国に有利であり、イギリスですでに商業運
転が始まっていて完成度が高かったことが             み
最大の理由。




            昭和56年1月文芸春秋刊
            「生存への契約」を改題

                           81
意外と進まなかった原子力利用




                 82
技術革新によるコストダウン


建設単価の2/3乗による低下
出力(体積)は3乗で増えるが建設コ
スト(面積)は2乗でしか増えない




                          83
LNGの導入と良質石油系燃料の使用
1969年11月LNGタンカーの第一船          火力発電所における公害対策の必要性      我が国初のミナス原油専燃火力発電所
ポーラ・アラスカ号横浜根岸基地に到着                                  である大井火力発電所




1970年4月南横浜火力2号機(35万kW)運転開始     超低硫黄原油(0.1%)であるミナス
                               原油導入を巡る石油業界との紛争




                                                                        84
大いなる分妓(産業革命後の所得格差拡大)
        ・先進国の内部では平等化が進展、国家間の経済力の面で格差拡大
        ・労働者の時間当たり賃金の国家間格差の拡大→実際には経済発展の遅れている国
        の労働者は実際には仕事をしていない→実際に仕事をしている時間当たり賃金格差
        は小さい
        ・近代的な生産技術を活用するためには規律正しく良心的で仕事熱心な労働者が必
        要=「勤勉革命」?


「産業労働における勤勉性に関する研究」(総合研究開発機構 1985年)
                               日本人の勤勉神話について述べた本
・勤勉性が本格的に形成、発揮されたのは第二次世
界大戦後の昭和二五年から三〇年以降である
・明治、大正期においては、一部の基幹労働者を除
き多くの産業労働者の勤務状況、あるいは働くこと
に対する意識は極めて低調で、およそ産業労働者の
資質・条件を満たしているとは言い難かった。つま
り、予めきめられた労働に対し10~20%の高い
欠勤を示し、勤務状態は不安定で月間および年間の
変動幅が著しく大きいことが指摘される
                              タワーズペリン調査(米2006年)
・また自分の勤める会社に対する帰属意識も希薄で       世界16カ国で「仕事に対する意欲」日本最低
高い離職率と低い定着率がそのことを表している        FDS調査(英2006年)
                              世界23カ国で日本人「最も労働意欲が低い」

  「日本人は勤勉」=昭和高度成長期の幻想
      (同じ会社に真面目に務め続けることが当時は最も合理的)             85
  「中国・インドの勤勉革命」=頑張れば豊かになれる事例が身の回りに
86
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脱石油の時代




         90
91
燃料消費実績




         92
93
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                            94
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96
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ベストミックスの時代




             97
1998年には非化石燃料比率が5割を超えた時代も
        (自社発電分のみ)




                      98
21世紀
(2001-)




          99
低成長下の激動の時代




       化石燃料依存度上昇の時代?
       電力業界失われた10年?            100
(あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
1951年~2008年


          これからの課題:
          需要の伸びの低下の中で
          設備投資をどうするか




                        101
東京電力の販売電力量と最大電力の推移のGDPとの比較




                         102
エネルギー別発電電力量構成比の推移(含む他社受電)

                     (当社)

                     平成10年度には
                     非化石燃料比率
                     が54%だった




                         103
エネルギー別発電電力量構成比の推移(含む他社受電)

                     (10社)
                     平成10年度には
                     非化石燃料比率
                     が48%だった




                        104
原油受入・消費実績




当社ピーク時(昭和47年)の37.3%




                      105
重油受入・消費実績




当社ピーク時(昭和47年)の54.9%
                      106
当社のLNG受入・消費実績
中東諸国                    (単位:千t)




 世界のLNG貿易量の36%を日本が輸入
   日本の輸入量の69%を電力業界
 日本の輸入量の32%を東京電力が占める       107
 (LNGは天然ガス貿易量の7.5%程度)
電気事業者計国別のLNG受入・消費実績
                (単位:千t)
 中東諸国




                   108
当社のLNG契約の概要(長期契約のみ)




                      109
石炭受入・消費実績




当社ピーク時(昭和41年)の54.3%



                      110
            電力全体では過去最高水準
日本の原子力発電所のトラブル報告件数は、1981 年以降、全体的には減少傾向を示している。なお、2003 年10 月の原子
炉等規制法の規則改正に伴い、トラブル報告基準の定量化・明確化が図られるとともに、報告基準が法令基準に一本化された。




                                                      111
日本の原子力発電所の計画外自動スクラム割合は、主要国と比べて少ない。
                                     112
日本の原子力発電所は、約1 年に1 回の定期検査があることを考えれば、良好な運転実績(高い設備利用率)を維持してきたといえ   113
るが、2003 年は原子力発電所の保修不正問題に起因する点検のため、定期検査期間が長期化したこと等から設備利用率は大幅に低
下した。なお、平成21 年1 月1 日に施行された法令により定期検査間隔は各プラントの特性に応じ設定できるようになった。
114

使用済燃料を全量再処理する場合、全量直接処分するよりも原子力発電コストは若干割高になると評価されている。ただし、再
処理路線に政策を変更することによって新たに発生するコストまでを考慮すると全量直接処分の方が割高となる可能性もある。
各種電源別発電コスト(試算)




                 115
116
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                                                                   出典:
             • 濃縮している                                              石井『石油最終
                                                                   争奪戦 世界を
資源とは         • 大量にある                                               震撼させる
                                                                   「ピークオイ
             • 経済的な位置にある                                           ル」の真実』


太陽定数(大気表面の単位面積に垂直に入射する太陽のエネルギー量)が1366W/m2である
ので地球の断面積を127,400,000 km²をかけると地球全体が受け取っているエネルギーは
1.740×1017 W

本資料は日本工業新
            1Ws=1J だから1年間に大気表面で受ける太陽エネルギーは
聞殿の承諾を得て転     1.740×1017 W×60s/m×60m/h×24h/d×365d/y=5.487×1024J
載しています。無断
での再複写・転載・   人類が全世界で1年間に使うエネルギーの量は原油換算で
配布等は法律に反し     11,099.3×106t 1t=1.176kℓ 原油1ℓ=9,126kcal 1cal=4.2J
ます。
            1.10993×1010t×1.176kℓ/t×103ℓ/kℓ×9,126kcal/ℓ×4.2J/cal×10
            3cal/kcal=5.003×1020J

               出典:BP統計 http://www.bp.com/sectiongenericarticle.do?categoryId=9023766&contentId=7044197
                  石油連盟 http://www.paj.gr.jp/statis/kansan.html


                 約1万倍                       しかし広く薄くしか存在しない
                            過去の太陽からのエネルギー
                            を濃縮したものとしての化石
                                                                                                117
                            燃料に頼ることに
化石燃料も広い意味でのバイオマスエネルギー
(石油天然ガス生成に無機起源説=非生物起源説もあるが
現在はそれを唱える人はほとんどいない)


  石油・石炭・天然ガスは昔の貯金を取り崩して
  使っているようなもの

ウラン

 太陽のエネルギーは核融合(主に水素⇒ヘリウム)
 恒星の核融合では鉄までしかできない
 それ以上重い元素は超新星爆発(恒星の死)できたもの
 地球は超新星爆発のゴミ(廃棄物の塊)
 ウランもその時にできたもの
                                                   118
       本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
119
本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
内山先生の表の使い方
                         (おおざっぱに言うと)
10階建ての集合住宅を太陽光発電で賄うと考えると

 35kWh/㎡・年×10÷ 24kWh/㎡・年=14.58                      約15倍の面積必要
設備利用率が15%と高めなので12%を使うと

  35kWh/㎡・年×10÷ (24kWh/㎡・年×12%/15%)=18.23          約18倍の面積必要

これが量子ドット太陽光発電で変換効率が向上しても(15%→30%)
 35kWh/㎡・年×10÷ (24kWh/㎡・年×30%/15%)=7.29            約7倍の面積必要
 設備利用率が15%と高めなので12%を使うと

 35kWh/㎡・年×10÷ (24kWh/㎡・年× 30%/15%×12%/15%)=9.11   約9倍の面積必要



20階建てのオフィスビルを風力発電で賄うと考えると

 400kWh/㎡・年×20÷ 21kWh/㎡・年=333.33                     約333倍の面積必要

   分散型電源とコンパクトシティを同時に主張する
   方々の考え方は、正直に申し上げてはなはだ疑問
                                                                        120
                       本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
・太陽からのエネルギーがあるから大丈夫?
・メタンハイドレードがあるから大丈夫?
・石油もオイルシェールやオイルサンド、オリノコター
ルがあるから大丈夫?



 ・ウランも海水中には確認埋蔵量の1000倍ある
     100年×1000=10万年分?
 (高速増殖炉利用で更に100倍なら1,000万年分?)




  エネルギーの質を考えていない議論
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       本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
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日本列島の地域人口:縄文早期~2000年
                                       140000
                                                                                                                                                                 現在
                                       120000
                                                      歴史時代の人口
                                       100000
                                                                                                                                                    120000
                                       80000
                                                               江戸時代
                                                               人口3000万人台で停滞
                                       60000
                                                                                                                                                    100000
                                       40000



                                       20000

                                                                                                                                                     80000
                                            0
                                                725            925              1125           1325            1525           1725           1925

                                                                                                 600




                                                                                                                                                     60000
                   古代の人口                                                                         500
                                                                                               弥生時代
                                                      縄文中期
                                                                                                 400

                                                                     縄文後期
                                                                            縄文晩期                 300                                                 40000

                                                                                                 200
                                      縄文前期
                                                                                                 100

                縄文早期                                                                                                                                 20000
                                                                                                  0
        -8800      -7800      -6800         -5800      -4800            -3800          -2800      -1800




                                                                                                                                                         0
-9000      -8000           -7000            -6000               -5000              -4000               -3000          -2000          -1000                   0   1000   2000
  西暦                                  出典:鬼頭宏『人口から読む日本の歴史』講談社学術文庫より作成
                                                                                                                                                                         123
           本資料は講談社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
貧しかった日本(胸まで浸かった田植えの様子)
                                     昭和30年代の富山県




出典:養老孟司・竹村公太郎『本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー』2008年 PHP出版
                                                  124
本資料はPHP出版殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
豊かさにあこがれた日本
     (洗濯機・冷蔵庫・テレビが「三種の神器」と言われた)




  出典:坂本雄三編著 『省エネ・温暖化対策の処方箋』2006年 日経BP社
                                                     125

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貧しい時代は女性に厳しい時代
(生殖可能期間の終了が人生の終了)




    平均的な人生で女性が長い老後を送れるのは
    現代だけかもしれない。

   出典:竹村公太郎著 『日本文明の謎を解く―21世紀
   を考えるヒント 』2003年 清流出版

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      断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
                                               126
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再生可能エネルギーなど




              127
再生可能エネルギーでは大きな割合を占める
日本最大(揚水式を除く)の水力は奥只見の56万kW
日本最大に発電所は柏崎刈羽原子力は821.2万kW(14.7倍)
世界には三峡ダム水力(中国)1,820万kW(奥只見の32.5倍)
イタイプ(ブラジル・パラグアイ)の1,260万kW(水力)もある。
日本の水力開発の適地はほぼもう余地がない。




                               128
一次エネルギー総供給に占める割合
 太陽光       3%× 6%=0.18%
 風力        3%× 7%=0.21%
 バイオマス熱   3%×16%=0.48%



   これから増やすことは大変だし主
   たるものになるとは考えにくい。




                               129



(あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
一次エネルギー国内供給に新エネルギーが占める割合
7.00%


         太陽光発電を40倍に増やす最
6.00%
         大導入ケースでも、一次エネ
5.00%    ルギー国内供給に占める割合
         は2.47%に過ぎない。
                                                                        太陽光発電
4.00%
                                                                        風力発電
                                                                        廃棄物発電+バイオマス発電
                                                                        バイオマス熱利用
3.00%                                                                   その他


2.00%



1.00%



0.00%
             2005年度                 2020年度                2030年度

                                    20 05 年度 20 20 年度 20 30年度
                      太陽光発電               0.06%    0.62%   2.47%   出典:総合資源エネルギー調査会
                      風力発電                0.07%    0.36%   0.51%         需給部会
                      廃棄物発電+バイオマス発電       0.43%    0.70%   0.94%        平成20年5月
                      バイオマス熱利用            0.24%    0.59%   0.80%    『長期エネルギー需給見通し』
                      その他                 1.17%    1.36%   1.36%
                      合計                  1.98%    3.63%   6.09%
                                                                               130
        「その他」には、「太陽熱発電」、「廃棄物熱利用」、「未利用エネルギー」、「黒液・廃材など」が含まれる。
131
132
太陽光・風力発電の出力変動

              太陽光発電の出力変動(春季)                                            風力発電の出力変動(冬季)


    (kW)                                                    (kW)
    2.5                                                    1,200        定格出力(1,100kW)
                                               晴れ
発     2                                                   発 1,000
電                                                          電
電                                              曇り          電  800
力   1.5                                                    力
量                                                          量  600
      1
                                                     雨
                                                             400
    0.5                                                      200
      0
          6   7   8   9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
                                                    (時)             0         6         12        18       24
                                                                                                            (時)

              容量3.2kW、北緯34.4°
                            、東経132.4° 方位角0(真南)、傾斜角30°
                                    、               の場合




                        太陽光発電は                                                     風力発電は
                        時間と天気で                                                     風の強さで
                       発電量が変わる                                                    発電量が変わる
                                                                                                            133

                                                                                        出典:電気事業連合会資料、北海道電力ほりかっぷ発電所
134
有馬元東大総長・元文部大臣の太陽光発電の御試算(1/2)


                             日照時間が5時間以上はその65%程度




  出典:『地球を考える会』(http://enecon.netj.or.jp/index.html)
  有馬朗人元文部大臣・元東大総長講演資料
  http://enecon.netj.or.jp/forums/100307tokyo/pdf/arima.pdf
                                                              135
               本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
有馬元東大総長・元文部大臣の太陽光発電の御試算(2/2)




   出典:『地球を考える会』(http://enecon.netj.or.jp/index.html)
   有馬朗人元文部大臣・元東大総長講演資料
   http://enecon.netj.or.jp/forums/100307tokyo/pdf/arima.pdf
                                                               136
               本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
再生可能エネルギーの全量買取制度に関するオプションについての意見募集
(経済産業省)
オプションにおけるケースの設定




 意見受付期間               資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部
 ヒアリングを希望する場合は、平成22   再生可能エネルギー全量買取意見受付担当宛
 年5月31日(月)18:00必着     E-MAIL:re-kaitori@meti.go.jp
 上記期間以降も随時意見を受け付け、参
 考とさせていただきます。                                  137
有馬元東大総長・元文部大臣の御試算を基に考えてみると

          想定年間     日本の電力総     日本の一次エ        【参考】      【参考】
           発電量     発電量(1.19   ネルギー省消       CO2削減        年間
                   兆kWh)に占    費(6.1兆kWh)   コスト(円/t)
          (億kWh)                                      買取費用
                   める割合       に占める割合
                                                       (億円)


   ケース1   513以上    4.3%以上     0.84%以上      52,297以下   16,083以上



          397~      3.3%~      0.65%~      25,743~     6,131~
   ケース2                                      28,854      8,873
           513       4.3%       0.84%


          397~      3.3%~      0.65%~      19,407~     4,622~
   ケース3                                      21,798      6,292
           481       4.0%       0.79%


   ケース4    397       3.3%       0.65%       20,596      4,906




                                                                 138
東京電力の新エネルギーへの取り組み①




浦和太陽光試験場   1992年試験開始

               1979年以来30年以上の実証研究の歴史
               事業所設置:52ヶ所554kW
                               139
3地点で
約3600万kWh
平成22年度の
発電電力量計画
3100億kWhの
0.01%強


   140
東京電力の新エネルギーへの取り組み②




           風力発電は1983年以来30年近い実証研究の歴史




                              141
     (八丈島地熱)
◆国内第一位、世界でもトップクラスのシェア
同社HPより
( http://www.neo-
navi.com/2011/search/company_c09082409564754.html )




                                                      142
143
東京電力の新エネルギーへの取り組み③




                       144
        五井火力発電所の燃料電池
水素について
水素は電気と同じ二次エネルギー                   これでは化石燃料が必
                                  要なことは変わらない

   二次エネルギー:他のエネルギーから作られるエネルギー

        炭化水素(他の化石燃料)から作る        水蒸気改質法
                                部分酸化法など

        石炭を使って作る                ガス化

水素      電気を何からつくるかで結局同じ。再生可能
        エネルギーからの電気に期待するのは疑問。    電気分解
        水から作る                   熱分解
                                光分解
                量的にはあまり期待できない   放射線分解


        バイオマス・廃棄物利用
                                微生物分解など
        (炭化水素から作る方法の一つ)
                                          145
 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
146
バイオマスについて

中田雅彦もったいない学会理事(㈱テクノバ)
2008年10月28日(火)
 第7回サロン講演会

「日本の木質バイオ資源のポテンシャル
と利用上の課題」の通り


   (注:資料はHPでは非公開)
                    147
マイクロ水力発電事業 東京発電株式会社
                                    水の種類        ビジネスモデルタイプ   所在地        発電所名         最大出力    年間発生電力     運転開始


東京発電で行っているマイクロ水力発電とは、大き             提供先



なダムや水路を構築することなく、上下水道や農工            上水道(浄水)         フル        横浜市         江ヶ崎         170kW   約540MWh     H16年


                                   川崎市水道局         サポート       鶴見区         発電所                             4月

業用水などの、水のエネルギーを利用して発電し、            上水道(浄水)         フル        川崎市        鷺沼発電所        90kW    約530MWh     H18年


同時に環境価値を生み出す新しい水力発電です。             川崎市水道局         サポート       宮前区                                         9月


                                   上水道(浄水)         フル        横浜市        港北発電所        300kW   約1100MWh    H18年




50年以上にわたって蓄積してきた水力発電技術を
                                   横浜市水道局         サポート       都筑区                                         3月


                                   上水道(原水)         フル        群馬県        若田発電所        78kW    約570MWh     H19年

生かし、Aqua μ(アクアミュー)という独自の           高崎市水道局         サポート       高崎市                                         11月


ビジネスモデルを使って、環境に貢献しようとする            上水道(浄水)         フル        千葉県        幕張発電所        350kW   約1370MWh    H20年



地方自治団体などの、お客様のご要望にお応えし、            千葉県水道局         サポート       千葉市                                         4月


                                   上水道(浄水)         フル        千葉県        妙典発電所        300kW   約1050MWh   H20年5月

発電所の建設・運転・保守から、発電管理業務の効            千葉県水道局         サポート       市川市


率化、環境維持対策の提案まで、様々な形で水力発          厚田発電所における         フル        群馬県        温川発電所        37kW    約120MWh     H17年



電のサポートを行っています。                     発電後の水          サポート       吾妻郡                                         1月


                                   東京電力㈱


                                    河川水            フル        静岡県         落合楼         100kW   約760MWh     H18年

現在「Aquaμ」を利用した発電所は19箇所(出                          サポート       伊豆市         発電所                             8月


力合計:2821.6kW)で年間約1,430万kWh発電       上水道(浄水)         フル        山梨県        山宮発電所        180kW   約900MWh     H21年



しています。これにより、年間約6,000tの二酸化          甲府市上下          サポート       甲府市                                         4月


                                    水道局

炭素削減に貢献しています。                                   テクニカルアドバイ
                                   下水処理水                     東京都        葛西水再生        37kW    約140MWh     H16年
                                                   ザー


                                  東京都下水道局                    江戸川区       センター発電所                          7月


                                                テクニカルアドバイ           森ヶ崎水再生センター小水力発
                                   下水処理水                     東京都                     177kW   約770MWh     H17年
                                                   ザー                   電設備(東)


                                  東京都下水道局                    大田区                                         6月


                                                テクニカルアドバイ           森ヶ崎水再生センター小水力発
                                   下水処理水                     東京都                     9.9kW    約50MWh     H17年
                                                   ザー                   電設備(西)


                                  東京都下水道局                    大田区                                         6月


                                                テクニカルアドバイ
                               国有林内治山堰堤に滞留する水                群馬県        利平茶屋         22kW    約110MWh     H16年
                                                   ザー


                                   群馬県桐生市                    桐生市        水力発電所                            4月




                                                                                               148
高速増殖炉について




            149
ウランの核分裂とプルトニウムの生成・核分裂
●軽水炉の核分裂とプルトニウムの生成
                                                    熱エネルギー
                               減速された中性子                            中性子
                     熱エネルギー

   減速された中性子
                                       ウラン235


 ウラン235


                                中性子                    プルトニウム239
                                       ウラン238




●高速増殖炉の核分裂とプルトニウムの生成(増殖)

                     熱エネルギー
                                           ウラン238      プルトニウム239
   中性子
                               中性子


                                           ウラン238
プルトニウム239

                                                                   中性子
                              中性子

                                      プルトニウム239



                                                        熱エネルギー


                                                                 150
151
高速増殖炉(FBR)のしくみ

燃料にはプルトニウムとウランを
混ぜたもの(MOX燃料)を使う
                                        原子炉で発生した熱はナトリウムから
                       原子炉              水に伝えられ、水は蒸気となる
                       格納容器

         制御棒
                                                  蒸気
               中間熱交換器     2次系ナトリウム
                                                       タービン 発電機

                                              過
                                              熱
                                              器
                              空気
                              冷却器                           復水器
          燃料                              蒸
               1次主循環      2次主循環           発                  放水路へ
               ポンプ        ポンプ                      水
                                          器                   冷却水
       原子炉容器                                                 (海水)
                                                   給水 循環水
                                タンク               ポンプ ポンプ
               1次系ナトリウム               2次系ナトリウム



                                                       蒸気でタービンを回し発電する
冷却材には熱のよく伝わる
液体金属(ナトリウム)を使う
                                                                                152
                                                            出典:文部科学省「高速増殖炉もんじゅ研究開発の意義と必要性」
原子燃料サイクル




 海外に依存
  しない!
                    153
経済産業省資源エネルギー庁資料       153
もんじゅ運転再開に時間がかかった背景
           ソ連の崩壊の影響

            安全の問題よりは
             コスト=EPR
              核不拡散
               の問題

             (あくまでも早坂の個人
             的見解で東京電力の公式
             見解ではありません)



                     154
155
出典:原子力政策大綱 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/taikou/kettei/siryo1-3.pdf
高レベル放射性廃棄物について




             156
高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)ができるまで
       高レベル
                                             ガラス固化体の性状
       放射性廃液
                                         体積:固化ガラス約150ℓ
       ガラス原料                             重量:約490kg(空容器の重量は約90kg)
                              排気


          ガラス溶融炉



                                                                 固化ガラス


                                   電極
                   溶融ガラス                                           ステンレス鋼製容器


                                          約1,340mm


          耐火レンガ
         (セラミック)                                容器肉厚
                                                約5mm

         溶融ガラス
                           キャニスター
                           (ステンレス鋼製容器)



         固化ガラス




                                                       Φ約430mm
                                                                    157
再処理工場で発生した高レベル放射性廃棄物(廃液)は、ガラス原料とともに高温で融かし合わせ、ステンレス鋼製容器(キャニスター)
の中で固化し、ガラス固化体という安定した状態で貯蔵される。
高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)の貯蔵概念図
                                      貯蔵ピット拡大図

                 冷却空気出口                      収納管ふた


冷却空気入口
                                              プラグ     約1.9m



                                              低い      冷却空気出口
                                              気圧      シャフトへ

                                                     ステンレス鋼製容器
                                                     (キャニスター)
                                                      固化ガラス
                                                      収納管
                                                      通風管




                  ステンレス鋼製容器(キャニスター)                   ガラス固化体


         貯蔵ピット
                                      冷却空気


 高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)貯蔵庫には収納管があり、収納管1 本あたり9 本のガラ
 ス固化体をたて積みで収納する。冷却は間接自然空冷方式で行われ、冷却用空気はガラス固化体 158
 に直接接触しないよう収納管の外側を通る構造となっている。
高レベル放射性廃棄物は、将来のいかなる時点においても人間環境に
影響を及ぼさないように、適切な条件をもつ地層に多重バリアシステ
ムを構築して埋設される。




                                  159
高レベル放射性廃棄物の地層処分の概念図                                                  さ   高
                                                                         れ   レ
                                                                         、   ベ
                                                                         最   ル
                                                                         終   放
                          地上施設                                           的   射
                                                                         に   性
                                                                         は   廃
地層処分施設のレイアウト例                                                            処   棄
高レベル放射性廃棄物と地層処分低レベル放射性                                     斜坑            分   物
廃棄物の地層処分施設を併置した例                 斜坑                                      ト   は
                                                                         ン   、
                                                      立坑                 ネ   3
                           立坑                                            ル   0
                                                                         そ   0
仕様の一例(結晶質岩、深度1,000mの場合)                                                  の   メ
 地上施設     敷地面積1~2㎢                                                       も   ー
                                             立坑                          の   ト
  高レベル                                                                   を   ル
        大きさ(平面)                                                          埋   以
放射性廃棄物の                                                                  め   深
         約3㎞×約2㎞                                           地下施設
  地下施設                                                 (地層処分低レベル         戻   の
                                                        放射性廃棄物)          し   地
地層処分低レベ                                                                  て   下
    ル    大きさ(平面)                                                         完   に
                                                                         全   埋
放射性廃棄物の 約0.5㎞×約0.3㎞                                                      に   設
  地下施設                                                                   密   (
                                              処分パネル
                                              (処分坑道の集合した区画)              閉   地
                                                                         す   層
                                                                         る   処
                                      地下施設                               。   分
                                 (高レベル放射性廃棄物)
                                                                             )

           連絡坑道
                                                                   160
161

放射能は時間とともに減衰していく性質があるが、高レベル放射性廃棄物については、放射能がウラン鉱石と同程度の強さに減衰するまでに数
万年を要する。
フィンランド・スウェーデンは処分地決定




高レベル放射性廃棄物は、諸外国においても地層処分が検討されており、         162
深い地層中の地下水の動きや岩盤等についての研究が行われている。
ヒートポンプ(エアコン)の
   EPRについて




            163
電気の効率を考える上で陥りやすい罠(1)
 I     燃料の採掘輸送への投入エネルギー
 7

       一次エネル                     発電設備等への投入エネルギー
 I6    ギー供給             I5


 I3     発電された電
        力(送電端)
                        I4       送・配電線の建設・保守・補
                                 修への投入エネルギー



         エアコン                     エアコン製造のための
 I2      の消費電           I1        投入エネルギー
         力



 W       エアコンの空調熱量                                       164
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電気の効率を考える上で陥りやすい罠(2)
       I7      燃料の採掘輸送への投入エネルギー
                                    各電源のエネルギー収支比
                                    I3/(I5+I7)
                   発電設備等への投入エネルギー


                                    電気の非効率を主張する人々
       I6           I5              I2/I6
                  送・配電線の建設・保守・
                  補修への投入エネルギー
                                    エアコンのCOP
発電された電力(送電端)
                                    W0/I2
       I3           I4              エアコンの一般的なLCA分析
                                    W0/(I1 +I2)
エアコンの消費電力           エアコン製造のための
                    投入エネルギー

                                    地域冷暖房の総合エネルギー効率
       I2            I1             W0/(I1’ +I6) :
                                    エアコン・地域冷暖房のEPR
                                    W0/(I1 +I4 +I5 +I7)
         W       エアコンの空調熱量
                                         ※I1’はI1の一部の意味           165
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エアコンのEPRを考える(1)
エアコン運転時の投入エネルギー:I2

                                        エアコン製造
                                        時の投入エ
                                        ネルギー:I1

 エアコンの熱量:W0
COP:α=W0/                 エアコンのライフサイクルエ
                          ネルギー消費のうち運転時
I2                        のエネルギー消費の割合:
                          β=I2 / (I1+I2)
                          ∴I1=I2(1/βー1)
                                                       166
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エアコンのEPRを考える(2)
送配電エネルギー率:η=I4/I2                   配電線
∴I4=ηI2
        送電線
送配電設備の
建設・運用エネ                          変電所
ルギー:I4                                          エアコン運転時
                                                消費電力:I2
    変電所

                                  送配電ロス率:θ=(I3-I2)/I3
                                  ∴I3=I2 /(1-θ)
                発電所

               送電端電力量:I3                                   167
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エアコンのEPRを考える(3)


送電端電力量:I3
                          発電所

     電源別加重平均EPR:ε=I3/I5
     I5:投入エネルギー  ∴I5=I3/ε




                                                         168
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エアコンのEPRを考える(結論)
エアコンのEPR:γ=W0/(I1+I4+I5)
          =W0/{I2(1/β-1)+ηI2+I3/ε}
          =W0/[I2(1/β-1)+ηI2+I2/{(1-θ)/ε}]
          =W0/I2[(1/β-1)+η+1/{(1-θ)ε}]
          =α/[(1/β-1)+η+1/{(1-θ)ε}]


          I1=I2(1/βー
          1)
          I =ηI
           4
          2

          I5=I3/ε

          I3=I2 /(1-θ)

          COP:α=W0/I2                                      169
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エアコンのEPR
エアコンのEPR:γ=W0/(I1+I4+I5)
          =α/[(1/β-1)+η+1/{(1-θ)ε}]
                                        β≒1、θ≒0、η≒0とすると
                                        γ=αεで概数が分かる
                                         ⇒ガスや石油も同じ
α=6.67 (エアコンCOP)
β=0.96 (ランニング比率)
η=0.003 (送配電エネルギー率)
ε=9.45 (電気加重平均EPR)
                                               42.7
Θ=0.05 (送配電ロス率)

ガスストーブの場合(石油ストーブも同様に計算できる)
            α=1 (熱効率100%としても)
            β=1 (ガスストーブ製造エネルギーをゼロとし
            ても)
            η=0 (国内インフラ設備を無視しても)
                                              1×5.8=       5.8
            ε=5.8 (天然ガスのEPR:後述)
            Θ=0 (途中でのガス損失をゼロとしても)
                                                           170
    本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
ご静聴ありがとうございました。
持続的な社会構築を考える

        東京電力株式会社
           早坂 房次
         平成22年4月13日

 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。
 また、本協会の目的の範囲外の利用や他の方への複写による配布
 はご遠慮下さい。
                                 1
2
出典:国連人口基金東京事務所HP
                                             3
http://www.unfpa.or.jp/p_graph/pgraph.html
・先進国の内部では平等化が進展、国家間の経済力の面で格
                         差拡大
                         ・労働者の時間当たり賃金の国家間格差の拡大→実際には経
                         済発展の遅れている国の労働者は実際には仕事をしていない
                         →実際に仕事をしている時間当たり賃金格差は小さい
                         ・近代的な生産技術を活用するためには規律正しく良心的で
                         仕事熱心な労働者が必要




                     1250年~1800年のイギリスでは富裕層
                     の出生率が貧困層の2倍→貧困家庭が断
                     絶→富裕層からの下方移動「種の淘
                     汰」→人々の嗜好が中産階級化→利子
    短期的に所得が増えても人     率低下・殺人件数低下・労働時間延び
    口が増えることで常に相殺     る・暴力志向弱まる・読み書き計算の
                     習慣が下層階級にも広がった。
    (マルサスの罠)




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出典:グレゴリー・クラーク 久保恵美子訳『10万年の世界経済史』2009年日経BP社
本資料は日経BP者殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
西暦1-2000年のヨーロッパにおける、人骨から推定した男性の身長




出典:グレゴリー・クラーク 久保恵美子訳『10万年の世界経済史』2009年日経BP社
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本資料は日経BP者殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
紀元前13万年から西暦1800年までの人口と技術進歩




出典:グレゴリー・クラーク 久保恵美子訳『10万年の世界経済史』2009年日経BP社
                                            6
本資料は日経BP者殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
小麦の量に換算した1800年ごろの労働者の賃金     2000年の人口一人あたりの所得の比較




                                    格差の拡大した現代
                                    1800年ころのイギリスより
                                    低い所得水準の国々
                                    →日本だって将来こうなら
                                    ないとも限らないのでは?



                          南インドより貧
                          しかった日本




出典:グレゴリー・クラーク 久保恵美子訳『10万年の世界経済史』2009年日経BP社 7
本資料は日経BP者殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
8
石油生産量を下回る油田発見




・油田発見は1960年代がピーク
・発見量を生産量が上回っている
・確認埋蔵量が減らないのは回収技術の進歩と石油価格の上昇によ
る投入できるコストの増大による                  9
10
 10
1億年前の白亜紀の頃、地
              球は非常に暖かくなりまし
              た。地球からは氷が消え、
              海水準は現在より300
              メートルもあがりました。
              海水の温度も平均で20℃
              まで上がり、北極も南極も
              暖かくなり両極地方には大
              森林が生まれ、生物が爆発
              的に増えました。その化石
              が石油と石炭なのです。特
              に石油は、ほとんどがこの
              時にできています。

              出典:丸山重徳『「地球温
              暖化」論に騙されるな!』




       白亜紀の地球            11
出典:『英和ビジュアルディクショナリー-分解博物館』同朋出版
いまから2億年くらい前、
石油資源に限りが                         世界の大陸は一カ所にまと
あり、中東に集中                         まっていた。超大陸である。
                                 これが分かれる過程でいま
している理由                           の地中海、ペルシャ湾地域
                                 に「テチス海」と呼ばれる
                                 内海が出来、長い間赤道付
                                 近に停滞した。二酸化炭素
                                 は今より一桁も高く、気候
                                 は温暖、活発な光合成が
                                 作った藻類など、大量の有
                                 機物がテチス海に沈殿した。
                      テチス海       このテチス海が内海であっ
                                 たため酸欠状態であり、こ
                                 れが石油生成に幸いした。
                                  中東の超巨大油田群は、
                                 このように地球史的な偶然
                                 によるものである。このよ
                                 うな場所は他にはない、つ
                                 まり第2の中東は無いのであ
                                 る。人類はこの億年単位の
                                 地球遺産をたった百年、し
                                 かも20世紀後半の2・3
                                 0年で一気に使ったのであ
                                 る。このようなことが長続
                                 きするはずはない。「地球
                                 は有限」なのである。

                                 出典:石井吉徳
                                 「石油が危ない:瀕死のガ
                                 ワール油田」
                                 http://www007.upp.so-
                                                   12
                                 net.ne.jp/opinions/ghawar.htm
出典:『英和ビジュアルディクショナリー-分解博物館』同朋出版                       12
大陸分布の変遷の図


              本資料は秀和システム
              殿の承諾を得て転載し
              ています。無断での再
              複写・転載・配布等は
              法律に反します。




            出典:川上紳一・東條文治
            『図解入門「最新地球史が
            よく解る本」』
            2006年秀和システム




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